メフィスト

   

+ 日本語吹替声優
有本欽隆
『ゴーストライダー(2007年映画版)』
立川三貴
『ゴーストライダー2』

MARVELコミックに登場するヴィランであり、魔界の王。初出は1968年の『The Silver Surfer #3』。
本名は不明。身長198cm。体重141kg。
MARVELで「魔界」と言うと、他にも北欧神話ベースの魔界とか、異次元の魔王とか色々あるが、
メフィストの治める「魔界」は欧米で一般的なキリスト教的イメージを持つ領域であり、MARVELで主に「魔界」と言うとここを指す。
名前の由来は間違いなく錬金術師ファウスト博士が呼び出したという伝説上の悪魔メフィストフェレスだろう。
2007年映画版『ゴーストライダー』ではライダー繋がりで名作映画『イージー・ライダー』の主演で知られるピーター・フォンダ氏が演じている。

格ゲーでは『マーヴルスーパーヒーローズ』(以下MSH)に出演した息子・ブラックハートの方が有名になってしまったが、
その原作コミック『インフィニティ・ガントレット』に登場したのは父であるメフィストの方。
つまりブラックハートはゲームにメフィストが出れなかったための代役だったのだ(一応本人も背景や息子のEDに出演してるけど)。
原作コミックでは立場も出演回数もメフィストの方がずっと上……というかこの父子に限らず、
格ゲー界隈におけるキャラの知名度が一般的なファン層に比べ若干イビツなだけである。シュマちゃんとか。

その『インフィニティ・ガントレット』ではサノスの腹心の座に収まりつつガントレットを狙い、
ヒーロー達が攻め寄せると巧みな話術でサノスに全力を出させぬよう仕向けてサノス敗北の可能性を引き出す
(が、その謀略も虚しくヒーロー達は惨敗してしまった)。
続いてギャラクタス達コズミック・ビーイングスがサノスに立ち向かうと、本性を現しガントレットを奪い取ろうとするが失敗。
コズミック・ビーイングスらと同時に封印されてしまった。

他、原作でのエピソードはブラックハートやゴーストライダーのページに書かれているものがある。
アイアンマンに唆されて素顔を公表してしまったスパイダーマンが会社をクビになるわ家族を狙われるわと大惨事になってしまい、
悪魔と取引して無かった事にしてもらうという超展開をやらかした事も。
また『MARVEL NOW!』におけるデッドプールの個人誌では、
彼の知人である魔術師マイケルに纏わるエピソード(邦訳版2巻『ソウル・ハンター』収録)に出演しており、
それによれば地獄の魂を独断で現世に戻す権限を持つ「仮釈放審査官」……要は日本式の仏教でいう閻魔様的な役職を持っているとの事。

悪人よりも高潔な魂を持つ正義漢を堕落させた方が悪魔的に旨みが大きいらしく、
特にスパイダーマンには度々接触を図って悪の道に誘い込もうとする。
しかし勧善懲悪的MARVEL世界においては、悪魔であるメフィストは神の名の下の正義に決して勝てない仕組みになっているらしく、
サンタクロースを殺害してスパイダーマンを拷問するという凶行に及んでおきながら、
復活したサンタクロースから「一思いに殺そうと思えばスパイディを殺せるはずなのに、そうしないのはお前に慈悲の心がある(=完全な悪ではない)からだ」
と指摘され、図星を突かれたのか泣き喚きながら退散していくという一幕もあった。


対戦格闘ゲームにおけるメフィスト

前述の通り、『MSH』ではサノスステージの背景とブラックハートのEDに出演。
背景出演時は良く知られている赤いオッサンの姿(本ページ冒頭参照)だが、息子のEDでは似ても似つかぬ巨大な爬虫類じみた姿で登場している。
この姿も『ゴーストライダー』のコミックスで見せた事があり、設定上はどんな姿にもなれるらしいのだが、
知らない人からすれば両者が同一人物だとはまず分からないであろう。
息子の活躍を見守るパパ(11:06~)と反抗期の息子(13:13~)

MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』(以下MVS)にも息子の色違いキャラとして一応……本当に一応出演しているが、
原作コミックであの姿になった事ってあったのだろうか……。

『MVC3』ではモリガン、『UMVC3』ではダンテ及びゴーストライダーのEDに出演している。


MUGENにおけるメフィスト

数体存在し、原作の姿でもMUGEN入りしている。
ブラックハートと戦わせてコンパチではない真の親子対決を実現させる事も可能。

+ RobsonMSH氏製作
  • RobsonMSH氏製作
MUGEN1.0以降専用。現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
ようやく現れた原作版メフィストである。
外見は大きく変わったが、後述のPitu DMC氏が製作した『MVS』時代のメフィストをベースとしているため、
技も『MVS』に出演した時のものを踏襲……つまりやっぱり息子のコンパチ。
とはいえ通常技では大剣で斬り付けるなど、しっかりと差別化されているのでご安心を。
AIはデフォルトで搭載されており、cmdファイルを変更して強さを切り替える方式になっている。

2020年7月の更新でドット絵が新調され、炎で作られた無数のドラゴンが相手に襲い掛かる新超必殺技「Ultimate Power」を会得した。
また、イントロや「アーマゲドン」使用時は『MSH』のブラックハートEDで見せた姿を披露してくれる。
ちなみに南米の仮面戦士どこぞの人喰い妖怪をドットのベースにしているらしく、非常にデカい。正に魔王の風格。
あと剣がどう見てもヘンゲハンゲザンゲだったりするけど気にするな!
旧バージョン紹介動画
新バージョンのDLは下記の動画から

+ JARRO77製作
  • JARRO77製作
2021年に公開された新たなメフィスト。
こちらもMUGEN1.0以降専用で、ユリアン等をベースにしたドットで製作されている。
現在は下記の動画の他、海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開中。
なお、ReadMeの類は付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。

やはり『MVC』風仕様となっており、スーパーマンのポーズで突撃する必殺技や、悪魔達を画面一杯に呼び出して攻撃する超必殺技等を持つ。
技が多彩で見栄えも良いキャラなのだが調整不足な部分もあり、
↓↙←+強Kで出せるフック付きチェーンで相手を引き寄せて気絶させる技でハメが可能だったりする。
幸い密着していると当たらないので若干後退する必要があり、本体が画面端まで到達すればそこで終了となるが、画面両端の無いステージならば永久確定。
対人戦ではサンタさんも言っていた慈悲の心でもって適度な所で止めておくのが無難だろう。
クラス相当の強さを持つAIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画(DLリンク有り)


この他、Pitu DMC氏がkong氏のブラックハートを改変して製作した、『MVS』時代のメフィストも存在。
前述の通りRobsonMSH氏のメフィストのベースとなったキャラであり、同様に切り替え式のAIを搭載している。
プレイヤー操作

出場大会

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プレイヤー操作

アルで昇華(part152、Pitu DMC氏製)


最終更新:2024年03月13日 11:29