初出:第311話
名前の初出:第367話
声(ドラマCD第3弾/第5弾/第7弾~第10弾):梅原裕一郎
家族構成
父:
グラオザム(
ゲオルギーネに名を捧げている)
母:
ロイエーア(ゲオルギーネに名を捧げている)
兄:(13年にゲオルギーネに名を捧げた)
子:(洗礼前、洗礼時に上級貴族並の魔力を示せれば上級貴族に昇格出来た)
兄:
ヤンリック(13年にゲオルギーネに名を捧げた)
容姿
髪の色:濃い紫
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瞳の色:青
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濃い紫の髪に青の瞳。
地位
年齢と属性関連
- ローゼマインとの学年差:+2
- 誕生季:冬
- 洗礼時・名捧げ時の属性(適性):火風土
- 加護の再取得:武勇、退魔
- 534話以降の属性:全属性
マティアス視点の回
書籍版第四部Ⅴ プロローグ
第456話 閑話 選択の時
書籍版第五部Ⅲ プロローグ
ドラマCD8 特典SS 祝勝会の裏で
作中での活躍
ゲルラッハ子爵の末息子で、上級に近い中級騎士見習い。
兄達が文官や側仕えの道を選んだため、グラオザムから「文官はもう足りている」と言われ、家における自分の立場を考えた結果、騎士コースを選択した。
ラウレンツと共に旧
ヴェローニカ派の子供達の中心にいる。
家族内で唯一
ローゼマインと間近で接しており
貴族院での活躍や方針から、領主一族の鑑と思っている。
アウレーリア達の星結びの儀式で旧ヴェローニカ派がローゼマイン達の強襲を計画した際、
ローデリヒを通じて情報を流すことで未然に防いだ。
ターニスベファレン討伐時に
名捧げに十分な品質の素材を得ていたが、親には隠す。
あまり期待をかけられずに育ったせいか、冷静に家族を見ている。名を捧げて、それに翻弄される者を知っているため、慎重。
――目の前にいて話をしているのに、自分ではなく、別の何かを見据えている。
これまで特に褒めてもくれなかったのに、マティアスが優秀者になったことをゲオルギーネに得意げに語る。――そのような父親をもった反動か、真っ直ぐに相手を見、次代の育成に力を入れ、敵味方関係なく公正に評価し、敵対派閥の出自であっても受け入れて大事にするローゼマインに強い思い入れを持っている。
その為、貴族院で、自分と旧ヴェローニカ派の子供達の未来を決める選択をする際に、
「私が仕えたいと思うのはゲオルギーネ様ではなく、ローゼマイン様だ」という基準で心を定め、
旧ヴェローニカ派の子供達の命を助けるために、
ゲオルギーネの集会での情報を流し、ローゼマインに名を捧げた。
その後も、洗礼前の子供達に対する救済を知ったこと、名を受け入れ命を救ってもらったこと、表彰に際して誇りを守る言葉をかけてくれたこと、
ゲルラッハ救出戦に乗り出しグラオザムに対して予想外な策を打ち続けたことなどから、ローゼマインを主と慕う心を強めている。
名を捧げて側近入りした後、ローゼマインの要望を叶えられなかった自分に落ち込んだり、
表彰の場に向かう直前にローゼマインに対し跪き最大の感謝の意を示したり、
「一生ついて行くつもりで名を捧げていますから、返すと安易に言われずによかった」とローゼマインに告げたり(そもそも忠誠心に端を発した名捧げではなく、連座回避を目的としているので名捧げを解除することはできない)、
父親に対して「神々に愛されている私の主」や「貴方は平民と呼びますが、私の主はローゼマイン様以外にあり得ません」等と宣言したりと、ハルトムートのようには目立たないがその能力はもちろん自身や敵対派閥の者も含め周囲に心を配るローゼマインに心から忠誠を誓っている。
一方、魔力を捧げたことはあっても酬いられたことはなく部下の誇りや身を守ったりすることもなかったゲオルギーネへの父の忠誠を理解できずにいた。
グラオザムにゲオルギーネは部下にきちんと報いているかと問うと「黙れ」と激昂された。主に見返りを望むなどはグラオザムの忠誠を見くびる発言であり、グラオザムは忠誠に見返りなど必要とせず、真正面から対峙したことによりゲオルギーネに心から尽くしていたことを最後の最後に理解した。
器用であちらこちらに指示を出しつつ、弓矢で援護したりする。
初心で、録音の魔術具に愛の言葉を吹き込むことになると、気の毒なくらいに動揺した。
貴族院の寮食で、ローゼマインの考案したスープや野菜煮込みを食べて、野菜のうまさに開眼した。
肉より野菜料理の方が好きだが、少しでも体格を良くしたくて頑張って肉を食べてる。
四年生と五年生の二度、表彰式で優秀生に選ばれた。
罪を犯したグラオザムの息子であることや、ローゼマインと共に中央へ向かう事を考えて、婚約相手を探さなかった。
卒業式のエスコートは
オティーリエに引き受けてもらった。
15年春に勃発した
アーレンスバッハとの礎争奪戦では、ローゼマインと共にアーレンスバッハへ乗り込む。
ランツェナーヴェの銀の船の攻略に参戦し、エーヴィリーベの剣で凍らせた。
ローゼマインの体調が治ってからは、ゲオルギーネ一派を追ってエーレンフェストへと向かう。
故郷であるゲルラッハ領へ侵攻した旧ベルケシュトック騎士団やギーベ軍、そして暗躍するグラオザムに怒りを募らせた。
ゲルラッハの夏の館をグラオザムに奪われ、後釜のゲルラッハの貴族達を壊滅させられたことから、自身の手で討つことを決意する。
館の防衛機能で血族と領主一族しか入れなくされたため、ローゼマインと共に夏の館へと潜入した。
グラオザムと対峙するも、ボニファティウスとの戦闘を前提としていた高度な魔術具に圧倒される。
ローゼマインから神々の祝福を受けることで、グラオザムと対等に戦って消耗させた。お守りの発動により絶対絶命の窮地を脱した
名捧げ組はローゼマインの許可だけで新しい家を興せるのか?という問いに「(
アウブ・アレキサンドリアが)新しい家を興す(与える)ことはしないが結婚は出来る(許可を出せる)」と回答されている。
一方で「許可は出せるが(名捧げで連座を免れているので)自分一人では決めず、ジルヴェスターとアウブ同士の話し合いをした上で決定する」とも書かれている。
経歴
(年代はマインの誕生を0年とする)
前01年冬 誕生
06年冬 洗礼式、お披露目。
09年冬 貴族院入学
12年頃 父親が
ゲオルギーネから教えられた魔力の圧縮方法(二段階)を伝授される。
12年夏 強襲計画の存在を
ローゼマインの側近に密告する。
12年冬
ターニスベファレンの素材の取得権を得て、名捧げ石に使用可能な魔石を手に入れる。
四年生の表彰式で優秀者に選ばれる。
13年夏 ゲオルギーネと初面談する。名捧げに関しては時期尚早と辞退する。
13年冬 エーレンフェスト寮でゲオルギーネの礎簒奪予告を告発する。
ローゼマインに名を捧げ、側近に就任する。
五年生の表彰式で優秀者に選ばれる。
ギーベの館の調査に同行し、血族限定の扉を開放する。
エーレンフェスト神殿で加護の再取得の儀式を行い、全属性になる。
14年冬 貴族院を卒業する。
ゲルラッハへ罠の確認に赴く
15年春
アーレンスバッハの礎取りディッターに同行する。
アーレンスバッハの神殿に先行し清めを行う。
ランツェナーヴェの船攻略戦で、
エーヴィリーベの剣をシュタープで作り出し攻撃する。
ゲルラッハ攻防戦に参加する。
貴族院防衛戦に同行する
アレキサンドリアに移籍する。
作者コメント
【
2015年08月15日 第456話 選択の時 後書き 】
旧ヴェローニカ派の子供達の中心にいるのはマティアスとラウレンツです。
二人が名捧げをし、ローデリヒが言葉を重ねることで旧ヴェローニカ派の子供達は命を長らえることができました。
【
2015年 11月29日 活動報告】
どうでもいい設定が結構あります。
マティアスは貴族院の寮食でローゼマインの考案したスープや野菜煮込みを食べて野菜のうまさに開眼した。肉より野菜料理の方が好きだけれど、少しでも体格を良くしたくて頑張ってお肉を食べているとか。
【
2017年 10月11日 Twitter】
>ウィンク考察
マティアス:練習中。恥ずかしいのでしたくはないけれど、できないのも恥ずかしい
【
2018年 02月21日 Twitter】
>キャラ設定
貴族院の学生達で過去をガッツリ書いたのはマティアスとローデリヒ。
【
2020年 03月10日活動報告 04月10返答】
>バルトルト視点、流石ですね。同じ出来事が、人によってこんなに印象が違うとは
そう感じていただけて嬉しいです。
マティアスは騎士見習いだったので、素材採集に行った先で狩りに集中できずラウレンツに指摘されて悩みを相談しました。これがバルトルトに指摘されて相談していたら、結果はずいぶんと違っていたでしょう。
【
2020年 05月07日 Twitter】
【
2020年 10月26日 活動報告】
>第五部Ⅲプロローグに関して
第五部Ⅲのプロローグでシリアスに極振りなマティアスの視点で書いていると、脳がバランスを取ろうとするのかバグを起こすのです。
マティアスが「主のここに感心する」と言えば、私の脳内で突然ハルトムートが聖女賛美を始めたり、ラウレンツが側近女子の美点を並べたり……。
マジ進まないので「ちょっと邪魔。黙って」と思いつつ、ネタとしてメモしました。
>ラウレンツによるグレーティアの評価※マティアスへの語り
あの胸! あれこそがグレーティアの一番の武器だろう。
ラウレンツ、今までとずいぶん違うではないか。それ以外にも美点はあるだろう?
他の全てが消し飛ぶ威力だと思わないか?
【
2022年 05月10日 Twitter】
>マティアスとコルネリウスは似てる
皆様の意見、興味深いですね。
私、マティアスとコルネリウスはあまり比べたことがなかったです。
騎士しか被るところがないような…戦闘面ではオールマイティな部分が一緒かな? あ、三男で末っ子も共通点かも。
ただ、性格はかなり違いますね。
甘え上手な末っ子気質なのにローゼマインが来て兄になったコルネリウスと、父親から指示の待機をするように教育されてきた家庭内のヒエラルキー最底辺の末っ子のマティアスでは共通点は少ない気がしますね。
マティアスは重すぎるというか、真面目な慎重派で口数が少ないせいで出番が減りがち。
>ローゼマインの護衛騎士の内、ダームエル・コル兄・レオノーレ・マティアスは「まとめ役」のポジション。ただ、マティアスがその力を発揮するのは旧ヴェロ派のみがいる時だけで、他メンバーがいると1歩引いた立ち位置にいるので背負った背景の割に薄味気味
とても納得しました。
マティアスの存在感は薄味のままですね。元が別派閥の上に中級貴族の彼ではローゼマインの側近達をまとめられません。補佐なら何とか。
ダームエルは長い経験と実績があり、新入り側近はローゼマインやコルネリウスに「まとめ役として尊重しろ」と最初に釘を刺されるから別枠。
【
2022年 05月11日 Twitter】
完結後ら辺になれば旧ヴェローニカ側近の名を返せるのか
残念ながら、マティアスとラウレンツは難しいです。
たとえエーレンフェストを出たとしても、アウブ・エーレンフェストによる恩赦がなければローゼマインの独断で名を返すことはできません。忠誠心に端を発した名捧げではなく、連座回避を目的としているので。
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最終更新:2024年09月15日 22:14