かたやぶり(ポケモン)

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かたやぶり(ポケモン) - (2018/02/03 (土) 12:35:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2012/01/12(木) 00:38:36
更新日:2023/12/24 Sun 20:21:49
所要時間:約 4 分で読めます




そんな道理、私の無理でこじ開ける!


無理を通して道理を蹴っ飛ばす!


かたやぶりはポケットモンスターシリーズのポケモンが持つ特性
第四世代のズガイドス、ラムパルドの登場と共に追加された。


◆所持ポケモン



夢特性


メガシンカ


◆同様の特性を持つポケモン


◆同様の効果を持つ技

メテオドライブ
シャドーレイ
フォトンゲイザー

効果は「相手の特性を無視して技を出せる」

字にするとこれだけであり、なんか大したことなさそうである。
実際、思うように働かないことも少なくない。
だが、特定の特性を持つポケモンにはその威力を見せる。


◆主に効果を発揮できる特性


ふゆう持ちポケモンには、ゲンガーマタドガスロトムドータクンシビルドンなど相性上地面タイプが弱点のものが多い。
彼らに地震を放てるのは大きい。
かたやぶりポケモンには一致で地震を放てるものは現時点ではモグリュー・ドリュウズ系統のみ。


  • 『ふしぎなまもり』
というかヌケニン
ノーマル・格闘技でもなければ簡単に当てて倒せる。
…しかしかたやぶりポケモンの多くはそれぞれ技を覚えるので、ありがたみは薄い。


第五世代以降、きあいのタスキ効果が追加されたがんじょう。しかしかたやぶり持ちならそれを無視して一撃KOに陥れることができる。

ココドラ「俺は頑丈の主人公!貴様なんぞに負ける気がしない!」

プチッ

オノノクス「今なんか踏んだか?」
ラムパルド「さあ?」

ココドラ「うわああああ!頑丈なのに一撃でやられたああ!!」

さらにもともとの効果である一撃必殺技無効も無視できる。

オノノクス「我が鋏に、絶てぬもの無し!!」


  • 『マルチスケイル』
カイリュールギアが該当。
特に前者は第五世代で圧倒的なタイマン性能を得たことから猛威を振るったが、素早さでも勝るオノノクスの前ではカタなし。
ただし後者は禁止級だけあって素の耐久数値もぶっ壊れであり、かたやぶり勢ではホワイトキュレムくらいしかまともに相手にできそうにない。


  • 『じょおうのいげん』
  • 『ビビッドボディ』
アマージョハギギシリが所持。
先制技を無効化する特性だが、かたやぶりがあればそれを無視して先制技を放てる。
あと少しのところで耐えられたところに特性を貫通して先制技を打てるのは大きいが、両立できるポケモンが少なすぎるのが難点。


  • 『ばけのかわ』
というかミミッキュ。本来なら一発目の攻撃は無効化されるが、かたやぶりなら一発目から攻撃をぶち込むことができる。


他にも「マルチスケイル」や「ふしぎなうろこ」、「ハードロック」の効果も無視できる。
また、「クリアボディ」や「マジックミラー」などの変化系を防御する技も無視できる。
まあかたやぶり持ちはもっぱらアタッカー役なのであまり意味がないが。

さらに「もらいび」や「ちくでん」、「でんきエンジン」や「そうしょく」なども無視してダメージを与えられる。
…が、それらを持つポケモンは相性上そのタイプの技に強かったりなどしてやはりほとんど意味はない。

「じゅうなん」などの状態異常にならない特性の場合は、最初は通るものの直後に回復してしまう。

無効化できるのは「技を受ける瞬間に効果が現れる特性」だけで、「せいでんき」や「てつのトゲ」、「ミイラ」など技を受けた後に効果が現れるものは無効化できない。
これらに接触技を出せば、状態異常になったりダメージ受けたりミイラになるので間違えないように。
アニメではヒョウタのズガイドスがピカチュウのせいでんきを無効化していたが、アニメポケモンではよくあること。

また、無効化できるのはあくまで特性のみ。ふうせんやタスキなど特性と同様の持ち物の効果は無効化できない。


◆かたやぶりの欠点


文字通り「相手の特性を無視する点」であり、相手が特性に依存しないポケモンであった場合はかたやぶりの寵愛を受けれず、かたなしになってしまうことである。
さらにソルガレオルナアーラネクロズマネッコアラの専用特性は貫通できない
特性のない状態で戦うのと同じで非常に苦しい戦いを強いられてしまうことだろう。

ダブルバトルだと味方のふゆうやテレパシーを無視して巻き込んでしまうのと、フィールドが張られている間に特性『ふゆう』のポケモンにも地面に足を着けているポケモンに及ぶ効果が発動してしまう(例としてミストフィールドが張られている時に特性『ふゆう』のポケモンにどくどくを放った場合、かたやぶりの効果でふゆうを無視してしまいミストフィールドに守られてしまう)。この点もかたやぶりの欠点ともいえる。







オノノクス「こいよヌケニン! ふしぎなまもりなんか捨ててかかって来い!!」


ヌケニン「特性なんて必要ねー。へへへへふしぎなまもりにはもう用はねー!誰がてめーなんか。てめーなんか恐かねぇ!!野郎、ぶっ殺してやらぁ!!」 



また、こちらにとって有利な特性も無効化してしまうことには注意が必要。



ドリュウズ「喰らえ、地震! 相棒はテレパシーだから当たらないはずだぜ!」


ディアルガ「ぎゃああああああああああ」 効果は抜群だ!


ドリュウズ「あれっ」



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