初出:第462話
声(ドラマCD第7弾/第8弾/第10弾):長縄まりあ
家族構成
実父:中央神殿に移籍した青色神官(中級貴族出身)
生母:元青色巫女(中級貴族出身)
祖母:グレーティアの見習い仕事の訓練先
父:伯父(生母の兄)。洗礼式にて名義上の父となった
母:伯父の第一夫人。洗礼式にて名義上の母となった
兄:伯父の息子
弟:伯父の息子
容姿
髪の色:灰色
000000000
瞳の色:青緑
000000000
灰色の髪をいつも背で一つに三つ編みにしている。
髪に乱れ一つないようにきっちりとしていて、あまり目立たないようにしているのか、地味な装い。
瞳や目元が前髪で隠れがち。
年の割に発育が良いせいか、胸が大きい。
地位
年齢と属性関連
- ローゼマインとの学年差:+1
- 誕生季:夏
- 洗礼時の属性(適性):3以下
- 加護の再取得:隠蔽
- 534話以降の属性:全属性
グレーティア視点の回
書籍版第五部Ⅺ エピローグ
作中での活躍
旧ヴェローニカ派の中級側仕え見習い。
内気で引っ込み思案で、男の子達にからかわれる対象になることが多いらしい。
細かいことによく気が付くので主の部屋や生活を整えるのはとても得意だが、性格上、積極的な人付き合いはあまり得意ではない。
他人の悪意に敏感な為、危機感の薄いローゼマインからは「悪く取り過ぎだ」と言われながらも、社交時の他領の言動から脅迫や誘拐の危険性を考慮するよう提言し、その意見は
レオノーレ達護衛騎士に受け入れられている。
実は
青色巫女と青色神官の間に生まれた神殿の子。
生母は実家に連れ戻され、醜聞を隠すために実家の離れに隔離された。
それ以後、生母は実父とは一度も会ったことがない(実父は中央神殿に召し上げられ、中央の青色神官として生活している)。
離れで生まれて「
神殿にいる方が自由で幸せだった」という生母の愚痴を聞きながら洗礼式まで育つ。
魔力量を調べた結果、政略結婚の駒にする為に離れから出され、生母の兄とその第一夫人を両親として洗礼式を受けることになった。
兄弟から出自や髪の色を嘲笑われ、成長し始めてからは早熟な体をからかわれ、陰でいじめられてきた。
家族内でずっと蔑まれていたため、他人の顔色を読むことと最悪の事態を思い浮かべることが得意になる。
07年夏の洗礼後、側仕え見習いとしての訓練を受ける。
本来は甘えが出るといけない事から直系の家を訓練先にするのを避けるが、醜聞でしかないグレーティアの出自を他家に知られる訳にはいかない為、父方の祖母が訓練先を担当した。
10年冬、貴族院に進学。
11年冬の貴族院では成績向上委員会の発足により、二年生チームとして同学年の他派閥の学生と共に勉強をした事で
ユーディットと親しくなる。
13年秋以前に魔力感知が発現。
父親によって愛妾を求める男たちが集められ、その中で最も高値を付けた
ギーベ・ヴィルトルに売り飛ばされた。
それ以降、ヴィルトルの屋敷で側仕え見習いをしていた。
シドニウス(ギーベ・ヴィルトル)とその長男
フロイデンに無理やり魔力を流し込まれるような虐待を受けていたため大嫌い。
成人後はフロイデンの妻
ベティーナの側仕えになると決められていたが、それは表向きの身分であり、シドニウスやフロイデンの愛人として弄ばれ続ける予定だった。
このグレーティアの過去を完全に知っているのは、ヴィルトル親子以外では
フェルディナンドとその名捧げ側近三人とグレーティアの実家だけである。
13年冬、
旧ヴェローニカ派の一斉粛清において、実家の罪が思ったより軽かったことに絶望する(罪が軽い=実家は存続するし、
名捧げしなくていい=最悪の実家に帰らなくてはならない)。実家が次の売り先を見つけて、グレーティアを売り飛ばす前に逃げ出す事を決意。
実家から離れるため、庇護者を求めて
ローゼマインに名を捧げた。
後に、この件に関しては
ユストクスから「貴女は自分の選択と実行力を誇って良い」という言葉を掛けられている。
ローゼマインの側近入り以前は上位領地との交流に苦手意識があったが、ローゼマインが次々に王族や上位領地と関わるため、なるべく内向きの仕事を振り分けられても尚やらざるを得ず、慣れていく。
経験を積み、「上位領地が相手のお茶会の方がよほど気は楽ですね」とまで言うようになった。
過去の積み重ねから男性が苦手で、基本的に同性の側仕えの誰かと行動している。結婚は考えておらず、一生独身で構わないと思っている。
マティアスや
ラウレンツは同じように名捧げをした仲間だが、やはり少し苦手。
14年冬の
ベルトラムの洗礼式の衣装合わせでは、不満を漏らしたベルトラムに対し侮蔑を込めた言葉を投げかけ諭している。
ラウレンツとベルトラムに関しては、グレーティアに加害していたシドニウスとフロイデンの家族である事から、出来るだけ関わりたくないという気持ちと嫌悪感がある様子。
15年春、
アレキサンドリアに移動。
ローゼマインとフェルディナンドが大規模魔術を行使する際には名捧げ側近として、ユストクスと二人で作業を終えた主たちが無事戻って来るのを領主の間で待ち続けた(この時限りの特例)。
フェルディナンドが優秀過ぎて、自分を救ってくれた名捧げ主の役に立てている気がしないと愚痴を漏らし、ユストクスに慰められている。
ラウレンツに卒業式でのエスコート役を頼まれるが、絶対これを回避したいので、ユストクスに自分のエスコート役を頼む予定(とされている)。
経歴
(年代はマインの誕生を0年とする)
00年夏 青色神官と青色巫女の間の子として誕生する。
07年夏 生母の兄とその第一夫人を両親として洗礼式を受ける。
10年冬
貴族院に入学
13年秋以前 魔力感知発現後、シドニウスの愛妾に売られる。
13年冬 ローゼマインに出生の秘密を告白し、連座回避目的ではない名捧げの受け入れを希望する。
ローゼマインに名を捧げ、側近に就任する。
14年春 エーレンフェスト神殿で加護の再取得の儀式を行い、全属性になる。
15年春 エーレンフェスト防衛にて図書館を担当する。
アレキサンドリアに移籍する。
作者コメント
【
第578話 後書き】
ベルトラムが不安材料で、それを見逃せないのは自分の命もかかっているグレーティア。
過去に色々あってラウレンツとベルトラムの父親や兄が大嫌いなので容赦なしです。
【
2017年 04月14日 Twitter】
>卒業式のエスコートに関して
ラウレンツに卒業式のエスコートを申し込まれて、絶対回避したいグレーティアがユストクスに「親族枠でお願いします!」と頼んで、ユストクスが「もう自分はそういう年齢か」と遠い目になるとか。
【
2020年 05月07日 Twitter】
>ラウレンツから見た女性側近の美点 マティアスへの語り
○グレーティア
あの胸! あれこそがグレーティアの一番の武器だろう。
ラウレンツ、今までとずいぶん違うではないか。それ以外にも美点はあるだろう?
他の全てが消し飛ぶ威力だと思わないか?
誰にも言わないが(以下ラウレンツの心の声)
おどおどした様子で他人の後ろに隠れようとするから気が弱いのかと思えば、結構きついことを言う。頑固で他人の忠告を聞かない。助けてやろうと思ったら手を振り払われて、青緑の目で睨まれる。弱っちい生き物が必死で威嚇しているのが丸見えで、めちゃくちゃ可愛い。
【
2022年 05月11日 Twitter】
完結後ら辺になれば旧ヴェローニカ側近の名を返せるのか
旧ヴェローニカ派の側近の中でもローデリヒとグレーティアは(家庭環境から逃れるためとはいえ)自ら望んで名を捧げたので、ローゼマインの独断で返せます。
ただ自ら望んで捧げた名を返されるですから、主に見限られたように感じると思います。
二人が望まない限り返さないでしょうね。
コメント
このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
(目的外のコメントは予告なく削除される場合がありますのでご了承ください)
作品内容に関する疑問や質問は「
Q&A」へ
作品への感想やキャラへの所感などは当wikiのコメント欄ではなく公式に直接か
現行スレへ、
二次創作は個人の場でお願いします
最終更新:2025年07月14日 07:39