レジエレキ

登録日:2020/11/11 Wed 22:39:31
更新日:2023/11/06 Mon 16:47:23
所要時間:約 4 分で読めます





全身が電気エネルギーを作る器官。ガラル全土の電気を作りだすことができる。



出典:ポケットモンスター、113話『ラストミッション!レジエレキ・レジドラゴをゲットせよ!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


レジエレキとは「ポケットモンスター ソード・シールド」で初登場した伝説のポケモンである。


【データ】


全国図鑑№:894
分類:エレクトロンポケモン
英語名:Regieleki
高さ:1.2m
重さ:145.0kg
タマゴグループ:タマゴ未発見
性別:不明

タイプ:でんき
特性:トランジスタ(でんきタイプの技を使うとき攻撃・特攻が1.3倍になる)※第8世代では1.5倍


HP:80
攻撃:100
防御:50
特攻:100
特防:50
素早さ:200

合計:580


努力値:素早さ+3


【概要】


「ソード・シールド」のDLCエキスパンションパス」の「冠の雪原」で初登場した伝説のポケモン。
レジアイスレジロックレジスチルと同様にレジギガスが作り出した巨人、所謂「レジ系」の新顔。同時にレジドラゴも登場した。

まるで電球に手足が生えたような姿をしており、顔にはレジ系の特徴である点字のような模様がある。
その体は電気エネルギーで構成されており、電気を吸収して生きている。
そのため、放出される電気はでんきタイプ随一と言われている。

体には電気を通さない特殊な器具が取り付けられており、古代の人々がレジエレキを被害を抑えるために取り付けたと言われている。

因みに1体でガラル全土の電気を生み出せるとか。
ローズ委員長ムゲンダイナなんて目覚めさせるよりコイツ捕まえた方が良かったのでは…。
1000年後まで見据えている事とダイマックス事業の維持もある為、レジエレキのみでは目的の為には力不足なのかもしれないが。

高さ1.2mとレジ系では一番小さく、バトル中も子供がはしゃいでいるかのようにピョンピョン飛び跳ねている。可愛い


【ゲームでのレジエレキ】


カンムリ雪原の「三つまたヶ原」にある「定めの遺跡」にて対になるレジドラゴと共に眠っている。
ここの扉はレジアイス・レジロック・レジスチルを手持ちに入れた状態で扉を調べれば開くことができ、
後は内部の床にあるスイッチをレジエレキの顔の点字と同じになるように踏んで光らせれば、


じじ じじじ…


と鳴き声が聞こえるので、石像を調べるとレジエレキとバトルになる。
技はでんきとノーマルだけなので、じめんくさドラゴンでんきタイプのうちのどれかとゴーストはがねいわタイプのうちのどれかを合わせ持つポケモンなら全ての技を半減以下で受けれるため、長く居座れて捕獲に使いやすい。
特にどちらも無効化する組み合わせであるじめん・ゴースト及び特性込みでどちらも無効化できるデスバーンゴルーグシロデスナヌケニン、ひらいしんのアローラガラガラはレジエレキの攻撃によってダメージを受けない*1ので、どれかを連れて行くとレジエレキのPPが切れるまでボールを投げ続けることができる。
でんきタイプなのでまひ状態にできないのがやや辛いか。

ちなみに、押すスイッチの配置をかえるとレジドラゴと戦えるが、一度戦うとスイッチが固定され、戦ってない方とは二度と会えなくなる。よく考えてから戦おう。


ピオニーからは「食べるとバチバチするお菓子みたい」と言われた。


【対戦でのレジエレキ】



ポケモン史上初となる圧倒的な素早さ種族値200の持ち主

2004年の『エメラルド』発売以来デオキシス・スピードフォルム(素早さ種族値180)が守り抜いていた最速ポケモンの地位を、一気に20も追い越してしまった圧倒的スピード狂
デオキシスは剣盾不在である為、剣盾で使用可能なポケモンの中で比べるならば次点のテッカニンとの種族値差は実に40。まあ、加速されたら抜かれるが

最速*2レジエレキLv50の素早さは277。Lv100なら548というとんでもない数値に達する。
つまり、Lv50で素早さ実数値184、種族値にして116以下のポケモンは、最速にしてこだわりスカーフを巻いてもレジエレキの方が速い
スカーフで抜けないということは、同じく素早さが1.5倍になる「りゅうのまい」や「ダイジェット」についても1度積んだだけならレジエレキの方が速いということである。
「りゅうのまい」や「ダイジェット」で上を取る100族のボーマンダリザードン、「こだわりスカーフ」を愛用する95族のカプ・テテフ辺りは、レジエレキに対しては速さが足りない

さらに言えば、素早さ実数値139未満のポケモンは素早さを2倍にしてもレジエレキの方が速い
種族値で言えば、最速調整の74族、準速*3調整の85族が該当する。
半端な素早さのバシャーモは2回加速しても上から殴られるし、ギャラドスウォーグルトゲキッスといったダイジェット使いもこのラインとなる。

さらに、最速レジエレキにこだわりスカーフを持たせる限界突破型も存在する。
一見ネタに見えるが、相手のスカーフ持ちやダイジェット使いに対する牽制になりうる立派な戦術である。


一方耐久は物理・特殊共に非常に低く、更に耐性には優れていないでんきタイプなので受けに回るとあっさり落ちる。
先輩レジ達は耐久寄り、同期のレジドラゴも防御の低さをカバーする超高いHPの持ち主である事を考えるとまさに異端児。
素早さを無視する先制攻撃技も、柔らかいレジエレキには単なるジャブに過ぎない威力40ラインでもそこそこ効いてしまう。
ただ、補正なし無振りでも素早さ220であのドラパルト(最速)やアギルダー(最速)より速かったりするので、耐久調整は意外とやりやすかったりする。それでも無理はできないが。
無振りだとフェローチェに抜かれるので、最低でも素早さに努力値を28くらい振っておくと幸せになれるぞ。

攻撃と特攻は100とまあまあの数値だが、専用特性「トランジスタ」によって電気技を1.5倍の火力で放つことが可能
これは前世代のカプ・コケコ(特攻95・エレキフィールドで電気技の火力1.5倍)をも上回る火力である。
そのカプ・コケコは第八世代ではエレキフィールドが威力1.3倍になり弱体化しており、レジエレキの1.5倍火力は破格。
「こだわりメガネ」を持つと、10まんボルトで耐久無振りボーマンダくらいは確定1発にしてしまう。

電気技のバリエーションも豊富で、でんきタイプ定番の「10まんボルト」「かみなり」に加え、
速さを活かした「エレキボール」、エレキフィールドを活かした「ライジングボルト」、
「ボルトチェンジ」による逃げ等様々な技が使える。
専用技「サンダープリズン」は攻撃後に拘束状態にして持続ダメージを与える技で、テクニカルな運用も可能。
ただレジエレキの場合、レジ系特有の極端配分が災いして耐久面が犠牲となっているせいで、弱点が地面のみというのを考慮しても居座るのは難しいか。

変化技として「でんじは」「リフレクター」「ひかりのかべ」「エレキフィールド」「あまごい」等を覚えるので、
その速さを活かして場を整えた後、ボルトチェンジや「だいばくはつ」で引くのも一つの手か。
誰だ高級マルマインとか言ったやつ


…と、これだけ書くと無敵のポケモンに見えるのだが、コイツには致命的な欠点がある。
上に記載した技は変化技を除けばほぼでんきタイプの技。
なんとコイツでんきタイプ以外の攻撃技を全ッ然覚えないのだ。

でんきタイプは元々サブウェポンに乏しい傾向があったが、レジエレキはその乏しさがケタ違い。
しかも癖の強い技ばかりがゴロゴロ並んでおり、実に使いづらい。

  • 根本的に威力不足かつ効果も期待できない「げんしのちから」や「ダメおし」
  • ダイジェットにするにも元が速すぎて困る「とびはねる」や「アクロバット」
  • 先制技同士の撃ち合いになってやっと旨味が出る「しんそく」
  • 弱点を突けないのに条件やリスクまで伴う「からげんき」や「あばれる」

この通りである。

上で変化技と合わせて述べた「だいばくはつ」や「はかいこうせん」や「ギガインパクト」といった高リスク技が普通に技候補に挙がるレベルである。
加えてレジエレキの攻撃・特攻の種族値100は一切の補正無しで攻撃技を撃つには不安な数値であり、でんき技以外の火力は大幅に下がる。
せめて第8世代で消えた「めざめるパワー」でも残っていればこんな事には……。

また、極端に素早い為「トリックルーム」でもされたらそれこそ鈍足低耐久の単なる的になりかねない。
一応限界まで素早さを上げるとオーバーフローしてトリックルーム下でも先攻できるが、正直そんな暇はない。

総じてでんき技が効く相手にはとことん強いじめんタイプ等には手も足も出ないという、でんきタイプの極北とも言うべき尖った性能となっている。

とはいえ電気技の火力と素早さには目を見張るものがあるので、電気の一貫さえ作ることができれば暴れることは十分に可能。
サイクル戦で相手の電気が通らないポケモンを消耗させれば、その圧倒的な速さからスイーパーとして活躍する。

また見せ合いの段階で相手に電気が通りにくいポケモンの選出を半ば強制させるため、相手の選出を縛る目的で採用するのもあり。
上手く相手を選んで立ちまわっていくべし。
素早さが超高いからってそれにかまけすぎるとそれこそ高級マルマインと化す可能性がある。注意。

なお、でんき技が通りさえすれば強いことから、「ねらいのまと」を押し付ける戦法が研究されている。
が、浪漫もいいところなので苦手な相手からは素直に退きましょう。


第8世代において主な活躍を見せたのはダブルバトル。
と言うのも、ターン中に素早さが変動した場合それによる行動順の変化が即座に反映される仕様と、高速を活かした素早さ操作が上手く噛み合っているからである。
「エレキネット」に加えて、「ダイアタック」「ダイジェット」と速度操作のオンパレード。
「ダイサンダー」でエレキフィールドを起動させ「トランジスタ」と共に火力を上乗せしていくのも純粋ながら強く、
サポーターでありながら互いにリソースを吐き切った終盤にこの火力を活かしてのスイーパーとしての役割もこなせる点も評価が高い。

禁止伝説級の解禁以降も、ザシアン及び「こだわりスカーフ」カイオーガ黒バドレックスなど
レジエレキなら抜いて上から素早さ操作を振れるポケモンの参戦で需要が増しており、ダブルバトルにおいては常に高い採用率をキープし続けることになった。


第9世代)ではHOME解禁により相方共々参戦。
残念ながら創造主はお休み

前世代におけるダブルでの暴れっぷりを咎められたか「トランジスタ」の補正が1.3倍に弱体化。
パオジアン程度の耐久だと乱1→確2になるなど、0.2倍分の火力低下の影響は意外と大きい。
ちなみに片割れのレジドラゴの専用特性の補正は1.5倍のまま。

新技は「チャージビーム」と「とっしん」程度で、やはり技範囲の改善には至らず。
それどころか「ダメおし」「とびはねる」を覚えられなくなったのでただでさえ狭い攻撃範囲が更に狭くなり、最早でんき技以外はノーマル技・「げんしのちから」「アクロバット」しかないと言う有様に。

そのためアタッカーに仕上げるならばテラスタイプ変更+「テラバースト」はほぼ必須。
シングル・ダブル共にテラスタイプは対じめんのこおりが多い。
またでんきテラスも一定数おり、でんき技以外はないと割り切ってゴリ押し大前提の構成になっている個体も存在する。
ごくたまにノーマルテラスで爆ぜる奴もいる

しかし、やはり攻撃技がほぼでんき・範囲を広げる為にはレジエレキにテラスタルを切らなければならない・素早さ操作も「エレキネット」しかなくなった・ダイマックスも無いので耐久も誤魔化せないなど難しい面は多く、採用率はシングル・ダブル共に剣盾時代から落ちる事になった。
冗談抜きで高級マルマインになってしまった……

【アニメでのレジエレキ】


新無印編113話『ラストミッション!レジエレキ・レジドラゴをゲットせよ!!』にて登場。
『プロジェクト・ミュウ』にてレジエレキとレジドラゴをゲットする任務が発表され、ゴウとシゲルが参加する。
アニメでは点字を二人が同時に押すことでレジドラゴと一緒に復活を果たす。

レジドラゴとコンビネーションでゴウのフライゴンとシゲルのブリムオンを倒すも、エースバーンとカメックスの協力攻撃に敗れゴウにゲットされる。
ゲット後は他のレジ系と一緒にレジギガスを呼び起こす。

ポケモンユナイトでのレジエレキ】


スタンダードバトルおよびランクマッチで遊べるマップの一つ「テイア蒼空遺跡」の上レーンの中央付近に出現する野生ポケモンとして登場。
そこら辺の野生ポケモンと比べて体力がひときわ高く、一人で倒すには少し苦労するが、ラストヒットで倒すことに成功すれば相手ゴールに向かってゆっくり進んでいき相手ゴールに到達すればそれを故障(ゴールを入れるのに必要な時間が0になる)させることができる。
「レモータスタジアム」におけるロトムと似たような立ち位置だが、ロトムに比べて火力が桁違いに高く、ゴールエリアを故障させる効果を持つ野生ポケモンが他にいないため、前マップとは打って変わって下ルートよりも上ルートに集まることの方が重要性が高くなっている。


【余談】


デオキシスやテッカニン同様、すばやさ1809以上でのトリックルーム振り切り(詳細は○○ルーム(ポケモンのわざ)を参照)も出来る。
ただ、紙耐久故に積む余裕がないためあくまでもネタの領域。

レジドラゴ共々、かくとうタイプ弱点でない初のレジ系である。
レジ系の専用技だった「ばかぢから」もレジドラゴ共々覚えない。
覚えてくれたらもうちょっとサブウェポンに困らなくて済んだのだが



追記、修正はスイッチを光らせてからお願いします。
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最終更新:2023年11月06日 16:47

*1 あくまで捕獲時の技構成を全て無効化するだけであって覚えられる技の全てを無効化するわけでは無いので、対戦で相手する時は注意

*2 素早さを上げる性格、かつ素早さの努力値全振り

*3 素早さを上げる性格ではないが、素早さの努力値全振り