「俺は怨霊だ。蹂躙されし無数の牙無き者どもの呪詛の言葉だ」
プロフィール
- キャッチコピー:嗤う虚無
- 性別:男性
- 年齢:不明
- 身長:不明(推定165~175cm)
- 体重:不明(推定50~70kg)
- 国籍:不明
- 血液型:不明
- 職業:テロリスト、秘密結社「暦(カレンダー)」十二人委員会
- 趣味:一人歩き
- 特技:事典の早引き(目的の単語の頁をほぼ一発で引き当てられる)
- 好きなもの:大凡なんでも
- 嫌いなもの:悲しみ、悔しみ
- 大切なもの:秘密
- 苦手なもの:スポーツ
- 好きな食べ物:辛いものらしい
- 好きな音楽:OGR
- 得意スポーツ:無し
- 格闘スタイル:魔術
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ストーリー |
「 世界革命」を掲げる大時代的秘密結社「暦(カレンダー)」に属する国際テロリスト。
「十二人委員会」の一人でありコード「二月」。
極めて虚無的かつ冷笑的な性格の持ち主で、世界の敵を自任するニヒリストであり、
組織の理想は愚か「自分が何も信じていないという事実をすらも信じていない」と評されるほどだが、
それ故にこそテロリストとしての活動には極めて精力的である。
様々な妖術を操る魔術師であり、人を喰らって魂を奪い、人の瞬く間を棲家とするという。
その性格と如何わしい言動ゆえに、組織の中でもその最古参のメンバーの1人でありながら、
油断ならない危険な人物と見なされている。
冷笑的で皮肉屋、逆説を好み矛盾を愛し、
自分は全くの虚無主義者でありながら、何かを信じずにはいられない人間の性(サガ)に
この上ない愛着を持っており、そうした より純粋で高潔な魂と、その挫折と失望の無念、悲しみを糧とする。
基本的に陰謀家的性格の持ち主だが、一方で格闘戦を好んだり自ら積極的に戦線に姿を現すことを好む一面があり、
また危地に陥った際に発揮する獣じみた執念にも策謀家らしからぬものがある。
組織を裏切って行方をくらましていた 風生夏香を追跡し日本でストリートチャンプとなっていた彼女に追いつく。
一度は退くが、「暦(カレンダー)」と戦うため再び世界を移動し始めた夏香を捕捉し
その行く先々に現れては敵対、関わる人間を不幸に巻き込みながら付き纏う。
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(以上、キャラクターに同梱のテキストより引用)
「Fists Of Wings」の企画である「Fist With Wings」の登場キャラクター。
ピンチになると忍者が来る?それは「エ」ルシャンク
原案・製作は共に島村鰐氏。
「Fists Of Wings」の詳細については
こちらを参照。
風生夏香と並び、鰐氏が企画の最初期から投稿している最古参キャラの一人であり、FOWを代表する悪役(ヴィラン)の一人。
夏香が鰐氏の表看板キャラなら、こちらは裏看板と言えるキャラである。
当初は夏香の宿敵、ライバルキャラとしての登場だったが、裏で暗躍しやすい設定のためか、
最初期企画の「FOW1」にてラスボスのポジションを獲得、以後もちょこちょこ色々な企画に顔を出している。
2019年10月、
北条あずみと同時にMUGEN版が公開された。
キャラクター概要
“妖術師”の二つ名を持ち、秘密結社に属する国際テロリストにして魔術師。
ディスプレイネームによると綴りは「Harrcianke “The
Warlock”」で、語頭のHは発音しない。
おかげでフォルダがどこに行ったかすぐ分からなくなる
“妖術師”にあたる
Warlockとは魔術師を意味する言葉の中でも邪悪な者をイメージする語彙
(例えば『シャドウゲイト』の主人公
ジェイル・カサガー卿が立ち向かう
悪の魔術師がそう呼ばれている)。
仮面のようなゴーグル状のラップアラウンドサングラスで素顔を隠し、額には何故か鍵穴状の穴が開いている
(が、そこに用いるための鍵があるわけではないらしい)。
彼の属する「暦(カレンダー)」は革命による理想世界の創造を標榜する秘密結社だが、彼自身はあらゆる思想、価値観を否認するニヒリストであり、
理想社会の実現をそのまま信じているわけではない模様。
用いる魔術は特定の
属性や型に拠らないもので、
おまけの設定資料では「主体と客体の合一により客体=世界を己の主観認識の支配下に置くことで、意図する通りに変容を引き起こす」
と説明されている
が正直何のことかよく分からない。
……まあ要するに
世界を思った通りに書き換える能力(彼の場合は技術)であり、
あの魔女とか
あの女子高生、
メガネとはある種の御同類と言ってもいいかも。
見た目からは想像しづらいが「倒した相手を貪り食う」ことで能力を獲得する技を持つとされ、そうして鍛えられた格闘能力を主体に戦う他、
常に複数のデーモン(悪魔)を封印した状態で所持しており、必要に応じてこれを解放して使役する。
そのため
必殺技には
ソロモン72柱などの悪魔の名前が付いており、影が変形、実体化して悪魔の姿を取るような演出となっている。
キャラクター性能
なのは達と同じく、「Fists Of Wings」のコンプゲーというコンセプトでの製作。
基本的なシステムについては
月影なのはの記事を参照。
キャラコンセプトとして「掟破り」ということらしく、豊富な
設置技や複数出せる
飛び道具、
コンビネーションアーツではなく
チェーンコンボが可能だったり、
強攻撃の動きが派手で
必殺技みたいだったり
そしてそのために隙がデカかったり、ダウン追撃
判定のある技が多くあったりと、
鰐氏の他のFOWキャラとは大分「ゲームが違う」感じの性質を持っている。
基本的にはリーチの長い技や
設置型の技を活かして相手を封殺していくスタイル。
出てしまえば(ガードさせれば)大幅に有利な状況を得られる技が多く固めが非常に強力だが、全ての必殺技の
発生が遅いため、
如何に初手を妨害されずに打ってペースを握るかが重要なキャラ。
火力はほぼゲージ頼みだが、多段ヒットする技が多いのでAGGRESSIVE MODEでもかなりの速さでゲージが溜まる。
というかむしろAGGRESSIVE推奨。
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技解説 |
ラウム、ストラス、アンドラス
上方に烏の形をしたデーモンを喚び出す。烏は上空に一定時間待機した後、斜め下に向かって襲い掛かる。
それぞれ待機する位置が異なり、それにより攻撃の飛距離が変わる。
同じものを2羽出すことはできないが、3種類をそれぞれ1羽ずつ呼ぶことはできる。
鳥の攻撃開始よりも先に自分の 硬直が切れるので、出現させてから前進して同時に攻撃をかけることも可能。
ブエル
前方に回転しながら攻撃する ハイプリエステスのようなデーモンを置く設置技。
ボタンの強弱でデーモンが現れる位置が変わり、弱は低い位置で目の前に、強は高い位置でやや遠目に置く。
一度に置けるのは一体だけだが、持続が長く本体が殴られても飛び道具を当てられても消えずに残るので、
相手を妨害する効果は相当に高い。
ヒット(ガード)すれば5ヒットして長時間相手を拘束するので、容易に追撃することができる。
アガレス
足下を踏みしめて三列に並んで進んでいく衝撃波を打ち出す。
一見するとごく普通の 地を這うタイプの飛び道具だが、発射後徐々に弾速が加速していく性質がある。
発生は遅めだが全体モーションが短く密着から当てても有利が取れるほど隙が少ない上に、相殺強度が妙に高く、
ヒット時には3ヒットして相手を受け身不能の状態で垂直に浮かせるので追撃することが可能、
さらにダウン状態にもヒットして小さく浮かせることができるとあらゆる点が強力な主力技。
発射後一定時間が経過しないと画面から弾が消えても次が撃てず連射が効かない点と、
地を這うタイプ故に跳び込まれやすいのが難点(仮に跳ばれても隙の小ささ故に致命傷は負いにくいが)。
ガァプ
エルダーサイン
一旦後方に身を沈め、素早く前方に移動してハイキックを繰り出す。
ヒットすると相手を脚で引き倒して踏みにじる追加攻撃に移行する、所謂 打撃投げ。
アルシャンクには非常に珍しい、デーモンを用いない普通の打撃技。
最初の屈むモーションの際に実際に少し後退しているため、この部分で相手のリーチの短い技(投げ技)などを すかすことが一応できる他、
前進中は姿勢が低く、さらに中・強では移動中に一瞬姿を消し、消えている間は無敵になっているが、その時間は非常に短い。
無理すれば飛び道具を潜ったりすることもできなくはないが、技発生直後から無敵というわけでは無いので、相手の技に対する切り返しに使うのは難しそう。
一度身を沈めるモーションが入るため発生が遅く、例えカウンターが絡んでも通常技からキャンセルで直接ヒットすることはないが、
逆にこの技がヒットした後は相手が完全にダウンするまで任意の技で追撃可能な時間があるため、さらにコンボが入る。
見た目のカッコよさとリターンの大きさは魅力だが、特定状況以外では 浪漫技の類か。
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超必殺技 |
アバドン
足下から バッタっぽい魔物を大量に出現させ、斜め上に向けて発射するパワーゲイザー系の対空技。
攻撃判定発生前に無敵が切れるが、バッタの最初の4匹には発生保証がついているため、ダメージはかなり安くなるものの一応相討ちは可能。
前方へのリーチが短く、少し離れるとカス当たりになりやすいが、フルヒットできた場合にはヒット数の多さもあって何気にダメージが高く、
コンボ補正の影響を受けづらいこともあってリターンはかなりある。
硬直もかなり長いが、高所でヒットさせることができれば一応さらに追撃を入れることもできる。
リバイアサン
影の中に潜って高速で突進し、ヒットしたら連続攻撃を加える 乱舞技。
攻撃判定発生と同時に無敵は切れるが、影に潜っているので喰らい判定は足下に小さくあるだけ。
同様に攻撃判定も足下だけなので、対空技として使うには向かない。
コンボに組み込みやすく、基本的に攻撃力の低いアルシャンクの火力の要。
ヒット時には相手が目の前にダウンするのでアガレスによる追撃がほぼ確定。
リバイアサン>アガレス>リバイアサンなどというコンボもできるが、
空中ヒット時にはフィニッシュの浮きが低くアガレスが間に合わなくなるため 永久にはならない。
魔王星(ルシファー)
潜在能力(3ゲージ技)。
渾身のストレートを繰り出し、ヒットしたら暗黒の球体を発生させて大ダメージを与える。
ガードされた場合には暗黒球体が発生せず正拳で終了する。
鰐氏勢の3ゲージ技としては発生が遅め(暗転終了後に発生)だが、攻撃判定発生まで無敵が続き、5割ほどの体力を奪う上にさらに追撃が可能という強力な技。
この技のヒット後の追撃は数少ないエルダーサインの有効な使用状況の一つ。
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デフォルトの
AIや
ボイスは搭載されていないが、それぞれパッチが公開されている。
まずJINNY氏によるボイスパッチが存在し、これは本体公開の翌日に公開された。ハヤイ。
次にカサイ氏によるAIパッチがあり、こちらにもカサイ氏版のボイスパッチが同梱されている。
AIの記述とボイスパッチのファイルに重なるものが無いので、同AIにどちらのボイスパッチも適用可能。
また、カサイ氏のものには下記の紹介動画でも使用されている専用
ステージ「カミスンダ劇場」が付属している。
カサイ氏のAIは試合開始時にランダムでモードが決定される仕様。
「ラウム」「ストラス」「アンドラス」や、設置技の「ブエル」でこちらの行動を制限しつつ回り込みから距離を詰め、
ダウン追撃からのコンボを狙う狡猾な戦法を得意としている。
特に体力が35%以下になると
超必殺技が使い放題になるNORMAL MODE時は、半端に追い込むと恐るべき爆発力を見せるので要注意。
想定ランクは強クラスとのこと。
2020年8月、狸田氏によってさらに3種類目のボイスパッチが公開された。
このパッチはアルシャンク本人だけでなく召喚されるデーモン(カラスやブエル)にも声が着くのが最大の特徴。
勿論、
狸田氏
ボイスである。
こちらも上記のAIと支障なく併用可能。
男オリキャラ且つ純然たる悪役キャラというのは意外と珍しい(ような気がする)ので、そういう方面での出番もある…かも知れない。
「神、梵天、根源、自己(セルフ)……
いずれ目指すことはできても辿り着くことは絶対にありえんのさ」
出場大会
プレイヤー操作
最終更新:2023年09月07日 20:48