魁!!男塾(アニメ劇場版)

登録日:2020/11/27 Fri 23:23:48
更新日:2020/12/01 Tue 23:05:04
所要時間:約 6 分で読めます






男なら――

ひたすらに

己の夢を求めて

明日に(さきがけ)よ!



1988年に公開された、漫画魁!!男塾』の劇場用作品。
同時上映は『聖闘士星矢 真紅の少年伝説』。

週刊少年ジャンプ創刊20周年記念作品として制作された作品であり、剣桃太郎率いる男塾一号生がアメリカ大陸を舞台に開催される格闘大会「ビッグ・バトル・オーガスト」に挑む姿を描く。

本作のライバルチームである「スリーS」は作者の宮下あきら氏がデザインを担当。
主題歌は、白虎隊が歌う「COOL EYES」。

映像ソフトは当時VHSが発売された他、DVD-BOXやBD-BOXにも収録されている。


【ストーリー】

まもなく夏休みを迎えようとしている男塾一号生の下に、突如一基のミサイルが落下。
それは、数年に一度アメリカを舞台に行われる格闘技の祭典「ビッグ・バトル・オーガスト」への招待状であった。
実は、男塾は前大会での優勝チームであり、鬼ヒゲは男塾最強の三号生を派遣しようとするが江田島は桃たち一号生の派遣を決定。
桃率いる男塾一号生八人は、優勝を手にするべくアメリカへ出発する!


【登場人物】

■男塾

剣桃太郎
男塾一号生筆頭。
男塾チームのリーダーとして、過酷な試練の前に不協和音が生じる一行を鼓舞してまとめ上げる。
とはいえ、雪山を徒歩で歩く羽目になった際に「脱いでしまえば寒さなんて吹き飛ぶ!」等と無茶な理論で衣服と靴を脱ぎ捨てるという一面も見せたりするが。
四大死闘では、スリーSの大将・B.J.ブルースとの決戦に挑む。

富樫源次
男塾一号生。
四大死闘では三番手として登場し、ブロンコ・サンダースと戦う。
その際にプラズマに飲み込まれて生死不明となるが、富樫の事をよく知る読者や視聴者なら結果はお察しの通り。

虎丸龍次
男塾一号生。
四大死闘では、二番手としてビック・モーガンと戦う。
第四死闘では、珍しくブルースの技を解説する場面がある。

J
アメリカからの留学生。
アメリカ人なだけあってスリーSの事を知っており、その正体を話す。
四大死闘では一番手として登場し、サー・ロイヤル三世と戦う。

田沢一平
男塾の頭脳。
雪山の試練において、スノーモービルを運転する。
初めて触ると言いつつ、きっちり操縦できていた。

松尾鯛雄
男塾一号生。
チームが分裂しかけた際には、田沢と共に帰らずに先へ進む男気を見せる。
男塾の塾旗を持ち込んでおり、決勝では桃にエールを送った。

◆極小路秀麻呂
男塾一号生。
雪山で時限爆弾に結びつけられるなど散々な目に会う。
途中で大会を投げ出して帰ろうとするが結局最後まで残り、富樫の戦いを見て改心して決戦で桃にエールを送った。

◆椿山清美
男塾一号生。
ハワイで基地の爆発に巻き込まれて死にかけ、秀麻呂と一緒に帰ろうとするがやはり同じように最後まで帯同。
決勝で桃にエールを送る。


■スリーS

本作における男塾のライバルチームで、正式名は「スペシャル・シークレット・ソルジャー養成機関」。
前大会での準優勝チームであり、前回の雪辱を張らそうとしている。

超科学的にトレーニングを積み重ねた格闘技のスペシャリストを育てるアメリカの秘密機関で、スリーSを出た者の大半はCIE、FBYなどの政府機関に就任する。
アメリカの権力を陰で支えているのは彼らだという者もおり、暗黒街のマフィアですらスリーSの名を聞けば裸足で逃げ出すという。

男塾の事は大会前からマークしており、そのデータは全てスリーS養成所で研究されている。

男塾と同じく八人での参加だったが、四大死闘の代表者以外の行方は不明。

◆B.J.ブルース
声:田中秀幸

スリーSチームのリーダーで、サングラスをかけた銀髪の男。
前大会での時点で16歳であり、それから数年が経過しているので年齢は20歳前後だと思われる。
かつてはスリーSのトップであり、訓練中にスリーSの精鋭百人をたった三十分で倒したという桁外れの力を持つ。
前大会で男塾に敗れて死亡したと思われていたが実は生きており、唯一の敗北である男塾への屈辱を晴らすために世界各地を放浪して風を操る最強の拳法「風王拳」を会得した。

当初はチームとは別行動を取っており、ニューヨークの空港で桃と共にハイジャック犯を倒す。
その後、四大死闘の代表者が決定した所でチームに合流した。
溶岩地帯である第四死闘で桃と戦い、風王拳とマグマによって発生した霧を利用して桃を苦しめるが、血の匂いで居場所を掴んでいる事を見抜かれて血のついたハチマキを囮にされ、桃のの前に散った。

  • 風王拳
ブルースが流浪の果てに会得した最強の拳法。
風を友とし、強力な風圧のパンチを繰り出したり、分身のような動きを見せる。

  • 風王衝波*1
奥義。
真空衝撃波が相手の肉を斬り、骨を砕く恐怖の技。
真空殲風衝との関係性は不明。

◆サー・ロイヤル三世
声:塩沢兼人

スリーSチームの一番手。
キザな男で、イングランド仕込みのフェンシングやビリヤードのような技を使う。
鍾乳洞で行われる第一死闘でJと戦い、剣術を破られるとビリヤードのように鉄球を反射させる技でJを追い込む。
必殺の「スペシャルマインボール」で勝負を着けたかに見えたが、炎の中から生還したJのマッハパンチで相討ちになった。

  • スペシャルマインボール
九つの球を同時に発射する。
Jのパンチで全て破壊されるが、実はこの球は全て火薬であり、とどめに火の着いた球を打ち込んで爆破する。

◆ビック・モーガン
声:青野武

スリーSチームの二番手で、ブルースが合流するまではチームの暫定的なリーダーだった模様。
硫酸の湖の上の浮島で戦う第二死闘で虎丸と対戦する。
モヒカンをした小柄な男で、「チビ」と言われる事を嫌う。
合気道を使い、相手の力を利用して戦うほか、小柄な体躯を利用して一枚一枚がカミソリの薄さという「インディアナブーメラン」に乗って攻撃する。
その素早い動きで虎丸を翻弄するが、虎丸が投げた浮島にぶつかって硫酸に転落した。

  • インディアナブーメラン
モーガンの必殺武器。
普段は単なる巨大なブーメランのようだが、実は一枚一枚がカミソリの薄さである複数のブーメランが重なったもの。
鋭い斬れ味を持ち、モーガンはこの薄いブーメランに乗って戦う。

◆ブロンコ・サンダース
声:池田勝

スリーSチームの三番手。
名乗りも上げずにいきなり攻撃したり、愛馬が動けなくなるとあっさり始末する粗暴かつ非情な男。
中心にプラズマが発生している蟻地獄で行われる第三死闘で富樫と戦う。
まずはテキサス仕込みの馬術で富樫を引きずり回すが、富樫にの足を折られると馬をプラズマに落として殺害。
激怒した富樫を戦場に張ったワイヤーとで攻撃するが、プラズマに落とされそうになって一度は命乞いをして負けを認める。
しかし、右手の義手に仕込んだサーベルで不意打ちを行い、富樫をプラズマに落として勝利する。
だが、直後に闘場の崩壊に巻き込まれて死亡した。勝ち損じゃねーか

◆ビル・ホワイト
声:玄田哲章

スリーSチームの一員。
スリーSチームの一番の新顔で、三又のを使う大柄な男。
ブルースの墓に唾を吐きかけるなど、不遜な性格。
当初、四大死闘の代表に選ばれていたが、ブルースが復帰した事で代表を外される事が気に食わずに歯向かうも一撃で倒された。


【ビッグ・バトル・オーガスト】

数年に一度、アメリカ大陸を舞台に開催される格闘技の祭典。前大会は1984年に開催された。
アメリカ四大財閥の一つ、クラーク一族が主催し、その起源は南北戦争にあるという。
アメリカ大陸各地にいくつかの試練が用意されており、それを勝ち抜いたチームで決勝戦が行われる。
恐らく、複数のチームが勝ち残った場合に備えてのものだと思われるが、各関門には成績に応じたポイントが設定されている。

男塾は前大会での優勝チームであるが、実際は全員死亡しており、優勝というのもただ息絶えるのが数分遅かったという事だけに過ぎない。

◆司祭
声:内海賢二

最後の関門である、ニューヨークの教会「ゴールデン・ヘル・チャーチ」の司祭。
四大死闘を取り仕切り、四大死闘への代表者を選出する。

◆第一関門・ハワイ
まず、軍用ヘリに吊るされたケージから脱出。
その後、シャチのいるから海底から油田を汲み上げる人口島に移動して島の爆発から逃れ、飛行するヘリコプターに飛び移る。

◆第二関門・ナイアガラの滝
ナイアガラの滝を自力で頂上まで登る。

◆第三関門・アラスカ・マッキンリー氷山
チームの一人に時限爆弾が付けられた状態でスノーモービルに乗り、爆発までに500キロ先にある小屋に辿り着く。

◆第四関門・ニューヨーク
制限時間内に、モータウンにある教会「ゴールデン・ヘル・チャーチ」に到着する。
一分でも遅れると試合放棄とみなされてしまう。


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最終更新:2020年12月01日 23:05