浅野 和之(あさの かずゆき、本名;加藤 斎孝(かとう なりたか)、1954年2月2日 - )は、
東京都出身の俳優。シス・カンパニー所属。特技はパントマイム。
安部公房スタジオを経て、1987年には夢の遊眠社入団。劇団解散後の現在も数多くの作品に出演している。
しなやかな身体、穏やかな声、穏和な顔立ち、職人的な役作りで知られ、小劇場の世界には
なくてはならない存在。舞台上での圧倒的な信頼感と、気さくな人柄で、多くの役者からも
信頼を得ている。エピソードとしては、高橋克実が演技に行き詰まった際、真っ先に相談するのが浅野さんだと
トーク番組で言っている。時間が合えば、稽古場に見学に行きアドヴァイスをしたりするらしい。
「宇宙でいちばん速い時計」で初舞台を飾った小栗旬も、複数のインタビューで「役者として凄いと思う」
「いろんなものを頂いた」と答えている。
三谷幸喜作・演出の舞台『You Are The Top 今宵の君』では、初日3日前に鹿賀丈史が病気で降板し急遽代役を
引き受け、あっという間にセリフ・踊り・歌をマスターして初日予定日から4日後、舞台は無事幕を開けた。
三谷はエッセイで「(浅野に)一生ついて行きます」と最大の賛辞を送った程である。そのエピソードとして、
三谷がタレント名鑑の「あ行」から調べて、最初に目に付いたのが浅野だった。また、三谷幸喜は完璧だったと
絶賛していたが、実際は火の車状態だったようで、台本を覚えている途中に衣装合わせを行なっていたり、踊りや歌を
マスターするのに精一杯で台本が覚えきれずに、舞台中はイヤホンをつけて指示してもらっていたという。(ボクらの時代より)
以後、三谷幸喜作品の常連として『HR』などでも本領を発揮。2005年には『12人の優しい日本人』などの演技で第40回
紀伊國屋演劇賞個人賞・第13回読売演劇大賞最優秀賞を受賞した。
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最終更新:2010年08月16日 18:56