雀部長次郎忠息






「穿て、厳霊丸」


 身長:179cm
 体重:66kg
 誕生日:11月4日
 好きなもの:洋風のもの
 嫌いなもの:和食
 特技:フェンシング

漫画『BLEACH』の登場人物。
名前の読みは「ささきべちょうじろうただおき」。
CVは 山口太郎 氏。青年期は 鈴木崚汰 氏。

護廷十三隊一番隊副隊長にして、山本元柳斎重國の側近。
現世で見た英国紳士に憧れ、和風の生活スタイルが多い死神の中では珍しく西洋文化を好んでおり、
洋風のマントを自作したり、紅茶を嗜んだりと日頃から洋風の様式を取り入れている。そのせいでネットでは「ピエール」などと渾名されている訳だが
また、原作では白目を剥いたような瞳の無いデザインも特徴だが、アニメでは上記画像のように瞳のあるデザインに変更されている。
恐らくは同じく白眼の東仙と比べ、盲目でも無いのに白眼なのは紛らわしかったからだろう。
ちなみに若い頃の回想では薄めの色ではあるが瞳が描かれている。

階位こそ副隊長だが実際には隊長格相当の実力者であり、卍解も取得している。
阿散井恋次のように卍解を取得している副隊長はいるが、取得間もないため完全には使いこなせていないの対して、
雀部の場合は京楽浮竹が生まれる以前(約2000年前)より卍解を会得しており、
隊長格と同レベルで使いこなせる習熟度を誇っていたらしく、
その卍解の本来の威力は作中最強クラスである山本総隊長にダメージを通し、額に癒えぬ傷を付ける程。
本来は隊長になってもおかしくない死神だったが、山本元柳斎への強固な忠誠心から、
護挺十三隊設立後は卍解を披露する事なく、隊長枠への推薦も頑なに拒み続け、
山本元柳斎に仕える副隊長としての立ち位置を貫いていた(批判はあったようだが元柳斎が黙らせていた模様)。
つまるところ、我を通しているため実力に見合わない階位にいるだけで、
本来は護廷十三隊の中でも上位に入る実力者なのである。設定上は。

+ 劇中の活躍(?)

尸魂界篇では処刑に乱入した黒崎一護相手に斬魄刀を開放するが、
技を見せる間もなく他の副隊長2名共々一撃で昏倒させられた。
敢えて整合性を取るなら、この時の一護は護廷十三隊が捕捉していた時より大きく実力を上げていたため、
彼の非常識な急成長のせいで実力を完全に見誤ってしまい、初手から決定打を受けてしまったと思われる。

破面篇では空座町の決戦で外部から警備を担当していたため非戦闘。
ただし、乱入した平子真子達「仮面の軍勢」が来た際に、
護廷十三隊の劣勢を見兼ねて独断で結界内に招き入れて援軍としており、戦局を少なからず好転させている
(この時はまだ平子達は護廷十三隊と和解しておらず、雀部的にも苦渋の決断だった)。

千年血戦篇では「見えざる帝国」の襲撃の現場に居合わせ、自身はドリスコール・ベルチと対峙。
2000年ぶりに卍解を解放するも「星章化」によって略奪されて敗北して致命傷を負い、
死ぬ直前に元柳斎に敵に卍解を奪う術があると伝えたが、詳細な手段を言う前に事切れた。

このように、設定上はかなりの実力者にも拘らず、
出番が少ない上に実力に反して黒星ばかりなまま出番を終えたため、読者からは不遇キャラと見なされている。
アニメの「死神図鑑ゴールデン」では草鹿やちるにより、
同じく出番の少ない大前田希千代、射場鉄左衛門と一緒くたにされ、「副隊長地味っ子トリオ」と呼ばれた事も。

しかし、千年血戦篇のアニオリで描かれた1000年前の戦いの回想シーンでは、
死体の山に隠れて背後からユーハバッハに不意打ちし、山本元柳斎のアシストをするという、
まさかの大金星を上げていた。
襲撃時に真っ先に狙われたのもこの事があったからだろうか。
ついでに「一護にワンパンされたのは中にいる斬月のオッサンのトラウマだったから」という珍説まで出てきてしまった

+ 戦闘能力
  • 厳霊丸
レイピア状の斬魄刀。雷撃を放出する能力がある。読みは「ごんりょうまる」。
上記の通り原作では使用する前に倒されてその後も披露する機会に恵まれなかったが、
アニオリの斬魄刀異聞篇において実体化した厳霊丸が使用している他、
この頃から雀部が副隊長なのに劇中で狛村左陣の天譴と共に隊長格の斬魄刀と公言される伏線が仕込まれていた
(当時のアニメの作画監督は、この頃はまだ原作で明かされてなかった「雀部が卍解所持者」という情報を作者から密かに伝えられていたと明かしている)。

  • 黄煌厳霊離宮
卍解。読みは「こうこうごんりょうりきゅう」。
上空に向けて厳霊丸から雷を放ち、上部にアンテナのように一条、
下部に十一条の雷の帯が伸びた楕円に近い形の霊子を上空に形成し、天候を操作し落雷を操る。
こちらも本人が使用する場面は原作に無く、彼から命と共に卍解を奪った滅却師ドリスコール・ベルチが、
メダリオンを介して発動しており、
この際は自然災害のような凄まじい威力と攻撃範囲を誇ったが、
本来の使用者である雀部にこの技で癒えぬ傷をつけられた元柳斎に言わせれば
雀部のものに遠く及ばない程度らしい。

後にアニメにて明かされた描写では、天候の操作は能力の一端かつ序の口に過ぎず、
雷の帯を剣も含めて纏い、電気で肉体を活性化させた雀部が雷鳴の如き超速で相手を斬り伏せるのが本命の使い方と判明している。
元柳斎の額の傷は天候操作にしては不自然な切り傷だったため、後付けではなく原作連載当時から構想はあったと思われる。


MUGENにおける雀部長次郎忠息

mysh_2002氏の製作した『JUS』風ドットで製作されたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
ちびキャラながら機動力やリーチは優秀で、コンボ性能も高め。
雷の遠距離攻撃や敵の動きを止める拘束技も備えている。
超必殺技では画面全体に雷を放つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画(DLリンクあり)

出場大会

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最終更新:2024年12月24日 16:06