カミーユ・ビダン

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カミーユ・ビダン - (2020/07/13 (月) 03:22:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/05/14 Sat 20:55:46
更新日:2024/04/08 Mon 16:57:55
所要時間:約 14 分で読めます





ここからいなくなれ!!


カミーユ・ビダンは『機動戦士Ζガンダム』の主人公であり、続編の『機動戦士ガンダムΖΖ』にも登場する。
ウッソ・エヴィンフリット・アスノと並んで、歴代ガンダム主人公の中でも特に悲惨な目に遭っている。


U.C.0087(TV版)
スペースコロニー「グリーン・ノア」にてハイスクール生活を送っていたが、仮病を使ってまで空手部をサボり、ブライト・ノアに会いに宇宙港へ向かうが
自分の名前を「女の名前」と勘違いし嘲笑ったティターンズ兵のジェリド・メサに殴りかかるが、返り討ちに遭いティターンズに連行されてしまう。

その後、アポリーとロベルトを従えてグリーン・ノアを襲撃してきたクワトロ・バジーナとティターンズの交戦に巻き込まれる中、
ティターンズの新型機であるガンダムMk-Ⅱを強奪し操縦。そのまま成り行きで反地球連邦組織『エゥーゴ』に参加。
そしてニュータイプの素養とMSの操縦技術を見込まれ、ガンダムMk-Ⅱのパイロットとなる。
前作アムロ・レイ同様、やはり巻き込まれ型の主人公。

ティターンズに目の前で母親を殺されたり、
せっかくティターンズの元から連れ出した父親があっという間に裏切り、実の息子であるカミーユに向けて銃を乱射した挙句に仲間が父親を撃ったりと、
トラウマ必至のシチュエーションでさらにキツイ目に遭う羽目に。

バスク・オムの命令によりカミーユの母親が入っているとは知らずにカプセルを破壊したジェリドに嫌味を言われ挑発されるがそれを受け流し、
兵士として命令通りに動くジェリド個人ではなくティターンズという軍隊を憎むという大人びた発言をしてジェリドの傲慢なプライドをへし折る。

地球に降下した後は、アムロ・レイに会ったり、ティターンズの強化人間とは知らずに街で出会ったフォウ・ムラサメと意気投合し、
お近付きになったりと「なんやかんや」ありながら人間として、パイロットとして成長していく。
アムロ・レイの再来と言われるまでになった。
また、尊敬しているが正体を明かそうとしないシャアを自ら殴ったりもした。

しかし、感受性が強い性格であるため、敵味方の裏切り行為やティターンズに利用された者の悲劇や人の死に直面する度に心を痛め続ける。

宇宙に上がった後は、ジェリドとマウアー・ファラオにやられかけるが、駆けつけたアポリーに助けられ、
自身が開発に参加したΖガンダムを受け取り、エゥーゴの中核として戦う。
エゥーゴ、ティターンズ、そしてジオン軍残党のアクシズと三つ巴となり激化していく戦いの中、目覚ましい戦果を上げていく。

その後再び地球に降り、ティターンズのキリマンジャロ基地でフォウと再会。
しかしフォウは強化手術の影響により戦闘マシーンと化し暴走してしまう。
キリマンジャロでの激戦の中で彼女を説得しつづけなんとか正気を取り戻させるが、直後にカミーユを討つ為に攻撃してきたジェリドによってフォウを失ってしまう。

地球で仕事を一段落終えた後、再び宇宙に上がりパプテマス・シロッコハマーン・カーンと戦うことになる。
特にハマーンとはニュータイプ能力が高い者同士の精神感応の発動によりアムロとララァのように分かり合えそうなところまでいったが、
ハマーンのプライドの高さとカミーユの性格が完全に噛み合っていないためか、結局分かり合うことはなかった。

フォウと同じ強化人間のロザミア・バダムがロザミィという名で再登場。
「カミーユの妹」という些か無理のある捏造の記憶を植え付けられてカミーユに接近。

カミーユは身に覚えのないアダルティな妹の出現に動揺するが、
フォウと同じ類いの危うさを感じ取り強化人間だと推測。兄として穏便に接する中で次第に情が芽生える。

しかしやはり強化人間。フォウを救えなかったカミーユはなんとかロザミィを救おうとするがその想いも虚しく、最終的にはロザミィも戦闘マシーンとして暴走。
このままではアーガマが沈められてしまうというところでカミーユがロザミィを撃つことになる。
様々な人間の死や悲劇で色々と傷ついてきたカミーユの精神はこの出来事でとうとう限界を迎える。
穏やかな笑顔で「俺にできる事と言ったら人殺しだけみたいだな」とエグい自虐を言ってのけるその姿はもう以前のカミーユではなくなっている。

そしてエゥーゴとティターンズの最終決戦の中で敵味方問わず身近な人間が死んでいく様にもがき苦しむ。
一話から因縁続きだったジェリドが決着を付けに仕掛けてくるが、これ以上人の死を見たくないカミーユはジェリドを撃つのに躊躇する。
カミーユの攻撃はジェリドの機体の急所を外したものの、吹っ飛んで行った先にあったラーディッシュの爆発に巻き込まれてジェリドは爆散する。

またしても目の前で消えていく命を見たカミーユは「こんな死に方…嬉しいのかよ? 満足なのかよ!? 誰が、誰が喜ぶんだよー!!」と感情を爆発させる。

ジェリドはカミーユにライラ、カクリコン、マウアーを討たれ終始カミーユ打倒に執念を燃やすのだが、
カミーユはジェリドに母親、フォウ、アポリーを討たれてもジェリド打倒に執着することはなく最後はほとんど相手にしていなかった。
24歳のエリート軍人と17歳の多感な高校生の奇妙な確執はここで幕を閉じる。

クワトロに平和な世作りの願いを一方的に託した後、戦いを生み出す元凶である"端から見ているだけの天才"のシロッコを倒すため一騎打ちを仕掛ける。
全ての武装を使った後、死んだ人間の力をも取り込んでハイパー化。

ウェイブライダーでジ・Oもろともシロッコを串刺しにするが、
天才の最期の悪あがきにより、限界まで来ていたカミーユの精神はついに崩壊を起こす。

本当に最後まで救われない主人公だった。
ちなみに富野監督が書いた小説版ではシロッコを倒し目の前で自分の母親代わりになってくれるはずだったロザミアが死んだことで精神崩壊。
かなり時間が経過した後、コックピットとスーツのバイザーを開けっ放しの状態の所をファ・ユイリィに発見され、
窒息死しているのではないかと思われる描写でカミーユの物語は終わっている。つくづく悲惨である。


U.C.0087(劇場版)
ツンデレお禿の作風が丸くなった事により、テレビ版よりも落ち着いている(それでも感情の起伏は激しいが)。
ロザミアと絡まなかったり、キリマンジャロでのフォウとの再会が無かったりするが、大筋は変わっていない。
ラストではTV版同様シロッコの怨念を受け、心を持って行かれかけたが、精神崩壊に至らなかった。これは、ファとの繫がりを得たからということらしい(下記参照)。


U.C.0088
ΖΖでは精神崩壊中でありファ・ユイリィに看護されているが、
その高いニュータイプ能力は健在であり度々ジュドー・アーシタや仲間たちを精神感応で導いたりした。

邪悪な存在の襲来やコロニー落としといった嫌な気配を感知すると苦しみだしたり、
それらを阻止しようという衝動に駆られて病院を抜け出したりする為、かなり手間のかかる患者である。
「カミーユ君! 病室に戻ろう!」

余談だがΖΖの彼はかなり儚く綺麗な顔をしているのでファンからは「綺麗なカミーユ」と呼ばれることもある。

最終話ではハマーンとの一騎打ちで危機に陥ったジュドーをニュータイプ能力で支援。
フォウ、カツ、サラといった前作の仲間たちの亡霊に加えララァ・スンの魂まで集結させハマーンを威圧する。
戦争が終わった後は精神が回復したのかファと共に砂浜を元気に走り回る姿を見せ、前作で欝になった視聴者を救った。


SDガンダム系

・SDガンダム外伝
ジークジオン編第3章「アルガス騎士団」にてアルガス王国の王子として登場。
ちなみに父親はブレックス王。ムンゾ帝国のユイリィ姫(彼女の父はコンスコンで侍女はハマーン)とは恋仲。
自分の国が敵国ムンゾ帝国の脅威に晒されているというのにユイリィ姫がいるというだけで戦うべきではないと主張し、専守防衛すら否定する色ボケ王子。
王子の身分にあるにもかかわらず、ユイリィ姫を救うと言って単身敵国に乗り込んでしまった挙句捕まるというとんでもない大失態を犯す。
一応、ムンゾ帝国がアホだったお陰で即救出されて致命的なピンチにはならずに済んだ。

・その他SDガンダム
別名「ぷっつんかみーゆ」
作品によって役割は異なるが共通するのはとにかくマイペースでエキセントリック。目の中に宇宙が描かれ、数秒先の行動も予測がつかない。
何故か語尾に「にゃ」を付けて喋る。ネコミミが生えていることもある。
時には繭に包まれて謎の生物に変化したりなど、生態も謎でかなりのキチガイ。



◆性格
  • ジェリドが兵士だと知りながら自分の名前をバカにされただけで喧嘩を吹っかける。
  • 尋問された憂さ晴らしにガンダムに乗る。
  • 尋問したマトッシュへガンダムのバルカン発射で脅して高笑い。(直撃しなくても跳弾や破片でミンチになってもおかしくない)
  • 煮え切らないクワトロをぶん殴る(クワトロも避けれたがあえてカミーユの拳を喰らった)。
  • ウォンに鉄拳制裁され反撃するも力及ばず負け、その際に「暴力はいけない」と発言。
と、行動を見る限りではかなりエキセントリックな性格をしている。
視聴者もだが、演じた飛田展男も最初はキャラがよく解らなかったらしい。

これらの行動の背景として、仮面夫婦の両親からネグレクトを受け不満を募らせていること、
スペースノイドに対して差別意識があり横暴なティターンズを嫌っていること、感情の起伏が激しい気質などの下地はある。
名前を馬鹿にされた位でジェリドを殴ったのも、裏を返せば彼にとってそれ程大きなコンプレックスだったという事なのだろう。

事実、彼は女っぽく思われたくない一心で
  • 空手
  • ジュニアモビル
  • ホモアビス(携帯型飛行機)
等の男らしいスキルを磨いている。
なお名前のコンプレックスは作中でフォウとの交流により克服した。

要するに彼は、非常に傷付き易いナイーブさと思いを行動に変える実行力を持った人間なのだ。
皮肉な事にもそのナイーブさのせいで、自身のニュータイプ能力に耐えられずに精神崩壊を起こしてしまった。
戦争によって人の命が余りに呆気なく散って行く事に耐えられ無かったのだ。

ちなみに描写がさり気ないため気付いた人は少ないだろうが彼の個室には戦死した(させた)兵士を弔う仏壇が置かれている。
彼はもしかしたら歴代の中で最も「優しい」主人公なのかもしれない……

ちなみに中盤からは、エゥーゴに途中から加わったカツ・コバヤシが登場し、
それまでのカミーユ並か下手するとそれ以上に問題行動を矢継ぎ早に起こすようになった。
そして何かと反発することの多かったカミーユですらそれを抑える役割に落ち着き、問題行動はほとんどなくなった。
これはメタ的にはカミーユが主人公としてはいくらなんでもエキセントリック過ぎたために、その印象を薄めるためにカツにヘイトを集めさせたのでは?と目されている。


◆最高のニュータイプとして
カミーユ・ビダンは公式設定や原作者の富野監督に最高のニュータイプ能力を持つと評されている。
双葉社「ガンダムの常識 ガンダムなんでもランキング」にて、原作者の富野御大曰く「最強のニュータイプ」。
公式ガンダム情報ポータルサイトであるGUNAM.INFOによれば「最高のニュータイプ」であると称されている。
また数多い設定資料やムックでもニュータイプ能力は史上最高と謳われいる。

ララァの死によってニュータイプとしての歩みを止めてしまったアムロ・レイと、
ニュータイプという力に囚われずに前に進んだジュドー・アーシタの二人と違い、彼は自身のニュータイプ能力を無限に増幅させる事が出来た。

エキセントリックな言動とは裏腹に人と人との繋がりや、命の大切さを強く理解していた彼は、
誤解無く他人と共感し合えるニュータイプとして覚醒していったが、
理解することと解り合うことが同義でないようにニュータイプの力を持ってしても分かり合えない現実に苦悩していく。

劇中ではニュータイプ能力によってMSに乗った状態で物理的変化を発生させた事もある(サーベルの肥大化、ビームを無効化など)。
これを明確にやってのけた描写が有るのはカミーユ、ジュドー、ハマーン、マシュマーなど
強大なNT能力を持ち機体にバイオセンサーやサイコミュが搭載されているという共通点がある。
Zガンダムに搭載されているバイオセンサーは、後の時代のサイコフレームなどに比べるとまだ洗練されていないが、
そんなバイオセンサーで数々の異常現象を引き起こしたTV版最終回のカミーユのニュータイプ力の強大さが分かるだろう。

しかし、TV版では悲惨な戦いの中で増大していく力に耐える事が出来ず、死者の念を取り込み続け精神をすり減らし、
シロッコの死に際の思念を受けた結果、精神崩壊を起こしてしまう。


アニメでは描かれていないが、PSのゲーム『機動戦士Zガンダム』ではクワトロ編のEDにて、
カミーユの精神崩壊をシャアが感じ取っており、後の『逆襲のシャア』に繫がるムービーを見ることが出来る。

NTとしてカミーユに人類の希望を見いだしていたシャアだが、
彼が戦争という場によって崩壊したのを見て絶望し、人々を縛り付ける地球からの「人類全体の革新」を考えるようになった。
……という解釈をこのゲームのEDでは取っている。
しかし、その解釈でいくとそんな感じで5thルナを落として無辜の民を虐殺したりアクシズを落とそうとしたりといった、
トンデモ行動のお題目の一部にされてしまったということになるため、それを知った場合カミーユとしても溜まったものではないだろう。


一方、新約劇場版ではカミーユは精神崩壊には至っておらず、人格としても「最高のニュータイプ」となっている。
カミーユ自身が現実を憎まずに、咀嚼して受け入れる「余裕」を持つ事が出来たからだとか。
また、ファ・ユイリィと肉体的な繋がりを得た(公式)のも要因とされている*1
生きている人と繋がることで死者の魂に引き込まれずに済んだ、のだろうか。
「動いた…! 」と言う一言から、無防備であったTV版と違いシロッコの執念に抵抗できたのかと思われる。
他にも、TV版に比べて周りの大人が頼れる存在だったり、ロザミィとの一件が無かったりするのも要因かもしれない。

TV版同様にウェイブライダーでジ・Oに特攻してシロッコを倒し、すぐにファのメタスも駆けつけてくれたなか、
ゆっくりとMS形態に変形していく際にフライングアーマーとテールバインダーをパージしたZガンダムは、
きっと「人ではない戦闘兵器」のままで終わってしまったTV版とは違い、翼も武器も捨てて「人間」として終われたカミーユを表していたのかもしれない……。





◆ゲームでの活躍

スパロボシリーズ、Gジェネシリーズ共に創生期から参戦しており、大体いつも序盤から参戦する強キャラである。

スパロボでは、新訳Ζもあって…というより、新訳が出る以前からTV版よりマイルドなキャラクターとして描かれる事が多い。
ただし、近年でも『X-Ω』ではTV版に近いトゲトゲしさを見せており、メインストーリー・期間限定参戦でのストーリーでもいろいろと口が悪い。
本編終了後参戦の時は寝たきりの状態で参戦することもあるが、『ZZ』終了後で参戦することもあるので、作品によっては登場直後に使用できる例も。

第3次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河へ~』では、終わることのない人類同士の争いに人一倍嘆いており、
前作で対立した末に戦死したシャアの人類粛清論に共感しつつある場面もあった。

スーパーロボット大戦Z』では、自身と似ているシン・アスカの兄貴分のような扱いになり、どこかのヅラの見せ場を奪った。
『第3次Z時獄篇』ではフルメタル・パニックのショコラ(かなめが勝手にそう呼んでいるだけ)に「カミーユ? 女の名前…」と言われてブチ切れ。
α以来の「カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!」がDVEで流れ*2自慢の空手で彼を叩きのめした。
そんなカミーユをファは「それが原因でエゥーゴに入ることになったのを忘れたの!?」となだめるのだが、
彼は爽やかな笑顔で「クラスのみんなにはシンには内緒にしてくれよ」と言うのだった。

まあ、戦争で家族を失いその悲劇を繰り返させないために軍に入ったシンと違って、
カミーユの場合は上記のファのセリフだけじゃなく、そのあとのバルカン砲で威嚇して「ははははは、ざまあないぜ!」とぬかしたり、
そもそも上記のセリフが遠因で身内が死んだり、最終的には一組織であるティターンズが滅んだようなものなので、
シンに伝えるのは相当まずい気がしなくもないが……。

スーパーロボット大戦V』では、遂にスパロボ初となるジェリドとの和解が実現する。

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポスではアムロの後輩として登場。
ジェリドを殴る描写はあるが、アムロとファに窘められ即謝罪するなど原作より遥かにマシに描かれている。

ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦においては本編終了後の扱いで、相変わらず寝たきりだが時々意味ありげなうわごとを呟く。
また本作では最後まで寝たきりのままなのでやや後味が悪い。

ガンダムvsZガンダムのエゥーゴ編では精神崩壊を起こさず、地球圏平定に一役買う。
又、カミーユがエゥーゴではなくティターンズに参加していたら?と言うifモードもある。
ハマーン戦でのアムロとの共闘は熱い。
アクシズ編ではティターンズとしてハマーンやシャアの敵となる。

ガンダムvsガンダムシリーズではΖガンダムで参戦、作品によってはティターンズカラーのMK-Ⅱにも搭乗している。
NextPlusではシンにシンパシーを抱いていたり、サザビーに乗るクワトロに怒ったり、
アカツキを百式の後継機だと推測したり、プルが自分を知っている事に動揺するなど、クロスオーバーを生かしたセリフを聴くことが出来る。
また、と声が同じなためか、EXVSFBではその声を聞いたオーブの影の軍神様が動揺している。


◆モデル
富野御大曰く、カミーユのモデルはカミーユ・クローデルという女性彫刻家である。
かの有名な彫刻家ロダンの弟子であり、類い稀な才能と美貌と過激な性格を持つ魅力的な女性だったが、
ロダンとの不倫関係が元で精神に異常をきたし、その生涯を精神病院で終えることになる悲劇の女性である。


ちなみにカミーユの容姿は端正で中性的な美少年だという設定があり、
富野御大による小説版では「石の少女」というあだ名でクラスメイトから呼ばれている他、ファと二人でいるところをレズみたいだとして笑われている。どんだけやねん。


◆余談

Zガンダムヒストリカ02によるとTV版でカミーユが殴った回数がおよそ17、殴られた回数がおよそ19との事。
もはや殴り合い宇宙である。


……ところで、『カミーユ』という名前は『Camille』とするなら男女両用であり、日本で例えると「ヒロミ」や「カオル」のようなもの。
少なくともアナベル」よりは男らしい名前である。
ちなみに現代ではフランスの女性名として主流であり、ここ数年では人気の高い名前でもあるのでカミーユと言う名のフランス人少女がたくさんいる。

ただしカミーユ・ビダンのカミーユは『Kamille』と表記するので、違う名前である可能性もある。
余談だが『Kamille』はオランダ語のカモミールと一致する。花の名前なのに……なんだ、男か。
ウィップとロッド間違えたり、ファがいつも名字で呼ばれていたりと、名前の付け方を製作サイドがわかっていなかったのかもしれない。


◆主な台詞


「カミーユが男の名前でなんで悪いんだ! 俺は男だよ!」

「歯ァ食い縛れ! そんな大人は、修正してやる!!」

「なぜ、そうも簡単に人を殺すんだよ!? 死んでしまえ!」

「貴様のような人間は屑だ! 生きていちゃいけない人間なんだ!」

「出てこなければ、やられなかったのに!」

「貴様のようなのがいるから戦いは終わらないんだ! 消えろ!」

「暴力は……いけない……」

「知ってる人がいてくれるから、生きていけるんだろ!」

「俺の身体を、みんなに貸すぞ!」

「ファだけは、幻覚でもなければ、意識だけの存在だけでもない。こうやって抱く事ができるんだから」(新訳での最後のセリフ)

旧「一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」
新「一方的に殴られる痛さと怖さを教えてあげるよ」

旧「ハハッ! ざまぁないぜ!」
新「ハハハ! 怖いだろう」

旧「命は……命は力なんだ。命はこの宇宙を支えていくものなんだ! それを、それをこうも簡単に失っていくのは、それは……それはひどいことなんだよ!」
新「命は……命は力だって! 宇宙を支える力だって!」

旧「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間たちだろう? けど、そのために大勢の人間が死ぬなんて、間違ってる!」
新「本当に排除しなければならないのは、地球の大きさと重さを想像できない、貴方たちです!」

旧「賢(かしこ)くて悪いか!」
新「賢(さか)しくて悪いか!」
※本当は旧の時点で後者のセリフだったのだが、当時の飛田展男が読み間違えてしまったのをそのまま採用した。
 劇場版ではリベンジに成功したということらしい。

旧「ここから居なくなれ!!」
新「女たちの所に戻るんだ!!」

「あぁ……大きな星が点いたり消えたりしてる……アハハ、大きい……彗星かな? いや違う、違うなぁ……彗星はもっとバァーって動くもんな……」
「暑っ苦しいなぁ、ここ……出られないのかな……? おぉい、出してくださいよ、ねぇ……」





カミーユ「歯ァ食い縛れ! そんな項目、追記・修正してやる!!」

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