初出:第462話
家族構成
実父:青色神官(中級貴族出身/一度も会ったことはない)
生母:元青色巫女(中級貴族出身)。妊娠発覚によって実家に戻された。
父:生母の兄(中級貴族)。洗礼式にて名義上の父となった。
母:生母の兄の第一夫人。洗礼式にて名義上の母となった。
兄:名義上の父の息子
弟:名義上の父の息子
容姿
髪の色:灰色
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瞳の色:青緑
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灰色の髪をいつも背で一つに三つ編みにしている。
髪に乱れ一つないようにきっちりとしていて、あまり目立たないようにしているのか、地味な装い。
瞳や目元が前髪で隠れがち。
年の割に発育が良いせいか、胸が大きい。
地位
年齢と属性関連
- ローゼマインとの学年差:+1
- 誕生季:夏
- 洗礼時の属性(適性):3以下
- 加護の再取得:隠蔽
- 534話以降の属性:全属性
作中での活躍
旧ヴェローニカ派の側仕え見習い。
ローゼマインの一学年上。
内気で引っ込み思案で、男の子達にからかわれる対象になることが多いらしい。
細かいことによく気が付くので主の部屋や生活を整えるのはとても得意だが、性格上、積極的な人付き合いはあまり得意ではない。
青色巫女と
青色神官の間に生まれた神殿の子。
生母は実家に連れ戻され、醜聞を隠すために実家の離れに隔離された。それ以後、父である青色神官とは一度も会ったことがない。実父は還俗ないし中央神殿に召し上げられた青色神官の中に居ると推測される。
離れで生まれて、妊娠せずに
神殿にいる方が自由で幸せだった、という生母の愚痴を聞きながら洗礼式まで育った。
魔力量を調べた結果、政略結婚のために離れから出されて、生母の兄とその第一夫人を両親として洗礼式を受けることになった。
兄弟からはずっと神殿の子と言われ、髪の色をおばあさんみたいだと嘲笑われ、成長し始めてからは早熟な体をからかわれ、陰でいじめられてきた。
家族内でずっと蔑まれていたため、他人の顔色を読むことと最悪の事態を思い浮かべることが得意。
他人の悪意に敏感な為、危機感の薄いローゼマインからは悪く取り過ぎだと言われながらも社交時の他領の言動から脅迫や誘拐の危険性を考慮するよう提言し、その意見は
レオノーレ達護衛騎士に受け入れられた。
旧ヴェローニカ派の一斉粛清において、実家の罪が思ったより軽かったことに絶望を感じる。
(罪が軽い=実家は存続するし、自分は
名捧げしなくていい=最悪の実家に帰らなくてはならない)
実家から離れるためにも、庇護者を求めてローゼマインに名を捧げた。
ベルトラムの洗礼式の衣装合わせの時、不満を漏らしたベルトラムに対し侮蔑を込めた言葉を投げかけ諭している。
内気な性格ゆえに上位領地との交流に苦手意識があった。
しかしローゼマインが次から次へと王族や上位領地と関わるため、なるべく内向きの仕事を振り分けられてもなお交流せざるを得ず、慣れていく。
シャルロッテの側仕えに比べると確実に上位領地相手の経験を積んで、「上位領地が相手のお茶会の方がよほど気は楽ですね」と言うようになった。
経歴
00年 青色神官と青色巫女の間の子として誕生する。
07年 生母の兄とその第一夫人を両親として洗礼式を受ける。
10年 貴族院に入学
13年冬 ローゼマインに出生の秘密を告白し、連座回避目的ではない名捧げの受け入れを希望する。
ローゼマインに名を捧げ、側近に就任する。
エーレンフェスト神殿で加護の再取得の儀式を行い、全属性になる。
15年春 エーレンフェスト防衛にて図書館を担当する。
アレキサンドリアに移籍する。
作者コメント
【
第578話 後書き】
ベルトラムが不安材料で、それを見逃せないのは自分の命もかかっているグレーティア。
過去に色々あってラウレンツとベルトラムの父親や兄が大嫌いなので容赦なしです。
【
2017年 04月14日 Twitter】
>卒業式のエスコートに関して
ラウレンツに卒業式のエスコートを申し込まれて、絶対回避したいグレーティアがユストクスに「親族枠でお願いします!」と頼んで、ユストクスが「もう自分はそういう年齢か」と遠い目になるとか。
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