ゴジラVSコング

登録日:2021/07/09 Fri 20:58:15
更新日:2025/03/16 Sun 08:45:23
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※この項目は一部ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※




ONE WILL FALL



地球最大の究極対決。



破壊神


VS


守護神





GODZILLA

───────VS───────



KONG



映画史上最も壮絶なバトル!! 最強はどっちだ!?




画像出展:『ゴジラvsコング』メインビジュアル
製作:ワーナー・ブラザース、レジェンダリー・ピクチャーズ
配給:東宝、ワーナー・ブラザース




『ゴジラvsコング(原題:Godzilla vs. Kong)』は、2021年7月2日公開の映画。
『モンスターバース』シリーズ第4作であり、『キングコング 髑髏島の巨神』(以下『髑髏島』)及び『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(以下『KOM』)の続編である。


●目次

【概要】

日本アメリカ、それぞれを代表するゴジラキングコングの対決は1962年の『キングコング対ゴジラ』にて一度実現しているが、今作で実に59年ぶり、令和の世にて再び2大レジェンド怪獣が激突する。

監督は『サプライズ』や『ザ・ゲスト』、ハリウッド版『Death Note / デスノート』などのホラー映画作品で知られるアダム・ウィンガード。
脚本は『マイティ・ソー/バトルロイヤル』『ブラック・ウィドウ』のエリック・ピアソンとモンスターバース皆勤賞のマックス・ボレンスタインが手掛け、
原案には『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(第1作第4作)やマグロ食ってるダメな方のGODZILLA』のテリー・ロッシオと、
前作『KOM』で監督・脚本を務めたマイケル・ドハティ、及び同作で共同脚本を手掛けたザック・シールズが参加。
また、劇伴音楽は前作『KOM』のベアー・マクレアリーから、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、
『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』のトム・ホーケンバーグ(ジャンキーXL)にバトンタッチした。

おおよその作風だが、前作『KOM』と同様にゴジラとコングの対決を主とした怪獣バトルがメイン。
公式では「引き分け」とされている『キングコング対ゴジラ』と異なり、公開前にはウィンガード監督より「明確に勝者を決めたい」「共闘や第三勢力の登場で有耶無耶にするのではなく、必ず決着をつける」と名言され、
勝敗の行方についてファンの間では公開前から盛り上がりを見せていた。

キャスティングでは前作よりミリー・ボビー・ブラウンとカイル・チャンドラーが続投。
さらに『KOM』の渡辺謙に続く日本人役者としては小栗旬の出演が報じられ、本作にてハリウッドデビューを果たすこととなった。
その一方で、ゴジラとコングの戦いをメインに据えた方針によって公開版においては人物パートが大幅にカットされたらしく、一部登場人物に関してはほとんど出番が無かったり、掘り下げや説明がろくにされていないように見える部分も。
小栗氏もインタビューにてカットされた自分の出演シーンは少なくない旨や、日本語で語る場面のみが撮影される予定が全て英語の台詞に変更された旨を語っていた他、
当初続投が発表されていたチャン・ツイィーと、今作で初登場となるはずだったジェシカ・ヘンウィックに至っては出演シーンが全てカットされてしまった。

当初は2020年公開を予定していたが、『KOM』が北米においては興行面で振るわなかったことを理由にクオリティアップを目指して再撮影などが行われた事、さらに2020年に入ってからの新型コロナウイルスによるパンデミックなどといった事情で公開延期が重なり、公開予定日がなかなか定まらないという事態に。
2021年に入って、ようやく3月24日にヨーロッパと台湾、3月26日にアメリカで劇場と配信サービス「HBO Max」で公開された。
日本では当初2021年5月14日と一度定められていたところで緊急事態宣言の影響によって再延期となってしまうものの、無事7月2日に公開された。
だからといって宣伝などのスケジュールを変更する事は困難だったためか、5月上旬頃から地上波で流れ始めたCMでは公開日がいきなり「近日公開」と紹介されたり、
5月15日には本作の設定に準拠した怪獣達のソフビ人形(ムービーモンスターシリーズ)が発売されている。

ちなみに劇場予告編で使用されていた「ヒウィゴー!!」がやたら耳に残る曲はクリス・クラシックの「Here we go」。
日本語吹替版エンディングソングは狼頭の究極生命体ことMAN WITH A MISSIONの「INTO THE DEEP」で、前作同様にエンドロール後の吹替キャスト・スタッフクレジットで流れる形となっている。

全米公開後の2021年4月、レジェンダリー・ピクチャーズのCEOであるジョシュ・グルードは、続編の可能性について「もっと映画を作るためのアイデアがたくさんあります」とコメント。同日にハッシュタグ#ContinueTheMonsterVerseがX(旧Twitter)にてトレンドとなった。
同年8月、脚本家のマックス・ボレンスタインは本作の成功により、「新しく、興味深い続編が来る」とコメントした。


【あらすじ】

ゴジラが“モンスター・ゼロ”ことキングギドラを下し、怪獣(タイタン)達の王として君臨してから3年の月日が経った。

世界各国の怪獣たちの住処と同様、「髑髏島」もまた特務機関モナークの監視を受けていた。
その頂点の存在であるコング…“あの頃”よりも巨大に育った彼にとってそんな生活は窮屈でしかなく、苛立ちを募らせる日々だった。

そんな中、突如ゴジラが姿を現し、フロリダのハイテク企業エイペックス・サイバネティクスを襲撃。
これを受けてエイペックス社は特務機関モナークと手を組み、かつてよりその存在が語られていた「地下空洞世界」へと向かおうとする。
エイペックス社CEOウォルターの語るところによれば、度々現れては破壊を行い、人類の脅威となる怪獣達を彼らの生まれ故郷であるそこへ送り返す計画なのだという。
…そのためには髑髏島にて収容されているコングの存在が必要不可欠であり、彼の「帰巣本能」を利用し、地下空洞世界の水先案内人として働いてもらうというのだ。

一方、かつてゴジラやギドラの戦いに巻き込まれつつも生き残ったマディソンはあるポッドキャスト番組に関心を示していた。
「ゴジラが人間を攻撃するのは、きっと彼を怒らせる“何か”があったんだって――」
そう信じる彼女は友人ジョシュと共にポッドキャストの配信者バーニーの所在を突き止め、3人でエイペックス社へと忍び込んでいく。


やがて、コングの輸送作戦が展開されていた中、それを追ってゴジラが現れる。


「怪獣王」と「髑髏島の巨神」、彼らは祖先の代から宿命のライバルとして激突してきた。戦いは避けられない。


“世紀の大決闘”が今、はじまる。



【登場人物】

◆コング輸送作戦組

ネイサン・リンド
(演: アレクサンダー・スカルスガルド/日本語吹替:津田健次郎
主人公で、地球空洞説を支持している元モナーク所属の地質学者。
周囲からは黙殺され、さらに共同研究者であった兄が事故死した一件を受けて研究から離れている身であったが、ウォルター達エイペックス社からスカウトを受け、コングの輸送作戦における中心人物となる。


アイリーン・アンドリューズ
(演:レベッカ・ホール/日本語吹替:坂本真綾
モナークの人類言語学者。髑髏島にてコングの監視・研究を行っている。ネイサンとは元同僚。
家族を失い孤児となったジアを養子に迎えている。
ゴジラとの衝突を避けるためコングを島から連れ出すことに反対するものの、もはや彼によっては狭すぎる場所であることも理解しており、安住の地を求めるべく輸送計画に参加する。


ジア
(演:カイリー・ホトル)
髑髏島の先住民イーウィス族の少女。耳が聞こえず*1、アイリーンから教わった手話で会話する。
それだけでなくコングとは特別な絆で繋がれており、彼の感情を理解しアイリーン達に伝えている。
なお、イーウィス族は先述の『Kingdom Kong』によると、コウモリ型怪獣・カマソッソ*2の襲撃によりジアを残して全滅してしまったという。


マイア・シモンズ
(演:エイザ・ゴンザレス/日本語吹替:田中みな実)
エイペックスの重役を務めるキャリアウーマン気質の女性で、ウォルターの娘。
ウォルターの代理として輸送作戦に参加する。コングの事は「猿」と呼び、見下している。
あと、何気に物凄い巨乳。



◆エイペックス社調査組

マディソン・ラッセル
(演:ミリー・ボビー・ブラウン/日本語吹替:芦田愛菜)
本作におけるもう一人の主人公。高校生となっており、反抗期真っ盛り。
3年前の戦いで結果的にゴジラに救われたことをきっかけにシンパとなったようで、独自に行動を調査している。
ゴジラの破壊活動に対しては何かがそれを駆り立てているものと考えており、友人ジョシュらと共に原因を突き止めるべく動き出す。

その行動力と独特の感性を持っているのは相変わらずだが、バーニーの影響もあってか若干陰謀論に染まりかけており、良くも悪くも母であるサノスおばさんエマ・ラッセルの面影がチラホラ見受けられる。


バーニー・ヘイズ
(演:ブライアン・タイリー・ヘンリー/日本語吹替:尾上松也)
陰謀論者の男性で、ポッドキャスト「タイタンの真実」の配信者として怪獣に関する持論を語っている。
ちなみに配信回数はおよそ250回近く。「これが最後の配信になるかもしれない」が決まり文句
技術者として5年前からエイペックス社に潜入しており、怪獣に関係する「何か」を計画しているとにらんでいる。
また、3年前の事件の元凶とも言えるエマ・ラッセルを英雄視しており、マディソンが彼女の娘と知るや快く迎え入れた。
常に懐には銃……とみせかけ、ホルスターにしまい込んだカズナリのシングルモルトウイスキーを携帯している。
曰く、亡くなった妻の形見で「これを開けるのは俺が負けを認めた時だ」というが……


ジョシュ・ヴァレンタイン
(演:ジュリアン・デニソン/日本語吹替:田中裕二(爆笑問題))
マディソンの友人。見た目はふとっちょにメガネの典型的なギーク。
ハッカーを自称しているが、その実態は学校でHTMLをちょっとかじった程度。
彼女に半ば無理やり付き合わされる形でバーニーを探し出し、共にエイペックス社に潜入する。



◆モナーク

マーク・ラッセル
(演:カイル・チャンドラー/日本語吹替:田中圭)
前作主人公である、マディソンの父。
引き続き登場しているが、残念ながら出演シーンカットの影響で出番は少なめ。
今作ではモナークに復帰しており、生物学者としてゴジラの動向を調査している。
3年前の一件もあってか、マディソンに対してやや過保護気味な態度が目立つ。

演じたカイル・チャンドラーはかつて2005年版『キング・コング』にも出演しており、コングとは16年ぶり2度目の共演となった。


ギラーミン
(演:ランス・レディック 日本語吹替:笠井信輔)
現在のモナークの指揮者である元政治家。
公式サイトでは怪獣との共存を巡りマークと対立するという旨の表記があるが、出演シーンが大幅にカットされたため、本編ではそういった描写は見られない。
役名は1976年版『キングコング』の監督、ジョン・ギラーミンから来ていると思われる。

吹き替え担当の笠井氏はアナウンサー界きってのゴジラファンとして有名で、『ゴジラ2000 ミレニアム』『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』では本人役での出演を果たしたことも。



◆エイペックス社

ウォルター・シモンズ
(演:デミアン・ビチル/日本語吹替:山路和弘
大手テクノロジー企業エイペックス・サイバネティクスのCEO。
本社がゴジラに襲撃された事件を受け、怪獣達に対抗するために地下空洞説に通ずる人物であるネイサンに協力を要請する。

吹き替え担当の山路氏は劇場アニメ版『GODZILLA』3部作にてエクシフ族長のエンダルフを演じていた。


芹沢蓮
(演・日本語吹替:小栗旬)
エイペックス社の主任研究員にして、前作にてゴジラを、そして世界を救うためその身を犠牲を払った芹沢猪四郎博士の息子。
……なのだが、出演シーンカットの影響により、残念ながら芹沢の息子という設定には一切触れられていない。
小栗氏へのインタビューや最近明かされたニュースによれば本来はより狂気に満ちた人物であり、本作における真のラスボスになる予定だったらしいが、監督が変更したとのこと。
なお、彼も父親同様「Godzilla(ガッズィーラ)」とは呼ばず、しっかり「Gojira(ゴジラ」と発音する。



【登場怪獣】

激突せし2大怪獣


怪獣王(キング・オブ・モンスターズ)

ゴジラ GODZILLA


身長:393フィート(約120m)
学名:タイタヌス・ゴジラ

前作『KOM』にてキングギドラを倒した事で、幾多の怪獣達をひれ伏させた怪獣の王。
各地にて地球環境の守護や怪獣同士の暴走や争いを鎮めるために行動していた。

それまで人類に対してはあまり敵意を見せなかったのだが、本作では突如それを露わにし、容赦ない攻撃を行う。
「救世主」と謳われ、そして自然に調和をもたらす者であった彼が何故「破壊神」となったのか。
そして王座を巡るコングとの戦いの行方は如何に。

圧倒的タフネスとパワー、そして放射熱線を武器にコングと激突する。



髑髏島の巨神

コング KONG

身長:337フィート(約103メートル)*3
学名:タイタヌス・コング

髑髏島の頂点に立つ類人猿型怪獣(タイタン)。好きな食べ物は葉っぱと竹と大ダコ。
以前の主演作『髑髏島』ではまだ若い個体である故に30メートルほどしかなかったが、
あれから40年以上の年月を経た本作ではゴジラに劣らぬ大きさへと成長し、パンチの破壊力もマグニチュード4.2相当までアップした。

モナークの監視を受けながらも昔と変わらず髑髏島にて暮らしていたが、そこはもはや成長した彼にとっては十分なスペースとは言えず*4
その狭さへの苛立ちから暴れだす日々が続いていた。
人類からはその存在を怪獣たちの脅威から守るべき鍵であるとされ、彼の先祖の故郷だという地下空洞世界へと赴く。
だが、その過程でゴジラとバッティングし、太古から続く因縁の戦いに身を投じることとなる。

本作においてはジアとの交流など感情移入を誘う描写が多く、ある意味怪獣側の主人公である。

幾多の強敵を下したゴジラに対し、コングはその巨体に見合わぬ素早さと高い知能で渡り合う。
そして地下空洞世界へ辿り着いた際に「ある物」を手にし、決着へと臨む。





【地下空洞世界】

ヒューストン・ブルックス*8や今作のネイサンを初め、幾人の地質学者達によってその存在が主張されてきた。
この地球に数多存在する「怪獣(タイタン)」と呼ばれし巨大生物たちの開祖の地であり、その入り口が南極にある事が本作で判明している。

突入の際に重力の反転が起きるため、生半可な手段で入る事は不可能であり、ネイサンの兄はこれによって起きた事故でその命を落としている。
そのため、突入にはエイペックス社によって開発された空洞飛行探査機HEAV(ヒーヴ)(Hollow Earth Anti-gravity Vehicle)が用いられる。

原始さながらの自然が広がり、上空には浮遊する巨石群や、反転している山群が見えるなど異様な世界となっている。

そして、その深部に辿り着いたコングや人類達が目にしたものとは?









アニヲタWiki(仮)最大の追記・修正。



































BOW


TO


YOUR


NEW


KING


―新たな王の前に、跪け。―



GODZILLA x KONG
THE NEW EMPIRE



ONLY IN THEATERS
2024
3.29/4.26




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最終更新:2025年03月16日 08:45
添付ファイル

*1 演じるカイリー・ホトルも実際に聴覚障碍者である。

*2 『KOM』でギドラの呼びかけに応じた怪獣の1体で、ギドラが太平洋上に起こしたハリケーンをカマソッソが髑髏島に呼び寄せた模様。

*3 初期設定では身長約117.3メートル(385フィート)とさらに巨大だった

*4 しかも、前述したカマソッソが呼び寄せたギドラの嵐が未だに収まっていないために、かつての髑髏島の環境を再現したモナークのドームに収容されているので余計に狭い場所となっている。

*5 由来になったのは日本の蛇の妖怪「野槌」だろうか。

*6 実際ゴジラの物に酷似した背びれが見られる

*7 コングの住居問題もあり、いずれコングを地下空洞に輸送する必要が出てきたと思われるため、その時にゴジラとコングが衝突した可能性はあるが、メカゴジラの存在がなければ今回の事態は起こらず、少なくとも香港とそこに住む人々が蹂躙されることはなかっただろう。

*8 『髑髏島』及び『KOM』に登場した地質学者。