メイショウドトウ(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2022/01/12 Wed 15:00:46
更新日:2025/04/05 Sat 12:59:32
所要時間:約 23 分で読めますぅ~…。


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@ω@ Dot-o'-Lantern I Never Goof Up! Meisho Doto ROAD TO THE TOP Spooky-Scary-Happy ※中学生です ◜ω◝ おちょぼ口 ぐるぐる目 このおっぱいで中等部は無理でしょ たぬき ぬたお めーめー団 やればできる子 ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー ステイヤー ゼッタイトナリ…! タヌキ ターフを揺るがす“怒濤”の力。 チクショウドトウ トレセン学園中等部 トレーナー像:鬼畜眼鏡 ドジっ娘 ネガティブ ネバーギブアップ パイスラ ブルー/レイジング メイショウドトウ ライバルがいるから! 不屈の二番手 不屈の挑戦者 世紀末怒涛 中学生 九九の名を持つ星々たち 先行バ 原作が面白すぎる女 史実の方も濃すぎるウマ娘 名将 和多田美咲 巨乳 引っ込み思案 弱気 怒涛のスピード 怒涛の名将 救いはないんですか!? 新時代の扉 栗東寮 爆乳 私をあげますぅぅぅ! 覇王世代 諦めない、ですぅ~! 長期ファン稼ぎ勢 闇の王 魂の導き手




はうう……私なんかがレースに出てもいいんでしょうか。……でも……



メイショウドトウ(Meisho Doto)とは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
CV:和多田美咲

モチーフ元である競走馬『メイショウドトウ』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:前向きになりたい!ネガティブな頑張り屋
生年月日:3月25日
身長:164cm
体重:一部微増
スリーサイズ:B99・W61・H89
学年:中等部
所属寮:栗東寮
靴のサイズ:左右ともに25.0cm
得意なこと:めげないこと、演歌
苦手なこと:早口言葉
耳のこと:よく小刻みに震えている
尻尾のこと:悩むといじる癖があるので、よく絡む
家族のこと:転勤族ゆえに語学堪能。娘も、言わずもがな
マイルール:フクキタル占いのラッキーアイテムを常備
スマホ壁紙:『ボクを?いいとも!存分に撮りたまえ!』
出走前は…:トレーナーと一緒に持ち物を指さし確認

ヒミツ:①激辛派 / ②ヤギの目を見るとなんとなく気持ちがわかる
自己紹介:メ、メイショウドトウです…!あの、あの、私、自分に自信が持てるようになりたくて、精一杯、努力しゅてま…か、かんだっ!

キャラクターソング:ゼッタイトナリ…!

「いつか振り返れば」

やれることはやった
その積み重ねを
振り返ることはよそう
不運を嘆きたくなるから

だが今度も同じだ
やれることをやるだけだ

誰よりも先んじて
後ろに従う者の姿を
振り返りたくなる
そんな日が来ると信じて

2020年 URA「名ウマ娘の肖像」メイショウドトウより

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第6弾「勇者ひしめく時代」篇
© Cygames・JRA

幾度破れようと

怒涛の進撃

ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第6弾「勇者ひしめく時代」篇より

世紀末覇王・テイエムオペラオーと6度にわたるワンツーフィニッシュを演じ、不屈の執念で2001年宝塚記念を制した競走馬『メイショウドトウ』がモチーフのウマ娘
紫の瞳と横に垂れた耳、流星を象った大きなメッシュと頭頂部のアホ毛が特徴で、瞳をよく見るとぐるぐる目になっているほか、口元も常時「ω」の形になっているのも特徴。
ちなみにこの猫口に関しては、実馬のメイショウドトウ号の鼻を再現したものと一部ファンの間で囁かれている。

バストサイズ99cmヒシアケボノと並び、ウマ娘の中では一番の巨乳*1。なお中等部である。
大事なことなのでもう一度言うが中等部であるこのおっぱいで中等部は無理でしょ
そのためレースで走っているとゆっさゆっさと揺れる。
ちなみに、モチーフとなった実馬のメイショウドトウ号は豊かな胸筋が特徴だったのでこのデザインとなったと考えられる。
なお、テイエムオペラオーの夏合宿イベントにて「水着姿に自信がない」と発言しているため、胸もコンプレックスに感じているようだ。スズカ「ウソでしょ……」

それ以外にも身長164cmとウマ娘の中ではそれなりに高身長の部類、さらにH89と全体的にかなりガタイが良く、
後述するがドジっ子体質故に誰かとぶつかってしまうとドゴーンと突き飛ばしてしまい、「壁にぶつかってゴギャっと」なるらしい。

重度のドジっ子でもあり、何をやっても上手くいかず、クラスメイトであるオペラオーの机の脚を直そうするだけで、
  • 直そうとしたら力んでしまい脚を折ってしまう。
  • それに慌ててしまい脚が手からすっぽ抜け、偶々通りかかったトレーナーに衝突しかける。
  • 接着剤で直そうとするも、くっつかずにベタベタになる。
  • 紐で縛ろうとするも縛ることができず、また折れる。
といった風にドジがドジを呼ぶ負の連鎖に陥ってしまっている。なおオペラオーは全く気にしていなかった

それ故にかなりの引っ込み思案であり、何が起きようとも常に堂々としているオペラオーのことを慕っている。
しかし心のどこかで自分を変えたい、自身を持てるようになりたいとは思っており、そのきっかけを探している。

両親は転勤族で世界各地を飛び回っており、トレセン学園に来るまでは友達が作れなかったらしい。
しかし海外を飛び回っていたためか語学は堪能。

そして意外にも、というか見た目からは想像できないが激辛党。
勝負服イベントでは、商店街主催の激辛料理の早食い対決でデスソース常用のエルコンドルパサーやド根性姉御ヒシアマゾンと対決。
あまりの辛さに両者がダウンする中で、ドトウは平気な顔で箸を進め、勝利している。
この激辛耐性については、生来のドジっ子気質故に昔からよく注文間違いをしており、
間違って注文した辛い料理を頑張って食べていくうちに、自然と激辛に耐性がついたという。


◆アニメ版での活躍

Season1

第6Rから登場。
学園内で占い屋をしているマチカネフクキタルのアシスタントをしており、フクキタルが占い結果を告げた後に「救いはないんですか~」と続けてくる。

Season2

二期でもフクキタルと行動を共にしている。
大晦日には巫女のアルバイトをしているほか、爆逃げコンビのメジロパーマーダイタクヘリオスとも絡んでいる様子。
なお「救いはないのですか~」と微妙に言い回しが変わっている。

また第10Rでは引退ライブを行なうトウカイテイオーの裏方として動いていたが、引退ライブをジャックしたカノープスのメンバーに拘束されてしまっている。
因みにこの時にドトウが登場した理由は、2000年のオールカマーの勝者がメイショウドトウ号だからでないかと思われる。

うまゆる

  • 第2話『静かなる漆黒』
自動販売機で何を買おうか迷っている時に背後に鋭い眼光と共にシンボリクリスエスが現れる。
長い時間迷ってクリスエスを待たせて怒らせたと思って怯えてしまい、さらにその反動で後ずさった拍子に自動販売機に激突して故障させてしまい、大量の飲み物が溢れ出してさらにテンパる事態に。
クリスエスに何度も頭を下げて「せめてお詫びにこれを…」と飲み物を差し出したつもりがよりによっておでんを渡してしまい、最終的に「違うんですぅ~!」と逃げ出してしまった。
しかし、当のクリスエスは全く気にしておらず、食べかけのハンバーグを渡したスペちゃん、はちみつドリンクをかけられたがそれを拭いてくれたマチタンと共に「優しいな…」と評し、ドトウから渡されたおでんもしっかり受け取っていた。

  • 第4話『ツヨシ、びるどあっぷ!』
こちらでは虚弱体質を治したいツルマルツヨシのスタミナトレーニングに付き合って水泳をするが、溺れてしまったツヨシを見て慌てるのみの出番だった。

ROAD TO THE TOP

今作ではオペラオーに付いてきており、一緒にトレーニングをしていたり、オペラオーを応援したりしている。地味にこの2人でアニメに出てくるのは今作が初めて。
ストップウォッチの押すボタンを間違えて、オペラオーの記録が0秒になってしまうドジをしてしまうが、オペラオーは「ついに光の速さに達したようだね」とポジティブに笑って返した。

新時代の扉

RTTTと世界観を同じくする劇場版にも登場。
主役がジャングルポケットとその同世代たちに交代したということもあり、セリフらしいセリフはRTTTよりも少なく出番はかなり控えめなものの、覚醒した世紀末覇王にして憧れの存在であったテイエムオペラオーに挑み続ける強豪ライバルの1人としての一面がピックアップされている。
これまでのアニメ作品ではお目にかかれなかったレースにおける本気のドトウが堪能できるため、必見。

尚、残念ながらオペラオーから執念で勝利をもぎ取った記念すべき宝塚記念のレース描写はカットされている。
恐らく上述の様にジャングルポケットが主役のため、主題から外れてしまうためであろう。

◆漫画版での活躍

うまむすめし

  • 第27話『激辛中華の特盛フルコース』
昼飯の際に手違いで激辛中華の特盛フルコースを注文してしまい泣きながら頬張るメイショウドトウ。
昼休み終了間際にもかかわらず料理を食べ終われず途方にくれるドトウだったが、そんな彼女に遅めの昼食を取ろうと食堂にやって来たアグネスデジタルが協力を申し出る。

◆アプリ版での活躍

性能

バ場 芝:A ダート:E
距離 短距離:G マイル:F 中距離:A 長距離:A
脚質 逃げ:F 先行:A 差し:B 追込:E
2021年8月11日に☆3「ブルー/レイジング」として実装され、2022年9月29日に新衣装の☆3「Dot-o'-Lantern」が実装されている。

距離適性は中長距離が最高の典型的なステイヤータイプ。残りの短距離とマイルはそれぞれGとFなため初期因子でも最高適性まで持って行くことができず、これらの距離を走らせるには運も絡むためになかなかに難しい。

脚質適性も先行がA、次いで差しがBと高め。追込はその気になればまだAに持って行くことのできるEなのだが、これも趣味の範疇か。

[ブルー/レイジング]

ど、どうでしょう…? 勝負服に着られちゃってませんか…?


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ブルー/レイジング]メイショウドトウ」勝負服
© Cygames・JRA

「メイショウ」冠名で知られる松本好雄氏の勝負服、「桃襷桃袖」を基調としており、その配色で胸の膨らみが強調されているように見えるデザイン。
また桃襷の意匠は右肩からピンク色の紐のカバン、ドトウ曰く「あんしんカバン」を斜めに提げていることで再現している。
小さい頃に転んでケガをしたり、迷子になったことを心配した母親が絆創膏や連絡先などを入れたカバンを渡していたのがきっかけで、それ以降も不安になったときはこのカバンと一緒に乗り越えてきたらしい。
なお紐が谷間に挟まっているせいで猶更胸の膨らみが強調されている。
原案には更にピンク色のセーターのようなものを着ていたが、アプリ版ではオミットされている。

レイジング=ragingは「怒り狂う、激怒した」といった意味合いの英単語。メイショウドトウという名前と紐づけた上でブルー/レイジングを意訳するなら「青き怒涛」といったところだろうか。

スタミナ+20%、根性+10%の成長率補正がかかる。

所持スキル
中・長距離の先行を得意としているが差し適性も高く、チャンピオンズミーティングのグレードリーグでは固有スキルの効果を最大限引き出すために追込に魔改造されることもあるなど、作戦の幅はかなり広い。

通常スキル:
ペースキープ、抜け出し準備、中距離コーナー〇、(覚醒Lv2)非根幹距離〇、(覚醒Lv4)先行けん制

レアスキル:
(覚醒Lv3)スピードスター(最終コーナーで前方にいると速度が上がる/先行)
怒涛のスピード(最終コーナーで前の方にいるとしばらくの間速度が上がる/先行)

(覚醒Lv5)不屈の心(レース中盤に追い抜かれると持久力が回復する)
諦めないですぅ~!(レース中盤に追い抜かれると持久力を回復し速度がわずかに上がる)



よぉ~し!…あれ?




はわっ! ひぃ~っ! んあっ!?


はぁ~…あっ……


よぉ~しっ!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ブルー/レイジング]メイショウドトウ」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「I Never Goof Up!」。「私は絶対に失敗しない」的なニュアンスがある。
効果は「レース終盤のコーナーで中団以降のポジションから追い抜くとあきらめない心を発揮して前を目指す」というもの。
「終盤のコーナー」が発動条件のため、うまく発動できればスパートのタイミングと合わせられるため強力。
しかし中団以降での追い抜きが必要と、先行ではやや発動させにくいのがネック。

なおその演出だが、「勝負服を着て掃除」という謎状況。
優雅にアフタヌーンティーを始めるお嬢様やら突然洋上で釣りをおっぱじめる策士やらがいる時点で謎状況もへったくれもないのだが
中身満載の段ボールをひっくり返す→水入りバケツを蹴飛ばす→床拭き中に机に頭をぶつける
というどこまでもドジな面が強調されている。
最後は落ち込みつつも、ふと窓から見上げた空にオペラオーの王冠とそっくりな雲を見つけ元気を出す、という形で締められている。

私っ…ひゃぁぁあ~!?
や、やりましたぁ~…!

[Dot-o(ドットオー)'-Lantern(ランタン)]

ランタンの灯りを見ると、ほっとしますぅ~…


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Dot-o'-Lantern]メイショウドトウ」勝負服
© Cygames・JRA

ストーリーイベント「デイズ・イン・ア・フラッシュ」に合わせて実装された新衣装。
衣装名の読みは「ドット・オー・ランタン」。ハロウィンのジャック・オー・ランタンと実馬がノーザンレイクで呼ばれている愛称「ドットさん」を引っ掛けたもの。
ハロウィンということもあり黒とオレンジをベースに、かぼちゃ模様の入った大きな帽子を被っている。
しかしよく見ると、随所に付いてる小さなオバケやジャック・オー・ランタン型のアクセサリーは皆困り顔か泣き顔、
スカートは裾がボロボロでホックが一つ外れており、ストッキングも右足首に近い部分で伝線しているなど、ドジなドトウらしさが出ている。
固有スキル演出などで手に持っている棒付きのランタンは、レース時には背中に刺している。
そして胸元のスカーフで隠れてるだけで衣装はB99の谷間が丸出しと地味にセンシティブだったり
衣装がジャック・オー・ランタンモチーフになったのは、ジャック・オー・ランタンの発祥がアイルランドと言われていることから、実馬がアイルランド産のドトウと合わせたとの説も。
殿下「貴様~」

補正はパワーと賢さに+15%。

所持スキル
先行用の加速スキルである「鍔迫り合い」が入手できるのが大きい。
もう片方も「円弧のマエストロ」のため、プレイヤーの方針に合わせて幅を持たせられる。

通常スキル:
コーナー回復〇、中距離直線〇、真っ向勝負、(覚醒Lv2)攻めの姿勢、(覚醒Lv4)右回り〇

レアスキル:
(覚醒Lv3)鍔迫り合い(レース終盤始めの方で前方にいると加速力が上がる/先行)
ライバルがいるから!(レース終盤始めの方に前方にいると加速力が上がり、持久力をわずかに回復する/先行)
心に灯す闘志(レース終盤始めの方で前方にいると加速力が上がる、その後最終直線で速度がわずかに上がる/先行)

(覚醒Lv5)円弧のマエストロ(無駄のないコーナリングで持久力が回復する)
魂の導き手(コーナーで持久力を回復し速度がわずかに上がる)



は~い、こちらですぅ~。



うへぇええ!? こ、こここ来ないでぇ~!!


あっ……な~んだ。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Dot-o'-Lantern]メイショウドトウ」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「Spooky-Scary-Happy」。
発動条件と効果は「最終直線に入ったとき前の方だと速度を上げ、前2人後ろ2人までのウマ娘をちょっと萎縮させる」というもの。
速度アップ+前後数人のウマ娘の速度を下げる効果。

演出は、沢山の幽霊を誘導しているところに一際怖そうな見た目の幽霊が現れて逃げ回るも、実は後述するタヌキが化けていただけだった(じゃれつきたかった?)ことに気づいてホッとする、というもの。

勝利時ポーズはタイキシャトルの固有スキルのポーズと同一*2と、どちらかと言えばてぇてぇに寄っている物だし内容的には「トレーナーさんをドトウの祝勝会に誘っている」物なのだが、
これがクライマックスシナリオやレジェンドレースなどの、ライバルウマ娘とドトウが表示されるリザルト画面が合わさると…



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「デイリーレジェンドレース[オー・ソレ・スーオ!]テイエムオペラオー」リザルト
© Cygames・JRA

ど う し て こ う な っ た 。
いつものやや困っているが楽しそうな表情で、(画面構成的に)負かして凹んでいるライバルウマ娘を指差しているような絵面になってしまい、
どう見ても敗者を指差して煽っているようにしか見えず、名前を捩ったチクショウドトウというネタが誕生してしまった。
ドトウおしまい、煽りおしまいでーす

一緒に勝利の宴へ~!
ご案内しましゅっ!

固有二つ名は共通して「不屈の挑戦者」。
取得条件は「天皇賞(春)、宝塚記念、有馬記念を含む重賞9連勝以上する」というもの。
作戦や着差、人気などは関係なく、指定されたレースを勝利し勝ち続けるだけと至ってシンプル。
極端なことを言えば出走するレース全部勝てばいいだけ。

さてこの条件だが、どこかで似たようなものを見た覚えはないだろうか?
そう、テイエムオペラオーの固有二つ名「世紀末覇王」である。
「世紀末覇王」の取得条件は「天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念を含む重賞8連勝以上する」というものである。
それに対しドトウは重賞9連勝以上、しかもそのうち天皇賞(春)と有馬記念は史実のオペラオーの勝ち鞍である。
この二つ名は史実再現ではなく、「史実のオペラオーを超える」ということに重きを置いた二つ名となっている。

サポートカード

汎用RのほかSR【幸せと背中合わせ】のほか、2021年12月31日に期間限定イベント「瑞花繚乱!新春かるた合戦」の報酬SSR【飛びも出ぬべき心地すれ】が、2024年11月28日にSSR【不屈の遠吠え】がそれぞれ実装されている。

SR【幸せと背中合わせ】

得意練習は根性。
完凸すれば固有ボーナスと合わせてトレーニング効果15%とSRとしては破格の効果。
レースボーナスやファン数ボーナスも所持しているなど隙のない1枚。
連続イベントでは体力を回復してくれるのも嬉しいところ。
スキルは「非根幹距離〇」や「伏兵〇」といった緑スキルや、中距離のスキルを中心に所持している。

SSR【飛びも出ぬべき心地すれ】

得意練習はスタミナ。
SSRの方は配布サポートカードのご多分に漏れず固有ボーナスはレベル40からとなっている。
SRの方と比較するとトレーニング効果がやや下がり固有ボーナスと合わせて10%、レースボーナスやファン数ボーナスは0になっているが、ヒントレベル4の状態でヒントを入手できるようになっている。
連続イベントを進めると確定で「キラーチューン(「テンポアップ」上位スキル)」のヒントレベル1or3を入手可能だが、体力をかなり持っていかれるので注意。
配布カードの宿命で性能は控えめに抑えられているが、中距離先行の育成時のスタミナ枠として有能。特にコレにはジャストフィット。

SSR【不屈の遠吠え】

得意練習はスピード。何気にドトウにとっては初のガチャ産SSRサポカでもある。
トレーニング効果、やる気効果、友情ボーナスのお馴染み3種の神器に得意率も80と高水準。
パワーボーナス+1とスキルPtボーナス+1、そして固有効果も含めたスピードボーナス+3とボーナスも充実しているため、総合的な練習性能は実装時点の環境のトップ層にも引けを取らない。

取得スキルも一新されており、「食らいつき」「十万バリキ」「フルスロットル」といった差し向けのものが充実している他、イベント完走後のレアスキルも差し用の「突撃魂」が取得できる。

個別ストーリー

ドジで失敗ばかりのドトウと、いついかなる時も堂々とするオペラオーとの関係性を中心に動くストーリー。

ひょんなことから選抜レースに向けたオペラオーとの合同稽古(併走)相手に選ばれたドトウ。
本人もオペラオーのためになるなら、とやる気満々だったのだが、30分遅れで着いたドトウの足元はスリッパ。
靴を取りに戻るもシューズが見つからず、見つけたと思ったら蹄鉄が外れ、買いに行って戻ってくる頃には夜。
待たされまくったオペラオーだが気にする様子もまく併走が始まったのだがドトウが転倒してしまい併走にならず。
差し入れのホットコーヒーはホット醤油に、アロマを振りかけたタオルはオペラオーが失神するほどの激臭。

やることなすことが全て失敗するドトウを心配したトレーナーは彼女を追いかけ、話を聞くことに。
彼女が言うには、自分はがんばり屋ではなく、諦めが悪いだけだと。
失敗ばかりの現実に諦めたくなっても、昔見たG1レースの勝者が、
「何をやってもダメだった自分だけど、レースで勝つうちに自分を好きになれて、レースを走って勝てた自分がとても大好きだ」
と言っていた記憶がよぎり、ズルズルと続けた結果、トレセン学園に合格するところまで来たのである。

ドジでなにをやっても上手くいかないくせに、往生際だけは悪いんです……。
諦めなければ、私だってあの日のウマ娘みたいに変われるかも……。
変わって、オペラオーさんみたいな堂々としたウマ娘になれるかも。

いつまでもそんなこと思っちゃってて、止められなくて……。
ドジなだけじゃなくて、バカなんですよねぇ……。

しかしこれだけ散々な目に遭ったにもかかわらず、それでもなお「種目別競技大会」に前向きに取り組もうとしているではないか。

やっぱりそれって長所じゃないか?
諦めが悪いのは、君の長所だ。 誰にもできることじゃない

褒められたのが嬉しくなったのか、もう少し走る、と去っていくドトウ。その背中には見たことのない力強さがあった。

その日以降も、トレーニングに励むドトウ。
そして迎えた競技大会当日。オペラオーと同じ芝1800mのレースに出走することになったドトウだが、周囲の反応はイマイチ。
レース中も足がもつれてしまったのかバランスを崩してしまうなど、やはりドジなところは最後まで抜けなかった。
しかし。

追いつくんだ……私は、追いつくんだっ!

すぐに立て直し、前を行くオペラオーを猛追するが惜しくも届かず2着。
レースの賞賛はオペラオーに向けられていたが、当のオペラオーはこう宣った。

このショウにおける功労者を無視してはいけない!
そう、ボクも認めた不屈の執念の持ち主、メイショウドトウの力を!
才気あふれるボクに引けを取らないほどの、素晴らしいショウをしてみせた彼女に、もう1度大きな拍手を!

観客からは割れんばかりの拍手と歓声。
オペラオーが併走相手にドトウを選んだのは偶然ではなかったのだ。

レースを終え、このレースで1歩踏み出した感覚を得たと話すドトウ。

君は強いウマ娘だ ──そんな君の行く先が見たい
担当ウマ娘になって欲しい

私なんかが、と後ろ向きなドトウだったが、それでも君がいいと押すトレーナー。

あ、貴方がいたら、変われると、思うんです!
だから、こちらこそ、よろしくお願いします、トレーナーさん!

こうして専属契約が結ばれ、トゥインクル・シリーズへの挑戦が決まったのだった。

……しかし。
メイクデビューを終えたドトウはレース後に倒れ、救急車で搬送されてしまう。
実はドトウ、「本格化」を迎えていなかったのである。
ウマ娘世界における本格化とは、思春期のある時期からの体の急激な成長、即ちアスリートとしての目覚めを指し、
選抜レース」は本格化に入ったかを確かめる仕組みの一つでもあったのだが、ドトウが出たのは「種目別競技大会」。「選抜レース」には出ていないのである。
すなわちこのおっぱいでまだ成長途中ということになる。
まさかのトレーナーまでドジ属性だった。

前途多難な船出にはなったが、同年代のライバルであるオペラオーやアドマイヤベガらと共に、
1つ上のスペシャルウィークグラスワンダーら「最強世代」に挑むべくトゥインクル・シリーズを歩んでいくのだった。


育成シナリオ

育成シナリオでは、メイクデビュー後からクラシック級10月後半までバッドコンディション「まだまだ準備中」になってしまう。
保健室での治療は不可。
本格化を迎えていないが故に、レースに出走するとランダムで体力を余計に消費してしまうものだが、
その消費量は決まって5と少なめなので、充分にステータスが育っていればさほど問題にはならない。
しかし、「まだまだ準備中」が治るまでの育成目標は後述の通り「既定のファン数を集める」というものであるため、
最小限のレース勝利で達成できたのならば良いが、運悪く負けと余計な体力消費が重なるとまともに練習がこなせなくなったりもするので、
出るレースとその時点でのドトウの成長度合いなどはある程度慎重に吟味したい。アオハル杯シナリオなら尚更。

また育成目標も非常に特殊で、ファン集め期間がクラシック級4月前半(6000人)と同10月後半(15000人)の間と非常に長く、シニア級1月前半の日経新春杯まで目標レースが存在しない。
しかし、目標を達成していくだけでは固有スキルのレベルを上げるためのファン数が足りなくなってしまう点には気をつけたい。
上手くいけば本格化前にクラシック三冠のUMA娘を誕生させられるぞ!
逆に言えば能力の伸びに応じて自由にレースを選べるのも特徴。
ただしシニア級後半からは秋シニア三冠路線を進むなど過密気味になってくる。

また皐月賞、天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念で勝利…要は史実のオペラオーの勝ち鞍に全て勝つと、全ステータスアップと「抜け出し準備」「テンポアップ」のヒントを入手できる。
ただし皐月賞と天皇賞(春)は目標外レースのため、達成するなら出走し忘れないように注意。

なぜだ!? なぜ大事なレースでいつもドトウに負けてしまうのだ?
嗚呼! 「ドトウさえいなければ」と、常にファンから憐れみの目で見られる悲劇のヒロ覇王、ボク!

オペラオーさん、でもぉ、私こんなに勝てるはずありません~

これってもしかして私たち……。
おおっ、これってまさかボクたち……。

入れ替わってる~!?

また育成シナリオ中の隠しイベントには皐月賞、日本ダービー、天皇賞(春)への出走がある。
特に皐月賞は固有二つ名や隠しイベントのためには避けて通れないのだが、オペラオーが非常に強い。
また日本ダービーではアドマイヤベガがライバルとして立ちはだかるが、これまた非常に強いため勝つのはかなり難しい。

特殊実況はシニア級宝塚記念に設定されている。
発生条件は最終直線で先頭にいること、そしてそれまでG1未勝利である必要があるため、ナイスネイチャキングヘイローらと同じく、
「育成に慣れてくると聴きにくくなる」タイプとなっている。

+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
ドトウ先頭! ドトウ先頭!
メイショウドトウの執念が通じるのか!?

元ネタ:2001年宝塚記念 関西テレビ・杉本清アナ

◆関連キャラクター

同期でクラスメイト。
ドジばかりで引っ込み思案なドトウとは対極の存在であり、オペラオーのようにありたいと考えているが、
憧れが行き過ぎているのか全肯定気味な面もあり、同級生ながら目上の人にするような接し方になっている。
オペラオーの方も、ドトウの実力や人格をライバルとして高く評価している他、友人としてもドトウを特に親しく思っているようで、
基本他者に対して「さん」「くん」など敬称をつける彼女がドトウだけは呼び捨てにしているというところも、その顕れだろう。
育成シナリオでもオペラオーの役に立ちたい、認められたい一心で後ろを歩んでいるが、ジャパンC直前に決心し「オペラオーを超える」とライバル宣言をする。

同期だが高等部のためクラスは同じではない。通称「アヤベさん」。
基本的に他者に特にオペラオーにドライ気味なアヤベさんだが、ひたむきで努力家なドトウのことを好ましく思っているのか親身に接しており、
一コマ漫画では、昼食時によくドジでお弁当箱をひっくり返すというドトウのために、自分の分と合わせて多めにサンドウィッチを作ってきたりしている。
ドトウの方も、実力面ではオペラオーと渡り合え、人格面でも自身を勇気付けてくれるアヤベさんのことを尊敬していて、仲は良好なようだ。
ちなみに、ドトウが衝突しても前述したような壁にゴキャッと…とはならず平然としているなど只者ではないオーラを発しており、
育成シナリオ序盤でもオペラオーとアヤベさんを中心に「最強世代」に立ち向かうことになったのだが、菊花賞後に怪我で離脱。
その後は療養しながらオペラオーや自分の後釜に入ったドトウを見守っている。

史実では特に関わりがなかったが、シナリオにおいてドトウの二度の覚醒の鍵となる重要なキャラクター。

また期間限定イベント「瑞花繚乱!新春かるた合戦」では、ドトウからウマ娘かるた大会のチーム入りを提案されたが断っている。
しかし一人練習に励むドトウの様子は見ており、かるたのコツを記した本を用意したり、本人に無断で補欠メンバー入りさせられたがチームのメンバーとして優勝に貢献している。

アニメでも関わりがあったほか、育成シナリオやサポートカードイベントでも度々登場する。
自分に自信がなく、何かに心の依代を置きがちな者同士であるためか非常に仲が良く、
フクキタルは良き先輩として接し、ドトウはフクキタルを「心優しいソウルフレンド」と思う程に心を開いている。
目標レースである金鯱賞(G2)では「フルアーマー・フクキタル」としてオペラオーに挑むドトウの前に立ちはだかる。
まさかの新衣装先行公開である。G2だからレースじゃ結局体操着なのは禁句

オペラオー×ドトウがデジタル最推しのカプ。
ドトウの育成シナリオではファンの一人としての登場だが、デジタルの育成シナリオでは本格化前のドトウにオタク特有の早口と長文で助言している。
本人はひどく恐縮していたが、ドトウ的には感謝されていた様子。
そして天皇賞(秋)でオペラオーとドトウに真っ向勝負を申し込む。

デジタルの育成シナリオではオペラオーと共に彼女の超えるべきライバルとして、良き先達として登場するが、
謎かけのようにアドバイスを送った直後に自分で答えを言っちゃったりするオペラオーにおずおずとツッコんだりもしている。

栗東寮のルームメイト。史実ではシャカール(とデジタル)の方が一年後輩で、ドトウのラストランまで度々対戦した仲である。
片や引っ込み思案なドジっ子、片やぶっきらぼうでアナーキーなロジカリストという対照的な二人であるが、
同室で意外なほどうまくやれているようである。1コマ漫画でも忘れ物をしているドトウに対し優しく声をかけていたり。
ドトウの育成シナリオでも登場し、ドトウやオペラオーの限界や「最強世代」との強さの差をロジカルに説明してくれるほか、
ネガティブ思考に陥ったドトウを励ます構図がよくあり、「見た目はおっかないが面倒見のいい良い奴」感を印象づけている。
まあ他の友人やら知り合いやらがガチ貴族とかタキオンとかなので、アプリ開始後の割と早い内からツッコミ役の苦労人ポジションが板についてた気がするが

仲が良いらしく、ホーム画面にドトウを設定していると、彼女からパーティーに誘われていることを話してくれる。
タイキの育成シナリオにおける追加練習イベントも、トレーニング後にドトウを見かけたタイキが彼女を追いかけようとするという内容。
育成シナリオでは太り気味イベントでの同席相手、スキルレベルアップ条件を満たしていない場合、
クリスマスナイスネイチャ+後述の1匹と共にパーティーに飛び入り参加する。
元ネタは引退後に同じ牧場で暮らし、仲の良さで知られていたことから。ナイスネイチャも含めると引退馬協会の顔役3人繋がりとなる。

2年目の夏合宿中に登場した野生動物。ヴッフヴッフと謎の鳴き声を発しており、何故かとても懐かれた様子。
クリスマスにスキルレベルアップ条件を満たしていない場合、トレセン学園に駆けつけパーティーに参加する。わざわざ府中まで来たのか
アドマイヤベガのサポカイベントなどにも同個体と思しきタヌキが登場しており、どうもすっかりトレセン学園に居ついてしまったようだ。
その後[Dot-o'-Lantern]の固有演出に出演、お化けに変身して現れる一芸も見せた。
これにもしっかり実馬に基づく元ネタがあり、ヴェルサイユリゾートファーム繋養時(2019年)にドトウの馬房に野生のエゾタヌキが居候していたエピソードがモデルと思われる。
あと府中競馬場の近傍には有名なタヌキアニメ聖地があり、「府中の化けタヌキ」という意味ではこちらの影響もあるかもしれない。

  • めーめー団
SSRサポカ【飛びも出ぬべき心地すれ】に登場する人間の子供たちの集まり。
気弱なドトウをやや舐め気味に扱っていたが、一緒に遊ぶうちに彼女のことが好きになり最後には全員が泣くほど別れを惜しまれた。
実はタヌキ同様にこっちもちゃんとした元ネタがある。
メイショウドトウ号(とタイキシャトル号)が預託されていたヴェルサイユリゾートファームにはヤギも一緒に放牧されており
特にドトウはそのヤギたちに懐かれているのか近くに行っても逃げ出さず、むしろ一緒におやつを食べる(奪われる)くらいの距離感だった。
……なお、この距離感に関しては仲良しというより「ドトウがデカいヤギだと思われている」「ヤギから舐められている」*3という意見もあるので
カードイベント中の描写は意外と再現度が高いと言える。


追記・修正はありまぁす!!

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最終更新:2025年04月05日 12:59

*1 ヒシアケボノは身長180cmでW65、ウマ娘の中でも色々と規格外の体格でドトウと比較しても身長で16cm、ウエストで4cm上なので、ドトウのカップサイズは彼女以上だろう。

*2 新衣装[Bubblegum☆Memories]の方

*3 タイキシャトル号が近づくとヤギたちは一瞬ビビったり逃げ出すため。