サボテンダー

目次

  1. サボテンダー(ウルトラマン)
  2. サボテンダー(ファイナルファンタジー)
  3. 未分類大会情報

サボテンダー(ウルトラマン)


円谷の特撮『ウルトラシリーズ』に登場する怪獣。別名「さぼてん超獣」。『FF』の方はこちら
初出は『ウルトラマンA』で、異次元からの侵略者ヤプールが差し向けた超獣の一体。
超獣についての詳しい説明は巨大ヤプールのページを参照。

名前の通りサボテンのような外見をしており、実際にサボテンとハリネズミを材料に造られている。
全身のトゲは何発撃っても生え代わる「トゲミサイル」となり、その威力は軽々とエースに突き刺さるほど。
この他、武器にもなる長い舌、口から吐く溶解性の霧、トゲから放つ閃光など豊富な攻撃手段を備えており、
身体を丸めてトゲだらけのボールのような形態になり、空中から猛スピードでタックルを仕掛けるなど肉弾戦も得意。
また、円盤生物のように縮小して小さなサボテンのような形態に擬態することができる。
この形態でも超獣としての性質は衰えておらず、や小動物、人間、焼き鳥などを捕食・吸収することで、
エネルギーを蓄えて自身を強化することが可能。
最初に出現した際はTACの援護もあってエース相手に劣勢となり、止めを刺される直前に縮小形態に変身して逃れ、
サボテン売りの露店に紛れ込んで難を逃れる。
頭頂部の花で虫を捕食していた所をサボテン売りの息子の荒谷三郎少年に気に入られ、
「サブロテン」と命名されて学校で見せびらかされるが、
それを隠れ蓑にして飼育小屋のニワトリ、巡回の用務員、焼き鳥などを捕食しエネルギーを蓄えていく
(カモフラージュに役立つと考えたのか、甲斐甲斐しく世話をされた事で最低限の情でも抱いたのか、荒谷親子には手を出さなかった)。

自分を轢こうとしたドライブ中の若いカップルを捕食した所でTACによって捕獲され、
山中隊員によりTACガンで始末されそうになったが、北斗の「宇宙昆虫がレーザーを浴びて巨大化した前例がある」*1という意見により、
宇宙空間に運ばれてスペースミサイルで物理的に爆破するという案が提案され実行される。
しかしその爆発のエネルギーまで吸収しており、それによって一気に強化して復活。
再度町に降り立って破壊活動を展開する。

梶が開発した水分蒸発ミサイルも致命的なダメージには到らず、駆け付けたエースとの第2ラウンドに突入する。
潜伏中に多量のエネルギーを蓄積して強化していたこともあり、空中からのタックルや舌で1戦目の時以上にAを追い詰めるが、
その舌をダブルビームで焼き切られると劣勢と見たのかサボテン状に変形して再度の逃走を図るも、
飛翔が間に合わないままAに投げ飛ばされて、空中でサーキュラーギロチンを浴びて身体をくす玉のように切断されて倒された。

その他の作品のサボテンダー

  • 改造サボテンダー
『ウルトラマンタロウ』第30話「逆襲!怪獣軍団」に登場。
ウルトラマンエースに倒されたサボテンダーを再生、強化改造を施した個体。
前回と比較すると全身のトゲの形状が変わっている他ぽっちゃり体系となっているが(スーツはアトラクション用の流用)、
一応前回よりも大幅にパワーアップしているらしい。
劇中未使用だが前回同様トゲミサイルが武器とされている。
ちなみにこちらの別名は「サボテン超獣」。なんでカタカナになっているのかはわしにも分からん・・・・。

生身で改造ベムスターを苦しめる海野八郎青年(一般人です)の猛攻に肝を冷やした改造ヤプールが、改造ベムスターの助太刀を命じて出撃させた。
……が、怪獣の援護という任務内容が不満だったのか、この時海野ごと改造ベムスターを張り倒している
ともかく海野を追い詰めた所で現れたタロウと戦闘になるが、タロウを投げ飛ばすなど善戦するも徐々に劣勢となり、
改造ベムスターは海野の相手で手一杯で、2匹救援のために出撃した改造ベロクロン二世もZATの足止めのせいで役に立たず、
周りの援護を得られないまま最後はストリウム光線を浴びせられ倒された。


MUGENにおけるサボテンダー(ウルトラマン)

  
カーベィ氏の製作した改造サボテンダーが公開中。
邓v东西氏の製作したスプライトを用いて作られている。
2023年12月2日の更新でスプライトがより劇中に近い姿となった他、「SpriteStudio」の使用によりアニメーションも滑らかになった。
他にもdefファイルの登録によって改造前のサボテンダーも使用することが可能になった。

上記の通り『タロウ』登場の個体準拠で作られており、
攻撃技も劇中では使用しなかったが設定上使用可能なトゲミサイル及び舌がメインで、
これらを駆使した中~遠距離攻撃が強い性能をしている。
超必殺技は1ゲージ消費で、飛び道具の「必殺トゲミサイル」、リーチが長めな「必殺舌攻撃」に加えて、
改造ベムスターを張り倒した際の再現と思われる「突撃」がある。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画
オリジナル版
改造版

出場大会

出演ストーリー

コンパチヒーローカードウォー(改造サボテンダー)


*1
かつて『帰ってきたウルトラマン』に登場したノコギリンという怪獣の一件。
この他にもグリーンモンスなど、レーザーのエネルギーを逆に吸収して巨大化した怪獣はいくつか存在する。



サボテンダー(ファイナルファンタジー)


ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズ(以下FF)に登場するモンスター。超獣の方はこちら
小型の柱サボテンに手足が生えたような形状と、埴輪のような顔が特徴。
初出は『FFVI』で、以降もチョコボ、モーグリ、トンベリなどと共に多数の作品に登場しており、
同シリーズの主要マスコットキャラクターの1つにもなっている。
デザインを担当したのはスクエニの野村哲也氏で、高校生の時にノートに書いた落書きがベースになっているらしい。

作品によって能力に差はあるが、
回避と防御が非常に高く倒しにくくおまけにバトルから逃走するが倒した時の報酬は非常に大きい
「ステータスに拘らず相手に1000の固定ダメージを与える技『はりせんぼん』を使用する」
「植物モンスターは原則火属性に弱いものだが、砂漠の灼熱に日夜耐えているサボテンだからかむしろ氷属性が弱点」
という特徴がほぼ貫かれている。

シリーズ毎の特徴

+ FF6
後半シナリオとなる世界崩壊後のマランダ周辺の砂漠マップで出現。
HPはたったの3しかないが、防御力・回避率が物理・魔法どちらもカンストしており
物理攻撃が必中攻撃になるアクセサリ「スナイパーアイ」を装備するか
防御力無視の効果を持つ「ばくれつけん」「ドリル」でないと仕留めるのは不可能。
SFC版・PS版は回避率が機能しておらず魔法回避率で命中・回避の判定を行うが、その魔法回避率が高いため当たらないのである。
GBA版以降でも回避率カンストのおかげで防御性能は弱体化も強化もされていない。

行動パターンは通常攻撃はせず「はりせんぼん」を撃ち続けるというものだが、
放置すると「仕事量を10倍にした!」というメッセージの後に「はりせんぼん」を10連発してくる。
倒した場合、魔法習得値10と10000ギルを落とすが獲得経験値が0のため、レベルを上げずに魔法を覚えるためのターゲットにされている。
(『FF6』の成長要素はレベルアップ時に装備している魔石に設定されたボーナス値を参照するため)

+ FF7
サボテンアイランドとノースコレルエリアで出現。
本作ではHPは6000。サボテンダーを「変化」させると炎・冷気・雷・土属性の攻撃を吸収するアクセサリ「テトラエレメンタル」になるが、
まともにプレイしていてはまず当たらないので、狙ってやるには特殊な手順が必要になる。

また、亜種である「サテンダー」が初登場した作品でもある。
『FF7』では本家より弱かったのだが、後の作品ではサボテンダーより上位として登場する場合もある。

+ FF8
セントラ大陸及びサボテンダーアイランドで出現。ちなみに常にカメラ目線。
こちらでも経験値は少なめで高APを獲得出来るため、『FF6』と同様に低レベル攻略のお供と言える存在。
というのも『FF8』では味方のレベルに比例して敵のレベルも強化されていくシステムであり、
低レベル攻略を目指す場合、特定のガーディアンフォース(以下G.F.)が持つ各種アイテムを基に魔法や特殊なアイテムを精製出来るアビリティと、
対峙した敵をカードに変える事で、経験値を得る事無くAPとギルを獲得出来るアビリティ「カード」を習得する必要がある。
これによって得られたカードを基にアイテムを精製出来る「カード変化」のアビリティも存在する他、
敵をカードに変化させた際に1/16の確率でボスモンスターのカードを獲得する事も可能。
そしてこれを元手に道行く人々にカードバトルを挑む事で時間を浪費する事に

また、本作では巨大化したサボテンダーと言うべきボス格の「ジャボテンダー」も登場。
これを倒す事でサボテンダーのG.F.が手に入る。
ちなみにG.F.のサボテンダーは敵全体に1000の倍率のダメージを与える「針ン千本」を使用する。

+ FF9
本作のみ氷が弱点ではなく氷吸収となっている。
また、地中に「隠れる」という他のシリーズにはない行動を取り、その時に攻撃すると針千本で反撃してくる。
姿を現した時は反撃してこないが、「コンフュ」で混乱させてくる。

+ FF10
素早さがかなり高くアビリティ「かたい」持ちである上にすぐ逃げるので倒しにくい。
ただし、この時期の他の敵より圧倒的に入手APが多い。
また、亜種である「サボテンダー?」や「サポテンダー」が登場し、
このうち後者の使用する「針99999本」は設定されているダメージ量は40万を超えており、ゲームでは最大HPは99999までの仕様のため、
たとえ召喚獣がダメージを1/4にする「まもる」を使用していたとしても99999ダメージを受けて即死する極悪技である。

+ FF11
拡張データディスク「ジラートの幻影」をインストールすることで遭遇できるエリアに入れる。
従来の作品と比較して目に当たる部分に細い筋が1対通っているだけという、ややリアル寄りのデザインになっている。
倒すとサボテンダーの針を落とすが、合成にもクエストにも使い道が無いアイテムである。

頭に花を咲かせた「開花したサボテンダー族」が登場し、後に「ジャボテンダー」の名前が付いた。

+ チョコボの不思議なダンジョン
一周目のダンジョンで終盤以降に出現。
亜種のサポテンダーは本作でも存在し、SD主体ゆえか双方ともに丸々とした体型になっている。
倒す事で1000ギルを落とす為に金策には最適なのだが、遠距離攻撃で銭投げを使う為、そうすると使われた回数に応じて獲得ギルも減額する。
金策がしたいのなら銭投げを使わせず近接戦闘に入るか、高威力の攻撃で一撃で倒す必要がある。

+ チョコボレーシング
『チョコボレーシング』では隠しキャラクターの一体として登場している。
…のだが、徒歩で参戦しているためか一般的なキャラの四分の一程度の速度しか出せず、普通に走ればビリは確実。
あるコースの一定以上の速度で通過しないと超えられない崖では当然落ちてしまう。
これでどうやって勝つの?と思うのも無理はないが、
本作にはスピン時にタイミング良くボタンを押せば加速して復帰できる「スピンターボ」があり、
ドリフトし続けるとスピンする仕様とも相まってスピンターボ練習用にうってつけのキャラとなっている。

事実上の後継作である『チョコボGP』にも最後に解禁される隠しキャラとして出演。
やっぱり徒歩での参戦だが、ジェットパックを背負っているためか最高速度重視キャラの範疇に収まっている。
本作では串田アキラ氏熱唱のボーカル曲が専用BGMとして採用されており、
サウンドトラック早期購入特典として別バージョンまで用意されている力の入り様である。


MUGENにおけるサボテンダー(ファイナルファンタジー)

スコール・レオンハートなどを製作したSeanAltly氏による、MUGEN1.0以降専用のキャラが存在する。
欧米名の「Cactuar」名義で、ファイル名は「CvtW Cactuar」。
氏のサイトではなく「Mugen Fighters Guild」のフォーラムで公開されているので注意。
基本的に「はりせんぼん」による遠距離攻撃が主体の性能をしているが、
近接技も突進からのサマーソルトキックなどが搭載されており苦手ではない。
ただしLIFEが700しかないため物凄くやわらかい
AIもデフォルトで搭載されている。
プレイヤー操作
10:14~

この他にもZwoop氏によるサボテンダーが確認されているが、DOS時代のキャラで現在は公開されていない模様。
下記の「【ゆっくり主催】お前ら動物園に来るなタッグトーナメント」に出場しているのはこちらである。

出場大会

非表示

プレイヤー操作




未分類大会情報

出場大会

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最終更新:2021年09月06日 09:24