シドニウス

初出:第366話*1
肩書の初出:第522話(名前のみ)
名前の初出:書籍版第四部V プロローグ

概説

エーレンフェストの南の地・ヴィルトル子爵領を治めるギーベ
アウブ・エーレンフェストからギーベ・ヴィルトルを任じられた人物は作中に二名いる。

ギーベ・ヴィルトルの一覧

  1. 本稿の人物
  2. ライゼガング系の貴族(三年間の試用期間を経て正式に任じられる予定*2)

家族構成

第一夫人:ゲオルギーネに名を捧げている
 息子:フロイデン
 息子:ラウレンツ
第二夫人(?)*3:故人
 息子:ベルトラム(第一夫人の子として洗礼式をする予定だった)

地位

階級:中級貴族
職種:子爵、ギーベ・ヴィルトル

作中での活躍

ゲオルギーネ名捧げをしていた貴族の中心人物の一人。
ゲオルギーネが次期領主ではなくなったため、城にいるよりはアーレンスバッハとの境界に接している領地のギーベになった方がより役立てると考え、(恐らくはグラオザムと共謀して)お家騒動を起こした上でギーベとなった*4
12年春、フロイデンの結婚の許可が下りたことを知り、一番にグラオザムに報告した*5

魔力感知が発現したグレーティアのお披露目に招待され、息子嫁の側仕えとして雇い入れる愛妾として高値を付けてグレーティアを買い取った張本人。購入後、無理やり魔力を流し込むような行いをしていた為、当然グレーティアからは息子共々嫌われている。*6
グレーティアの成人後は、表向きは息子嫁ベティーナの側仕えにして裏では息子フロイデンと共有の愛人にすると決まっていた為、13年冬以前の時点で既にそのように扱っていた。*7

13年冬の粛清で死亡した。

経歴

(年代はマインの誕生を0年とする)
前08年春前後(推測) お家騒動を起こし、ギーベ・ヴィルトルとなる*8
~11年冬 アウブ・エーレンフェストから息子フロイデンとベティーナとの結婚を却下される*9
12年春 領主会議にて息子の結婚の許可が下りる*10
12年夏 フロイデンとベティーナが結婚*11
13年冬 粛清により死亡した。

コメント

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  • グラオザムの長男の名もシドニウスなのは恐らく誤記と思われる。意表をついて本当に同名かもしれないが。 (2018-12-11 00:10:50)
    • 書籍版初版第一刷のプロローグにあった「長兄シドニウスの子」の記載が電子版では「長兄の子」に変更されているとのこと。<グラオザムへのコメント書き込み情報の展開。 (2019-10-24 21:07:17)
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最終更新:2024年09月23日 21:52

*1 境界門での結婚式でベティーナの親族と挨拶をしているフロイデンの親族に含まれていると考えられる

*2 第529話 周囲の変化と春を寿ぐ宴

*3 身分(第二夫人or第三夫人or愛妾)については何も書かれていない、第531話/書籍版第五部Ⅳ 神殿見学会 後編

*4 経緯からすると恐らくゲオルギーネの嫁入りが決まった後、前ギーベ夫婦(シドニウスの父母)がどうなったのかは書かれていないため不明 ふぁんぶっく7 Q&A

*5 書籍版第四部Ⅴ プロローグ

*6 第578話の後書き「過去に色々あってラウレンツとベルトラムの父親や兄が大嫌い」、ふぁんぶっく7 Q&A、書籍版第五部Ⅺ エピローグ

*7 ふぁんぶっく7 Q&A、書籍版第五部XI エピローグ「蹂躙された」という描写から恐らくグレーティアの身は汚されている

*8 経緯からすると恐らくゲオルギーネの嫁入りが決まった後、前ギーベ夫婦(シドニウスの父母)がどうなったのかは書かれていないため不明 ふぁんぶっく7 Q&A

*9 書籍版第四部Ⅱ 特典SS/書籍版短編集Ⅰ ローデリヒ視点 私の心を救うもの

*10 第358話

*11 第366話