プレバト!!

登録日:2020/01/10 Fri 20:10:54
更新日:2024/04/18 Thu 19:27:02
所要時間:約 40 分で読めます




「プレバト!!」とは、毎日放送(MBSテレビ)が制作し、主にTBS系列で放送しているバラエティ番組。

番組の概要

著名人や芸能人が俳句や生け花など、様々な分野の才能を査定するという番組。

元々は2012年にパイロット版として『王様のチョイス! ~使える芸能人は誰だ!?~』という特番から始まり、同年に『使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!』という名前でレギュラー化。
パイロット版では料理対決、レギュラー化して初期のころは漢字関係のクイズや正しいリズムを踏めるかなどの才能を測っていた。
2013年11月からは「才能査定ランキング」として大幅にリニューアルし、芸能人や著名人が俳句をはじめ、様々な分野に挑戦し、才能を競うことになる。

司会は「芸能人格付けチェック」でお馴染みの浜田雅功(ダウンタウン)、ナレーターは銀河万丈が担当している。
番組の性質上、お題の制作に時間がかかることからゲストはヒマ…じゃなかったスケジュールに余裕のある芸能人が起用され、傾向としては無名の若手俳優、メジャーデビュー前のジャニーズアイドル、テレビドラマや映画で見たことあるけど名前の出てこない脇役俳優が多い。
そのためか、最近では事務所が売り込みor当人の直談判で出演に至ったゲストも少なくない。
無論番組の人気から注目されるようになった人も少なくなく、Kis-My-Ft2なんかはこの番組のおかげで知名度が一気に上昇したと言っても過言ではない。
これらの理由からゴールデンの番組としては珍しく、番組宣伝のゲストがほとんど登場しない。決して浜田が番宣ゲストを嫌っているからではない

また、2010年代以降のゴールデン番組では珍しく拡大版の編成およびそれに伴う放送休止も少なく、原則として拡大版は年4回の俳句タイトル戦開催時のみ。但し編成の都合から拡大版は原則3時間の放送とかなり長い。
なお、地域によっては地元球団のプロ野球中継に差し替えられることも。

初期は視聴率は8%程度とゴールデンタイムにしては良い数字ではなかった。しかし、「才能査定ランキング」に変わり、後述する人物を採用してからは視聴率はぐんぐん上がっていき、
現在では同時間帯での視聴率でトップになるという驚異的な伸びを見せている。

また、音響の趣味なのか、BGMとして使われる曲のベースがアニソンやゲームのBGMであることが多い。

査定の概要

芸能人や著名人が、テーマに沿って作品を制作し、それをその道の専門家*1が審査員として査定する。
なお、公正な評価をさせるため査定決定後まで挑戦者の氏名は伏せられる。
査定結果の種類は基本的に「才能アリ」「凡人」「才能ナシ」のランクで評価されるが、過去に別の評価を下されることが2例あった。

ランク評価ののち、審査員がお手本や手直しを行うことがあるが(後述するようなオーバーキル気味なものもある)、出来が良く添削する必要のない作品には「添削ナシ」の評価が出される一方、あまりにもひどい作品であれば「添削不能」の評価を下されることもある。

順位の発表は浜田に一任されており、基本的には浜田の裁量で発表する順位を決め、そこに該当する挑戦者をスタジオ後部のモニターに移す形式だが、先に挑戦者を出し、それからランクと順位が発表される形式もある。
基本的には最後の2人の時点で必ず1位が発表される。選ばれなかった方は基本的に最下位ではあるが、タイトル戦の優勝決定時などたまに最下位ではないこともある。

最下位には罰として、「〇〇のセンスがなく、番組をつまらなくさせる恐れがある」という趣旨のプロフィールを読ませられてしまう。
現在では特別な際にしか放送はされないものの、スタジオでは一応毎回やっているらしい。

また、審査員から特に優れた才能を持っていると認められた場合、「特待生」へと昇格することがある。

・特待生制度
過去何度も才能アリを取ったり、突出した才能を持っていると審査員に認められた場合、特待生へと昇格。
査定ランキングののちに「特待生昇格試験」としてより厳しい査定に挑戦。作品を発表した後、査定員からの結果が浜田により発表される。
結果は「昇格」「現状維持」「降格」となり、特待生5級のときに降格を受けると「特待生剥奪」として平場に逆戻りとなる。昇格は基本1ランクだが、特に優れた作品の時には2ランク以上昇格することもある。
また、特待生が増えたジャンルでは一旦現在のランクをリセットし、渾身の作品から改めてランクを再設定するというケースもある。

特待生5級から始まり特待生1級から昇格すると、「名人」の初段となり、そこからは十段を目指すことになる。
名人十段に到達すると「永世名人への道」に挑戦、そして永世名人に到達すると新たな挑戦が待っているが、永世名人に達しているジャンルは俳句のみのため、ほかのジャンルにも永世名人制度が適用されるかは不明*2
また、最高位として「師範」となることができ、ここに到達した人は査定員と一緒に査定・添削を行うことができる。が、当然この地位にまで到達した者はまだ1人もいない。

主なジャンル


「プレバト!!」で外せないものと言ったら、なんと言ってもこの俳句である。他のジャンルが週替わりで行われる中、唯一毎週行われている辺りにもその人気ぶりがうかがえる*3
当初は後半にやっていたが、後半だと最後でエンディングテーマと被ってしまい、手直しの声をもっとよく聞きたいという要望に応えて前半に移行した。その後はクールによって前半・後半と移動している。

お題と写真が挑戦者に送られ、その写真を元に1句詠み、番組に提出する。期間は通常だと2、3日、後述するタイトル戦だと1週間程度である。
なお、写真の光景の通りに詠む必要はなく、そこから連想する光景を詠むことも可能である。
お題と写真は放送する季節にちなむものや句を作りやすい景勝地が多いが、2022年頃からは時事ネタや季節感の無い難しいお題も通常回で登場している。
ちなみに「離婚届」がお題に出た際は、MC陣以外の全出演者が離婚経験者*4という濃いラインナップで固められた。

70点以上で才能アリ、69~40点で凡人、39点以下で才能ナシの評価となる。

また、句の発表の際、作者がどういう思いでこの句を詠んだのかの説明を求められるが、
この説明も査定の対象に入っており、この説明次第で評価がさらに上下することもある(が、大抵「句の表現しているものと作者の表現したいものが乖離している」として下げられる)。

現在「永世名人への道」が存在する唯一のジャンル。
これが実に過酷であり、一切のミスなしの良作であれば「前進」として星が1つ獲得。しかし、添削が無くとも「ありきたり」「評価が分かれる」など納得の行かない出来であれば「現状維持」、添削が1つでもあるようならば「後退」と容赦なく星が減らされる。
星を5つ集めることができれば晴れて永世名人を襲名することができる。名人初段→十段の9ステップと比べれば5ステップではあるものの、その厳しさはやはりかなりの物である。

永世名人となった後は「永世名人のお手本」としてほぼ毎回出演する一方、これまでの作品の中から最上位の良作を50個集め、句集の出版を目指すことになる。
ちなみに永世名人に初到達した梅沢富美男でもその数は18と半分にすら届いていなかった。
以降の出演では披露したお手本が句集に掲載できるかどうかの判定が行われ、「掲載決定」となればもちろん増えるが、「ボツ」という判定が下されると「永世名人の名誉のためにも後世に遺せない」という理由付けで俳句を書いた紙がシュレッダーでエレクトリカルパレードこと「バロック・ホウダウン」*5の音楽に乗せて豪快に抹消される
梅沢の特別永世名人就任後は、シュレッダーの楽曲が梅沢の持ち歌である「夢芝居」をリミックスさせたものに変わっており、シュレッダーおよび楽曲の速度も若干早くなった。
シュレッダーのボタン押しは当初浜田が行っていたが、2022年末ごろからスタジオにいる名人・特待生が押すようになった。
ちなみに抹消された紙屑は集められ、句集完成時に「永世名人像」として披露される予定…だったが紙屑の多さから句集完成前に梅沢人形が完成してしまい、現在は2体目となる夏井人形を制作中。

俳句の査定と添削を行うのは俳人の夏井いつき先生。
夏井先生は別室でスタンバイされており、浜田の「先生ー!」という言葉の後にモニターで中継され、俳句の評価・添削をリアルタイムで行われる。
凡人や才能ナシの著名人や芸能人に対し、たとえ大御所であろうと容赦ない毒舌でダメ出しを食らわせ、一方で添削して作者を納得させる姿は、瞬く間に人気を博した。
彼女こそが「プレバト!!」を人気番組に押し上げたと言っても過言ではない。
なお、添削後の形が結果的に破調になってしまうことも多いため、夏井先生が破調の形を好んでいると勘違いされることもあるが、
これは「本人の書きたかったことをできる限り反映しようとするとこうなってしまう」ためであり、基本的には五・七・五のリズムが一番美しいとして推奨している。

2018年には「『プレバト!!』によって俳句ブームを牽引した」として、放送文化基金賞を受賞しており、同年のNHK紅白歌合戦でもゲスト審査員として出演。
紅白出演前には浜田・梅沢・志らくを交えて出演を祝うコーナーが設けられ、浜田とは裏番組で戦うことになったためお互いの健闘を祈るシーンも見られた。

ちなみに、『プレバト!!』では和服を着た姿でお馴染みの夏井先生だが、普段(もしくはNHKの俳句番組出演時)は洋服を着られている。
そもそも夏井先生は和服を持っていないそうで、ご自分では着ることも畳むことも出来ないそうな。
そのため、番組側のスタッフが和服の用意等をしているという。

なお愛媛県松山市*6在住のため、収録の際は上京している。

俳句コーナーが終わっても収録中は別室で控えており、藤井隆が盛り付け査定で「夏井先生に向けて」というテーマで行った際や、梅沢が「夏井先生に送る」というテーマで作成した絵手紙査定に挑んだ時には浜田に呼ばれ出てきたことがある。

  • 生け花
テーマとなる草花を必ず使用したうえで30分以内に自由に生けてもらう。
2018年1月から生ける器も自分で選ぶことになり、さらに2019年10月からは自分で花を調達した上で生ける形になった。
主に美しさ以外にも「三次元的に生けているか」「草花を必要以上に痛める生け方ではないか」「草花の足元にある剣山がちゃんと隠れているか」等が査定対象となる。
例えば「一方向から見れば華やかだが、別の方向から見ると侘しい」や「一見すると完璧だが足元の剣山が丸見え」の場合は低評価になりやすく、空間把握能力も要求される。
宝塚出身の女優勢や伝統芸能関係者がこの査定に出演した場合はかなりのプレッシャーになっている模様。

生け花の査定をするのはカーリーこと假屋崎省吾先生。
解説も手直しも物腰柔らかいため、この先生は厳しいことを言わないのかと思いきや、VTR形式になったらズバズバ言うようになった。やはり本人が目の前にいないことでこうも変わるらしい。
カーリー曰く「バケツから引っこ抜いてそのまま剣山にぶっ刺した」系のものは添削をぶん投げる事も多々。たまに剣山に一輪だけ生けたもの等の問題作も現れる。
特待生になると、背景の掛け軸に合わせた生け方を要求されることもある。

  • 盛り付け
挑戦者にそれぞれ別々の課題料理が出され、それを自分のセンスで盛り付けてもらう。
作品発表前の「どうぞお召し上がりください」というのはお約束。

盛り付けの査定は「きょうの料理」でお馴染みの土井善晴先生。
査定の基準は、見た目の美しさや独創性のみならず、「一般的な料理の作法・マナーに則っているか」「料理の味を損ねていないか」「食べる人のことを考えて盛り付けているか」を中心に判定される。
土井先生もズバズバ言うのだが、評価後に作者が明かされ、その人が大御所だったりすると、慌てて言いつくろう一面も。
特待生になると、指定された器に合う料理を盛り付けることになり、さらに名人になると、同じ柄の2つの器に、それぞれ同じ料理で別の盛り付け方をするというハイレベルな技術を要求される。

  • 絵手紙
描く題材は自由で、それにメッセージを加えて提出される。

査定をするのは花城祐子先生。
なお、査定時に作者の名前は伏せられ、どのような間柄の人に当てたものかのみ明かされる。
全査定において一番優しい先生ともされるが、言う時は言う。

  • 水彩画
お手本オーバーキルその1
挑戦者の描く題材は自由で、出来上がった作品を提出する。
特待生以上になると、特定の課題を出される。

査定するのは野村重存先生。
たとえ才能アリであっても、個人的に気になるところがあればすぐお手本を描いてしまう「描きたい人」。
さらにお手本のレベルが非常に高いため、元の作品が才能アリならまだしも、才能ナシの場合はオーバーキルもいいところに。
そのためか、お手本と(特に才能ナシの)元作品が並べられると、時折浜田から「(並べるの)やめたれ!」の声が上がることも。
この番組のおかげか、現在野村先生の水彩画教室は5年待ちであるらしい。(体験講座などはその限りではないようである)

なお、このコーナーのBGMは全日本吹奏楽コンクールの課題曲のフレーズが多く使われている。
以下、曲の発表年の古い順にいくつか紹介
  • スター・パズル・マーチ(1993年度Ⅱ)
  • 架空の伝説のための前奏曲(2006年度Ⅰ)
  • プロヴァンスの風(2015年度Ⅳ)
  • マーチ・スカイブルー・ドリーム(2016年度Ⅰ)
  • スペインの市場で(2016年度Ⅲ)
  • 三日月の舞(響け! ユーフォニアム劇中曲*7)
などなど。
これらコンクール課題曲に加えてコンクールとほぼ無関係な「アルセナール」も使われており、選曲担当者が吹奏楽に詳しいことがうかがえる。

  • 消しゴムはんこ
お手本オーバーキルその2
題材は自由で、出来上がった作品を提出する。

査定をするのは田口奈津子先生。
査定の解説の後、同じ消しゴムを使ってより良い表現にする手直しを行い、さらに同じテーマのお手本を作る。
こちらも凡人や才能ナシに沈むと公開処刑になってしまう査定であり、カミナリのまなぶくんが顔を顰め*8
中村仁美や武井壮に至っては「並べないでください」と言ったほどに(直された本人にとっては)悲惨なことになる。
また、才能アリでも問題点があればお手本と並べられてしまうようだ(事実浜田が「(お手本)やるのかい!」と言っていた事もあった)。
2023年6月8日の放送では画力がさらに上がっており、浜田や千原ジュニアからは「講習会行ってる」「画風も変わった」と称された。

このコーナーのテーマ曲は「ゴム」から連想されたのかアニメ「ONE PIECE」の主題歌が主に使用されている。

  • 色鉛筆
お手本オーバーキルその3
題材はとある日常風景の映像が映し出され、その中にある物*9となる。

査定をするのは三上詩絵先生。
写真のような絵を描くと評判の先生なので、こちらも査定結果が凡人や才能ナシの場合はお手本オーバーキルと言われることも。大久保佳代子に言わせると「マウントの取り方がえげつない」。
余談だがこの査定では小倉久寛、岩永徹也、松田悟志と仮面ライダーの変身者を演じた人が特待生認定される事が多い。
この査定も才能アリでも問題点があればお手本と並べられてしまうようだ。

  • バナナアート
お手本オーバーキルその4
バナナの皮に針を刺すと茶色に変わるという性質を利用したアート作品。
針を刺し続ける根気を試されるほか、水彩や色鉛筆と違い360度描けることや、バナナの形状を利用した魅せ方を求められる難易度の高い査定である。

査定をするのはエンドケイプ先生。
バナナアートにてギャラクシー賞やキッズデザイン賞なども受賞している経歴の持ち主である。
彼の場合は出演者とはお題を同じくしつつも異なる魅せ方でお手本を作成してくれる事もあり他と比べればマシかもしれない(それでもオーバーキル気味ではあるが……)。
なお、彼の本業は作詞家で西川貴教等にも何曲も詞を提供しており、アニヲタ的に言えば初音ミクの曲「LOL -lots of laugh-」でミリオン再生を達成している他、ジョジョ4部のOP「Great Days」、「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」のOP「A.I. ∴ All Imagination」等まで手掛けている結構凄いお方である。
なおこの事実は出演者が西川貴教をモチーフとした作品を提出してくるまで語るタイミングがなく、司会の浜田はおろかスタッフすら知らなかったらしい。おいスタッフ

なお、この企画は作品の性質上、収録の約1時間前にアートの製作を実施している。
食べるまでが芸術、ということでこの査定で最下位になった挑戦者は自分が作った作品をその場で食べることになる。最下位になった方が得かもしれない

  • ストーンアート
お手本オーバーキルその5
自然の石にそのまま絵を描いて作り上げるアート作品。
査定を行うのは栗屋近先生。
バナナアートと同じく、360度全角度を利用する難易度の高い査定である。

なお番組内では管理者に許可を取り河原で石を探しているが、一般人が無許可で河原の石を持ち帰ると河川法に触れるので注意が必要である(当然ながら先生も普段許可を得て採集している)。
ちなみにさや香はこのお題でロケ時に水遊びをしてしまい丸々カットされた

このコーナーのテーマ曲は「ストーン」だけに、イギリスの誇る伝説のロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」の楽曲が使用されている。

特別企画

+ 「プレバト!!」では定期、非定期を問わず、特別企画を行うことがある。
  • 古着リメイク選手権
特番放送時に開催される選手権。その名の通り古着をリメイクして子供服に変身させるもの。
衣装は自前で用意し、キッズモデルが着用して登場する。

  • スプレーアート選手権
お手本オーバーキルその6
特番放送時に(ry。シャッター通りなどを中心に依頼のあった施設に巨大な作品を描くもの。
所要時間は人によってまちまちだが、制作には半日~2日ほどかかることが多い。
査定はグラフィックデザイナーのKAZZROCK氏が担当し、お手本はその性質上、当該作品と別の場所に新たに描くためかなりの重労働である。
その内容から水彩画・色鉛筆系の常連が挑戦することが多い。

  • 俳句タイトル戦
年に4回、季節ごとに1回ずつ、特待生・名人を集めて、その年その季節の俳句のチャンピオンを決める。
開催時期によって、春は春光戦、夏は炎帝戦、秋は金秋戦、冬は冬麗戦と銘打たれている。
お題も普段の俳句査定よりも高難度のものがチョイスされる。
このタイトル戦も普段のランキング戦と同様、発表まで作者は明かされない。

1位にはその年の季節の称号、トロフィー、ピンバッジが贈られ、2019年金秋戦からは、毎日放送賞として賞金30万円が追加された。
さらに客席後方に4つ並べてある額縁に肖像画として約1年間飾られることになる。
予選と本戦があり、以前は名人はシード権を持ち、予選をパスできたが、名人が多くなってきたため、2019年金秋戦からは名人もシード権を剥奪される可能性を持つようになった。
2021年から炎帝戦では才能アリ経験者も出場資格を得たため、以降は混戦状態が続くことに。
ちなみに初めて特待生以外も参加した2021年度で優勝したのは特待生ではない犬山紙子(コラムニスト)だった。
冬麗戦は2021年からは年間優秀句ベスト10の作者たちによる勝負という「グランドチャンピオン大会」の一面も持ち、さらに2022年からは非特待生も参加。しかも放送には上位10人しか載らず下位4名は放送で俳句が紹介されないというさらに過酷な戦いとなった。
また2023年には司会の浜田雅功の還暦を祝い、特別に「浜田杯」が追加で行われている。

  • 俳句ふるさと戦
全国47都道府県の観光協会公認ポスターへの俳句掲載を目指すもの。
出場者は題材となる都道府県の出身者を中心に5名が選抜される。
こちらも普段のランキング戦と同様、発表まで作者は明かされなければ当地出身者への忖度も一切なし。
作品の性質と演出上、採用作品はオンエア前に関係者(観光協会・自治体職員など)に事前公開される。
その際は大抵「○○さん(地元出身者)だったらいいなあ」という感想を述べているが作者が他県出身者だった場合はオンエアを見てどんな気分になるのだろうか

  • TBS系人気番組対抗戦
TBS系列の他バラエティ系番組や、そのクールで放送されるドラマから2人を呼び、査定ランキングを行う。
優勝した番組チームには「プレバト!!」チームと対決する権利が得られ、さらにそこで勝利すると、毎日放送賞として30万円が授与される。
一方で最下位には前述の「〇〇のセンスがなく、番組をつまらなくさせる恐れがある」という趣旨のプロフィールを読まされるのが通例となっている。
が、2020年新年SPの俳句では、「プレバト!!」チームのみならず、他番組チームに出ている特待生が軒並み不甲斐ない結果に終わったので、
「プレバト!!」に出演している4人が起立し、代表として千原ジュニアが詠むことになった。
この企画は2020年を最後に行われていない。

  • 俳句の対外(他流)試合
対外試合では毎年8月に愛媛県の松山市で行われる俳句甲子園、その優勝校と「プレバト!!」チームによるエキシビジョンマッチで、先鋒・中堅・大将の3回戦方式で行われる。
片方のチームが句の発表と説明を行い、相手チームが問題と感じたところを指摘、そしてそれに対する回答を行い、これをもう片方も繰り返す。そして最終的な勝者を、審査員11人による旗揚げによる多数決で決定する。

放送時にはスタジオにその時のVTRが流れ、夏井先生が通常通り別室で試合の解説を行う。
他流試合では、名人・特待生からなる「プレバト!!」チームと夏井先生が選抜したチームとで1対1の5回戦方式で対決する。
審査員は夏井先生曰く「雲の上の御方」である「毎日俳句大賞」の審査員も務めている3人。
優れている方を10点とした比較採点で、点数の多い方がその試合の勝者となる。同点打と引き分けである。最終的な総合点数で勝利チームを決める。
夏井先生はその試合の解説を行う。
この試合の審査員も夏井先生並みかそれ以上に言いたいことを言い、それのみならずほかの審査員と衝突することもある。それもこの企画の見どころの一つと言えよう。

  • 水彩画コンクール
春と秋の年2回で開催される。水彩画の名人と特待生に対して行う。
抽選で描く場所が決められる。評価は「景色の切り取り方」「正しい描写」「明暗」のそれぞれ30点に加え、お題ごとに野村先生が重視するポイントを「特別加点」10点の100点満点で評価。
点数の一番高い人が優勝となり、優勝者にはトロフィーに加え、絵が引き延ばされて額縁に入れられ、番組セットとして飾られる。
ここ最近はレベルが上がりすぎてしまい、最初の査定の段階で「100点満点が複数」という事態となっており、必ず順位をつけなければならないシステム上「本当に些細なミスを見つけて減点する」「絵の出来に加えて空気感・臨場感など水彩画の域を超えた表現を加点」という形でどうにかして1点差ずつつけて順位を付けている。

司会・アシスタント

  • 浜田雅功
ご存じミスター結果発表。番組開始当初は「コミッショナー」という肩書で出演していた。
大物芸能人であっても才能ナシであれば容赦なく酷評される番組内容にうってつけの人物。才能ナシの人に対しては「ボケ!」「アホ!」と喜んで罵倒する。また、末席に座ることの多い芸人や常連のキスマイ宮田・二階堂、成績の悪いA.B.C-Zに対しては出演者紹介時に無視することも。
一方「才能ナシの該当者なし」「全員才能アリ」といった好成績者が揃った時はつまらないらしく「今日は放送なしということで…」とお蔵入りにさせようとすることも。
時には特待生昇格試験の査定結果の発表の際、基本的に昇格を願って浜田が持つ査定結果の紙を見れない特待生に対しわざと「降格」とウソをついて焦らせるドSゴリラを見せることも。さすがに光ちゃんにはできなかったが…

放送では順位発表前に各人の査定結果を知らされ、その場で発表する順番を決定する。タイトル戦では「いきなり最初に前回優勝者や高段位者を発表する」、最後に残る人が「永世名人2人同士の対決」「キスマイ対決」「無冠対決」「バチバチしているライバル同士の対決」に持ち込ませるなど采配そのものが師範級。

毎回出演し夏井先生の添削を毎度聞いているためか、俳句に関する知識やセンスは徐々に養われていっており、添削時に夏井先生から投げられる、「どこが問題か」「どう直せばいいか」という問いに対し浜田がボソッと呟く発言が正解であることが増えていき、浜田の発言に夏井先生が(添削に集中していることもあって誰が言ったか気付かずに)「その通りです」という同意と称賛を送るのがある意味恒例行事に。
そのため「俳句を詠まない名人」とも呼ばれてはいるものの、そういった発言の取り上げ*10や俳句への挑戦に対しては頑なに拒否し続けている(本人曰く「やる時は最終回」「多分何やっても才能ナシ」)。

ちなみに大阪から東京への出張でもあるアシスタントには優しくしてあげたり噛んでもフォローするなど神対応している模様。

2022年5月12・19日放送分は新型コロナウイルスの濃厚接触者と認定された関係から休演となり、梅沢・北山が代理司会を担当。オンエアでは復帰後にその様子をアシスタントとともに視聴するパートと共に放送された。

2023年5月11日には還暦を祝って特別な俳句タイトル戦「浜田杯」が行われた。

  • アシスタント
初代は『クイズ☆タレント名鑑』の「マスパン」こと枡田絵理奈(当時TBSアナウンサー)、2代目からは制作局のMBSアナウンサーに交代し、豊崎由里絵(現在はフリー)、3代目は玉巻映美、4代目は清水麻椰*11が務めている。

主に各挑戦者の経歴や過去の成績、近況の紹介、浜田に対し査定結果を渡す係を務めている。基本は中立的な立場ではあるが、こちらも低成績者やSNSなどで愚痴を言うなど番組に対し楯突いた物言いをした挑戦者に対してはトゲのある言い方でその事実を紹介することも。

なお、桝田アナ・豊崎アナの両卒業は産休に伴うものであり、玉巻アナも就任直後に結婚するなどプレバトは幸せをつかむジンクスでもあるのかもしれない。

主な特待生、出演者

+ 以下に出演が多かったり、多部門で特待生資格を持つ出演者などを列記する。
認定されているジャンルは『俳』(俳句)、『花』(生け花)、『盛』(盛り付け)、『水』(水彩画)、『判』(消しゴムハンコ)、『和』(和紙ちぎり絵)、
『陶』(陶芸)、『鉛』(色鉛筆)、『絵』(絵手紙)、『書』(書道)、『風』(バルーンアート)、『丸』(丸シールアート)、『バ』(バナナアート)、『黒』(黒板アート)、『石』(ストーンアート)、『ト』(トーストアート)『手足』(手形足形アート)である。

この哀愁漂うこの俳句。
これに…ケチなんかつけてみやがれ!
  • 梅沢富美男 俳花
一般からしたら「夢芝居」で有名な人。「梅沢劇団」三代目座長で、女形の美しさが話題となり、「下町の玉三郎」という二つ名を持っている。
「才能査定ランキング」開始当初から参加しており、「300年に1人の逸材」「ミスタープレバト」を自称している。特待生も名人も永世名人もこの人が初である。
無論俳句タイトル戦でも初代王者でもあるが、以降タイトル戦は長らく5~8位というネタ的にも中途半端なポジションで推移していた。

尊大な振る舞いと終始余裕の表情を浮かべているが、不満がある結果になると一転して悪態をつく。
一方で、自身より上位に入った人の句にはきちんと認めたり、1位の凱旋の際には笑顔で拍手をするなど、ヒール役として番組を盛り上げているといえよう。
回を追うにつれて浜田からの扱いが(ネタ的な意味で)雑になってきてもおり、自分の(長めの)俳句紹介やら発言やらを雑に遮られたり、そもそも何か言う前に却下されたりして憮然とする梅沢の顔に笑いが起きることもしばしば。
また、美人や美少女の出演者には非常に甘く、才能アリならべた褒めし、才能ナシなら「今度(提出する前に)私のところに来なさい」「おじさんの弟子になりなさい」と誘うような発言をすることも。
最近ではプレバトの影響で子供のファンが増えてきていることをたびたび明かしており、子供達をダシにとるような発言をしたりファンレターを見せたりするのもお約束。
なお、このヒール的言動はあくまで番組を盛り上げるためであり、自身のSNSではファンからのお土産を紹介するなど、優しそうな気のいいおじさんといった感じの素を出している。先ほどの浜田とのやりとりも、「格付けチェック」を始めその他の番組でも多く共演しているからこそできる芸当である。

また、夏井先生のことを「なっちゃん」と呼び、夏井先生からも「おっちゃん」と呼ばれるほどお互いを認めている一方で、


不満の残る結果となる

梅沢が文句を言う

夏井先生が窘める

までがもはやテンプレとなっている。一度あまりにゴネ過ぎて本来「現状維持」だったところを夏井先生がキレてしまい「降格」にされてしまった事も。
しかし実際は仲が良く、第20回俳句甲子園の予算での悩みを口にしていたところ、梅沢富美男劇団がスポンサーの一つになっている。
前述の「プレバト!!」とのエキシビジョンマッチは、その恩返しなのだろう。本人がなぜ出ていないのかは気になるところではあるが
また、俳句関連の仕事は当番組に絞っており、俳句専門誌での対談オファーを断ったことも明かしている。

豊富な語彙力と舞台で培った感覚を駆使したスタンダードな「王道俳句」が特徴である。しかしそれゆえに発想を飛ばした句にはなりにくく、印象が薄くなりがち。
また俳句の説明で自己陶酔している節が見られ、自画自賛と尊大な振る舞いが原因で説明も長くなる事が多い。
尊大な振る舞いで低得点者をこき下ろす場面も多いが、中身がスカスカor見当外れな意見を口にしてそれを夏井先生に指摘される事も多い。
ただ、永世名人になるほど俳句の実力が高いのも確かで、紹介された他の出演者の俳句について、浜田から「どう直したらいいのか」と水を向けられると「そんなこと言われても…」と、しどろもどろになるが、その前段階である「どこが夏井先生の査定で引っかかったのか」については非常に鋭く正確な指摘をしては、夏井先生から「おっちゃんえらい!」とよく褒められている。

俳句以外でも特に料理はかなりの腕前なのだが、馬場にボコボコにされて以後は料理関係の査定には約2年間ほど出演していなかったが、久々に盛り付けに挑戦した時は見事に才能アリだった。

2022年5月19日放送分では浜田に代わって代理司会を担当。永世名人の査定は見事にボツとなったため*12自分で自分の作品のシュレッダーボタンを押すという番組的にはオイシイ屈辱を味わうこととなった。

2023年3月23日にはついに掲載50句を達成し句集完成となった。
当初は完成した際は引退すると語っていたが視聴率的にもまずいのと影響の大きさもあってか引退は取りやめ、今後は番組の最後に『〆の一句』として句を発表していくこととなった。
1,2回目はガッカリという査定に終わったが、それ以降は無事本を出せた事もあり肩の荷が下りたのか、6連続でお見事と評価を頂いており破竹の勢いを見せている。
これに気を良くしたのか本人としては2冊目以降も出すつもりであるようだ。

特別永世名人という番組最高の地位を獲得しながら、約5年程タイトル戦での優勝を飾れておらずほぼ無冠の帝王状態であったが、2023年5月11日に司会の浜田雅功の還暦を祝って行われた「浜田杯」において久方ぶりとなるタイトル戦での優勝、その勢いに乗り2023年8月3日の第7回炎帝戦でも優勝し特別永世名人としての実力を見せつける事となった。

番組レギュラーのイメージが強いが、原則として劇団の仕事を最優先するスタンスのため、劇団公演時には1か月ほど番組に出演しないこともある。

  • 藤本敏史
お笑いコンビ「FUJIWARA」のフジモン。
当初は「伸びないだろう」と夏井先生に思われていたが、次第に力をつけ、梅沢に続いて2人目の特待生となった努力の人。
発想を飛ばすことを得意とし、パパであることから子ども目線であったり、動物をモデルにした句が多い。そのため、子供からの人気が高い一方、離婚後もパパ系俳句にしがみついていることを指摘されている。
俳句で培った知識はTBS系のクイズ番組「東大王」でも活かされている。
一時は俳句査定で精神的に追い込まれていたのか、「俳句の盗作が発覚して謝罪会見を開く」という生々しい悪夢を見た事もあったという。
タイトル戦では4回の優勝を果たしておりそのうち炎帝戦で2度優勝している。
予選は全て1位通過で本線に出場しているものの本線では名人らが集う決勝で力が及ばない場面も見られしばらく優勝出来ないことが2年ほど続いていたが、2022年の第6回金秋戦で予選1位通過を果たし本線で優勝しシード権を獲得。その勢いに乗り2023年2月23日に5人目の永世名人となり第7回春光戦はシード権で出場し見事優勝を果たし初の春秋2冠を達成した。
永世名人のお手本では順調に掲載決定を決め折り返し地点に辿り着き、現在は自分より後発で先に永世名人になった同期の千原ジュニア(後述)や同じ吉本の後輩の村上の2人の永世名人と共に誰が先に句集を完成させるか、誰がタイトル戦で優勝するかを争っている。

2023年金秋戦ではあろうことか前日となる10月4日に当て逃げ事故の容疑から、2024年3月まで芸能活動を自粛。
翌日の金秋戦ではテロップで対応され、滞りなく放送された。
本大会においては2位という好成績を得ており、最初に順位が発表された事も番組にとって救いとなったと言えるだろう。1位を取っていたらと考えるとあわや放送事故である。

  • 村上健志
お笑いコンビ「フルーツポンチ」の膝神の方。
初登場からいきなり才能アリを2回連続で取り、夏井先生からも「この人は本物です」と言われ、異例の速さで特待生となった。
特待生となった後も初の査定にて俳句初の2ランク昇格を叩きだす*13など、(1度降格があったものの)その快進撃は止まることなく、当時は査定回数ベースでは名人十段昇格・永世名人昇格共に最速であった。

ごく身近な光景を詠むことを得意とし、夏井先生も「何気ない場面を詩的に切り取ることは他の誰も真似できないほどに長けている」と評価する一方、対称的に大自然など雄大な景色を王道に詠もうとする梅沢からは「チマチマした光景ばかり詠むから…」と目の仇にされている。

技量・発想力に加えロマンチックな世界観から女性特待生からの人気も高く、さらに他メディアの企画で句会にも参加するため、その手の界隈からのファンは多い。

一方で他人の俳句の分析は苦手。さらに自身の俳句の説明をする際、少し自己陶酔をしている節が見受けられることをよく指摘される。逆に句の悪い部分を指摘されると極端にヘコんだり拗ねた様子を見せる所も。

2022年には3人目の俳句の永世名人に昇格。
同じ吉本の先輩の藤本とジュニアの2人が永世名人になってからは誰が最初に句集を完成させるかを争っている。

テーマ曲には特待生昇格を決めた時のお題『新宿駅』→『君の名は。』に因みRADWINPSの「前前前世」が使用される。

  • Kis-My-Ft2 (横尾渉:俳、千賀健永:俳水、北山宏光:俳書)
グループでくくってはいるが、実際によく出演しているのは、上記の北山、横尾、千賀、そして宮田俊哉と二階堂高嗣の5人である。
これらのメンバーはグループのメインを張る藤ヶ谷太輔・玉森裕太の陰に隠れた地味な存在であり、北山を除いた4人は「舞祭組(ブサイク)」という派生ユニットを結成するほどであったが、当番組の人気から中高年層の知名度では二人を逆転し、以降グループはゴールデンの冠番組獲得やNHK紅白歌合戦に出場するなど人気の向上に大きく貢献した。
「グループも歌もろくに知らないが名前と俳句が上手いことは知っている」という声が非常に多く、この番組の影響力の高さがうかがえる。

横尾は初登場から3回連続才能アリで特待生に昇格。
チャレンジ精神が強く、様々な表現方法に挑戦している。
しかし、詰めが甘くなかなか上位には食い込めない状態が続いていたが、第3回冬麗戦にて悲願の優勝を勝ち取った。
その後は浮き沈みは激しいものの安定して本戦へは進んでおり、第5回春光戦では再びタイトル戦優勝を勝ち取り、名人十段にも昇格している。
また、「前書き」という句の前に前置きを付け加えて詠む非常に特殊な技法*14を度々使用しており、2020年に行われた他流試合ではこの技法を見事成功させ勝利を収めている。
優等生タイプでありキスマイの中では技術の吸収力、安定感ともにダントツであるが、逆にそれが災いしクセの強い他メンバーと比べるとどうも影が薄さが否めない…
梅沢からは「ミスタープレバトJr.」と呼ばれ気に入られている様であり彼も梅沢をヨイショしている場面も散見されるが、梅沢の降格ドッキリの際には大爆笑していたり対抗戦での敗北時には「何やってんだよ!」と零すなど言う時は言う様である。
また最近は若干下に見ている節も見られる。それでも変わらず気に入られてはいるようではあるが。
2023年8月24日に6人目の永世名人になり、永世名人のお手本で幸先よく掲載決定を決める。

千賀は凡人査定になりながらも、努力して横尾に次ぐ特待生昇格となった。
風景や宇宙関連の内容を主に詠むことが多く、ジャニーズの性か幻想的な句を作る傾向が強い。
2018年に行われた第1回冬麗戦では並みいる名人を抑え華々しく優勝を飾るも、それ以降は優勝句と似通った作風、展開を擦り続けている事を東国原から苦言されたり、より大げさな表現を好むようになる等まるで振るわず未だに実力が安定していない面も見られ、フジモンから言われた「ホームランか?三振か?」という言葉が千賀の「爆発力の高さと安定性の無さ」を象徴している。
また冬麗戦優勝後しばらくは増長していたか、もしくは梅沢御大に憧れヒールキャラでも目指していたのか、態度を大きくする場面も多々見られた。
その後は数年間目立った戦績はなかったが、2022年には定形を崩して詠む「破調」を武器に全査定で昇格、福島県のふるさと戦においては愛知出身ながら福島出身の梅沢永世名人を破り優勝、見事ポスターへの掲載が決まり1年の締めくくりとなる冬麗戦においては有段者の中では最高順位となる3位を手にするなど、本人自ら「ゾーンに入った」と述べる大躍進を見せた。
また、横尾と千賀の二人は夏井先生に作詞を頼み、「蝶語」という句集を元に作り上げた「王国の蝶」という曲を歌っており、番組中では二人のテーマ曲にもなっている。

北山は18回という長い期間の末、その努力が認められて夏井先生から「ダメならいつでも引きずりおろせるから一回上がってみるか」と言われて特待生に。
だが特待生になった後も安定性に欠けており、あと少しが出ない時期が続いていた。
しかし、2020年冬麗戦では決勝に進出し、決勝でも1位の横尾、2~5位までの名人十段組に続いていることから、着実に力はつき始めている様子。
そして2021年金秋戦にて予選から勝ち上がり並みいる名人たちを打ち破り優勝を果たし、これによりキスマイ特待生全員がタイトルを勝ち取る事となった。
また余談となるが、意外にもキスマイの中で初めてこの番組に出演したのは彼である。
後から出演した横尾、千賀に追い抜かれくすぶっていた時期もあったが、ようやく努力が報われたと言えるだろう。
…しかしそれ以降は千賀と同じく優勝句に作風を引っ張られてしまい、大げさな表現を好むようになる事や元々あった情報を詰め込み過ぎる悪癖が祟り自分の持ち味を出せず停滞、以降のタイトル戦では下位に沈み、通常回でも年間通して6回の査定全てで現状維持と、完全にスランプに陥ってしまっている。*15

2022年の最後の回となる査定では上記の悪癖を無事修正、1年と半年ぶりとなる昇格を見事勝ち取り綺麗に締めくくる事が出来たものの、年間優秀句を詠んだ上位15名に選ばれず冬麗戦には参加できずに終わってしまっている。

翌年2023年には8月をもってジャニーズを退所し、同時にキスマイを卒業する事を発表。卒業直前となる8月24日放送分では見事1ランク昇格を決め、キスマイとして最後の出演を見事昇格で締めて見せた。

2022年5月12日放送分では浜田に代わって代理司会を担当。進行そのものはそつなくこなせたが、後日その様子を視聴した浜田からは声の小ささを指摘され、浜田の声の大きさが番組進行を盛り上げているという要素を視聴者および浜田本人にも実感させることとなった。

華々しい成績を残している上記3人に対し宮田、二階堂の両名は20回以上という平場で最多の挑戦をしていながらも特待生に上がれておらず「キスマイなのに俳句出来ない子」というレッテルを貼られてしまっている。

我らがアニヲタこと宮田俊哉は才能ナシこそ少ないものの15回もの凡人を取っており、その量は番組内にて1位を記録している。*16先生が度々口にする「キング・オブ・ザ・(ド)凡人」の名にふさわしいと言えるだろう(意外にも彼個人を指して言われた事は無かったりするが)。
先生からは「目の付け所は決して悪くない」「一歩ずつ小さく前には歩いている」とは言われており、成長を期待されているようだ。
また、20回目の挑戦以降はカーネル・サンダースやジェームズ・ダイソン等の遅咲き偉人エピソードを例に挙げたトークをし、才能アリに向けての抱負を語るのが定番となっている。
俳句以外では生け花査定で假屋崎先生から史上最低と言わしめたほどの酷い作品を作ってしまったこともあり、芸術系査定ではほとんどが才能ナシという結果となっている。

二階堂は平場査定者最多となる37回もの挑戦をしながらも10回以上の凡人と才能ナシという不名誉な記録を持ち、才能ナシに至っては最下位の最多記録を更新中である。しかも破門を食らった勝村が特待生になったというのにも関わらず、一向に特待生になれないなど成績の悪さは勝村以下という体たらく。
当初は珍しい季語や使いにくい長い季語などを調べてきては使いたがるというクセがあり、その向学心の程は一応褒められてこそいるものの、技術や人生経験が伴っていないためか大体の場合空振りに終わってしまっている(例えるならば格好いい大技を好んで使いたがる子供のようなものか)。
また基本の型すら覚束ないにも関わらず破調を使いたがる悪癖があり、これについては村上名人も「直球も投げれないのに変化球を投げるのはもうやめろ!!」と珍しく激怒するほどであった。
散々な結果にそれをみかねた浜田から今度の進退を聞かれ、自身の過去最低点を更新してしまった際には自ら「1回休み」を宣言するほど。梅沢「いや毎週出てるわけじゃないから(笑)」

が、その後の挑戦ではついに基本の型を覚えたとして堂々勝利宣言し実に2年ぶり4回目となる1位を獲得。一度再び才能ナシに沈んでしまうも、そこから3回連続で才能アリ1位を取るほどまでに安定するようになり、その成長ぶりを見せつけている。
尤も、基本の型一つしか使えない事や夏井先生が完全に親心で成長を見守っている事もあり、別の型を覚え地固めをするまで特待生認定は見送られており今後の進退に注目が集まっている。
また年始には前年の年間優秀句を詠んだ15名の中に北山を差し置いて選ばれ冬麗戦へ参加する活躍を見せた結果はランク外であったが

プレバト常連出演者の中でも理解力が乏しく成長度があまりにも遅すぎるせいか、一部の視聴者からは「向上心ややる気が見られない」という意見や、夏井先生の話が理解できずフォローする名人や浜田、アシスタントに対しても逆ギレしたことで「不愉快」といった批判的な意見もある一方、番組と関係ない夏井先生のラジオにも「二階堂を何とかしてやってくれ」というお便りが大量に届く程、ある意味では番組が誇る「愛すべき劣等生」なのかもしれない。

果たして彼らが特待生になる日は来るのか…

  • 中田喜子 俳
元ライダーガールズのヨッコ。実は俳句の特待生になった初の女性。
特待生査定やタイトル戦などで残念な結果に終わると、曰く「殺人現場」「6人殺されている」様を見たかのような顔芸驚愕の表情を浮かべた、反対に上位であった際には歓喜の悲鳴を上げ全身で喜んだりと感情表現豊かなリアクションを見せる。
そのため浜田のツッコミは勿論、演出でアップにされたのち『火曜サスペンス劇場』のイントロを流されたりとイジられており、誰が呼んだか「喜怒哀楽マダム」の二つ名を頂戴している。
そんなネタにされがちな彼女だが、「花追風(はなおいて)」というオリジナルの季語を作成し披露しするという番組で唯一の挑戦をしている人物であり、句に対する姿勢は本物である。上記の感情表現もそれだけの情熱を以て俳句に取り組んでいる証拠と言えるだろう。
タイトル戦においては記念すべき第1回俳桜戦よりほぼ毎回参加しているが、予選は難なく突破することが多いものの本戦では下位やギリギリランク外に沈むことが多くパッとしない印象が拭えなかった。
しかし苦節5年の時を経て第6回炎帝戦において優勝を果たしており、その瞬間は喜びのあまり何が起きているか理解できなかったと振り返って語っている。
テーマ曲は代表作とも言える「渡る世間は鬼ばかり」のメインテーマが使用されている。

  • 千原ジュニア 俳花絵判丸手足
「千原兄弟」の弟の方。
不良を装っているがその実は努力型であり、俳句で平場時代は独創的な句を披露しようとして失敗することも多々見られ、才能アリとナシの極端な結果で迷走していた。
次第にその独創性を発揮できるまでに勉強を重ねると本領を発揮、遂には名人にまで上り詰め俳句タイトル戦優勝も手にするまでに成長した。
「俳句はしてはいけない事はない、何をやってもよい」という夏井先生の教えを誰より実践しており、失敗を恐れない挑戦的な句を披露し続けている。
名人となって以降は非常に好調となり、番組初となる6連続昇格を決めるなど圧倒的なスピードで10段に上り詰め、以降はたった7回という異例の速さで永世名人の査定*17を突破しており、これにより4人目の永世名人へと上り詰めた。
独創的な句ばかりであるものの、上記の成績を見てもらえれば分かる通り非常に失敗や取りこぼしが少ない。
永世名人たちですら躓く助詞の使い方を完璧にマスターしている、先生曰く「助詞オタク」であるからこそ成り立つ作風と言えるだろう。
テーマ曲は平場の際に大幅添削されることが多かったことや、おそらくタイトル戦での「出席○の葉書投函秋日和」という文字を消す表記を使った句を披露したことからか、アジカンの「リライト」が使用されている(アニヲタ的に言えば『鋼の錬金術師』のOPである)。
永世名人になってからは、同じ吉本の同期の藤本や後輩の村上の3人と共に誰が最初に句集を完成させるか、誰がタイトル戦で優勝するかを争っている。

芸術の才能も高く、特に消しゴムはんこでは天才的なセンスを発揮し、驚異的なスピードで名人に昇格。
チャレンジ精神が強く、毎回様々な手法で作品を作っているため、田口先生からも「消しゴムハンカー」として一目置かれている。
スプレーアートでは、当時不倫騒動が起きた兄・千原せいじを題材にした絵を描き才能アリをもらっている。将来見たら意味わかるのだろうか

芸人ゆえのフットワークの軽さと類稀なるトーク力から、自身に査定がない回でも賑やかしとして呼ばれることも多々あり、今や番組に欠かせない人物となっていると言えよう。

  • 松岡充 俳陶
大道克己/仮面ライダーエターナル役でおなじみのSOPHIAのボーカル。
俳句では初挑戦こそ凡人だったものの、そこから才能アリ4回を叩き出して特待生に。
同じくダークライダー役だからなのか、後に俳句特待生昇格を果たした後述の岩永とは仲が良い。
陶芸査定でも特待生になっている。

檀黎斗仮面ライダーゲンム役でおなじみの天才マルチタレント。
初登場時は俳句で歴代最低点の5点を取ってしまうが*18、夏井先生からは(知識不足が理由のため)勉強次第では特待生も狙えるとフォローされ、
猛勉強の末に次の登場でなんといきなり才能アリ1位を獲得。その後も順調に優秀な成績を修め、特待生に昇格した。
途中から冒頭紹介時のBGMに「EXCITE」に加えて「Anything Goes!」も使われるようになっている(「岩永違い」だの「オーズだけどオーズじゃない」とか言われている)。
2022年春以降はイギリス留学をしており出番がなかったのだが、翌年11月に復帰した。

  • 立川志らく
六代目三遊亭円楽に続く落語家2人目の俳句特待生にして落語家初の名人。
俳句歴は10年以上であり、普段より自身のTwitterでも俳句を投稿しており「深い」「粋」だとファンから褒められていたのだが、初登場時は凡人を取ってしまう事に。*19
以降はTwitterに投稿しても「凡人が句を読むな」と手のひらを返したように罵られてしまう事となるが、その後は3連続で才能アリを獲得し見事に特待生認定されることとなった。

実力は確かだが、ここぞと言うときの勝負に弱いらしく、俳句タイトル戦ではボーダーラインの一つ下で予選敗退が目立つ。
また、後述する鈴木光に敗北して以降、高学歴の挑戦者にも弱い傾向があり、更に俳句以外は才能ナシに沈む傾向もある。
作風は人名や作品名と季語を取り合わせる事が多く、破調や自由律を好むなど他の特待生とは一線を画す表現を持ち味としており「志らく流」を確立する一方で他の名人・特待生や一部視聴者からは「定型できちんと詠むべき」と指摘・批判を受けることもあるなど、そのスタイルには賛否両論も。しかし、破調・自由律を貫き通し自身15回目のタイトル戦である2022年春光戦にて、ついに優勝を掴み取る事に。
直前の冬麗戦で、句が本放送上で紹介されずTVer行きの憂き目にあっていただけに本人は感無量、言葉をつまらせていた。
独特の作風ゆえか安定感はなくその後も下位に沈むことが多いが、ふるさと戦では千葉県の菜の花を題材にした句で見事勝利、東京都出身でありながら千葉県ふるさと俳人となりポスターへの掲載が決まる事となった。

落語家同士かつ特待生・名人同士でもある六代目円楽と春風亭昇吉(共に後述)にはライバル心を燃やし、共演した際には互いに舌戦を繰り広げるのがお約束の流れとなっている*20。その一方で特に円楽に対しては笑点に関するエピソードから非常に恩義を感じており、それを題材にした句を詠んだ事もある他、2022年9月30日に円楽が逝去した後には追悼句を詠んでいる。結果は現状維持であったが

  • 春風亭昇吉
六代目円楽・立川志らくに続く落語家3人目の俳句特待生。
春風亭昇太の3番弟子にして落語界初となる東大卒のインテリ落語家*21
出演1回目からぶっちぎりの才能アリを記録し、2回目の出演にて詠んだ「万緑に 提げて遺品の 紙袋」が夏井先生から絶賛され、早々に特待生に昇格するなど実力は確か。
しかし特待生昇格後はあまり振るわず、夏井先生の添削に食い下がり怒られたり、東国原から前述の特待生昇格句に対し「あれで終わったね」と一発屋の烙印を押される*22などいつの間にか「崖っぷち特待生」に。
その後は通常回への参加はせずタイトル戦を主戦場としていたが、そこでもなかなか芽が出ず、本戦にも上がれずに終わる期間が長く続いていた。

また、先輩落語家である円楽・志らくからは共演するたびに圧力をかけられており、特に円楽にとっては師匠である昇太も「笑点の司会だが後輩」であるためある時には師匠共々散々にイジられた後、「今度からは同業者出演なしで!」と言うほど落ち込んだことも。

そして2022年金秋戦においてついに予選を勝ち上がり、決勝では3位と「昇吉より順位が下だったら君の落語会にタダで出る」と約束*23した志らくを大きく上回る活躍を見せる。
その後久々に登場した通常回においては特待生認定から2年4か月をかけ、ついに初昇格を勝ち取る事に。
さらにその約1年後に行われた2023冬麗戦ではついに初優勝を飾った。
この世を去った円楽も草葉の陰で安心している事であろう……
とはいえ安定した成績を保つことにはまだまだ努力の余地があり、今後に期待のかかる人物と言える。

  • 皆藤愛子
東国原から俳句特待生に上がって欲しいと言われていた元祖めざまし女性キャスター。
タイトル戦予選では梅沢や村上を破るなどしており、実力は確かなもの。
テーマ曲には苗字の「かいとう」から連想されたのか、ゲーム「ペルソナ5」より「Life will change」が使用されている。

  • 森口瑤子
女優。「相棒」のこてまりさんで、浜田とは同局のドラマ「ADブギ」で共演していた縁がある。
第4回冬麗戦にて特待生でありながら名人を抑え女性として初優勝という快挙を果たし、その後も査定6回で名人昇格(俳句名人の中で最短)とあっという間に強豪の一角となっている。
炎帝戦での句「メールぴこんぴこん シャワー中だってば」に代表される、一見俳句に似合わぬ表現をしれっと差し込み成立させる「森口節」を持ち味としており、その言語センスは一級品である。

  • パトリック・ハーラン
日本国外出身者では初の俳句特待生。お笑いコンビ、パックンマックンのパックンである。
しかしハーバード大卒でありながら中卒の梅沢に位も実力も大きく突き放されており、梅沢にいちゃもんをつけられることも。
母国であるアメリカの文化や情景を取り入れた上で詠まれる「5音の季語+12音のフレーズ」という俳句の基本の型をきっちりと守った手堅い句が特徴ではあるが、基本の型ばかりで冒険をしない事が級位や実力が伸び悩む原因であることを夏井先生からも指摘され、以降はタイトル戦においても果敢に新たな型に挑戦するように。
通常回への参加は少なくタイトル戦の予選から参加することが多いが、予選突破はおろか現在4連続で予選最下位という芳しくない実績を残しており、経験の少なさが目立っている。
テーマ曲にはビートルズの「HELP!」が使用されている。

  • 河合郁人
プレバトでは超ボロッカス集団といわれるABC-Zのフットボールアワー後藤紫。
俳句査定ではメンバーで唯一連続才能アリ獲得経験があり、特待生昇格チャレンジで念願の俳句特待生昇格となった。

  • 向井慧 俳
トリオ芸人「パンサー」のツッコミ担当。
初登場にて才能アリ1位を獲得したことで祖母の形見である俳句の本を父より受け継ぎ、以降本格的に俳句に打ち込むようになる。
タイトル戦予選では5級にもかかわらず名人2人を破り1位通過したり、昇格試験では俳句においては非常に珍しい2ランク昇格を決めるなど中々の感性の持ち主であるが、続く本戦では最下位であった事や芸人特有のイジられ易さとリアクションの上手さが相まってかタイトル戦においては未だに雑魚キャラ扱いをされている。ある種美味しい立ち位置である

  • 紫吹淳
元タカラジェンヌ。生け花査定で初の有段者に昇格した特待生。
生け花タイトル戦初の優勝者でもある。

  • 三上真史
ボウケンブルー/最上蒼太役でおなじみの俳優にして、Eテレ「趣味の園芸」のナビゲーターを長年務めている通称「園芸王子」。
実は現状維持、降級どちらもなくストレートで名人に上り詰めている。

  • 馬場裕之
お笑いトリオ「ロバート」のメガネ。
料理が趣味であり、自著の料理本も出すほどである。
盛り付けで最初に名人まで上り詰めた他、料理関係の査定には必ずと言っていいほど出演している。
優秀な成績を修めることもあれば、ミスをして低評価になってしまう場面も。
盛り付け査定名人だが、段位はかなり伸び悩み、一度三段にまで昇格するものの2連続降格であわや名人剥奪という所まで追い込まれている。
2020年以降は新型コロナウイルスの流行により番組内で食品を扱うのが難しくなってしまったためか、料理関係の査定が行われなくなってしまい出演はない。
果たして復活の時は来るのだろうか…

  • 光宗薫 水判鉛黒石ト
元AKB48研究生で現在はモデル・画家として活動。
番組最初の「水彩画特待生」にして番組初の「2ランク昇格」を勝ち取った「スーパー特待生」。
あっという間に1級まで上がり名人までもう少し…だったものの体調不良により休業し3年間番組に出演せず。その間にしずちゃんを始め多くの名人・特待生が生まれたものの、その間にはボールペン画で個展を開くなど技術に磨きをかけていた。
3年ぶりの出演で難なく名人に上がるとタイトル戦優勝、さらに一気に五段昇段と再び水彩画の頂点を奪い取っている。また、色鉛筆・黒板アートの特待生のみならずスプレーアートなど芸術系では無敵の強さを見せている。

  • しずちゃん 水判和バ
お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の女性の方。
一時期はスポーツの方でも話題になっていた。
写実的な絵のセンスが高く、水彩画での名人に加え、消しゴムはんこや和紙ちぎり絵でも特待生となっている。

  • 六平直政
武蔵野美術大学出身の俳優。
水彩画のタイトル戦では当時5級ながら唯一の名人であるしずちゃんを負かして優勝、
更に昇格試験でも2ランク昇格番組初の3ランク昇格と2回連続飛び級で名人になるなど浜田を驚かせている。

  • 松田悟志 水鉛
秋山蓮/仮面ライダーナイト役でおなじみの俳優。
実は京都芸術大学で好成績を残していた。その実力は確かなもので、色鉛筆、水彩画で一発特待生昇格を果たした。
しかしビッグマウスが目立つため、浜田や岩永にいじられたことも…。
テーマ曲は「Alive A life」が使用されている。

  • くっきー! 水絵判鉛バ
お笑いコンビ「野性爆弾」のコワモテの方。
独特な芸術的センスがあり、特に絵画はニューヨークの美術マーケットで1000組を超えるアーティストの中の「最も注目する5人」に選ばれるほどの実力を持つ。
番組でもその才能をいかんなく発揮し、奇抜な構図の中で丁寧な作りが評価され、現在では絵手紙、水彩画、消しゴムはんこ、色鉛筆画、バナナアートで特待生となっている。

また、和紙ちぎり絵査定に至っては、辻井先生から「自分ではこの発想は出てこない」とまで言わしめ*24、一発で特待生入りしたものの、それ以降の査定では独創性が過ぎて「手に負えない」と特待生を剥奪される珍事件も見られ、初期の頃に行われたステンドグラスの査定では、スカートが枝に引っかかってパンツが見えている状態の作品を作り、審査員からは「技術はあるが、ステンドグラスの芸術性*25に反しており、自分では評価ができない」として「査定外」となり大失敗することも。「チャイチーな先生でしたわ」

芸術面の実力はあらゆる意味で最上位に位置すると言って差し支えないのだが、上記の事件や作風も虫や目といった人によっては不快感を与えるようなテーマを好んでおり、放送の度に賛否を巻き起こすプレバト一番の問題児といえる。
ちなみに、特待生となった後の水彩画や色鉛筆画にはことごとく浜田雅功を描き(本人曰く、「ダーハマが好きだから」)、当人から「いい加減やめろ!」とツッコまれている。
水彩画やスプレーアートについては、査定を行う先生までも浜田を入れたお手本を描くなど、イジりが酷い方向に進んでいる。
ついには色鉛筆査定でおふざけがエスカレートして三上先生や、浜田違いで浜田ブリトニーを描く事態となった。ちなみにブリトニーは特に触れることもなく降格となったが。

一転して俳句においては虫や歯などの彼らしい語句や難解な言い回しを使うせいもあってか才能ナシの常連となってしまっているが、夏井先生によって句の意味を解読され添削された結果「案外常識的な方」であると分析されてしまい縮こまる場面も見られた。

  • 辻元舞 水判鉛風丸陶バ石
2児の母であるファッションモデル。通称は「天使すぎる母ちゃん」。
美術の計8部門において一発で特待生になっており、当初5部門まで載せられる特待生の椅子を増築したほど。
色鉛筆では名人最高位、水彩画ではタイトル戦において番組史上初となる100点満点を獲得と、美術系査定の強豪。
私生活でも2人の子に恵まれている上に多彩な方向で才能を発揮しているため、他の女性特待生から目の敵にされているとかいないとか…

  • 田中道子 水判鉛
女優兼一級建築士。
テーマ曲は出演作品にちなみ「ドクターXのテーマ」。
水彩画初登場で特待生入りし、その後も順当に成績を上げて現在は光宗・辻本に並ぶ水彩画トップ3となる。
査定で想定より低い、あるいは光宗・辻本より順位が下だったりすると「クソッ!」と叫ぶ、間接的に先生を脅す、涙を流すなど非常に感情的になることでおなじみだが、その度に浜田から厳しいツッコミを受けるのもお約束。
緻密な描写と陰影の表現に長け、「光の道子」の異名を持つ。あと前述の特徴から「感情むき出しアーティスト」と言われることも。
水彩画のタイトル戦ではライバルの光宗・辻本を抜く名人8段の最高段位に輝きうれし泣きを果たした。

  • レイザーラモンHG 水鉛
ご存知「フォー!」で有名な芸人。この番組ではサングラスを外している&スーツ姿のため*26初見では驚くこと請け合い。
水彩画一斉査定では遠近感を丁寧に描写し、4級から一気に4(フォー!)ランク昇格で名人初段に。色鉛筆査定でもチキンラーメンを丁寧に描き特待生に一発昇格、その後は5級から1級まで飛び級でまたもや4(フォー!)ランク昇格を果たした。
筋肉の躍動感を描かせたら右に出る者はおらず、水彩画コンクールでは筋肉を描き見事8代目王者に輝いている。
余談だが相方のRGは俳句部門で2回出場しており、持ちネタで登場する見た目とは裏腹に2回とも才能アリを獲得するという隠れた実力を持つ。

  • アンミカ
ファッションモデルかつテレビ通販でおなじみのマシンガントークタレント。
韓国出身でありながら「東大王」では漢字の問題で実力を発揮。
水彩画一斉査定では水彩画査定はおろか全ての特待生昇格試験でも最大の「7ランク昇格」を叩き出し、5級から一気に3段へジャンプアップした。

アニヲタ諸君には言わずと知れた陰キャオタクタレント、しょこたんである。
その学生時代から鍛え上げた漫画力を駆使し芸術方面では才能を発揮していたが、あと一歩が出ず特待生に上がれない結果が続いていた。
そんな中色鉛筆査定ではたい焼きを描き一発で特待生昇格、その後はバナナアートやストーンアートなど王道からは外れるものの普段とは違う細かい作業の必要な芸術査定にてその才能が開花、多数の特待生資格を得る事となる。
テーマ曲は彼女の代名詞と言える名曲「空色デイズ」が使用されている。

俳句においては普段はパッとしないものの、大好きな猫を題材に詠んだ時のみ点数が跳ね上がり才能アリとなる事が多く猫の句においては4度の才能アリを獲得している。
しかし先生からは猫の句しか詠めない事を看破されており、特待生昇格は見送られている。
もっとも上を目指すだけが俳句ではないのでこれはこれでいいのかもしれない。猫以外詠むつもりもないようであるし

  • 犬山紙子 俳鉛
特待生資格を持たないにもかかわらず才能アリ経験者として炎帝戦に出場し、俳句タイトルを獲得したコラムニスト。実体験に焦点を絞ったしっとりとした句を持ち味としており、安定感こそないもののその爆発力は随一と言える。
全部門でも唯一となる、特待生剥奪を食らった後に再度特待生に復帰するという偉業をやってのけた方でもある。
平場や炎帝戦でそれぞれ初めて1位を取った際には「お(義)母さんやったよ!!」と意味は違えど同じ言葉で喜んでいた。
夏の炎帝戦では1位2位と非常に好成績を収めているのだが、それ以外のタイトル戦やふるさと戦では毎回最下位近くまで沈んでしまうなど得手不得手がはっきりしている。

一方色鉛筆でも才能を発揮しており、トマトやポテトサラダという難題を丁寧に描いている。

  • 勝村政信 俳
俳優。
かつてNHKラジオの俳句番組で夏井先生と共演経験があり、共著で俳句初心者向けの本を出版したこともある。そんな関係から「夏井先生の弟子」を名乗り、意気揚々と参戦。
しかし、番組2度目の出演時に才能ナシ最下位、しかも点数は10点で夏井先生からも添削を拒否され「怒りを通り越して殺意を覚える」とまで言わしめる程の酷い作品を生み出してしまい、破門を言い渡されてしまった。
以降は破門を解いてもらうために勉強し直し、才能アリを安定して取れるようになり、2022年の炎帝戦決勝では特待生の資格を持たないにも拘らず*27、10位にランクインしたことでようやく破門を解いてもらえた。

その後は再び才能ナシに沈んでしまうも、俳句の原点である「楽しんで作る」事に回帰した事で夏井先生も笑顔を見せている。
2023年には初登場より実に8年もの時を経てついに念願の特待生に昇格した。

  • 森迫永依 俳
子役時代は実写版「ちびまる子ちゃん」を演じた女優。
俳句は梅沢もその実力を絶賛するほどの腕前で、2023年冬麗戦ではアマチュアながらキスマイ二階堂、伊集院光、本上まなみ、さくらひろし高橋克実と共に出場し、なんと犬山紙子以来となるアマチュアでのタイトル戦優勝を成し遂げた。流石梅沢富美男の目に狂いはなかった
その後は冬麗戦の優勝の実績から特例として査定を挟まず特待生に昇格、初の試験でも見事昇格を勝ち取っている。
勿論出囃子は「おどるポンポコリン」。

  • 本上まなみ 俳
女優でありエッセイスト。
「おでんくん」の中の人と言われれば分かる人は分かるのではないだろうか。
冬麗戦ではアマチュアながら森迫に次ぐ2位としてランクインしており、特例昇格とはいかなかったもののその後の特待生候補者を集めた査定ではぶっちぎりの1位で通過し見事特待生に昇格した。

実は横尾以来となる初登場から4連続で一切の添削無しという大記録を達成しており、成績はかなりのハイアベレージである。
5回目となる春光戦予選では添削が入ってしまったが、今後にも期待したいものである。
先述のようにおでんくんの声を担当していたため、出囃子はおでんくんのテーマ「デキワナタイン」である。

  • 小手伸也 水判
「コンフィデンスマンJP」「SUITS スーツ」にて遅咲きのブレイクを果たした名バイプレイヤー。
古くは声優活動も行っており、デュエリストにとっては遊戯王5D'sゴドウィン長官役としてお馴染みだろう。
初出演時は直近のスキャンダルもあってか終始縮こまっており成績も芳しくなかったが、それ以降は芸術方面で才能を発揮、水彩画及び消しゴムハンコ査定において特待生資格を得ている。
2023年には特番にて行われた大漁旗査定に抜擢されており、その感性が評価されてきたことがうかがえる。

  • 中野周平 水
モノノ家に仕える蛙亭のお金にがめつい男の方。
実は芸人になる前は美術部所属、そして漫画家の助手を務めており、
その才能を遺憾無く発揮して特待生に。
消しゴムハンコ査定でもガラス越しの景色を上手く描ききり才能アリを獲得している。

過去の出演者

  • 羽田圭介 
ピース又吉と同年の芥川賞受賞者として注目を集めた小説家。
俳句査定で一度才能アリ査定をもらい、肩書きに恥じない文才を持つとされたのかその次の出演にていきなり特待生に選ばれるも、初の昇格試験で即降格を受け(しかも番組初の降格)、特待生を剥奪された。
感性については初登場時からかなり高評価だったのだが、一貫して言葉選びが説明的で気に入らないと評価をされており、また小説家の性で俳句の17音の短い文字数の中に収まりきらない壮大なストーリーを詰め込みすぎる悪癖も祟った結果である。
それが災いしてか平場に落ちて以降も才能アリになかなか届くことはなく、遂には才能ナシ最下位にまで落ち込んでしまう事となった。
一時期は高頻度で出演していた彼だがこれには相当辟易したようであり、これ以降の出演はしていない。

  • 東国原英夫 俳花
ご存知元宮崎県知事こと「そのまんま東」。
梅沢のことを「御大」と呼ぶ。
時事問題やサスペンス系、意外性に富んだ俳句作りを得意とし、梅沢からも「こういった(サスペンス系や意外性に富んだ)俳句を作るにあたって右に出る者はいない」と言わしめている。
他人の作った俳句を覚えているなど記憶力に富んでおり、また、分析力にも長けている。タイトル戦では現時点で7回と最多優勝を誇っている。全永世名人の中でも最強候補。
一方でメンタルの弱い節も見受けられ、ひどい結果になると実生活に影響が出るほどであると明かしている。

2018年の昇格試験に詠んだ句が、2017年の宮崎日日新聞で掲載された句に酷似しているという指摘があり、盗作疑惑で一時期荒れたのだが、本人は盗作を否定し、夏井先生からも「発想がかぶってしまうことは俳句ではよくあることで、そういう時は句を取り下げれば何の問題もない」と発言し、事態は沈静化した。

2021年には二人目となる俳句の永世名人に昇格。
なお、永世名人昇格時点での掲載決定レベルの俳句は27句と梅沢より多かった。

氏は2022年に8月に宮崎県知事選への立候補を表明(のちに落選)、これ以降出演していない。
その後タレント活動も再開しており、本人は何かの形で句集は完成させたいと語っているが、果たして…

  • 林修
「今でしょ!」でお馴染み、ご存じ林先生である。
番組の黎明期には講師側として参加しており、自己PR文の添削を行っていたりもした。
2020年には「プレバトVS東大王!」内でのコーナー「一発名人査定」にて久々に登場、特別企画として1度に3つのお題でそれぞれ俳句を詠み、それを参考に平場から一気に名人を狙う事となった。
結果は見事3つとも別の型を使い全て才能アリを獲得、最終査定では同じ型しか使わない2級のパックンは優に超えているが、季語を立てる工夫が欲しいとして名人には一歩届かず1級という査定となった。
特別出演であることや本人も「最初で最後の出演にしたい」と語っているため恐らく今後の出演はないものと思われる。

(特待生認定当時)現役東大生の才媛。俳句特待生の中で最も若くして認定された。
テーマ曲は本人の一番好きな曲と語る、椎名林檎のデビュー曲「幸福論」が使用されていた。
初回では特待生立川志らくを破る快挙を見せるなど将来が期待されたが、東大卒業と合わせて芸能活動を終了。
今までお疲れさまでした。

落語家初の俳句特待生かつ名人。
テーマ曲はやはり「笑点のテーマ」が使用されていた。
落語で鍛えられた人間観察力から人物をテーマにした俳句では好成績を残す一方、風景をテーマにする俳句では苦戦。
タイトル戦で夏井先生への賄賂でいじられることが多く、あろうことか後述の岩永も真似していた…。
同じ特待生・名人であり落語家同士でもある志らく・昇吉とは共演するたびに先輩として圧力をかけつつ舌戦を繰り広げるのがお約束となっていた。
なお、2018年4月から2021年3月までは裏番組に「笑点 特大号」があったため、両方でその姿を見ることができた*28
笑点の収録だけではなく1年のほとんどを地方営業で全国を飛び回る上、晩年は病気も患ったため出番が少なくなっていた。
脳梗塞を患いながらも落語の舞台に復帰し、プレバトへの再出演にも意気込んでいたが…2022年9月にその望みは叶う事なくこの世を去った。
プレバトの俳句特待生が現役のまま逝去」という初の事例で、同年10月6日放送分のエンディングでは追悼企画が組まれた。



浜田「追記・修正の才能、査定ランキングー!!」


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最終更新:2024年04月18日 19:27

*1 ただし、それぞれの流派もあったりするので、視聴者側が学んでいた知識と違う場合もあるため、あくまで「番組の査定員からの評価」であることを留意する事。

*2 現行で俳句以外で高段位者がいる水彩画・消しゴムハンコ・色鉛筆においては十段が金色で表されている。

*3 番組の構成は基本的には前半は芸術方面の査定・後半は俳句の査定となっている。

*4 ちなみに審査する夏井先生も離婚経験あり。

*5 勘違いされやすいが楽曲はパレードとは無関係に制作されたものである。

*6 正岡子規や高浜虚子という名人を輩出したことで知られ、毎年俳句甲子園が開催されることから「俳都」とも称される。

*7 アニメ版ではコンクールの自由曲に設定され7分前後の曲が作られているが、原作小説では課題曲として登場した曲である。

*8 尤も並べられた時に浜田が「全然違う!」と言ったのもあるだろうが…

*9 例を挙げるとチョコレートや煎餅といったお菓子やキウイフルーツやリンゴのような果物、中には猫が題材に選ばれたことも。

*10 梅沢永世名人へのボツ俳句に対し罵倒気味に言った事が添削の正解だった時にはその直後に「当たってもうた…」と恥ずかしさを見せていた。

*11 就任前の2022年3月31日放送分に玉巻のピンチヒッターとして出演実績がある。

*12 査定発表の紙も開けた瞬間ブチ切れて投げつけるパフォーマンスを見せている。

*13 俳句査定においては飛び級自体滅多にない事である

*14 他の特待生の使用例はなく夏井先生の添削で極稀に行われる程度のものである

*15 もっとも、彼らの場合は作風が固まる前に優勝を果たしてしまったのが逆に良くなかったと言えるかもしれない。

*16 同率で二階堂も15回であるが割合としては圧倒的にこちらが上である

*17 1文字でも添削があれば即剥奪となる星を5つ集める査定、梅沢でも25回の挑戦の末に認定された超難関の査定である

*18 「雪弾み芽と花の咲きスプリング」という句。季重なりかつ「雪」と「花(俳句においては基本的に「桜」で春の季語)」で季違いにもなっている。またそれ以外でも本人が伝えたい情景がまったく伝わってこない句となってしまっている。

*19 俳句の本を出す話もあったようだが、この凡人査定で全て立ち消えたという…

*20 対する円楽と昇吉も往々にしてやり返したり食い下がるため浜田や他の共演者から突っ込まれるのもお約束。

*21 岩永同様に、MENSA会員でもある。

*22 同時に「絶対敵わないと思った」と昇格句を称賛もしており、昇格後の伸び悩みに対しての落胆がうかがえる

*23 ちなみにこの約束は2023年3月20日に実現することとなった。

*24 ちぎった和紙を重ねることで立体感を出すという手法。それでいて基礎もしっかり守っていた。

*25 読み書きできない平民のために聖書の内容を絵にしたものがルーツであるため、下ネタ等は論外となる

*26 尤も、現在は公式プロフィールも通常の格好である。

*27 もっとも破門状態であったため特待生昇格が認められていなかっただけであり、十分にその素質はあるといえる

*28 「笑点 特大号」はBS番組のため、放送のルールにおける裏被りにはならない。