レオノーレ

名前の初出:第284話
初出:第285話

声(ドラマCD第3弾/第5弾/第7弾~第10弾):諸星すみれ

家族構成

婚約者→夫:コルネリウス*1

父:*2
母:ギーベ・ライゼガングの同母妹*3

母方の親戚
曾祖父:前ライゼガング伯爵(祖父方)
 祖父:前ライゼガング伯爵の第一夫人の子*4
 祖母:祖父の第一夫人*5
  伯父:ギーベ・ライゼガング(母の同母兄*6)

  異母伯父または叔父:レーベレヒト(祖父の第二夫人の子*7)
   従兄:オリスワルト
   従兄:レーベレヒトオティーリエの息子(次男)
   従兄:ハルトムート*8

容姿

髪の色:赤紫のような葡萄色
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瞳の色:知的な藍色
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落ち着いていて、発育が良いせいか、とても大人びて見える。
騎士見習いと言われなければわからない。文官見習いかと思う容貌。

地位

階級:上級貴族
職種:騎士見習い→騎士・ローゼマインの側近

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:+3*9
  • 誕生季:冬*10
  • 三年生時に取得した加護:適性属性の大神
  • 卒業時に取得した加護:武勇、疾風*11

レオノーレ視点の回

コミック版第四部Ⅲ 書下ろしSS 主には見せない裏側
書籍版第四部Ⅱ 書下ろしSS 主が不在の間に
書籍版第四部Ⅶ 書下ろしSS 東屋での逢瀬
SS第47話 レオノーレ視点 ブリュンヒルデの事情(書籍版短編集Ⅲにも同題で収録)

作中での活躍

上級騎士見習い。
フルネームは「レオノーレ・トータ・ライゼガング」(ライゼガング家の娘、レオノーレ)と推測される。*12
15年夏(結婚)以降は「レオノーレ・トータ・ライゼガング・フラオ・リンクベルク」(リンクベルク家(分家)の第一夫人、ライゼガング家の娘、レオノーレ)になったものと推測される。
ライゼガング本家(ギーベ・ライゼガング)から見ると分家に当たる血筋。*13
ヴェローニカやその周囲から迫害を受けるライゼガング直系に生まれたため嫌がらせから身を守るために武力が必要だったこと、幼い頃から体を動かすのが苦ではなかったこと、ライゼガングは一族から二~三人騎士になることが推奨されているなどの理由から騎士見習いを選んだ。
ヴェローニカの失脚が数年早ければ文官を選んでいたかもしれない……とも述べている。*14
(他にも理由として「ローゼマインの護衛騎士に女性の親族が必要だと言われたこと、コルネリウスの奮闘を見て……」などが書かれている*15

ローゼマインが自分の欲しい物を得るための、桁外れの情熱を肯定している。
ローゼマインに、コルネリウスの第一夫人に相応しいあり方を聞いて、エルヴィーラを目標にし、12年冬のコルネリウスの貴族院卒業式でエスコート役を射止め、コルネリウスと婚約した。
四・五・六年生の表彰式で優秀者に。卒業式では剣舞に選ばれる。
考え事をしていると、ちょっと怖い表情になってしまう。*16
現実的すぎる、冷静な指摘ばかりで可愛げがないと言われることも多く、心の中では自分に可愛らしさがないことを気にしている。
コルネリウスの方から告白されるまで、コルネリウスはアンゲリカに気があるのではないかと思っていた。*17

11年冬、アンゲリカの推薦により、側近入りした。
側近を引き受けた動機は、父親から仕えるように言われていたことと、コルネリウスの近くにいたいと思ったことだが、二年の眠りから目覚めた後でも、ヴィルフリートに苦言されても、どの派閥の者も正当に評価する態度を貫くローゼマインを尊敬しており、自分の主に相応しいと考えている*18
領地対抗戦のディッター対策として、図書館にある魔物の資料を調べた。
宝盗りディッターで見せたローゼマインの指示能力を不思議に思いながらも、戦勝後の反省会では勝因をローゼマインの奇策であると喝破し、他のディッターでも改善点があるのではないかと考え始める*19
ローゼマインやフェルディナンドを手本に策士たることを目指すこととし、その第一弾として騎士見習いたちの能力把握のために限界までシゴキ倒した。またダンケルフェルガーとの宝盗りディッター中にローゼマインがこぼした「実力通りに負けさせる」ことを実現すべく、ディッター再戦をルーフェンに促し、ローゼマイン不在の間に当然のような顔で再戦時の主力メンバーをヴィルフリートの護衛騎士に押し付けた上で自身は不参加とした*20

12年夏の終わり頃*21、城の一室でシュバルツとヴァイス衣装に刺繍をしている最中、コルネリウスから「(刺繍の練習が無駄にならないよう)私のマントに刺繍すれば」と告白されたが、あまりにもさらっと言われたせいで一瞬素で受け流してしまった。
言葉の意味をちゃんと理解した後、明確な返事を貰えず困った表情のコルネリウスにマントを預からせて欲しいと告げてカップル成立。*22
12年冬、エーレンフェストの採集場所に強力な魔獣が現れた際、ローデリヒの話から魔獣がターニスベファレンだと見破った。*23

13年冬の粛清に際して、寮内の旧ヴェローニカ派の一年生の言動に怒りを爆発させた。*24
ローゼマインへの対応から、慣例より効率を重視する傾向が見受けられる。*25
記憶力と指導力を活かしたことで指揮官としての才能を伸ばしている*26

コルネリウスは、レオノーレを選んだ理由の一つとして「ローゼマインに傾倒しすぎていない」というものを挙げている*27が、旧ヴェローニカ派の一年生の発言に真っ先に切れた*28あたり、傾倒しすぎていないかどうかは甚だ不明。
ハルトムートをとても面倒くさい、気持ち悪いと評することがあり、状況によっては縛りあげることもあった*29
ハルトムートがローデリヒの教育を手伝わせようとした際には手伝う気はないと釘を刺し、一度引き受けたら次回以降も当然のような顔で押し付けて来るとバッサリ切り捨てている。*30

15年春に勃発したアーレンスバッハとの礎争奪戦では、ローゼマインに同行して攻め込んだ。
引き続きゲルラッハ攻防戦や貴族院防衛戦でもローゼマインに付き従い、主の身を守りながら最前線に立ち続けた。
同春、レオノーレが移動準備のためエーレンフェストに戻った途端に、旧アーレンスバッハ貴族からコルネリウスへの縁談が続々持ち込まれるようになったため、結婚をこの年の夏に早めることにした。*31
15年夏以降に護衛騎士を辞任したのか、当面護衛騎士を続けるのかは動向不明。

「コルネリウス兄様と仲も良いし、考えることが得意なんだって」

経歴

(年代はマインの誕生を0年とする)
前02年冬 誕生
05年冬 洗礼式
08年冬 貴族院に入学
11年冬 ローゼマインの側近に就任する。*32
     貴族院で優秀者として表彰される。*33
     ローゼマイン式魔力圧縮法を知る為の契約魔術にサインをする。*34
12年春 ローゼマイン式魔力圧縮法の第四段階を伝授される。 *35
12年夏 コルネリウスからの告白を受け入れる。
12年冬 コルネリウスと婚約する。*36
     貴族院の卒業式の剣舞役に選抜される。*37
     貴族院で優秀者として表彰される。*38
13年冬 貴族院でエーレンフェストの騎士見習い代表の一人として、ディッター三位の表彰を受ける。*39
     貴族院の卒業式で剣舞を奉納する。*40
     貴族院を卒業する。
     貴族院で加護の再取得の儀式に参加し、武勇と疾風の加護を得る。*41
     ローゼマインの護衛騎士に正式に配属される。
14年春 領主会議中の星結びの儀式と奉納の儀式で、青色巫女(に扮した護衛)を担う。 *42
14年秋 ローゼマインの側近として、グレッシェルの広域ヴァッシェンを行う。*43
14年冬 貴族院で奉納の儀式の青色巫女(に扮した護衛)を担う。 *44
15年春 ローゼマインのアーレンスバッハの礎取りディッターに同行する。*45
     アーレンスバッハの神殿で銀の武器及び防具の調査を行う。
     ランツェナーヴェの船攻略戦で、ローゼマインの護衛を担う。*46
     ゲルラッハ攻防戦に参加する。*47
     貴族院防衛戦に同行する*48
     アレキサンドリアに移籍する。
15年夏 コルネリウスと結婚。*49

作者コメント

2017年 10月11日 Twitter
>ウィンク考察
レオノーレ:できるけどしない。コルネリウスが頼んだら躊躇いつつしてくれるかも?
2020年 05月07日 Twitter
>ラウレンツから見た女性側近の美点 マティアスへの語り
○レオノーレ
頭が良いよな。あれだけ魔物の情報を覚えていて、すぐに対処できる騎士なんて他にいないぜ。エーレンフェストの騎士の情報にも詳しいからな。
あと、警戒心が強くて厳しいのに、恋人の前だと可愛いんだよ。コルネリウスから手紙が届いた時のレオノーレを見たことがあるか?
2020年 09月05日 Twitter
2020年 09月07日 活動報告
>「I love you」以外の英語の愛情表現
I adore you so much.
(本当に愛してる)
何となくコルネリウスとレオノーレが思い浮かんだ。こういうところでも両想いというか、想いの方向性や重さが似ている感じ。
2021年06月20日 活動報告
>ライゼガング系側近たちの幼い頃
ローゼマインの側近の中で、ハルトムートブリュンヒルデ、レオノーレ、コルネリウスはライゼガング系の上級貴族同士で、幼い頃から一族の集まりでは必ず顔を合わせていましたからね。結構お互いに遠慮なしです。
2021年 11月22日 Twitter
>いい夫婦の日 コルネリウス&レオノーレ
柵の多い貴族社会で、身分も派閥も立場も問題なくて皆に祝福される奇跡的な恋愛関係。
貴族院での恋人達が過ごす場所、東屋での甘酸っぱい時間を過ごしていました。
二人の逢瀬をこっそり覗いてみたい方、馴れ初めに興味のある方は第四部Ⅶの書き下ろし短編をチラッ☆。

コメント

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  • >婚約者であるレオノーレが先にアングリーフの加護を得たことに少しだけ焦りがあったらしい。 - 2016-03-01 16:44:40
    • レオノーレの眷属加護はアングリーフだけでは? - 2016-03-01 16:45:18
    • そこらへんも解釈の違いかと。「疾風の加護はどうでもいいが護衛騎士として武勇の加護だけは得ねば」という価値観なら武勇の加護だけに拘った可能性もある - 2016-03-01 20:54:59
      • 529話のコメントと、該当部直前のコルネリウス発言そのものを読む限り、両方得ていると考えた方が自然でしょうね。ダンケルフェルガーの儀式の効果なら片方だけというのも考えにくいですし。 - 2016-03-01 23:45:46
  • レオノーレはランツェナーヴェの船攻略戦で、エーヴィリーベの剣をシュタープで作り出し攻撃してませんよね? (2018-11-07 07:03:10)
    • 修正しました。 (2018-11-08 06:52:02)
  • 経歴のところ。14年春と冬の儀式のところ、青色巫女にした方が良いのではないでしょうか? (2024-09-27 18:21:34)
    • 該当箇所を修正しました。 (2024-09-27 22:49:22)
      • ありがとう存じます。 (2024-09-27 22:56:32)
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最終更新:2024年12月13日 17:49

*1 本編完結後(15年夏)に結婚、書籍版第五部Ⅻ 母の激励

*2 ふぁんぶっく2 貴族関係家系図

*3 第430話より妹。ふぁんぶっく2 貴族関係家系図より同母

*4 ふぁんぶっく2 貴族関係家系図

*5 ふぁんぶっく2家系図

*6 第430話より兄。ふぁんぶっく2 貴族関係家系図より同母

*7 ふぁんぶっく2 貴族関係家系図

*8 ふぁんぶっく2 貴族関係家系図

*9 ローゼマインが一年生の冬に四年生 第286話

*10 卒業式の髪飾りの色より 517話

*11 第520話 本の貸し借りと心の拠り所

*12 家名(ライゼガング家)の出典はふぁんぶっく8 Q&A

*13 レオノーレの母(ギーベの妹)が当主扱いの分家なのか、レオノーレの父が分家当主として嫁を迎えたのかは不明

*14 ふぁんぶっく8 SS 貴族の見習い仕事

*15 ふぁんぶっく5 Q&A

*16 ふぁんぶっく3 SS 主に内緒の図書館見学

*17 書籍版第四部Ⅱ SS 主が不在の間に

*18 書籍版第四部Ⅱ SS 主が不在の間に

*19 第310話 王子からの呼び出し

*20 書籍版第四部Ⅱ SS 主が不在の間に

*21 夏の成人式と秋の洗礼式の辺り

*22 書籍版第四部Ⅶ SS 東屋での逢瀬

*23 第393話

*24 第464話

*25 第394話、第534話、第601話。ローゼマインに感化された結果か、元からかは不明

*26 書籍版第五部Ⅴ プロローグ

*27 SS15話

*28 第464話

*29 書籍版第五部Ⅹ 特典SS/書籍版短編集Ⅲ コルネリウス視点 消えて、戻った妹

*30 書籍版第四部Ⅱ 書下ろしSS 主が不在の間に

*31 書籍版第五部Ⅻ 母の激励

*32 第285話

*33 第342話

*34 第337話

*35 第358話

*36 第403話

*37 第422話

*38 第420、425話

*39 第514話

*40 第517話

*41 第520話

*42 第543~544話

*43 第576、577話

*44 第578~583話

*45 第600話~

*46 第610話

*47 第613話~

*48 第636話~

*49 書籍版第五部Ⅻ 母の激励