コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ

登録日:2022/05/26 Thu 03:30:53
更新日:2024/05/02 Thu 22:36:53
所要時間:約 26 分で読めます






これは、きみの「失われた物語」



画像出典:Google Play コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ より
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『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』とは、2022年5月17日にサービス開始したゲーム作品。
開発・運営はf4samuraiが行っており、iOS/Android及びDMMで配信が行われている。DMMGamePlayerによりPCでプレイ可(データ連携共有可)。
略称は『ロススト』で、ハッシュタグもこれが使われている。

目次



【概要】


アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』を原作としたゲームであり、ジャンルとしてはタワーディフェンスゲームに当たる。
サンライズ監修のもと原作のシナリオをベースにしつつも主人公をはじめとするゲームオリジナルキャラクターを織り交ぜ再構成されており、原作とは異なるストーリーが描かれることになる。

大まかな形としては一般的なタワーディフェンスゲームと同様で、マップ内にコストを消費してユニットを配置、敵ユニットの進行を一定以下に抑えればクリアとなる。
本作の最大の特徴としてはキャラクターユニットとは別にKMFもユニットとして存在しており、この2つを組み合わせることで一つのユニットとして扱うことになる。
組み合わせについては一切制限がないため、ランスロットに乗る仙波、MR1*1に乗るシャルル等カオスな光景を作ることもできる。


難易度はストーリーのみを追うのであれば無課金でも容易だが、強化素材の収集がデイリーで上限があるためそれなりの時間は必要。
また一日一回だけ使えるプレイヤースキル「足場崩し」*2により、戦力が足りなくてもある程度は強引にクリアできる。




【ストーリー】


皇暦2010年8月10日。
神聖ブリタニア帝国は、日本に宣戦布告した。
極東で中立をうたう島国と、世界唯一の超大国ブリタニア。

両者の間には、日本の地下資源を巡る、根深い外交上の対立があった。 本土決戦において、ブリタニア軍は人型自在戦闘装甲騎「ナイトメアフレーム」を実戦で初めて投入、 その威力は予想をはるかに超え、日本側の本土防衛線は、ナイトメアによってことごとく突破されていった。 日本は帝国の属国となり、自由と権利、そして名前を奪われた。 「エリア11」――その数字が敗戦国・日本の新しい名前だった。

それから7年、主人公はエリア11に建てられたブリタニアの教育機関、アッシュフォード学園に通う一介の学生であった。 ブリタニア人として暮らしてはいるが、自分に半分、日本人の血が流れているため、日本人が虐げられる現状に鬱屈した感情を抱きながら日々を過ごしていた。 ある日、ブリタニア軍が起こした軍事行動をきっかけに戦火に身を投じていくことになる――




【シナリオの特徴】


アニメ版「コードギアス反逆のルルーシュ」を軸にオリジナル主人公を絡めたシナリオとなっている。
しかし主人公の要素が加わっても要所の細々とした影響はあれど本筋が変わる事はなく、ほぼTV版に沿って進んでいる。

今後大きなifが追加されるかは不明とはいえ、このまま大きな分岐はないだろうというのが多くの予想。
ただし、基本はTV版を軸としているが総集編三部作(I興道~III皇道)に寄せられている部分もあるため、今後どうなるかはわからない。
例えばシャーリーは港湾地区でゼロの正体を知るが(TV版)、その後マオは登場せず不安定な所を付け込まれない(総集編)。
描写されていないだけで存在はしている事となった=マオはナレ死した*1

主人公の行動が未来に影響できないのはもどかしさもあるが、逆に言えばルルーシュやスザクが物語の中心である原作の雰囲気をそのまま楽しむことができる。
また影響しないとはいっても主人公の存在感は大きく、活躍は主に原作で深く言及されなかった隙間を埋めるように描かれている。
サブシナリオ的な補完の側面の他にも原作でほとんど出番の無かった脇役にスポットが当たる、などなど。

例えばアニメ7話「コーネリアを撃て」にて、ルルーシュの危機にゼロに扮したC.C.が現れた場面。
アニメ版では特に説明もなくC.C.がワープしてきたようにも見えるやや唐突な展開だったが、
ロスストでは主人公がC.C.に協力し、移動手段の調達やブリタニア軍の攪乱などの援護をしていた…といった補完がなされている。

今後も基本的には原作をなぞった展開となるが、節々で派生作品の設定が織り込まれる予定。
ピクチャードラマやドラマCD、外伝作品のネタも拾ってきており、1つの話が一本丸々シナリオに起こされている事もあるほか、
一部の外伝キャラクターがシナリオに登場している。

TV版・総集編の設定を取り入れつつも原作にはなかった側面が新たに明言される事もあり、そちらも魅力の一つ。
例えば
  • 新型エナジーフィラーに関する日本とブリタニアの共同研究所の存在
  • 名誉ブリタニア人へのエグい差別や、名誉ブリタニア人手続きに関する露骨な制限
  • ナリタ連山作戦でのブリタニア軍による意図的な市民避難抑止
  • 行政特区の問題点(ユーフェミアの目的に対し統治者側の思惑の齟齬等)
  • ブラックリベリオン時における黒の騎士団の司令層と末端層の意識差(末端の一部は理念も何もない擁護不能な暴徒化)
などがある。




【キャラクター】


本作における主人公であり、プレイヤーの操作キャラ。
デフォルトネームは男性が「マリオ・ディゼル」、女性が「マーヤ・ディゼル」*3
ファーストネーム・性別はいつでも設定から変更が可能(ただしプロフィールのプレイヤー性別とは別で、こちらは変更不可)。
男版でクリアしたストーリーを女版で再生することもできる。

主人公はプレイヤーのアバターではなく独立したオリジナルキャラクターであり、あくまで操作・主観の一部を担当している。
外見は黒髪に黒を基調とした私服が共通。マリオはラフなシャツ、マーヤは太ももまである黒髪ロングにケープを始めとしたシックな私服。
冒頭画像の中央にいる二人がそれである。


生い立ちは紅月カレンと同じく日本人とブリタニア人のハーフ*4
七年前の戦争前までは日本人として過ごしていたが、拡大する戦火に巻き込まれ両親を失う。
その後、両親の同僚で懇意だったクラリスに引き取られ、日本人の血が流れていることを隠しながら彼女のもとでブリタニア人として過ごしており、アッシュフォード学園にも通っている。*5
だが、日本人が虐げられている現状、そして家族を奪ったことなどからブリタニアに対して控えめに言って良い感情を抱いておらず、それでいて自身はブリタニア人として安寧な暮らしを得ていることから鬱屈とした感情を抱えており、偽善と痛感しつつもシンジュクゲットーで知り合った日本人の孤児たちに食料などを支援して交流を重ねる日々を過ごしていた。

そんな折、アニメ1話目にあたるブリタニア軍のシンジュクゲットー掃討作戦が始まり、丁度ゲットーに来ていた主人公が巻き込まれた所から全てが始まる。
無数の罪のない日本人が虐殺され、孤児たちが目の前で死ぬというあまりに凄絶な光景を目の当たりにし、ブリタニアに対する強い憎しみが爆発する。


主人公はブリタニア軍のKMFサザーランドに乗り込む事に成功。
これはルルーシュが奪ったKMFのうちの一機で、扇グループに渡したものの搭乗者が扱えなかったか逃げたかで残されていたもの。
そして主人公は怒りに身を任せてブリタニア軍のKMFを初陣と思えぬ立体機動で撃破
ルルーシュもまたこのKMFのパイロットが今回かち合ったテロリスト集団とは別と察するが、その見事な腕と緊急性から互いに一時的に信用する。

だが、本編と同じく特派から出撃したランスロットによって戦況は一変し、主人公もこれには敵わず敗れてしまう。
脱出装置は作動したもののパラシュートが開かず、衝撃で気絶。
次に気付いた時には脱出装置ごと回収され、クロヴィス旗艦の中に居た。

搭乗者が騎士と思い込んでいた整備員が出払った隙に脱出し、なぜか警備も護衛もいない状況を不審に思いつつも覚悟を決めてクロヴィスの首を獲りに潜入するも、そこで偶然ルルーシュがクロヴィスを殺害する光景を目撃したことでルルーシュの正体を知ることになり、「ブリタニアを壊す」という目的を共にする「契約者」として戦いに身を投じることになる。



KMFの操縦性に関しては卓越したものを持っており、ルルーシュの見立てではあのカレンと同等。特にスラッシュハーケンの取り扱いに長ける描写が多い。
というか初陣では初操縦にも拘らず量産機のサザーランド立体起動もかくやという動きを見せプレイヤーの度肝を抜いた。*6
また頭脳面に関しても優秀であり、ルルーシュの作戦内容からルルーシュの意図をある程度把握する芸当もこなす。
身体能力については特に言及されていないがとにかくタフ。*7
またKMF騎乗時生身問わず人を殺す事に一切の躊躇がない。葛藤や後悔する様子も皆無。

…とここまで見れば戦士として非常に優秀なのだが、問題はその精神性。

上記の件からブリタニアに対して強い憎しみを持っており、ブリタニアを壊すという復讐を果たすためなら自身の命すら躊躇わず投げ出すほど。
流石に『一般のブリタニア人』にまで矛を向けるという事はなく分別もついているが、一方で精密に分別を付けた上で敵判定した者に対してはその獰猛さと冷酷さを以て一切躊躇せず排除しにかかるという側面を持つ。
これはブリタニアの軍属どころか『被差別・被征服者というお題目を掲げて一般人を危険に晒す日本人』に対しても同じように発揮される。
そういう意味では敵視しているのはブリタニアに留まらない。

ルルーシュに対してはあくまで目的の一致から協力者として行動しておりギアスで強制されたものではないため、自身に隠し事をしていると知った際に「本当にブリタニアを壊す気があるのか」と不信感を持った事もある。
このため当初は完全な味方とは言い切れない部分があり、ユーザーから『黒い狂犬』、『ルルーシュが日和った瞬間噛みつく』などと言われていた。
この精神性故に『R2』におけるカレンがルルーシュに慰めろと言われた場面でも女主人公なら躊躇なく貞操差し出して逆にルルーシュを凹ませそうとか言われたりしてる
あと、カレンからは真っ直ぐさが兄に少し似ていると言われたため、飛び火する形でナオトの精神性も疑われる事態になった
シナリオが進行している現在ではこれらの印象はやや薄れ、少しずつ軟化しつつある。
しかし失われた過去において軍人としての素質の設定が匂わされており、狂犬度合は薄れても敵に対する獰猛な姿勢は相変わらず。
主人公の狂犬らしさは毒ながらも魅力の一つでもあるため、今後どのように変化していくのかが注目されるところ。


ブリタニア破壊のために準備は行っているが策士・司令官が本領なルルーシュ、軍属として活動していたスザク、レジスタンス活動を行っていたカレン等戦闘能力に由来や説得力があるバックボーンを有する原作キャラに対して彼/彼女は初戦闘まで一般人だった『筈』にもかかわらず上記の戦闘能力を有している……だけでなくホテル占拠では日本解放戦線の人質を監視する兵を『錯乱したカレンを落ち着かせる次いでで流れ作業のように射殺する』等精神面でも本当に最近まで一般人にしては『戦士として完成されすぎている』所が随所に見られる等謎も多い。
また、所持している技能や知識において『中古部品をかき集めて作ったにもかかわらず、二人乗りの状態で高速道路で疾走しても問題の無い完成度でバイク一台をくみ上げる』という非常に高度なメカニック技術と知識を有している……仮にゲットーでの子供達の交流においてそのようなメカニック技能が必要になったとしても明らかにその一環で得られる技量ではないし、他のシーンを見てもメカニックを趣味等として腕を磨いている描写が現状存在しない。
それも含めて来歴を聞けば納得は出来るのだが、それにしても度が過ぎているブリタニアに対しての憎悪も上記の謎を考えれば何か作為を感じられるが…?


ちなみに主人公の行動や台詞の内容は細かな語尾やボイスを除けば男女共通。のちに実装されたユニットとしてのボイスは一部男女で異なるものがあるが、その場合も大意は変わらない。
このため、特に女性の場合はお淑やかな見た目と相まってギャップがすごい。女子高生にしてはいろいろとワイルドだったり、異性との距離感がバグったり、ときおり女性らしからぬ雑な扱いを受けたりしている。*8
もちろんカレンとの友情や母親絡みのシーンなど女性設定の方がしっくりくるケースもあるにはあるが…。

  • クラリス・ガーフィールド
主人公の養母。
もともと主人公の父親の部下であり、その縁で両親を亡くした彼/彼女を引き取った経緯がある。
アカデミー時代はどこぞのプリン伯爵の後輩だった様子で、温厚な彼女にしては珍しく彼に対してキレ散らかす場面がある。

  • ルルーシュ・ランペルージ
原作の主人公。基本的には原作通りに動いているが、気軽に命を投げ出す復讐ガチ勢の今作主人公の扱いに手を焼いている。
原作にいない優れた手駒を手に入れてブリタニア攻略が楽になるかと思いきや、帳尻を合わせるように敵戦力も増えて苦労度合は変わらない。

  • 紅月カレン
日本人とブリタニア人のハーフという主人公との共通点から親交が深まり相棒のような関係になっている。
二人合わせてゼロの両腕と言われたり、専用機が紅と蒼だったりバディ感強め。

  • 壁に印を付ける女生徒
原作にも登場しているモブの一人で、ルルーシュによってギアスの効果持続時間を調べるため、毎日壁に印を付けるようギアスをかけられた女生徒。
学園に通えない状態でも壁に印をつけに行こうとし監禁されたり、ルルーシュからも割りと雑に扱われてたりと酷い状態になった事からコアな人気がある。なお本人は楽しそうにしている。
そんな彼女だがこのゲームではなんとログインボーナス支給担当となっている。
確かに「毎日」を象徴するのにはうってつけであるが…。
一応、彼女がログボをくれるのは7日間のスタートダッシュログボ限定であり、以降はランダムなキャラが出迎えてくれる仕様なので毎日見せ付けられる訳ではないのだが。

  • マクミラン卿
初イベント『おもてなし喫茶にようこそ!』で登場。
ミレイ会長が世話になったキャロル先輩の父親で名のある貴族。
娘が喫茶店を経営していることをあまり快く思っておらず、有力な貴族に嫁がせたいと思っている。
…という設定があるのだが、プレイヤーが初めて目にするマクミラン卿はグロースターを駆りボスとして颯爽と登場する姿。
見覚えのないおっさんに多くのプレイヤーが困惑した。
……最も、後のイベントでは仮にもブリタニア貴族である卿よりもさらに無理のある人物がナイトメアを駆って登場してくるなんて事はザラにあるという現実が待ち構えていたのだが。



【システム】


基本はタワーディフェンス+スタミナ制。
スタミナは主に「ストーリー」「デイリーミッション」で出撃毎に消費し、アイテムや時間経過で回復する。
ただしステージ攻略に失敗またはリタイアした場合、消費したスタミナは返還される。つまりリトライ制限はない。
「遠征」ではスタミナを消費しないが、代わりに1日1回しか挑戦できない。


◆ステージ(タワーディフェンス)

マップは方眼紙のマスで区切られており、作戦開始と共に敵ユニットが出現マス(赤い■)から自陣マス(青い■)に向けて順次進行してくる。
開始前にブリーフィングで敵の侵攻ルートが開示されるので、これを頼りに「コスト」を支払って自軍のユニットを配置し、敵を撃破するのが目的となる。
コストは時間と共に自動で増加していくが、強力なユニットほど支払うコストが多くなる傾向があり、これを加味した戦略が必要。

自陣マスへの一定以上の敵ユニット侵入を許すと作戦失敗
ステージによってはボスユニットが登場し、これに侵入されると問答無用で失敗である。

ただし通常の敵も猶予があるとはいえ侵入を許した時点で最終評価に響くので、基本は1機の侵入も許さないのが肝心。
最終評価で最高のSを取ると報酬で得られる石の他、以後そのミッションはスキップ可能になるため恩恵も大きい(特にデイリー)。

  • ネームド
敵ユニットにはパイロットの乗った「ネームド」も登場する。
登場時・退場時に演出があり、ボスユニットな事もあればタイマンが発生する特殊ユニットな事もある。
逆に言えばネームドでもボスとは限らず、タイマンが発生しないユニットも多い。

  • タイマン
ネームドの中にはタイマンが発生するユニットがいる。(作戦前の敵ユニット解説で見る事ができる)
タイマンは該当ユニットを自軍のユニットが相対すると発生*9し、特殊演出に切り替わる。
タイマンの最中は他の全ての時間が停止し、片方が膝をつくまで終わらないデスマッチとなる。
当然、他のユニットによる援護などは一切できない。
ユニットとして使えるキャラクターに本編の陣営は関係ないのでスザクやギルフォードが自分自身とタイマンなんてのも稀によくある。



◆ユニット

自軍は「キャラクター」+「ナイトメアフレーム(以下KMF)」で1ユニットを構成。
ユニットのコスト及び性能はキャラとKMFの組み合わせで決定される。
搭乗するキャラクターとKMFの組み合わせには制限はなく、ナナリーや皇帝陛下をグラスゴーに乗せるのも自由自在。
代わりにいくつかのユニットはある程度原作に準拠した「搭乗機体」が設定されており、合致したKMFとキャラクターを組み合わせると固有のスキルレベルが底上げされる恩恵がある。

キャラクター

基本的にはガチャで入手することになるKMFのパイロット。
例えばユニットの単発攻撃力は「KMFの武器の基礎攻撃力」×「キャラクターの攻撃力倍率補正」といった具合でユニットの心臓部を担う。
防御力や攻撃頻度、そして各人の持つ固有のパイロットスキルによって大きく個性化されている。
またユニットHPはKMFが影響せず純粋にキャラクターの性能で決まる。

  • タイプ
全てのキャラクターは役割に応じた6種類のタイプが割り当てられている。
なおシナリオとは完全に切り離されており、本編で敵対するブリタニア軍や皇族なども普通に仲間になる。

○突撃タイプ 低コストかつコスト回復スキルを持つ切り込み隊長となるユニット。
基本的にはこのタイプを最初に出撃させてコストを稼ぐのが目的。
ステータス自体は高くないため本隊投入までのつなぎとして使われる事が多い。
○守護タイプ 高い守備力と複数の敵を足止めできるブロック性能を併せ持つ壁役。
彼らで敵の足を止め殲滅タイプによる攻撃で敵を倒す、というのが一般的なセオリーとなる。
○殲滅タイプ 高いコストを必要とするが、それに見合った攻撃性能を誇るメインアタッカー。
ひとたび戦場に出れば名前通り敵を殲滅してくれる。
ただし防御力に関しては守護タイプほどタフなわけではない。
○修理タイプ 他のタイプと明確に異なり、ユニット攻撃力を参照して味方ユニットの回復を行うユニット。
攻撃を回復に転化しているため通常攻撃には参加できないが、KMFスキルは例外的に攻撃可能。
戦闘を続けていればダメージが積み重なっていくため、最低一人は入れておきたいタイプ。
○策略タイプ 配置したときに効果を発動するスキルを持つユニット。
「味方にバリアを張る」「一定時間敵の動きを止める」「味方にバフをかける」など多種多様。
基本的には配置した後は引っ込めてまた配置と繰り返すことになるが、アタッカーとしても運用できるユニットもいる。
○特殊タイプ 上記に当てはまらない特殊な性能を持つユニット。
主に他のタイプを兼用していたり、配置をせずとも編成に入れるだけで発動するスキルを持つ等。
空きができた際に有用なのはもちろん、特定の編成において必須級になる事もある。

  • 信頼度
ガチャで入手したキャラクターを部隊に編成してクエストをこなしていくと信頼度が上がっていき、一定ごとに信頼度ボイスを聞くことができる。
1回につき2~4行程度のセリフ量で、4段階分しか用意されていないものの、総じて絶大な信頼を寄せられている様子を垣間見ることができる。
サービス開始時点でアニメ版1期に登場するブリタニア皇族はほぼ全員ガチャに入っており、
シャルルやクロヴィスから友情を向けられるといった貴重な体験をできる。
一方でどれだけ信頼度を上げてもひたすら推しの話を聞かされるだけなんてパターンもある。


KMF

キャラクターと共にユニットを構成する。

ユニットのタイプは使用する武装によって「近接(N)」「遠隔(F)」に分かれる。*10
「近接」は名前の通り接近戦の直接攻撃、通行可能マスにのみ配置可能。
「遠隔」は射程の広い遠距離攻撃、高台マスにのみ配置可能。
バージョンアップによりKMF本体の「地上」「浮遊」の特性が追加されており、よって計4つのタイプに分類される。
地上KMFは上記の通りだが、浮遊KMFは地上タイプの特性に加えて無空間のマスに配置が可能な他、配置後の方向転換が可能になっている。その分コストが重い。
ユニットの方向転換には配置コストの半分を消費するが、そのぶん「前方の敵を処理したのち、後方から迫る敵をスキルで一掃する」などといった柔軟な運用が可能となる。
それ以外は接近してきた地上敵をブロックする、飛行敵はブロックできない、近接ユニットは通行可能マス配置、遠距離ユニットは高台配置、と基本的に地上ユニットと差異はない。

ユニットの攻撃力・防御力はキャラクターの補正と組み合わせて決定される。
したがってユニットを強化していくにはキャラクター・KMF双方の強化が欠かせない。

他に、KMF側が決定する性能には攻撃範囲、KMFスキルが挙げられる。
例えば近接タイプの攻撃範囲は主に前方1マスの他、槍武器は前方2マス。特殊な機体では前方1マス3方向といったものも存在する。
機体によって範囲が大きく異なるため、マップの形に応じて役立つ機体も大きく変わってくる。

KMFスキルは戦闘によって増加するゲージを貯める事で任意に発動できるスペシャル技のようなもの。
強力な一撃技や広範囲攻撃を行うほか、追加で自身を強化するものもある。
これも範囲が全く異なる上に、範囲内にいる複数の敵にダメージを与えるものや固定ダメージを与えるものも少なくないので、これまたキャラクターとの相性を考える必要がある。


入手については基本的に一部のキャラクターにくっついてくる形。報酬として貰える場合もある。
また、KMF1種につき1機限定で有償サクラダイト(=課金石)で購入可能*11
なお同じKMFは1機目はそのままKMFとして入手できるが、2機目以降は「固有コアルミナス」となりKMF開発メニューから開発(建造)を完了しなければ入手できない。



ガチャ/サクラダイト

ガチャはキャラクターのみ。「スカウト」の名称でサクラダイトを消費して行う。(つまりサクラダイトがいわゆる「石」に相当)

サクラダイトは無償と有償(課金)に分かれており、スカウトは無償・有償どちらのサクラダイトでも可。
無償サクラダイトは通常ガチャや強化パック、スタミナ回復やデイリー回数増加などに使用可能で、有償サクラダイトはこれに加えて一部の単体KMFやBGMの購入ができる。

  • スカウトの種類
通常スカウト 一日一回無料と10連。10連は☆3が1体確定。
ピックアップスカウト PUガチャ。イベント時の期間限定開催で、開催に応じた特定のキャラが出やすくなる。それ以外は通常スカウトと同じ。
☆4確定チケットスカウト ☆4チケットを使ったスカウト。☆4チケットは初回(初心者ミッションクリア後)やスカウトで貯まったポイントで購入する。
チケットスカウト 報酬や登場キャラ誕生日にログインする等で貰える「チケット」によるスカウト。それ以外は通常スカウトと同じ。

2022年10月12日時点でレアリティは☆1~4の4種類、☆4排出率は3%。



◆クエスト

「ストーリー」を遊ぶ傍ら、素材集めの「デイリー」「遠征」を必要に応じて行い、これに期間イベントで追加される特殊なステージを遊ぶのが基本的な流れ。
ショートシナリオである「アナザーストーリー」も常設されている。
ストーリー・遠征共に高難易度のエクストラも用意されているが、これらは特にストーリーを追う場合には無関係。


【ゲーム難易度と進め方】

冒頭でストーリーだけなら難易度は低めと記したが、時間をかけずにさくさくクリアできるほど低いわけではない。
多くのソシャゲ同様、キャラクター・KMFを強化するための素材集めには日毎に上限があり、必然的に日数が必要になる。
(課金によって上限は増やせるが、それでも上限はある)

最高レアである☆4は基本的に「強力なスキル」と「能力値上限が下位レアより高い」のであって、強化素材の少ない序盤では大して役に立たない事がほとんど。
このため廃課金であろうと一日二日でいきなり現在最新のストーリーまで進めるなんて事はほぼ不可能。


編成と起用

戦略は大雑把的に「突撃でコストを稼ぎ、守護で敵をせき止め、殲滅で薙ぎ払い、必要に応じて修理で回復」
要所にある特殊な高難易度ステージ以外はほぼこれに終始する。
したがって出撃枠は概ね突撃・守護・殲滅それぞれ2人以上を割り当て、ステージ構成に応じて増減する形になる。
中でも突撃タイプは2人以上がほぼ必須であり固定といっていい。
逆に策略・特殊の2タイプは最序盤においてあまり需要はない(高レアなら攻撃力によっては殲滅などの代用になる事はある)。

そしてタイプの中で誰を起用するかだが、まず☆4の高レアキャラは先述した通り序盤での採用は難しい。
レア度が高いほど強化に必要な素材も多いので、なおさら使いこなすのに準備がいる。
それよりも、強化が容易で、手に入りやすい☆2・☆3の強化が重要になってくる。

ストーリーの要所にチュートリアルが挟まれるため、その点でも攻略に悩むことは少ないはず。
ガチャは大抵のソシャゲと同じく序盤の簡単なストーリーや初心者ミッションでさくさく手に入る石で10連を回し、☆3を狙って戦力強化。
この辺は課金の有無を問わない。序盤ではミッションで手に入る無償石を惜しみなく10連に注ぎ込むのが基本。


チュートリアル以外で頭に入れておきたい要素は以下の2つ。
  • 複数同時攻撃が可能な武装を持つKMF
  • 「飛行キラー」のスキルを持つキャラクター

複数同時攻撃とは文字通り1回の攻撃動作で範囲内にいる複数の敵に攻撃できる能力のこと。
早くから実装されているKMFではグロースター(ダールトン機/キャノン)、ランスロット(MVS)が該当する。
タワーディフェンス経験者ならすぐ察するだろうが、守護タイプによって敵をせき止めた所にコレを撃ち込めば低難易度のほとんどは解決する
☆3以上のキャラにくっついてくるKMFのため運次第ではあるが、スペックで複数攻撃可能なものを手に入れたら強化して損はない。

「飛行キラー」とはスキルの一種で、これを持つキャラは飛行型の敵ユニットに対しダメージボーナスを得るほか、優先的に攻撃を行う。
飛行型の敵はブロックでせき止めることができない上に遠隔攻撃しか届かない、つまり通過までに必ず撃墜しなければならないためかなり重要。
恒常では南佳高(レジスタンス/☆1)、キューエル(純血派/☆2)、ヴィレッタ(野心燃える騎士候/☆3)とそれほど多くない上、育てておかないと後々辛い事になる。
ガチャ運次第では南佳高が☆1とは思えないほど頼りになってくれるはず。


強化

キャラクターは「レベル」「覚醒」「レベル上限」の3つを素材を消費して強化する。
この内、レベル上限はよくある被ったキャラをアイテム化する形式。
レベルは最も必要な要素であり、基礎ステータスの向上と同時にレベル60以降5刻み*12でさらなる能力アップがある。
特に全キャラ共通でスキル2の開放があるため、何をするにしてもまずレベルアップが基本となる。
レベルは強化素材で上げるか、ミッションに出撃するか、トレーニングを使用する。

覚醒はタイプやレア度などによって異なる固有の強化素材を消費して行う。初期0、MAXで15まで上げられる。
こちらは能力UPやコスト減少、再配置時間減少などの恩恵がある。
属するタイプ全体の火力微増にも関わる。


KMFは9段階で強化する。
段階は123・456・789の低中高の3階層に分けられ、近接タイプの回路と遠隔タイプの回路の2種類と共に階層ごとに異なる素材を必要とする。
例えば456の中階層では「KMF強化鉱石」、789の高階層では「KMF強化エネルギー」といった具合。
これらは入手できる数に限りがあり、可能な限り優先して確保しておきたい素材として数えられる。
高階層ではこれに加えて被ったKMFを分解して得られる「汎用コアルミナス」も必要になるが、こちらは(一応)課金によって確保が可能。
強化すると性能やコストの減少などの恩恵が得られる。

また、キャラクター・KMF問わずレベル以外の強化には「ギアスコイン」という素材も必要になる。


攻略に有用な味方


おなじみオレンジくんだが、「配置することでコストを増加」「再配置の時間を短縮」能力を持って登場。
つまり出せば出すだけでコストが増えて得をするので、新人から上級者まで最速でオレンジを出し入れするのが基本となる。
初心者ミッション報酬なので誰でも入手でき、以降は課金勢でない限り突撃枠のスタメンを張り続けることになる。

  • ☆3〈奇跡の藤堂〉藤堂鏡志朗/守護
  • ☆2〈日本解放戦線〉仙波崚河/守護
  • ☆2〈日本解放戦線〉卜部巧雪/殲滅
  • ☆2〈日本解放戦線〉千葉凪沙/突撃
全員が所属「日本解放戦線」を対象にした効果を持ち、同時に出撃させるほど相互シナジーを発揮する。無課金の星。
順に、攻撃力はないが圧倒的な超防御力を持つ藤堂、瞬間的な耐久力は劣るが回復要らずの守護神仙波様、打たれ弱いが加速スキルを持つ近接火力の鬼卜部、自分含む日本解放戦線全員のコストを最大-3する倹約家千葉。
低レアとは思えないほど強く、しっかり育てておけば長い事お世話になる。

  • ☆1〈レジスタンス〉南佳高/殲滅
  • ☆2〈純血派〉キューエル/殲滅
  • ☆3〈野心燃える騎士候〉ヴィレッタ/殲滅
ヘリなどの飛行敵に対して火力1.5倍&優先的に攻撃するようになるスキル「飛行キラー」を所持する対空のエキスパートたち。初心者、特に序盤は彼らを育てておかないと相当きつい。
対空専用というわけではないので普通に地上の敵もバンバン倒してくれる頼れる方々。
南は初期キャラで、キューエル・ヴィレッタがいない内は長いこと彼一人が頑張る事になる。
キューエルは卜部と同じく自己加速スキルを持っており、育てるとヴィレッタよりも強い。これで純血派も重要視されるだろう。
ハロウィン?知らない子ですね…。
ヴィレッタは最終的な火力ではQL卿に劣るが、耐久力で大きく上回るためあちらが育ち切るまではこちらに軍配が上がる。というかキューエル脆すぎ注意。
何よりヴィレッタは入手時に純血派サザーランドのKMFがついてくるので是非とも確保しておきたいキャラである。

  • ☆2〈カワグチ湖へのバカンス〉ミレイ/突撃
  • ☆3〈新たな思いつき?〉ミレイ/修理
ご存知アッシュフォード学園のミレイ会長。
どちらも学園所属のパイロットのコストを減らしてくれるので両方採用される事が多い。通称『ダブルミレイ』
学園所属で固める編成(学園パ)では必須級。突撃ミレイは性能的には↑で紹介した突撃千葉とだいたい似たような立ち位置。

  • ☆3〈守るべき時間〉枢木スザク/守護
  • ☆3〈学園祭は大忙し!〉リヴァル/守護
  • ☆3〈朗らかなランチタイム〉シャーリー/修理
学園所属の便利な低レア組。おそらく彼らが一番幸せだった頃。
スザクは守護タイプとしては防御力が低い代わりに高い攻撃力を持った両刀タイプ。
リヴァルは仙波と同じく自己回復スキルを持ち、レア度が高い分HPとコストに優れる。実装が仙波よりだいぶ後だったのであまり目立たないが、低レアの中では防御専門としてかなりの有望株。
シャーリーは回復ミレイと比べてコスト減がない代わりに追加回復スキル持ち。ミレイで回復が間に合わない時に使い分けられる。また、修理タイプとしては近接攻撃力がかなり高いという特徴があり、要所に遠隔ユニットが配置できないマップや特定のレーンを集中的に回復させたい時にも役に立つ。

  • ☆3〈我が正義は、姫様の元に〉ギルフォード/突撃
  • ☆3〈親子の語らい〉ダールトン/殲滅
純血派の面々以外で頼りになるブリタニア軍の方々。
ギルフォードは突撃タイプとしては高い防御力を持ち、ダールトン将軍は自己強化バフ持ちの遠隔殲滅。
どちらもクセのないスタンダードな性能で、何かと気苦労たえない所が反映されているような気がしないでもない。
そして何よりどちらも専用のグロースターを追加で持ってきてくれるのが非常にありがたい。
詳しくはKMFの項で。

  • ☆3〈ナイトオブテン〉ルキアーノ/殲滅
かつてはラウンズ実装時の限定キャラで、後に恒常入りを果たした☆3の近接殲滅。
特筆すべきは敵を倒すたびにHPを回復しつつ攻撃力上昇という吸血鬼さんの面目躍如なスキルである。
配置次第では修理タイプがなくとも1レーンを任せられたり、その余りあるパワーと槍で後ろや横からブスブス刺せる、ラウンズ版無課金の星とでもいうべきキャラに。
もちろん愛機であるKMFパーシヴァルも持ってきてくれる。
コストはやや高めでかつ単体攻撃のみだが、その近接ATK値は☆3付属機体としてはぶっちぎりの最高級である。


続いて最序盤を超えたあたりで真価を発揮し始める人々。

  • ☆2〈HiTV:プロデューサー〉ディートハルト/策略
中盤に差し掛かると突然需要が高くなる、おなじみカオス大好きなジョージ。
射程範囲内の味方3体にステルスを付与する能力を持つ。
ステルスを付与された味方は「敵の射撃武器に狙われない=射撃を完全無効」「自爆タイプの爆風を受けない」という能力を得る。
つまりこれらの敵が出てくるようになってから本領発揮で、以後あちこちに引っ張りだこ。

  • ☆3〈生徒会へようこそ〉ルルーシュ/策略
実は数少ない低レアのルルーシュのひとつ、だがその重要度は群を抜いて高い。
そのスキルは配置時にKMFの攻撃範囲内にいた全ての敵を一定時間スタンさせるというもの。
低難易度でこれが必要な場面はそう多くないのだが、例外として特定のストーリーで登場するボス戦オンリーのマップではほぼ必須
初心者や無課金ではいないとクリア不可同然と言ってもいいぐらい。ただ今は配布になっているらしく*13、引けずに詰む事はなくなった。

  • ☆3〈面従腹背の耆宿〉桐原/策略
レジスタンスを束ねるキョウトの重鎮。
本編の活躍をそのまま反映したような、登場直後から環境を書き換えて騎士団所属を圧倒的にのし上げたすごいおじいちゃん。
戦力が揃ってくる頃から最重要クラスになる必須級その弐
そのスキルは「配置時に場にいる黒の騎士団所属のキャラを全員加速」。
つまり単体では何の戦力にもならない代わりに、黒の騎士団所属のキャラが充実してくる中盤からヤバい事になる。
どれくらいヤバいかというと、それまでエンドコンテンツ同然だった(桐原登場当時の)チャレンジやストーリーエクストラが中間層ぐらいのエンジョイ勢でさえ余裕になったほど。
ある意味救済措置として機能したとも言えるか。

  • ☆3〈壱番隊隊長〉朝比奈/突撃
  • ☆3〈四番隊隊長〉千葉/修理
  • ☆3〈怠惰な魔女〉C.C./殲滅
  • ☆2〈黒の騎士団〉玉城真一郎
桐原の登場と共に一気に上位へのし上がった無課金の星その弐。
くそメガn朝比奈がついに参上!
この朝比奈は通常のコスト生産係としてはやや重めだが、代わりに解放戦線所属・黒の騎士団所属の両方に定期的に攻撃力バフを与える(しかも両方に属しているキャラは効果二倍、本人の火力も大幅アップ)という超強力なスキルを引っさげて帰ってきた。おまけに専用の月下まで持ってきてくれる。あまり嫌わないでくれよな!
千葉は回復面でこそ遠近どちらもこなせる代わりに数値が平凡な修理タイプだが、こちらは朝比奈と対になるような防御力バフを与える。
何より桐原の加速を受けられる修理タイプということで、同レア帯屈指の回復力を持つに至った。おっぱい。
怠惰C.C.は彼女にしては珍しい☆3、というか彼女唯一の☆3近接殲滅なのだが、そのままでは動きが鈍いという欠点があった。
それが桐原の加速によって弱点が消え、高HPに自己火力バフにブロック数アップと長所だけ残った純粋な強キャラへ躍進。
玉城は元々単発火力に優れていた*14が、当時の環境では同時攻撃数がKMF依存な事が多かったことと、そのKMFも保有者の方が上手く扱える事からさして出番のないキャラだった。
しかし、桐原ブーストのおかげで時間火力が向上し、自己バフの頻度も上がった事で十分な騎士団遠隔火力役に成り上がった。

  • ☆4〈反逆の契約者〉主人公/殲滅
稼働後まだかまだかと実装が待ち望まれていた主人公マリオ/マーヤがハーフアニバーサリーにて遂に実装。
低レアではないが、忠義オレンジと同じくゲームを進めれば誰でも必ず入手できる配布キャラであり、
しかも登場当時はレベル上限解放素材も同時配布だったため☆4でありながら無課金のエースをも務めた。
その性能は近接・遠隔問わず高い攻撃力、同時攻撃数増加、ブリタニア所属キャラクターに対しダメージ増加狂犬と呼ばれるにふさわしい超攻撃的なスキル&スペック
さらに専用機に乗せると補正により一回の攻撃で範囲内の敵3体を同時攻撃。やべぇよこの子…。
ヴァリス装備のサザーランド・カスタムに乗せるとおびただしい数の瓦礫を築く。
なお学園と黒の騎士団両方に属しているため桐原ブースト可能騎士団の蒼い悪魔。

  • ☆2〈特別派遣嚮導技術部〉セシル・クルーミー/特殊
  • ☆3〈混沌の戦場へ〉セシル・クルーミー/殲滅
特派の倫理観がまだマシな方ことセシルさん。
夏イベント限定の水着セシルも含め、共通して「味方全体の再配置時間短縮」という便利なスキルを持つ。
生徒会ルルーシュや桐原の他、あらゆる策略ユニットを使いまわす際にも重宝する。もはやオレンジ君の盟友。
なお、混沌セシルはガニメデをもらえなかったニーナとは違って専用機のサザーランド・エアを引っ提げてくる。

  • ☆4〈この世界は歪んでいる〉主人公/守護
ファーストアニバーサリーにて追加された特派制服の主人公。
〈反逆の契約者〉同様に☆4ではあるが、1.5部「ロストゼロ編」の1章クリア報酬で誰も入手可能な配布キャラとなっている。
その性能は近接攻撃力と防御力を両立した「殴れる守護」
ちょっとした殲滅に匹敵する攻撃性能を誇る上、ダメージ軽減により敵の火力如何では実際のDEFは1400%相当にまで膨れ上がる事もある怪物である。
もう一つの特徴がブリタニア軍に所属していること。
なにしろブリタニア勢力ときたら脳筋の数がやたらと多く、頼れる守護タイプは☆4高レアしかいなかった*15
誰か一人でもいればかなり運がいいと言っても差し支えないようなラインナップだったのである。

かなりぶっ壊れ気味の圧倒的なスペックなのだが、当然難点も存在する。
まず反逆の契約者と違い強化が配布でない点が非常に痛く、攻防万能の代償としてLV・覚醒共に凸しないと大して強くならない
本領を発揮させるには大量の育成リソースが必要で、かつ☆4ゆえに貴重な汎用ロケットを消費してしまう。
スキルも真っ向勝負の実直な構成であり、しかも強大なブリタニア所属バフ持ちがこれまた☆4に集中している事もあって、手持ちの戦力が半端だと大して活躍が見込めない。
何気にDEXも低レア突撃並みに低いという隠れた不安要素も存在し、敵によっては割と攻撃を外してしまう。今後の敵性能は注視しておきたい。

【登場機体紹介】

コードギアスシリーズの魅力の一つであるメカニック。
ここではロスストに登場する機体(KMF・敵味方問わず)を紹介。

KMFは有償で購入する事もできるが、それ以外ではキャラクターガチャで入手する。
具体的には一部のキャラクターがKMFとセットになっているため、ガチャで対象を引けるたびにそのKMFも増えていく。
(ただし2機目以降はコアルミナスとして入手するため、欲しい場合はKMF開発メニューから要建造)
たまにミッションで配布される事もある。


◆原作機体

旧式となったグラスゴーが警察に払い下げられた機体…なのだが、ゲームにおいては防御力が非常に高い敵ユニットとして頻繁に登場する。
盾とハンドガン持ちでそれぞれ近接・遠隔ダメージを防ぐ能力を持ち、プレイヤーを苦戦させた。

プレイヤー側で使用できる機体は、コストが軽く、そこそこの防御力があり、それでいてブロック数が+1されるので取り回しがよい。
元は事前登録報酬で現在は有償限定だが、その価格が非常に安いためDMMのミッションで地道にポイントを貯めれば割と早く無料入手できる。

  • ブリタニア指揮用VTOL
ブリタニアの空軍戦力。ロケット砲などで武装している。
原作ではカレンのスラッシュハーケンにやられたり、ガウェインのハドロン砲にまとめて薙ぎ払われるなど、
ロボアニメの通常兵器に違わずやられシーンの多い機体だったが、ゲームでは序盤から出てくる珍しい飛行戦力として登場。
難易度の高いクエストでは、ヴァリスの直撃に耐えたり、こちらの後衛のKMFをボコボコにしていくこともある恐怖の戦闘機。

旧式の機体。味方としてはコストが低いため割と出番がある。
カレン専用機(通称カレンゴー)はコスト最軽量*16なので策略タイプのお供に非常に便利。

敵としては高難易度クエストで自爆能力持ちとして登場。
ワラワラ湧いてくるのに撃墜時周囲9マスに10~30%の割合ダメージを撒き散らすため、考えなしに倒すと戦線が崩壊する。
特別なチャレンジミッションでは100%の即死ダメージになる事も。
ダメージは基本的にプレイヤー側のKMFのみが受ける。理不尽。
対処法はスタン状態にするかステルス状態になるか。
サッカーしようぜ!ボールはグラスゴーな!

ご存じ白兜。ゲームでは特定の星4スザクの入手でついてくる。
サービス開始時点で唯一の第7世代KMFなだけあって1機だけ異次元の性能を誇っており、特に遠隔攻撃のヴァリスが猛威を振るった。
こいつが3機くらい手持ちにいるととても快適にプレイできる。なんなら4,5機くらいいても困らない。
敵としてはボスエネミーとして出現。
メインシナリオをプレイする分には戦力の揃わないプレイヤーでも特に苦戦しない。
しかし難易度の高いクエストでは、ヴァリスによる広範囲3体同時攻撃によりすさまじい殲滅力を誇る白い悪魔。

サービス開始後三か月くらい経って遅れて実装された黒の騎士団のエース機。
輻射波動をイメージしてか、固定ダメージを与えるスキルをもつ。ついでに腕の延伸機構の再現か、射程も通常攻撃より伸びる。
DEFが高く、固定ダメージによってパイロットの攻撃力を気にせず大ダメージをばら撒けるため、主に守護タイプ…もっぱら藤堂さんの愛機として活躍する。
2種類いる守護タイプのカレンが乗っても強力だが、レアリティの関係で半端なレベルのカレンを乗せるくらいならカンスト藤堂さんが乗った方が強いのが珠に瑕。
現在は殲滅カレンの強化によって再びアタッカーとしても返り咲いている。

本編シナリオに大幅に先駆けて実装されたナイトオブラウンズ専用の第7世代相当のKMFたち。
フロートユニットを装備しており、穴が開いたマスに遠近問わず配置できるほか、配置コストの半分を支払う事で配置後に方向転換する事もできる。
全体的にコストが重く高性能。ただしコストが足りてれば無条件で強いというわけではなく、状況次第では前述のランスロットの方が適任という場面は多々ある。
もちろん、ハマる状況でなら重いコストに見合った活躍を見せてくれる。

同じくナイトオブラウンズ専用の第7世代相当のKMF。こちらはフロートユニットを装備しておらず比較的低コスト。
前者は星3モニカとセットで、自身が常時ステルスを生かした近接殴りタイプであるため、機体にブロック能力が無い。
これは良し悪しであるが、逆にブロック数を持つ守護タイプや怠惰C.C.で活かす事もできる。
そして低レアの中ではかなり珍しい同時攻撃数2の近接型なので殲滅力に優れる。攻撃力も二体攻撃を考えるとかなり高い。
スキルに特殊な効果が付与されており、単純な暴力ではなく搦め手が得意なKMFになっている。

後者はノネットさんとセット。そこそこのコストの槍装備。
スキルの貯まる速度が遅く、火力面ではかなりきついが、代わりに武装開放なしで最初から槍が使えるのがありがたい。
またブロック+1があるので後ろからチクチク突きつつ漏れ防止にも使える。ダールトン槍から攻撃力をとって防御力に回した感じ。

本編シナリオに(ry中華連邦の高性能KMF。
星刻の入手や有償サクラダイトで購入することで獲得できるほか、初登場イベントでは豪勢にも条件の緩い報酬=配布機体だった。
数少ない高ATKかつ最短2回でKMFスキルが使える機体でもあり、そのポテンシャルはそれまでの近接機を凌駕している。代わりにコストは激重。
後々追加された遠距離武装はガウェイン同様の通常攻撃範囲が狭くスキル範囲が広いタイプで、平時はスラッシュハーケンをぶん回す。スキルは当然天子砲こと天愕覇王荷電粒子重砲なのだが、発動すると5秒のチャージが入った後に発射という癖の強いもの。やっぱりこちらも高ATKかつコストは激重。

ノーマルのサザーランドはKMFショップ有償限定。純血派機は忠義オレンジや野心ヴィレッタとセット。サザーランド・エアは殲滅セシルさんのおまけ。その後しばらく間を置いてサザーランド可翔式が新たな突撃オレンジと共に実装された。
初期配備されているグラスゴーより射程が長く広範囲で、最初は火力役、途中からは策略タイプによるバフ・デバフ役として、初心者から上級者まで幅広くお世話になる優秀な機体。
ちなみにKMFは機体によって複数の武装を選択できるのだが、初期状態では大抵1つしか持っていないので、強化改修で改めて武装開放をする必要がある。
本機ではトンファー(近接)とライフル(遠隔)の二種類の武装があり、オレンジだと前者・ヴィレッタだと後者が初期武装となる。
アップデートにより新たな武装であるキャノン(通称ダールトン砲)が追加された。
サザーランド・エアは武装は遠隔ライフルのみだが、おそらく最も容易に手に入る浮遊機体。スペックこそさしたるものではないが手持ちによっては重宝するかも。
サザーランド可翔式は暁用キャノンで純血派とはまた違った遠隔範囲攻撃力が可能に。ちなみにしれっと黒の騎士団所属機になっているため所属を対象にしたバフ・デバフが違うことに注意。

なお、高難易度で出現する敵サザーランドはHPが半分を切るとスタン&ブロック数低下を押し付けてくる厄介すぎる雑魚と化している。

どちらもミッション報酬で必ず手に入る。前者はコスト・範囲はサザーランドと同じ。
後者は近接機体で、性能では今一つだが、突撃千葉を乗せる事で専用機補正を得てスキルを一段階アップさせられる。
つまりこれに乗せるだけで千葉のコスト生産力+1、解放戦線の全員コスト-1。

ご存知サザーランドの発展型、第五世代KMF。
敵としてのグロースターは攻撃力が高く、特に高難易度では有力な守護をも追い詰める厄介な相手となる。

プレイヤーで使えるのは、コーネリア専用機、ギルフォード専用機、ダールトン専用機、グラストンナイツ機、ネリス機。
それぞれ属人機体であり、専用機のパイロットの入手と同時に入手する(例外有)。
無名のグロースターは有償でしか入手できず、あえて買ってまで使う性能でもないため存在感はない。

コーネリア機はアプデにより追加された武装の仕様により、メインの槍の火力が凄まじい強力な機体となった。
ギルフォード機はMVSとランスの二種を使い分ける。前者は高い防御力を持つ守護向きの性能で、序盤に手に入ると貴重な壁役になってくれる。
後者は2マス先まで攻撃できる近接タイプの槍で、性能は低めなものの非常にコストが軽い。突撃、修理、策略に使われる。

ダールトン機は低レアではサザーランドと並んで最重要クラスのKMF。
武装はキャノンとランス。特筆すべきはキャノンで、前方4マス内にいる敵3体を同時攻撃という低レアでは破格の性能。
守護でせき止めたところにコイツを撃ち込むのは基本中の基本。
マップによっては修理タイプに乗せて、一列を複数同時回復といった用途もある。
ランスはギル機に比べコストが高いものの、代わりに攻撃力の伸びが優秀で高火力の槍となる。
ギル機にも言えるが、グロースターは強化していくと高い全武装攻撃アップがあり、槍を使う目的がなくとも両方強化しておくと役立つ。

グラストンナイツ機はちょっと頼りないクラウディオ君の専用機。
だが攻撃範囲が後方にずれており、一風変わった使い方ができる特殊な機体として稀に重宝される。

ネリス機はOZからの登場。頭部の角が破損し片腕を喪失しており、所属部隊のマークも削り取られている。一体誰ネリアの機体なんだ…
軽量かつ固定ダメージ持ちの槍装備で2度の攻撃でスキルが打てる回転速度が売り。

藤堂専用機と四聖剣機が存在し、前者は星4殲滅藤堂、後者は星3突撃朝比奈か修理千葉の入手で手に入る。
藤堂機は前方と左右に攻撃範囲を持つ独特な近接機体。
四聖剣機は無頼改の性能互換で、コストが増えた代わりに性能がアップした機体。
そのまま朝比奈を乗せてやるのが鉄板。低レア突撃にしては侮れない火力を見せてくれる。
仙波さんとも相性が良く、序盤に確保できると嬉しい一機。
アプデによりハンドガンが追加されており、これは攻撃範囲こそグラスゴーと同じで狭い代わりに、低コストで二体同時攻撃となっている。
これにより修理千葉も遠隔回復力を保ったまま専用機補正を発揮できるようになった。

シリーズで最も人気の機体といっても過言ではないあのKMF。
ゲームでは初のKMFスキルチャージ&C.C.が専用機補正を得る機体として登場。なおゲームシステム上2人乗りは再現されていない。
実装当時は通常攻撃範囲の微妙な狭さ・スキルの広範囲ハドロン砲により「強いが(満を持して実装された割には)少し物足りない」という評価だったが、
大量の敵機を一度に薙ぎ払うスキルの破壊力はすさまじく、スキルチャージ速度を速めるパイロットと合わせて猛威を振るった。
その後、新たにスラッシュハーケンの武装開放が実装されたが、これがHPを消費していつでも・何度でも発動可能と一部のパイロットと組み合わせでカンストダメを叩き出すとんでもない武器となり、これを契機にこれまでのゲーム性が転換する事となる。
ちなみにスラッシュハーケンのスキル演出はスラッシュハーケンによる突き刺し→接近して膝蹴り→組み付いて最大出力で敵もろとも地面に突っ込むというジークフリートを撃墜したガウェインの最期の再現なのだが、そこに〆として何事もなかったのように再浮上、ハドロン砲を照射という情け容赦のない追撃が追加されている。

  • ジークフリート/サザーランド・ジーク
どちらもオレンジのお供として実装。
本来はナイトギガフォートレスであり、KMFとは比べるべくもない大型機だがゲーム的には同じ扱い。そのせいでスケールにとても違和感がある
ジークフリートは近接機、サザーランド・ジークは遠隔機となっており、広範囲攻撃+ステータスも高めだがコストは激重。
また、サザーランド・ジークはHPが0になるとその場にサザーランドJが配置され、原作通り爆散*17できる特殊な仕様がある。
KMFスキル名も「忠義の嵐」となっており原作を意識したものとなっているが、ゲームシステム的には忠誠心とか全く無さそうなキャラでも使える
ちなみに演出はミサイルやリニアライフル、ハーケンをフル活用した連撃。
特殊な大型機故か、ホーム画面に配置した際の表示場所が特殊、または非表示になる。

まず暁 直参仕様C.C.機、次いで通常の直参仕様が登場。
C.C.機は浮遊タイプとしてはトップの…どころかKMF全体で見てもかなりの低コスト、通常2体攻撃+広範囲のKMFスキルを持つ近接装備とダールトン砲のような直線遠距離武器を併せ持ち、更に改造コストも控え目と非常に扱いやすいピンクの暁。
それまで高コストなガウェインしかなかった専用機補正を低コストで得られるようになり、C.C.の運用幅を広げた。

一方の通常機はC.C.機同様の近接装備と汎用的な範囲の遠距離装備で、あちらよりもコストが高くステータスもやや高い。
スキルはどちらも固定ダメージ付きかつ付随効果があり、近接装備は桐原内臓モデル黒の騎士団と日本解放戦線所属パイロットを加速し、遠距離装備では黒の騎士団と日本解放戦線のコストを軽減する。
ある種最大の魅力は原作で搭乗機会のなかった仙波・卜部を含む四聖剣に専用機補正がつく*18ところか。仙波大尉強化パッチ
こちらはミッション報酬であり、誰でも手に入れられる戦力としては破格といってもいいスペックだが、裏を返せば一点ものであるため数を揃えるには有償ショップに手を出す必要があるのがネックといえばネックか。

上述の2機より若干遅れて、新たな星4殲滅藤堂と共に斬月も実装された。
こちらは近接専門となっており、攻撃範囲が周囲全てと優秀な上にスキルが"攻撃力ダメージ+敵の最大HPの割合依存の持続ダメージ1回(つまり実質割合攻撃)+固定ダメージ"と非常に高火力。(ただし固定ダメージはスキルレベル5の場合限定、つまり藤堂の専用機補正が必須になる)
守護藤堂を乗せてもよし、殲滅藤堂を乗せてもよしだが、更に高くなったコストには注意。

ちなみに通常の暁/暁可翔/暁ロールアウトカラーは敵側としての登場のみ。


ガウェインに代わるゼロ専用の第7世代相当KMF。
原作通り、全KMF中トップのDEFを誇り、更に遠隔としては初のBLOCK+1持ち、ATKも決して低くはない*19高性能機として実装された。
通常攻撃のハドロンショットは長射程・広範囲の2体同時攻撃、KMFスキルの拡散構造相転移砲はガウェインと同じくスキルチャージが必要となるが、通常よりもさらに広範囲の10体に高火力+固定ダメをバラ撒きつつ、一定時間自身への一定以下ダメージ無効と言った絶対守護領域をイメージしたようなバフが付与される。
セットとなっている守護ルルーシュとの組み合わせでは、「敵フロートKMFが侵攻してくる空中」という状況に限られるものの遠隔機でありながら敵機を最大5機まで足止めしつつ、パイロットスキルによってスキルゲージも殲滅並みの速度で溜まるため火力も出せる…と言った強力な組み合わせになっている。適当な高台に置いてもそれなり以上に強い。
唯一のネックが非常に高いコスト…なのだが、上述の突撃C.C.によって踏み倒すことが可能(と、言うか同時実装なので元よりそのようなデザイナーズコンボと思われる)

  • アレクサンダ
「亡国のアキト」編実装に伴い、ユーロピアの第七世代相当KMFもロスストに登場。
第一章でアキト機が、第二章でアレクサンダType-02のレイラ機、リョウ機、ユキヤ機、アヤノ機、そしてレイラのスキルで設置できるユニットとしてアレクサンダ・ドローンがそれぞれ実装された。
特筆すべきはレイラ機で、KMFスキルに発動条件がなく無条件に発動可能となっており、クールタイムも5秒とかなり短い。
攻撃範囲こそ若干クセがあるものの、ゲージやチャージ不要で発動できる上に搭乗者のステータスに左右されない固定ダメージなため、修理タイプのパイロットを乗せて味方を回復しつつ敵機を殲滅するようなバーサークヒーラーじみた動きができるようになる。


◆ロスストオリジナルのKMF

以下、ディゼル無頼、サザーランド・カスタム、アロンダイトと紹介するが、いずれもパーソナルカラーの青が映える主人公機たち。
殲滅マリオ/マーヤを乗せると真価を発揮し、専用機補正によって3体同時攻撃を繰り出す恐怖の機体に変貌する。
ちなみに全てミッション報酬として獲得可能で、騎士団の戦力底上げに貢献してくれる。

さて蒼月についてだが、この機体は紅蓮と同時に実装された主人公専用KMF。
青く塗装された月下の改修機で、手持ち武装として廻転刃薙刀、固定武装として大型のシールドとクロー、それらに付随する何らかのエネルギー兵器を搭載している。
ナリタ連山でダールトン部隊を壊滅せしめる華々しい初陣を飾ったものの直後にランスロットにボコボコにされ、修理こそされたが主人公がブリタニア軍に潜入したためシナリオ上の出番が早くも終了してしまう。
性能は紅蓮をコスト、性能ともに一回り小さくしたような感じでとても使いやすい。
ただ主人公はサザーランド・カスタムに乗る事が多く、蒼月は仙波さんの専用機*20と化している事も。

  • 無頼(ディゼル機)
だいたい遠距離サザーランドの互換品。しいて言うならば武装開放がないぶん育成が容易な代わりに最大強化ではサザーランドに劣るものの、スキル倍率がやや高い。
スキル演出での挙動がとにかく血腥いのが特徴。
そもそも多くの機体のKMFスキルは、大抵がその機体を代表する武器で、例えば銃器ならば連射やチャージショット、打撃ならば連撃や一刀両断というものが基本なのだが、
ディゼル無頼はハーケンで敵機に張り付きコクピットブロック目掛けてアサルトライフルを乱射、しまいにはグレネードをブチ込んで〆る

主人公の実装と共に配布された蒼い悪魔たる所以の一機。
名前の通り、ランスロットの装備の実証実験用に改造されたサザーランドである。
ランスロットを象徴する武器の一つであるヴァリス(V.A.R.I.S)を運用するための試験機で、エナジーをバカ食いする試験型ヴァリス運用のため、大型エナジーフィラーを機体後方腰部に外付けする形で増設し、そこからヴァリス本体へケーブルで直接繋げている。
機体スペック自体もグロースター以上に引き上げられている。
作中では主人公が黒の騎士団としての素性を隠しながらブリタニア軍に入隊し、特派に配属されて搭乗する事となる。

ゲーム中の武装は電磁ランスとヴァリスの選択式で、ランスは比較的低コストな近接機かつ敵2体にスタンを与えるスキルが特徴。
本領となるのがヴァリスで、性能的には防御力を犠牲にランスロットヴァリスの高い攻撃力を維持したままコストを下げたような機体。
恐怖の遠隔同時3体攻撃によって多くのプレイヤーを畏怖させ、扱いやすさで様々な戦場で主戦力として重宝される。

  • アロンダイト
特派がキャメロットに再編された後、ランスロットの装備を第5世代機でも使用できるようにサザーランド・カスタムを再改修した機体。
MVS、ヴァリス、ブレイズルミナス、新型ファクトスフィアといったランスロットの装備が全般的に搭載されており、エナジー効率も改善されている。
なお、ファクトスフィアはサザーランド本来の頭部から両肩に移設されており、これに伴い頭部形状がランスロットに近しいものに改められているほか、「両肩にファクトスフィア」という機体特徴からもわかるとおり、のちのヴィンセントにつながる技術系譜の中に存在する機体である。

ランスロット同様の2体攻撃のMVSと、後方にも射角を取れる特徴的な攻撃範囲のヴァリスを使用可能。
MVS装備時のKMFスキル演出はもはや主人公のお家芸となった立体機動→キックしながら懐に入り、一刀両断で〆。無頼とは別の意味で暴力的になっている。
コストはややかさむがそれに見合った高いスペックかつ固定ダメージスキルを所持、しかもKMF初のブロック数+2であることから守護全般と相性がよく、のちに登場した守護マリオ/マーヤとの組み合わせが便利となっている。
ヴァリスは単純な攻撃力ではサザーランド・カスタムに劣るため、範囲を生かして修理や策略に優先的に回すのも手。
一方、MVSは殲滅マリオ/マーヤなら専用機補正で脅威の3体ブロック+4体同時攻撃を繰り出せるようになる。その制圧力は推して知るべし。

  • ガウェイン天守
1周年記念投票によって決定し、1.5th Anniversary記念で実装された主人公の搭乗する蒼いガウェイン。
海中から引き揚げられた後、ドルイドシステムとハドロン砲を移植した後の残されたフレームを転用して再度組み直された機体。
両肩のソケットには新たに輻射障壁が組み込まれ、蒼月の廻転刃薙刀を装備している。
同じく1.5th Anniversary記念で実装された策略主人公のイラストに描かれているが、当の本人は遠距離寄りのステータス、且つサポート型のスキルなため噛み合っていない。
乗せるなら殲滅主人公になるだろうが、コストの重さはネックか(一応、相応に高ステータスではある)
スキル演出は例によって例の如く大暴れであり、空中から廻転刃薙刀による強襲→回転蹴り→蹴り上げ→ハーケンで捕縛して連続叩きつけ→空中に放り出し廻転刃薙刀の先端を射出してブチ込み〆という、原型機の格闘戦苦手設定なんぞ知らんと言わんばかりの大立ち回りである。

  • 空名蒼月
サヴィトリによって飛翔滑走翼の装備に伴った各種のアップデートが行われた蒼月。
改修に伴って搭載された新兵装の超電雷撃は左肩の大盾から放電を発生させ、爪の間から雷撃を射出することで敵機をショートさせるという他には類を見ない兵装となっている。
機体デザインは全体的に刺々しくなり、一部に赤色のパーツが増えている。遂に見た目まで血腥くなった
ステータスは攻撃寄りで、防御寄りのガウェイン天守と差別化されている。
ステータスとコストも全体的に高いもののそれ以上に広範囲を巻き込む高倍率攻撃&固定ダメージ&ついでにスタン&ブリタニア製KMFに追加で特大固定ダメージという主人公の殺意を体現したかのようなスキルが最大の特徴。範囲に対して同時攻撃数が少ない(もっとも3体同時なので普通といえば普通である)が、ネームド機体すら条件が揃えば消し飛ばせる超火力なのでバランス調整のためにも致し方なし、か。

  • 金飾り → マグダラ
KMF討伐イベントで突如出現した謎のKMF。
緋色の装甲に金色をあしらった華美な見た目のロスストオリジナルKMFで、金色の長い兜飾りが特徴的。
プロポーションはブリタニア製KMFに近いように見えるが、インド自治区製KMFのように曲線や三角形を多用したデザインになっている。
武装は、グロースターのような金色の電磁ランスと、スラッシュハーケンのみ。ハーケンは肩装甲についているという珍しいタイプ。
膨大なHPを持つ強敵だが、ステルスで敵を見失うと棒立ちになり殴られ放題になってしまうシステム的な欠点を持っていた。
そしてさらに暫く後、ショップに追加(有償ではなくゲーム内素材メダルで交換)され、プレイアブルになった。
その性能はサザーランド・カスタムの電磁ランスを強化したような性能で、
槍でありながら素で同時2体攻撃を行い、スキルは時間チャージ式かつ3体対象の攻撃&スタン、さらにスキルで撃破した敵の数だけHP回復
というブリタニアの吸血鬼さんを思わせる力を持つ。ただしその分、コストは重い。

  • 零陽炎
ロススト1周年イベント「夢のひととき」にて新たに設定された幻のゼロ専用機。
その後任にあたるブリタニア純正KMFのガウェインやブリタニア系の技術及び設計思想を取り入れている蜃気楼とは異なり、日本系KMFの技術のみで設計されている。
ワンオフ機である紅蓮弐式、量産機である月下の生産が軌道に乗ったことでそれらの指揮官機として開発が進められたものの、ゼロがより高性能なガウェインを強奪したことで実機生産がなされないまま開発が凍結された。
武装構成も強化型のファクトスフィア、二基に増設された飛燕爪牙、両前腕部の換装可能な腕部射撃兵装と距離をとっての遠距離戦を意識したものとなっている。
なお、この腕部武装のオプション、初期状態は紅蓮と同様のグレネードランチャーであるほか、ルルーシュは将来的にはビーム砲を搭載すると意気込んでいたが、イベントがイベントなのでどこまで柔軟な運用ができるのかは不明。

  • サザーランド(黄金仕様)
全身が金色に輝くサザーランド。無駄に豪華な処理の施された3Dモデルは必見。
初登場は水着イベント「リゾートビーチからの脱出!」で、ストーリーには直接関係せず*21、バトルにおいて撃破すると通常よりも多い報酬をドロップするというボーナスエネミーだった。
イベント特効ユニットを編成することで通常サザーランドがいくらかこれに置き換わり結果的にイベントアイテムが多く手に入る、という仕様だったのだが、この二度手間が不評だったためかこれと同形式のイベントは以降開催されず、この金サザーランドもお蔵入り。
……だったのだが一周年を目前に控えたゴールデンウィークで、何を血迷ったのか突如イベント報酬としてプレイアブル化。

  • 紅蓮丙式(扇専用機)紅蓮丙式(玉城専用機)
夢オチ紅蓮戦隊グレンジャー。夢なので好き放題とはいえその専用カラーの紅蓮がまさかの実装・まさかの配布
かなりギャグめいた経緯ではあるが、機体は腐っても紅蓮であり、しかも強化素材配布という事もあって初心者にもありがたい便利な機体である。
性能的には1章最終時に配布された腕部換装紅蓮((破損した右腕をグロースターのものに換装した応急修理仕様
、勿論オリジナルより弱体化しているがコストも下がっている。))と似ている。
特に扇機の性能は防御に寄っており、低コスト・固定ダメージ付きスキルも合わさって守護向きに。
仙波神の新たな機体として注目を浴びると共に、☆2扇もそれなりに便利だった騎士団全体防御バフが専用機補正で強化され、他に有力な守護がいない時の頼れる候補として躍り出る事となった。

  • 月下(クロウ機)
知る人ぞ知るコードギアス『戦渦の天秤』の主人公が駆るKMF。…の、出張参戦。
具体的な情報が出揃う前にサービス終了してしまっており、デフォルトネームはないので主人公の「クロウ」というコードネームのみが登場する。
当然このKMFもロスストオリジナルである。
2023水着イベントにてピースマークのエージェントとしてライブラを支援する役回りを演じた他、ゲーム中では討伐イベント対象、そして報酬で配布。
カラーリングは紫色を基調とした月下の先行量産型。
怪物クラスのKMFが増えてきた昨今では突出した火力は持たないが、ATK・DEF・コストの総合値で優れ、通常攻撃は近接、KMFスキルは広範囲というトリスタンに似た両刀使い、なおかつKMFスキルは固定ダメージ付きかつチャージも早いと魅力的な性能に仕上がっている。

  • メドラウド
1.5th Anniversary記念で実装された、C.C.専用機であり、モルドレッドの姉妹機という設定のKMF。
見た目は色違い+頭部に猫耳状のパーツが付いたモルドレッド。
完成状態にもかかわらず、登録申請もされずに工房の奥でひっそりと保管されていたものを皇帝となったルルーシュが発見した。
アーニャの指示で建造された事だけは判明しているため、マリアンヌがC.C.とのお揃いにするために建造させたものと思われる。
だが、ストーリーの時系列的に既にマリアンヌはCの世界に飲み込まれた後だったためか、C.C.はこの機体に乗る意味はもはやないと言い、ランスロット・フロンティアを建造させている(ちなみにこの時白いガウェインも建造できると言われるが断っている)今後の実装フラグ

  • 王虎
XT-403 王虎(ワンフー)
シナリオにて敵機として登場、その後討伐イベント報酬として実装された神虎の兄弟機。
カラーリングは緑を基調としており、頭部や胸部のデザインが異なっている他、武装は巨大中国刀から試験型MVS「熱斬刀」になっている。
天学覇王荷電粒子重砲は未実装で胸部ソケットは空だったが、後にラクシャータの手によって輻射波動障壁発生器が内蔵された。

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最終更新:2024年05月02日 22:36
添付ファイル

*1 武装を含む外装を全部取っ払って民間に払い下げられた簡易KMF

*2 2×2マスを崩落させ、元の地形(平地、高台、進入禁止マス)にかかわらず空白マスに変換する。この時、指定範囲内の地上ユニットは敵味方問わず落下し、味方は撤退扱い、敵は撃破扱いとなる

*3 ただし設定上は後述する養母の「ガーフィールド」姓であり、シナリオでも苗字やフルネームが言及される際は基本的に「ガーフィールド」で呼ばれる。

*4 (厳密にはカレンとは父母の国籍が逆で、主人公は母の方がブリタニア人。

*5 ただし後述の理由から学園のクラスメイトからすら存在をほぼ認識されていないレベルで不登校気味となっている。

*6 後にKMFシミュレーター訓練を行った際には初回でスコアA+を叩き出す。ちなみにスザクはS、ルルーシュは最高記録がB。

*7 地下鉄の崩落に巻き込まれ全身を強く打った後にKMFに乗ってランスロットと戦い、撃破されて脱出装置を作動させるもパラシュートが開かずコクピットが地面に叩きつけられ、それでもクロヴィス暗殺に向かう強靭さである。

*8 例えば、「ルルーシュの部屋に忘れ物をした」を口実に生徒会の用事を抜け出し、終日戻ってこない…など。シャーリーはカレンを恋敵としてマークしている場合ではない。

*9 正確にはブロックすると発生。つまり既に他の敵ユニットで手一杯の時はスルーされて発生しない。

*10 KMFの種類によっては武装のタイプ変更が可能。例として、ランスロットは近接タイプの武器「MVS」が入手時点での装備だが、素材を消費して武装を開放することで同じ近接タイプの「スラッシュハーケン(メッサーモード)」や、遠隔タイプの射撃武装「ヴァリス」を使用できるようになる。

*11 例外として、無頼改(四聖剣機)のみ3機まで購入可能

*12 最後のみ99

*13 既プレイヤーには確認不能なため。

*14 自己バフにより単一火力では後の主人公を上回るほどだった。

*15 挙句☆3の守護キューエルは限定な上に性能も微妙だった。

*16 最大まで強化するとコスト0に

*17 周囲に大ダメージを与え、自身は撤退

*18 逆に原作でこれを運用していた零番隊副隊長の木下はそもそもプレイアブルキャラにいないのもあってか搭乗者リストに名前がない

*19 ヴァリス装備のサザーランド・カスタムと同じで、遠隔装備としてはむしろ高い方

*20 なお、この関係性は蒼月実装直後から。搭乗機体が課金しなければ一点ものかつやや相性の悪い四聖剣無頼改である仙波と、ユニットとしての主人公が不在かつ固定ダメージを与えるスキルにより守護タイプと相性のいい蒼月という形で双方の欠けたところを補える組み合わせであったため。

*21 そもそもこのイベントストーリー、KMFが一切出てこない