登録日:2009/11/20 Fri 12:40:00
更新日:2025/04/05 Sat 12:35:03
所要時間:約 6 分で読めます
ツチニンが進化する時に、いつのまにかモンスターボールに入っている不思議なポケモンだ。
出典:ポケットモンスター、91話『ゴースト列車、出発、だよ…』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
■データ
全国
図鑑No.292
分類:ぬけがらポケモン
英語名:Shedinja
高さ:0.8m
重さ:1.2kg
タマゴグループ:鉱物(性別不明)
※ツチニンはタマゴグループ:虫で♂50♀50
特性:ふしぎなまもり(
効果が抜群以外の技で“ダメージ”を受けない)
種族値
HP:
1
攻撃:90
防御:45
特攻:30
特防:30
素早さ:40
合計:236
ツチニンが
進化(Lv.20以上)する際、
手持ちポケモンが1枠以上空いており、かつモンスターボールを一つ以上所持していると自動的に手持ちに加わる。
■概要
セミの抜け殻のような姿をしている。入手条件からしてツチニンから
テッカニンへと
脱皮した抜け殻だろうか。
背中には抜け出た際の切れ目が入っており、当然中は空洞で何もない。
ジュペッタ同様、何かの魂がかりそめの身体に宿ってしまったものと考えられ、実体のないゴーストポケモンに分類される。
中の空洞を覗き込むと魂を吸い取られてしまうという。
ヌケニン「中に誰もいないよ」
トレーナー「見てやる!」
トレーナー「何もない……」
ヌケニン「見たなぁ!」
羽を動かさずに空中に浮かんでおり、息をせず、全く動かない。雌雄の区別もない。頭の上には三日月状の輪がある。
まさに、蝉の(抜け殻に取りついた)幽霊である。
入手条件が非常に特殊で、知らないと入手し損ねていることも多い。
第3世代以外ではモンスターボール以外のボールではダメなので注意。ダークボール等に入れたかったオシャボ勢にとっては残念な所。
…だったが第8世代の
ワイルドエリアで
シリーズで初めて野生出現
するため野生産なら全ボールに入れられるようになった。
技や
個体値、性格等は進化時のものがこちらにもそのまま適用される。因みに、テッカニンに進化するレベルでちょうど覚えた技は、ヌケニンも使うことができた。
……が、
BWからはそれができなくなった。なぜ仕様変更されてしまったのか。
なお進化させるツチニンが色違いだとヌケニンもそのまま色違いになる。
旅パでは予め相手の手持ちを把握しておけばノーリスクで勝てることもある。
しかし、ヌケニン自身の攻撃性能が高いわけではないのてテンポは悪くなりがちな上にそもそもそこまでするほどの難所が少ないう話も。
■対戦でのヌケニン
むし/ゴーストという固有タイプを持つが、合計種族値は236と全最終進化ポケモン中ぶっちぎりのワースト。
ツチニンの攻撃と防御を入れ替えてHPを1固定にしただけなので、進化前並である。
というか未進化ポケモンでもこいつを上回る奴はゴロゴロいる。
ただし、仕様上攻撃と素早さ以外の能力は実質無意味なので、実は言うほど酷くはない。
一見すると
ものすごく弱いポケモンだが、注目すべきは特性『
ふしぎなまもり』の効果。
これにより
ほのお・ひこう・いわ・ゴースト・あくと「
わるあがき」以外の全ての攻撃技を一切受け付けない。
このため、止められる奴には無敵。
止められない奴には滅法弱い。
ちなみに「みずびたし」や「もりののろい」を受けると耐性が激変する。
能力値も役割もここまで極端なポケモンが他に居るだろうか?
滅多にお目にかかることが出来ないが、このポケモンは
“忘れた頃にやってくる”。
特に
カイオーガを最も安定して止めてしまう。
「げんしのちから」で突破されるが、この技をヌケニンのためだけに入れる人は殆どいない。(
USUMのアオギリとか)
第3世代当時から屈指の強ポケであった
ラティアス・
ラティオスも一般的な技構成の個体であれば止められるのも強みの一つ。
残り1匹、もしくは交代封じをさせられて対策無しの時に登場した絶望感は異常。
耐久面は壊滅的…と言うか
HP1固定。
個体値厳選も
努力値を振っても意味がない。
命の珠なんて持たせたら盛大な出オチと化す。
弱点タイプ以外の攻撃技は無効と言ってもその弱点は全部で5タイプあり、内訳も弱点を突ける範囲や等倍範囲の広さ、メジャーなタイプに強い等の理由で使用率の高いものが大半。
マイナー弱点しかないタイプのポケモンがこの特性を持ってたらバランスが崩壊するので仕方ないが。
さらに弱点以外の
攻撃技を受けないだけなので
霰や
砂嵐、「ステルスロック」や「まきびし」、ゴツゴツメットやさめはだ等の接触ダメージ、
呪いや
リウマチでも即死する。
バンギラスや
ユキノオー等には場に出ただけで殺されてしまう。
そのくせ
自分もすなあらしやみがわりを覚えるしツチニンの遺伝技でいのちがけを覚える。もちろん使った途端出オチ確定である…みがわりは流石に失敗するが。
そして
カイロスや
オノノクスといった
特性を無効化する特性持ちにも滅法弱い。
カイロスはタスキを持たせれば1ターン凌げるが、オノノクスが「ダブルチョップ」持ちだった場合タスキを貫通されるため完全な天敵と言って良い。
運悪くオノノクスと対面してしまった日にはカモである。
不意の攻撃を耐えられる『
きあいのタスキ』の恩恵が大きいが、どく・やけど・
こんらんによる自傷対策の『
ラムのみ』、天候対策の『ぼうじんゴーグル』、
撒き技対策の『あつぞこブーツ』も有用。
足ないけど
安定感は皆無だが、運に自信があるのならば『きあいのハチマキ』、『ひかりのこな』、『のんきのおこう』も候補になるか。
ちなみにタスキを持たせて技「こらえる」を使った場合、タスキを消費せずに相手の攻撃を耐え、次のターンの攻撃を改めてタスキで耐えるという芸当が可能。
他のポケモンにはまず真似ができない立ち回りである。
『ふしぎなまもり』は「
スキルスワップ」の効果は受け付けないが、『トレース』はされる。
エスパーは自身で弱点突けるとは言え、控えにエスパーや
ノーマルの弱点を突ける奴を入れておかないと痛い目を見る事も。
ゴーストであるだけに補助技は非常に豊富。
「おにび」や「あやしいひかり」等の状態異常技に始まり、混乱と相性の良い「いやなおと」
カババンギノオーと鉢合わせ用「
にほんばれ」、「かいふくふうじ」のようなレア技、「うらみ」や「
トリック」「あやしいひかり」等面白い技を覚える。
ツチニンが
じめんタイプであるため、地味に「すなあらし」なんかも覚える。
天候で後続をサポートしつつ、自分は砂嵐の天候ダメージで確実に自主退場すると言う芸当は他のポケモンにはまず出来ない。
自滅して後続を無性降臨させられるため、後続に『すなかき』持ちの
ムーランドを控えさせ、死に出しからタイプ一致「かたきうち」を使わせることがある。
攻撃種族値も並程度にはあるので火力もそれなりに出せる。
攻撃技のレパートリーは安定した性能の「シザークロス」や「シャドークロー」に
先制技の「かげうち」。
「
どくどく」「おにび」や
Zクリスタルとの併用が前提の「
ゴーストダイブ」に「
あなをほる」、有用な追加効果のある「むしくい」に「どろぼう」等。
なお、「きゅうけつ」の回復効果が無意味どころか特性『ヘドロえき』持ち相手だと即死するため「シザークロス」が優先されるという珍しいポケモンである。
剣盾では新しく教え技で相手の特攻を確実に下げるむし技「はいよるいちげき」と、相手の道具を利用して攻撃するゴースト技「ポルターガイスト」を習得できるようになった。
特に「ポルターガイスト」はゴツメが怖いヌケニンにとって嬉しい非接触攻撃かつ威力110と非常に強力。
また、前述のように
第3、第4世代ではテッカニンに進化させるタイミングにより「つるぎのまい」か「
バトンタッチ」を習得する事が出来る。
両立は不可。
性格は
ポリゴン系の『ダウンロード』対策になる「さみしがり(攻撃↑防御↓)」か「せっかち(素早さ↑防御↓)」推奨。
仕様上耐久力を下げるデメリットもないので、「いじっぱり(攻撃↑特攻↓)」や「ようき(素早さ↑特攻↓)」の上位互換と言っても差し支えない。
トリパで使うなら「ゆうかん(攻撃↑素早さ↓)」も候補になる。
自身の“倒される要素”がかなり限定される為、相手の行動を読み易いのが強み。
『もらいび』持ちや
はがねタイプの降臨が非常にしやすい。
因みに素早さと攻撃以外の能力はあっても意味が無いので個体値厳選が楽なポケモンでもある。
ただ「
ポリゴン系統のダウンロード対策」を「変身対策で防御と特防をできるだけ低くする」という条件ですると、
防御と特防の微妙な種族値差のおかげでかなり難しくなる。
ダウンロード対策だけ(防御<特防にする)ならそこまでは難しくないので、せっかくであれば狙ってみるのもありだろう。
余談だが、HPが1しかないせいか第6世代のHPゲージ減少時コイツだけ消える仕様になっていた。
残念ながら第7世代では廃止されたが、代わりにいきなり赤く変色し超高速で減少するようになった。
第8世代で登場した
ダイマックスとの相性は全ポケモン中最悪レベル。
何しろダイマックスレベルに関わらず発動したところで
HPが1のままなので…
当たり前だがダイマックスでHPの上昇がないのはヌケニンのみ。
実質的なメリットが技威力の上昇しかないので、安定性・実用性はほぼ皆無である。
また相手のダイマックスにも非常に弱く、多くのエースアタッカーが不一致でも「ダイバーン」
「
ダイジェット」を持っている環境なので突破されやすく、攻撃と同時に砂嵐状態にする「ダイロック」には襷ごと貫通される。
貴重なダメージソースだった「どくどく」も没収されているので、ヌケニンにとってかなり厳しい状況。
ただ、使用者が多くダイマックス技の強力なキョダイ
ラプラスに対しては滅法強く、「キョダイセンリツ」を不発にさせて壁展開を阻止できるため、手軽な対策のひとつとして使用するトレーナーもそれなりにいる。
禁止級の
伝説のポケモンが使用できるルールがランクバトルの主軸になってからは、従来よりお得意様だったカイオーガや
ゼルネアスに加え、環境トップの
ザシアンを無力化しやすいことからメタとしての採用率が大きく上昇した。
ただしザシアンは「かみくだく」「ほのおのキバ」といったヌケニンに有効な技を覚えるのでたまにヌケニンが出オチすることも…
なお、
マックスレイドバトルで出現することもある。
バリア枚数
8枚という圧倒的な数を展開するが、
案の定ワンパンで落ちるためほぼ出オチである。
しかしこのヌケニン、
バリアを張らなければならないというシステムの都合上なんとHPが
3。
どの道弱点をつけばワンパンで落ちることには変わりないのだが、
バリアにだけダメージを与える一撃必殺技でバリアを削り切れば
中途半端に体力が残っているという前代未聞のヌケニンの姿を拝むことが可能である。
性質的にはけいけんアメXLなどの有用なアイテムが超短時間で貰えるボーナスゲームのようなものであり、オシャボ入りも狙える事から周回での人気が高い。
第9世代では
- ヌケニンがあまり恩恵を得られないダイマックスが廃止され他のポケモンとシステム面での差が縮む
- それに伴い飛行技の汎用性が前作よりは低下
- 代わりに任意のタイミングで1度だけテラスタイプにタイプ変更が可能なテラスタルが登場。ふしぎなまもりの凶悪さが向上
- 天候「あられ」が「ゆき」に変更、スリップダメージが発生しなくなる
といった追い風が吹きまくっている。
特にテラスタルの存在は発売前からヌケニンとの相性で注目されて話題となった。
でんきテラスタル+ふうせんヌケニンとか誰にも止められない。
実際には「
かたやぶり」や各種スリップダメージ、「じゅうりょく」など対応法はいくつかあるが、逆にそれらですらも
ヌケニンも対策可能である。
頼みの綱の「かたやぶり」や各種状態異常技ですらそれぞれ
新たな持ち物「とくせいガード」「おんみつマント」で防がれてしまうので、解禁されていたら当然ただでさえ多彩な択が増え、より対策困難になると言う結果に…。
それ以前に選出段階でタイプがわからない『ふしぎなまもり』という時点でゲームを歪めるという見方も。
流石に許されなかったのか2022年現在、ヌケニンは第9世代環境では未登場となっている。
ちなみに、いかにも出てきそうなキタカミの里においても進化前や相方共々生息は確認されていない。テラスタルが存在するポケモン対戦特化ゲーム「Pokémon Champions」での扱いや如何に。
■ゲームでのヌケニン
その特異性から本編シナリオ内での登場例は少なく、基本的に
バトル施設で顔を見ることが多い。
エメラルドでは
フロンティアブレーンの
コゴミが4週目の銀シンボルで使用してくる。
そのためコイツの対策を忘れると詰んでしまうので注意が必要。
ポケモンコロシアムと
ポケモンXDではシナリオモード内でも使い手が割とおり、やはり対策していないと詰みになりかねない。
ちなみにポケモンXDの要素の一つ「バトルディスク」に
ヌケニン6匹を1ターンで倒せというものがある。
此方が仕掛けた罠によって繰り出された瞬間、バタバタ倒れていくヌケニンたちの心境や如何に。
ポケモンバトルレボリューションではトレードバトルの中盤に登場することがあり、ヌケニンに対応できる技を持ったポケモンを残しておかないと詰みになりかねない。
反面、技構成やステータスが整っていることも相まって自分でレンタルしても優秀で、終盤に登場する強敵の中でも
キングドラや
メタグロスなどはヌケニンに打点が無い。ヌケニンで完封しつつ交換に差し出して戦力を補強するといった立ち回りも可能。
ただし本作のレンタルは個体毎にランダムに備えている技があるため、「あられ」などを習得した個体には出オチさせられてしまうことも…
HGSSでは強化
ツクシが使用する。
ここでも特性がやはりネックになるだろう…
という訳でもなく、他も虫ポケモンで固められてる為、ついでに弱点をつかれて倒される場合が多い。
その上再戦
ジムリーダーの手持ちなのに
経験値がまさかの3ケタというガッカリ感等扱いが酷い。
特性は本家同様「弱点以外の攻撃技でダメージを受けない」という効果。
覚えている技の組み合わせが悪いと厳しい…と思いきや通常攻撃は0か1で通るし、投擲は特性を無視して有効な為、対処法さえあれば弱ポケの部類である。
ちなみに野生のヌケニンは初期HPが3~5とか10と極めて低い。
レベルリセットダンジョンだとヌケニン自身の能力で挑まなければならないため、低すぎるHPが足を引っ張る。
「イガグリスイッチ」や「どくばりスイッチ」などダメージや状態異常が発生する罠を踏んでしまえば突然の死か数秒後の死を余儀なくされ、
「すなあらし」「あられ」といった悪天候に見舞われてしまうと、瞬く間にその命は終わってしまう。
味方として使う場合はツチニンから進化させて入手する事の方が多いだろうが、ツチニンからの能力を引き継ぐ仕様を含めたとしてもHPは低め。
攻撃では殆どダメージを受けない仕様や通過移動可能といった探索に便利な要素も多く、フル
ドーピングすると凄まじい強さを誇る半無敵生命体の強ポケと化す。
まぁそこまでドーピングするのが大変だし、ドーピングに頼らないとヌケニン自身の成長率がダメすぎて使い物にならないのだが…
『時・闇・空の探検隊』ではツチニンがタマゴわざで部屋全体攻撃技の「ぎんいろのかぜ」を覚えられるようになり、ヌケニンも「ぎんいろのかぜ」が使えるように。
救助隊では全体攻撃技が一つも無かったため、攻撃面が更に強化される形となった。
…しかし良い事ばかりではなく、本作ではヌケニンだけでなくツチニンの成長率も劣悪化。主力として使うには救助隊以上の大量ドーピングが必須となった。
本作ではヌケニンの直接勧誘も可能となったが元々の能力が低すぎる上、野生個体だと「ぎんいろのかぜ」が覚えられないので使い勝手が微妙になる。
超不思議のダンジョン以降では、ふしぎなまもりで通常攻撃を無効化するようになり、相手やこちらの持ち手次第では完封試合もありえるようになった。
一方で、ツチニンが倒されると数ターン後に出現するというぼうれい武者のような性質を持つようになり、
敵として出現すると他のポケモンに狙われ、倒したポケモンが進化したり、覚醒したり、メガシンカしたりするようになった。
見つけたら優先的に倒すべきポケモンだが、自分たちとは遠い場所で襲われたりすることもしょっちゅう。
『救助隊DX』でも『超不思議のダンジョン』と同じぼうれい武者仕様が搭載。これのせいなのか群青の洞窟に生息していたツチニンが姿を消している。
ツチニンがレアポケになった事でヌケニンの入手も難しくなっており、ヌケニン自身は倒しても起き上がる確率が低い事から直接勧誘が難しい。
本作でも鍛え上げれば通常
ダンジョン内では無双できるほど強力…だがリメイク前同様にタマゴの概念がないため、本作ではタマゴわざの「ぎんいろのかぜ」を習得できず、
第七世代準拠によるひでんマシン消滅で「いあいぎり」も習得不可。複数の敵をまとめて攻撃する技が一切なく、多少使い勝手が悪くなってしまった。
■アニメのヌケニン
新無印91話『ゴースト列車、出発、だよ…』にて久々に登場。
ゴウがゲットした。
なおこのヌケニン、
ツチニンを育てて進化させたわけでも、野生の個体をゲットしたわけでも、交換で入手したわけでもない。
ゴースト列車に乗っていた野生のツチニンがテッカニンに進化した際に、
偶々近くにいたゴウのボールの中に勝手に入っていたのだ。
まさに不思議なポケモンといえよう。
なおこの時大量のツチニンが進化したが、ボールに入っていたのは一匹だけだった。
■不死のヌケニン
ダブル・トリプル限定で以下の手順を踏むことにより、「不死のヌケニン」を作るというネタ動画が存在する。
用意するもの
①「こらえる」を覚えたヌケニンに持ち物『ぼうじんゴーグル』を持たせる
②特性『ふしぎなまもり』を別の特性に上書きできる技を持ったポケモン
③特性『
がんじょう』持ちで「スキルスワップ」を覚えた
メレシー
一.1ターン目、①、②、③を場に出す。
二.ヌケニンは「こらえる」を使用して敵のダメージを耐える。
三.②の技で①の特性を上書きする。
四.「スキルスワップ」で③と①の特性を入れ替える。
五.「不死のヌケニン」完成。
このように手間はかかるが、完成した「不死のヌケニン」は『がんじょう』の効果でいつまでもHPが1のまま減らない。
ついでにまひさせておけば毒や火傷にもならない。
伝説のポケモンも真っ青のチートポケモンとなるのである。
ただし、「
やどりぎのタネ」や「
のろい」によるダメージは防げず、『
かたやぶり』等特性を無視する特性を持った相手にも通用しない。
「やどりぎのタネ」に関しては、
オーロットに「もりののろい」を打たせれば、ヌケニンのタイプにくさタイプが追加されることで防ぐことが可能。
『さめはだ』や『ゴツゴツメット』持ちにうっかり攻撃すれば即死、『
ミイラ』持ちに攻撃すれば努力は水の泡。
そのため、直接攻撃ではない「ポルターガイスト」か、特殊型にして「むしのさざめき」「シャドーボール」「たたりめ」を攻撃手段にすることになる。
非接触の実用的な物理攻撃技は、威力はあるが相手が持ち物を持っていないと不発で、PP・命中不安の「ポルターガイスト」しかないため、
がんじょう型ヌケニンを運用するなら特殊型がより安定する。
ただしヌケニンの特攻種族値は30しかなく、泥仕合確定である。
「
はたきおとす」を喰らって『ぼうじんゴーグル』を無効化されれば天候ダメージを防げなくなり、「いえき」を浴びれば完全無防備である。
対策が出来ていないと相手は積むが、完成する前にサポート役を落とされたり「ちょうはつ」を受けたり、途中で失敗させられるリスクも多い。
■ポケモンGOでのヌケニン
「ツチニンを進化させれば勝手に手に入ってるんじゃないの?」と思うかもしれない。
違う。
なんと特定のイベント期間中の大発見(リサーチタスクを合計7日間達成)でのみ遭遇可能という、
伝説のポケモン並の激レア仕様なのだ。
しかし性能の方はと言うと、はっきり言って超悲惨。
ポケモンGOには特性が無いため、ただHPが壊滅的なだけの抜け殻と化してしまっている。
一応、本家ポケモンとは異なりHP10には届くのだが、どのみち余裕でワンパン圏内。
そのため今のところはほぼ観賞用である。
スピリットで登場。
Mr.ゲーム&ウォッチに乗り移っている。
体力制だが何と原作と同じく相手のHPが1しかない。
しかし開始すぐ一定時間だけ無敵になり、さらに常時リフレクト状態なので開幕アイテム投げや
飛び道具で即撃墜するという方法は通用しない。
だが無敵になるまでほんの僅かな猶予があるので
ソニックなど走行速度が速いファイターでダッシュ攻撃すればあっさり撃墜できる事もある。ひどい時には数字によって効果が変わるジャッジの「1」で自傷ダメージを受けて沈んでいくことも。
持ち込みアイテムを解禁するならば、「相手お花状態」を使用すればスピリットセットなしでも何もせず数秒でゲームセットである。
階級HOPEのサポーターとして手に入る。蓄積ダメージが+30%からスタートするが防御力がアップする『代償防御強化』のスキルを付与可能。
ヌケニン「なかに誰もいませんよ?」
ヌケニン「ぐわあぁぁぁ!無敵なのにやられたぁぁぁ!」
追記・修正は最大HP1の方がお願いします。
- 第四のあたりが一番きつかったのかね? -- 名無しさん (2021-12-25 04:59:31)
- アニメ版ではAG第44話が初登場回と聞く。本当に久々の再登場だった… -- 名無しさん (2021-12-25 07:52:23)
- ↑カスミ再登場回やっけ?ギャラの火炎放射で倒されたやつ -- 名無しさん (2021-12-25 09:42:46)
- 強い弱いというかこの記事でも書かれてるけど「忘れた頃にやってくる」のが怖いから最低限は対策したくなるよね -- 名無しさん (2021-12-25 11:13:03)
- ↑2 あの時には確かハンゾウという悪役キャラの手持ちで出てたっけな。カスミのギャラドスが火炎放射を覚えてたのを知らずに油断して倒されたんだと思う -- 名無しさん (2021-12-25 12:53:22)
- 剣盾のバトルタワーで出てきて詰んだ -- 名無しさん (2021-12-25 21:08:35)
- なんで急に浮上してるんだろう?と思ったがアニメでゲットされてたのか -- 名無しさん (2021-12-25 23:43:35)
- 無駄だよ。そのポケモンは炎・飛・岩・悪・霊タイプの攻撃技と火傷と毒と混乱の自傷と宿木と砂嵐と霰とステロとゴツメと型破りと悪あがきと反動ダメとその他定数ダメージにしか反応しないのだ -- 名無しさん (2021-12-27 10:33:07)
- 何気にザシアン止めれるの偉い -- 名無しさん (2021-12-28 08:56:31)
- ↑かみくだく… -- 名無しさん (2021-12-28 12:42:45)
- 昔の話だが、相手が繰り出したヌケニンが砂嵐で即落ちした時は吹いた記憶がある。 -- 名無しさん (2021-12-28 13:25:52)
- コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2021-12-31 23:19:37)
- ログ化しました -- (名無しさん) 2022-02-10 10:47:52
- ???今にも燃えつきそうなオレの命だが・・・・・・人形ごときにとらせてやるほど 安くはないっ・・・!!! -- (名無しさん) 2022-05-10 20:36:01
- こいつ見た目が不気味なので今もトラウマになってる。 -- (名無しさん) 2022-09-04 02:13:22
- 薄々そんな気はしてたけどSVでリストラされたか…。 -- (名無しさん) 2022-11-20 22:10:13
- テラスタルで弱点が素の状態と被らないタイプに変われる以上、対策もクソもなくなるから仕方ない。 -- (名無しさん) 2022-12-04 14:11:15
- テラスタル「電気」+持ち物「風船」!!!もう霰だって存在しねぇ!これで俺は無敵だぁぁ! -- (名無しさん) 2022-12-05 15:00:28
- ↑バンギラス&カバルドン&サダイジャ「うん(砂嵐)」 -- (名無しさん) 2022-12-05 15:42:40
- 第六世代以前のラティ兄妹の心の雫みたいにヌケニンにふうせんを持たせてのランクマ(バトル施設)を禁止するでどうでしょうか? -- (名無しさん) 2023-01-17 15:39:51
- カレーは美味しいからね。仕方ないね -- (名無しさん) 2023-01-17 15:45:19
- もしヌケニンがSVに出るなら特性に「テラスタルによる相性変化を無効にする(攻撃時のみテラスタルのタイプを参照する)」とかになりそう -- (名無しさん) 2023-01-24 19:54:57
- ゼルネアスに対するストッパー -- (名無しさん) 2023-05-03 13:17:51
- テッカニンとヌケニンで合体した形態出ないかなと思ってる またツチニンになるだけかw? -- (名無しさん) 2023-07-16 09:03:35
- キタカミの里は蝉が出るのに絶好のロケーションなのにね…… -- (名無しさん) 2023-10-09 00:18:16
- ↑2 脱いだ殻が鎧になってそう -- (名無しさん) 2023-11-18 14:02:57
- 「※『剣盾』ではLv.20での進化でなければ〜」って書いてありますけど、そんなことなかったですよ。40レベルから41に上げて確認しましたけどヌケニンも増えてましたよ -- (名無しさん) 2024-08-16 21:50:19
- ポケモンチャンピオンではどうなるんだろうか -- (名無しさん) 2025-03-08 22:43:44
- 禁伝、幻と同じ扱いされてたりして -- (名無しさん) 2025-03-08 22:51:59
- 持ち物とテラスタルまで含めた上でのヌケニンの画一的な対策って呪いだけか?特性ガードあれば型破り攻撃も防げるんだよな -- (名無しさん) 2025-03-16 18:43:25
最終更新:2025年04月05日 12:35