グラオザム

初出:第147話
名前の初出:第614話

声(黒ずくめ役/ドラマCD第1弾):浜田賢二*1
声(ドラマCD第8弾):堀内賢雄

声(TVアニメ第3期):堀内賢雄*2

概説

エーレンフェストの南東の地・ゲルラッハ子爵領を治めるギーベ
アウブ・エーレンフェストからギーベ・ゲルラッハを任じられた人物は作中に二名いる。
二人目が殺害された後、新たに三人目が任命されたのか、ヴィルフリート成人まで*3保留扱いにされているのかは不明。

ギーベ・ゲルラッハの一覧

  1. 本稿の人物
  2. ライゼガング系の貴族(三年間の試用期間を経て正式に任じられる予定だったが*4、試用期間中にグラオザムに殺害される*5)

家族構成

妻:ロイエーア (ゲオルギーネに名を捧げている)
 息子:*6(13年夏にゲオルギーネに名を捧げた)
  孫:(洗礼前、洗礼時に上級貴族並の魔力を示せれば上級貴族に昇格出来た)*7*8
 息子:ヤンリック (13年夏にゲオルギーネに名を捧げた)
 息子:マティアス

母:(ガブリエーレの上級側仕え)*9
 妹:ゼルティエ*10*11
 妹:
  甥:バルトルト
  姪:カサンドラ
  姪:ティベルタ

容姿

髪の色:紫*12
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瞳の色:灰色
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09年冬時点では、上背はそこそこあるが、腹が少しばかりたるんでいる*13
12年春には、腹が締まって体つきが変わってきている*14

地位

階級:中級貴族
職種:文官*15、子爵、ギーベ・ゲルラッハ→アーレンスバッハ貴族

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:+29*16
  • 誕生季:冬*17

影武者

本人の影武者が三人は存在する。*18
  1. 15年春にエーレンフェストの神殿に押し入ろうとした影武者(戦闘特化のシュミル達に切り伏せられた*19
  2. 15年春に西門から入ろうとしたが、兵士達から汚物攻撃を受けギュンター班長から蹴り飛ばされローゼマインのお守りで爆散した影武者*20
  3. 15年春に北門にてヴィルフリートに捕らえられた影武者*21

グラオザム視点の回

書籍版第五部IX プロローグ

作中での活躍

ゲオルギーネ名捧げした*22旧ヴェローニカ派の中心にいる貴族。*23
アーレンスバッハからガブリエーレと共にエーレンフェストへやってきた上級側仕えの母から生まれ、上級並みの力を持っていてもライゼガングに頭を押さえられていたため、色々と思うところがあった。*24
神殿長と交流が深く、貴族ではない彼を上位の者として扱っていた。*25
自分の親族やヴェローニカ派しかいないようなプライベートの場では公然とローゼマインの事を平民と蔑んでいた。ちなみに、ここでいう平民とは神殿育ちの者(貴族の血をひいている青色神官でも平民)への総称であり、ベーゼヴァンスはもちろんシキコーザなども対象となりうるが、グラオザムが本当にローゼマインが下町育ちの平民であると知っていたかは不明。*26
身食いや兵士を従属させ、使い捨てている。*27

ジルヴェスターの洗礼式と同時に、次期領主取り消しとみなされて婚約を解消された失意のゲオルギーネを側近の一人として精神的に支えた。
彼女が補佐するに値する人物でなければジルヴェスターを次期領主として仰げないと訴え、次期領主教育を施すことを提案する。
ゲオルギーネが行う”教育”から逃げ出すジルヴェスターに見切りを付け、排除する方向で動き始める。
ヴェローニカをお手本に裏切れない味方を増やし立場を固めるため、忠実な側近を得る手段として名捧げがあることを教え、ジルヴェスターがシュタープを手に入れる前に名捧げ側近を確保するよう助言。
自分の名をゲオルギーネに捧げつつ、ヴェローニカ派の同世代貴族の中から、年齢(寿命)の関係でヴェローニカに名捧げすることをためらっている人物の情報を集め、側近に取り込めるよう尽力した。*28

マイン青色巫女見習い時代、祈念式の際のライゼガング伯爵家の襲撃への関与が疑われる。*29
(実際、ビンデバルト伯爵らとマイン誘拐についての密談を行っており、計画に関与していた。*30

「エーレンフェストの礎へ至る道を見つけてしまったようだ」という意のゲオルギーネからの手紙を受け、名を捧げた十名程と共に、迎え入れやすい地盤作りを画策する。
領主一族や側近の能力を試した上で今の地盤の脆さを示して中立派を取り込み、またヴィルフリートに汚点を付けてから救う事で、領主を苦しめつつもヴィルフリートおよび旧ヴェローニカ派を取り込む為、白の塔事件の計画を練った。一方で、「誰にとっても利益にならず、嫌がらせが目的」と結論づけられるほど、ジルヴェスター陣営の見解では利益が乏しい企みであった模様*31
領主の側近から聞いたフェルディナンドの優秀さを警戒し、不在である収穫祭の時期に決行する事となり、ギーべである自分は直接ゲオルギーネの為に動けない事を悔しがった。*32
結局、ローゼマインが中心となってヴィルフリートを救済し、中立派も流行発信などによって切り崩されたため、ヴィルフリートは旧ヴェローニカ派を敵視するようになり、派閥は弱体化することとなった。

ジョイソターク子爵ビンデバルト伯爵の私兵を譲渡しており、私兵は9年冬のローゼマイン襲撃に使われたため関与を疑われ、尋問を受ける。*33
(後日、ゲルラッハ領での直接対決の際、ローゼマインの騎獣を直接襲った男本人の声だとローゼマインが認識し、グラオザム自身もローゼマインの騎獣に見覚えがある発言をしている。ただし、前述の祈念式中にギーべ・ゲルラッハとして挨拶をした男とは声が違っており、そちらは影武者の1人だったと示唆されている*34。その場合、本人が祈念式襲撃の際にどの様に動いていたかは不明。*35

グラオザム夫婦が共にゲオルギーネに名捧げしていることもあって、マティアスの兄二人は13年夏にゲオルギーネに心酔して名捧げを行った。
その際、ゲオルギーネがエーレンフェストの礎を手に入れ、アウブとして必ず戻ってくると宣言した為、感極まって言葉を詰まらせ、珍しく喜びに満ちた姿を見せた。
一方で、マティアスには期待せず目をかけていなかったためか、マティアスは自身の判断のもと名捧げを逃れた。*36

疑わしくても証拠がないため処分できずにいたが*37、13年秋の聖典盗難事件のエグモントの記憶*38や同冬にマティアスよりもたらされた密会の証言*39により証拠が揃い、粛清が決まった。
しかし、捕縛するために踏み込んだボニファティウスに気が付いたところで自爆し、証拠になりそうなものは腕しか残さなかった。*40
死亡を疑うボニファティウスの発言により、メダルを使った処刑が行われたため、シュタープを失う。*41
アーレンスバッハへと逃れ、アーレンスバッハ貴族として登録され*42、再びゲオルギーネに直接仕える事となった。*43

15年春のエーレンフェストの礎争奪戦では、各地の陽動のため影武者を配置する。
ギーベの館に設置されている、緊急時に騎士団を移動させるための転移陣の存在を知らなかったため*44、陽動の第一弾としてイルクナーへ侵攻し、1日か2日ほど空けてゲルラッハで第二弾の騒動を引き起こせばボニファティウスを城から誘き出せ、騎士団が騎獣で移動する時間を考慮すればゲオルギーネのために十分な時間が稼げると判断していた。*45
グラオザム本人はボニファティウスに対抗するため己の体の半分以上を魔術具にし、銀の布でゲルラッハの館の結界を通り抜け*46、後釜のギーベ・ゲルラッハを殺害し、館の礎を奪って籠城した。
そこでボニファティウスを迎え撃つ事を想定していたが、現れたのは暗殺したはずのフェルディナンドに加え、ローゼマインハンネローレたちだった。
館周辺で戦う騎士達へ即死毒を放ち、味方の旧ベルケシュトックの騎士達ごとゲルラッハ騎士団長らを殺害する。
ローゼマインを平民上がりの戦力外と見なし、その騎獣も蔑んでいたが、それらに魔術具や罠などが無効化された。
魔術具で敵の魔力を利用して圧倒するが、祝福を与えられたマティアスが徐々に互角の戦いをするようになり、漸くローゼマインを邪魔な敵戦力として認識する。
命惜しさで平民の主に仕えるなど情けないとマティアスを蔑んだが、ゲオルギーネと違い部下の心身を案じて助け忠誠に報いてくれる最高の主であると言い返された。主に見返りを望むなど自身の忠誠を見くびる発言だと目の色が変わるほどの怒りを見せたが、主題を逸らす意図があったのか主としての姿勢については反論できておらず、その後の問答を忌避する素振りもみせた。*47
速度を最大限に強化した動きでマティアスにとどめを刺そうとするが、その攻撃はお守りに弾かれ、マティアス本人も窓から屋外へ弾き出される。*48
即座にローゼマインの騎獣から魔力を奪い始めるが、規格外の魔力によって魔力飽和を起こし、魔術具の義手が金粉化してしまう。
館の礎を書き換えたフェルディナンドの号令で侵入したローゼマインの護衛騎士達から黒の武器の一斉攻撃を受け、戦死した。
身食いを影武者や私兵として利用していたが、おそらくはグラオザムが用意したゲオルギーネの影武者の動きによってジルヴェスターが生き延びる結果となり、主であるゲオルギーネも討たれた。

経歴

前28年冬 誕生
前21年冬 洗礼
前18年冬 貴族院入学
前13年冬 成人。貴族院卒業。
前11年頃 ゲオルギーネ名捧げし、ヴェローニカ派同世代の中からヴェローニカに名捧げしていない者の情報を提供する。*49
08年春 祈念式で自領に訪れた青色巫女見習いのマインフェルディナンドから挨拶を受け、小聖杯の受け渡しを行う*50
    マインを誘拐する為、ビンデバルト伯爵から借り受けた身食い兵を使い*51ライゼガングの夏の館で襲うも失敗する。*52
    関連し、ベーゼヴァンスを招き、ビンデバルト伯爵、ザイツェン子爵ダールドルフ子爵夫人らと、グラーツ男爵夏の館で密談する。*53
09年夏 ゲオルギーネから手紙を受け取り、自身の夏の館にダールドルフ子爵夫人ら十名程を集め、収穫祭の時期に合わせた白の塔事件の計画を練る。*54
09年冬 ジョイソターク子爵にビンデバルト伯爵の身食い兵を譲渡する。*55
    冬の洗礼式にて、ローゼマインを襲いを飲ませ、連れ去ろうとするが失敗する。*56
    襲撃に関してジルヴェスター夫妻、カルステッドボニファティウスフェルディナンドらから尋問を受ける*57
13年夏 自身の夏の館で、ゲオルギーネとゲオルギーネに名を捧げた者達とで密談する。*58
13年秋 ダールドルフ子爵夫人より、エーレンフェストの聖典の鍵を受け取り、ベティーナへと送る。*59
13年冬 捕縛され証拠となることを避けるため、自爆を偽装して逃亡。*60
    エーレンフェストのメダルは廃棄されシュタープを失うが*61、アーレンスバッハ貴族として登録される。*62
14年春 左手に義手の魔術具をした側近としてゲオルギーネに仕える。*63
15年春 ゲオルギーネのエーレンフェスト礎争奪に参加する。
    陽動作戦か土地勘のあるゲルラッハ領に旧ベルケシュトック騎士団・ギーベ軍とともに侵攻し土地の魔力を奪う。*64
    ギーベ・ゲルラッハの夏の館の制圧に成功し、混戦する戦場に向けて毒を散布した。*65
    ローゼマインの護衛騎士達によって討たれた。*66

作者コメント

2017年 06月08日 活動報告 2017/06/21 感想返し
グラオザムは優秀ですよ。
この時(09年夏、白の塔事件計画の会合時)はトルークを使っていません。この後、計画を聞いたゲオルギーネから送られてきます。
最初の餌食は第三部Ⅴで馬鹿なことをする貴族です。(※ジョイソターク子爵だと思われる)
>かつてのゲオルギーネのジルへの嫌がらせに加担していたのか
そうですね。ゲオルギーネと一緒に計画する方でした。
>策略はグラオザムでゲオルギーネ本人の能力は並レベル?
優秀さを出したところでアーレンスバッハの第一夫人がアウブ・エーレンフェストにはなれませんし、策略を立てるのは別にゲオルギーネの仕事ではありませんからね。
この時のゲオルギーネにとって大事なのは、言質を取らせずに自分の望む結果を得ることなのです。
2018年 02月21日 Twitter
>キャラ設定
敵役のゲオルギーネやグラオザムも多い。

描写上の不整合

コメントの議論よりまとめ)
ゲルラッハの礎を奪った際に「館の防衛機能を最高まで上げ」「血族、上位管理者である領主一族しか入れなく」したが(616話「ゲルラッハの戦い その2」)、マティアスが入れた以上(617話「ゲルラッハの戦い その3」)、血族であるグラオザム本人でなければならない。しかしこのグラオザムは「右手でシュタープを振るった」(617話「ゲルラッハの戦い その3」)と書いてあった。後から設定が追加され、「メダルを破壊されたため本物のグラオザムはシュタープを使えませんでした」(640話「アルステーデの話」あとがき)とされたので、これは影武者となり、どうあっても矛盾となった。これを整合させるため、617話でグラオザムの右手はシュタープを持っていない描写に改稿された*67
  • それでも617話でグラオザムは光の網を使ってコルネリウスから「見覚えがある」と反応されたままなので、やはりシュタープ無しなのは無理がある
    • 書籍版第五部IXでも改稿なし。グラオザムが268話と617話で使用した光の網が同一とすれば、グラオザムが数多く準備した魔術具の内の一つと解釈するべきかと思われる(260話でフェルディナンドが使用し、365話でおそらくシュタープから変化させる呪文があると判明した広範囲用の網の代用品のような物として文官が使用する魔術具だったという解釈)
  • またグラオザムが617話で示した「オルドナンツ避け」も、325話(書籍版第四部III)に「シュタープを持っていない相手にオルドナンツは使えない」と明記されているため、「銀色の衣装をまといオルドナンツが届かないように」する必要も無かったことになり、筋が通らない
    • 書籍版第五部IXでも改稿なし。最大限に解釈を挟むのであれば、325話で示されたのは「神の意志を取得したことが無い者(平民・貴族の年少者)には届かない」という事実であり、メダル破棄でシュタープを失っても体内に取り込んだ神の意志は残り、オルドナンツはそちらを目標に到着できる、というもの
  • そもそもグラオザムがゲルラッハの礎を奪取した時にシュタープ抜きだったら、魔力の染め替えに時間・経済的コストが掛かりすぎて、侵略戦術上の妨げとなるはず(礎からの魔力の抜き取りは魔術具で可能にしろ、抜きすぎる前に魔力を注がねば夏の館である白い建物は崩壊する)
    • 書籍版第五部IXプロローグにて館の礎を書き換える場面の描写が追加。「ゲオルギーネに教わったやり方」で短時間で所有者を書き換えている。シュタープも必要なく、直接魔力を注いでいる。198話でローゼマインが小神殿の守りの魔術具に直接魔力を注いでいる様子と類似していると推察できる

コメント

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  • ゲオルギーネに名捧げしているし、ほんの少しでも倒すのが遅れていれば勝手に死んでいたと思うとゲオルギーネの特攻のタイミングは本当にあれで良かったのかという疑問が。 (2020-05-26 03:24:32)
    • 特攻のタイミング含め、特攻するメンバーにグラオザムを入れなかったのも失敗だっただろうか。 (2020-05-26 03:26:38)
    • どうだろうね?奇跡的にずれなければ礎の間の即死毒で終わってた話でもあるから (2020-05-26 06:13:54)
  • 三部Ⅳのエピローグ以外で白の塔とロゼマが毒を受ける事件の狙いについてゲオ勢力の視点での言及ってどっかにありますか? (2020-05-29 19:58:12)
    • 狙いが書かれてるのはそこだけだと思う。 (2020-06-13 22:28:30)
    • 元々旧ヴェローニカ派およびゲオ近傍者の視点話は少ないから。 書籍第二部IVプロ(ベーゼヴァンス)、書籍第三部IVエピ(グローリエ)、書籍第四部VIIIエピ(ディートリンデ)、書籍第四部Vプロ(マティアス)、第456話(マティアス)、書籍第五部I購入特典SS(バルトルト)、第521話(マルティナ)、第568話(ディートリンデ)、第569話(ディートリンデ) で全部。こうして見ると、書籍化のおかげで随分補強されたね。 (2020-06-14 12:33:25)
      • あ、ローデリヒ視点とミュリエラ視点が抜けた……。 (2020-06-14 12:38:16)
        • 追加修正⇒書籍第二部IVプロ(ベーゼヴァンス(神殿長))、書籍第三部IVエピ(グローリエ(ダールドルフ子爵夫人))、SS43話(ローデリヒ)、書籍第四部II購入特典SS(書籍短編I)(ローデリヒ)、第四部IVエピ(ギーゼルフリート(アウブ・アーレン))、書籍第四部Vプロ(マティアス)、書籍第四部VI SS(ローデリヒ)、書籍第四部VIIIエピ(ディートリンデ)、第456話(マティアス)、書籍第五部I購入特典SS(バルトルト)、書籍第五部I SS(ミュリエラ)、第521話(マルティナ)、第568話(ディートリンデ)、第569話(ディートリンデ) (2020-06-14 12:50:59)
          • サンクス。特典SS2本以外は読んでるけど、敵側の行動目的がいまいち理解できないところがあったからどこかで書かれてるかなぁって思ったけどあんまり敵視点での描写は多くないのね。ロゼマを攫ってどうするつもりだったとか、ターニスベファレンは誰が何の目的でエーレンフェストに嗾けたのかとか、アウレたちの星結びのときに襲撃計画を立てた目的とか、いつかどこかで書いてくれないだろうか (2020-06-14 18:58:44)
            • 確定した記述があるわけではない推測で、ゲオルギーネのコメント欄に書いたことだけど、アウレーリア達境界門での星結びのときの襲撃未遂は通常なら馬車で運ばれる儀式道具一式に含まれる聖典と聖典の鍵の強奪でしょうな 聖典の鍵を使って神殿図書室から礎に入って染め替え領地乗っ取り ターニスはフラウレルムのコメント欄では「指示にないことを勝手に単独でやらかしただけでは?」説が出てる (2020-06-14 19:08:30)
              • そのコメ見てきました。星結び襲撃計画は聖典の鍵狙いの可能性高そうですね。 (2020-06-16 01:57:01)
  • ビンデバルト伯爵や前神殿長とともにマインをさらう計画立てていたからその顛末を当然知っていただろうにどうしてゲオはロゼマに知らされるまで前神殿長の死を知らなかったんだろう。ゲオと親密なことを知らなくて知らせる必要を感じなかったのか(そんなことはないと思うが)。 (2020-07-14 15:17:23)
    • あの当時だと、知らせても悲しませるだけだと思ったとか? (2020-07-14 15:25:33)
      • 当時は第3夫人だからね。 (2020-07-14 17:55:43)
    • 閑話 お茶会によればヴェローニカが幽閉されたことも知らないみたいだな。主への報告ひどすぎないか。 (2020-07-14 15:38:40)
      • 失脚後すぐにアーレンスバッハと接触したら関与してるって言ってるようなものだから? ビンデバルト伯爵が連絡役だったら代わりが必要だったのかも。 (2020-07-14 17:31:35)
        • ビンデバルトが領主一族を害したということで、領主会議時アーレンはエーレンから抗議された。罪をすべてビンデバルトに被せたので、エーレンーアーレン間の秘密連絡ルート/ビンデバルトコースが途絶したのだろう。加えてアーレン第一夫人を高みに上げたことでゲオもいろいろ忙しく、連絡ルートを再稼働する暇がなかったのかも? ゲオ自身ビンデバルトがエーレンに処罰されたと知りながら、ベーゼヴァンスの状況を探らせてる様子がないんだから…。 (2020-07-14 17:56:53)
          • エーレン在住側からすれば犯人捜ししてる一番ヤバい時期に接触したくはないだろ…ゲオはアーレン内で疑われて情報隔絶される立場になるだろうからアウブから聞いてなくても不思議でもないはず。 (2020-07-14 22:48:13)
  • グラオザムはゲオに恋情を抱いていたのかね。自分の息子(マティアス)よりゲオが大事だったようだし。ゲオの邪魔だから息子に死ねと言ってるし ロゼマ命のハルトムートと同じなのかもしれないけど主の性格が黒いと従までとことん黒くなる見本見たいな存在のグラオザム (2020-07-22 02:23:23)
    • その可能性もあると思う。あとは元からの心酔にあわせて、トルークの集まりに参加による洗脳もかな。例えば邪魔者を排除するように命じられたり、礎を奪う協力者を集めるように命じられたら、名前に縛られトルークに侵されて逆らうことも考えず堕ちてるのかもしれない。 (2020-07-22 10:42:25)
    • 地球だと殉職とか平気である時代の人だから忠誠を誓う事がアイデンティティだったのかもしれない。ハルムート・クラリッサみたいに過去にゲオからその後の人生を縛る様な強烈な感動を受けた事があるのかもね。 (2020-07-22 14:00:10)
      • ゲオにロゼマのような特別に人を感動させられるような能力があるようには思えないな 息子マティアスにロゼマのように祝福を貰った事があるか特別な事をしてもらったことがあるかと問いかけられて顔を真っ赤にして激昂するのみでゲオに大切にされた様子もないようだし あるとすればゲオの毒婦的な雰囲気に心底落ちたとかか (2020-07-22 15:30:20)
        • ゲオルギーネの項目でそれらを議論していた過去ログが以前あったが、うろ覚えでまとめると「メタ視点でいうとヴェロやゲオが忠臣を得るには、家族ぐるみで洗脳教育して名捧げ強要という設定が必要なほど、実態は魅力・能力がない」「こんな過酷な状況では『自分たちはすばらしい主に仕えているすばらしい貴族』とプライドを保つためにヴェロ派が逃避するのも無理はなく、洗脳教育も大きな要因であろうが実際に『自分たちがすることは絶対正義』という幼稚な思想を持つ者が名捧げしたヴェロ派には多い」というのだったかな。両名とも身内に甘いアウブと犯罪が権勢誇った主な要因だったし、実際は貴族・人として忠誠を誓われるほどの人物ではないというのは納得いく気はする。 (2020-07-23 12:41:53)
          • 心理学でいうところの合理化は確かにあるかもな。自分たちが苦労しているのだからその苦労に見合うだけの器がゲオにあるはず、ないというのであれば今までの人生で苦労してきた意味がなくなる、なのでゲオにはその器があると信じなくてはならない。ただまあ派閥を拡大することは得意なのでヴェロの派閥を吸収して自派を拡大している時期は先があるように見えたんじゃないかな。 (2020-07-23 14:19:37)
            • ほぼあり得ないけどもし名前を取り戻す事が出来てたら、今まで報いられた事が無い事を理由にゲオルギーネから離れたりしてたんかねえ? (2020-09-07 15:16:24)
              • 名捧げの強制力か命惜しさでやってたなら変わる可能性があるけどグラオザムはゲルラッハ襲撃までずっと自分の意思で動いてるんじゃないかな?なんでそこまで従ったのかは上の作者コメントでこの時点ではまだ語られる時ではないと書かれてる。 (2020-09-07 17:18:44)
                • 自分から名捧げしたにしてもこれまで何も与えられた事が無くどれだけ尽くしても全く見返りが無いと忠誠心が揺らいできてもおかしくないけどな。ゲオに名捧げした奴の中には「仕える主を間違えた」と嘆いてる奴がいる可能性すらある (2020-09-07 18:00:33)
                  • 自分の想像でしかないけれどたぶん マティアスの兄たちはそう思ってるかも (2020-09-08 06:36:31)
                    • ほとんど会った事無くて名を捧げた数日後には100%処刑の粛清だもんな (2020-09-08 06:51:09)
                      • 後悔しただろうけどそれはゲオが悪いのでなく自分の判断の責任。他領に絶対の忠誠を誓ったことが発覚したら処分されるのは必然でしょう。それ内部工作員ですもの。 (2020-09-08 08:27:31)
  • 結局どうやって粛清の際、館から逃げ出せたのか謎のままだな・・・ (2020-12-22 13:12:40)
    • 想像するに…執事がボニファティウスを足止めしている間に転移陣で冬の館から貴族街のどこかに移動。影武者に自分が使った後の転移陣を燃やさせて、爆散させた。。シャルロッテの洗礼式当日の身食いやダールドルフ子爵夫人の死亡は焦げ臭い描写がなかったから、何かを燃やした可能性はあるはず。転移先に銀の布を用意して被っておけば、魔力で見つかることはない。商人の馬車なんかに紛れてエーレンフェストの街を出れば街の結界の影響もないので騎獣でゲルラッハへ戻った…と言ったところかな。 (2020-12-23 07:30:06)
      • 人を移動させる転移陣が「アウブにしか設置できない、アウブの許可と魔力がなければ動かせない、人を転移するための転移陣」と言われてるから、別の手段だと思うけど情報足りないね。 (2020-12-23 07:45:53)
        • ああ、そこ忘れてた。なら銀の布で操作の目を欺いた可能性が一番高いか。 (2020-12-23 08:08:09)
    • 銀の布を纏って地下の魔力食らいを突破したと思った。当時は「魔力を通さない」特性が知られてなかったから、ノーマークだろう。ゲオルギーネが神殿の水路を知ってたくらいだから、エーレンフェスト街の地下データを入手してたと思うし。 (2020-12-23 09:15:58)
    • 左手はどうやって切り落としたのだろう? 潔く死亡を誤魔化すつもりで切らせたのか、ロイエーア辺りが掴んで離さなかったから自分から切ったか、爆発に巻き込まれてやむなくか…。 (2020-12-23 09:21:18)
    • そもそも騎士団突入時に現場に居てたのか? 残っていた腕は影武者のものでは? いや本人も片腕になってからその場にいたんだと思うけど、「粛清時に冬の館に本人がいた」というのも疑えるよね。 (2020-12-23 13:47:24)
      • 神殿アタック前だし、冬の社交がある貴族街で影武者はさすがに使わないから本人で間違いないと思う。片腕は偽装死のためが濃厚かな・・・。そこまでやってもメダル廃棄されちゃったけど。 (2020-12-23 21:37:54)
        • ゲオルギーネが神殿を襲撃する前の重要な会合だから、グラオザムは出席していたはず。リーダーがいなかったら、何のために集まったんだ? メダルと照合して腕が本人のものと確認されたことでもあるし。 (2020-12-23 22:36:07)
          • 魔力による本人確認を回避する方法はある。 身食いを買ってきて何度か半殺しにしてエヴェ印持たせて染めれば、ロゼマ同様の体質になる。あとは魔術的に容姿をそれっぽくすりゃ魔力的な意味でも影武者完成。この影武者の腕であれば魔力的に照合してもグラオザム本人認定はできてしまう。 まあ、その場にいたのは本人だろうけどね。 密かにエレーンを脱出した方法のいち考察として、そもそも粛清の冬にエーレンにいなかった説を提唱したまで。 (2021-01-08 13:48:53)
            • エヴェ印なくても染まりやすい体質だから、短期間ならそこまでリスクある方法はとらなくてもいいかなと思う。印があると戻らなくなってしまうだけ。 (2021-01-08 15:51:17)
              • 身食いで神々の化身を量産すれば、各領地の魔力不足問題って簡単に解決するのでは… (2021-01-15 17:04:28)
                • 神様もそうホイホイ来ないだろう (2021-01-15 17:10:47)
                • シュタープ取得までに始まりの間に行けるだけの圧縮ができる身食いがいるんだろうか?設定的に普通無理ですねになりそうだが (2021-01-15 22:10:47)
                  • 身食いって中級並みのディルクが作中生まれつきの魔力では最高だったし、下級から王族以上の魔力になったロゼマが量産できるなら下級貴族なんて作中存在してないだろうね。 (2021-01-15 23:46:17)
                • 領地のためであっても、貴族の保身があるのでそんなことをしようと思う者は珍しいだろう。いかにジルヴェスターの立場が悪く、奇特でありえなかったことか。 (2021-01-16 01:09:51)
        • ボニ爺の殴り込みからメダル破棄までどれくらいの時間があいたのだろうか。その時間内にグラオザムはエーレン領を脱出せねばメダル破棄に伴って死んでしまう。 と、考えて殴り込み時に貴族街にいなかったと仮定すると、貴族街脱出方法を考えなくてもよくなる利点がある。 (2021-01-13 15:54:43)
          • 銀の布をかぶっているとオルドナンツが届かない、つまり魔力的には「領地外にいる」と認識させることも可能では?騎獣に乗れないから移動速度は落ちるけど、いつメダルを破棄されても平気。 (2021-01-13 16:18:17)
  • ふと思ったけど、マインが行った記念式のゲルラッハにいたグラオザムは影武者だったんだよな。どこにいたんだろう。 (2021-01-22 09:57:47)
    • 翌日の襲撃の仕込みじゃないかな。フェルは真グラオザムと面識あるはずなのに影武者だと気づいてないのもおかしいと思うんだよね。 (2021-01-22 10:17:19)
      • なるほど、襲撃の仕込みか。声が耳に残るほどの面識、あるかな……? グラオザムとフェルディナンドの在学が重なってるわけないし、フェルディナンドは在学中の大半を貴族院で過ごしたし、卒業後は騎士団長になったし、執務はジルヴェスターの分を手伝っていたくらいだし、ヴェローニカの嫌がらせで神殿に入ってからはたぶんまだ青色が多い頃で、ヴェローニカ派の領地に向かわされていないと思うんだよね。むしろヴェローニカ派とは距離を取っていたんじゃないかと思う。顔を知っていたくらいかも? (2021-01-22 10:34:10)
        • ヴェローニカ派中心人物にしてギーベ・ゲルラッハなんだから、知ってて当然なんじゃないかな。警戒すべき相手を知らんでどうする。 (2021-07-14 20:48:10)
      • 順序は逆になるけど3部末の襲撃実行犯がグラオザム本人であるなら広間の影武者は衆目の中ばれなかった実績がある (2021-01-22 11:03:14)
        • ゲオから教わった領主用隠し通路で広間に戻ったのでは? つまりロゼマ捕獲も広間でアリバイ証明したのも真グラオザム。 さすがに城に影武者は入れられないんじゃ。 (2021-01-22 13:20:04)
          • 見た目を写し取る魔術具があるくらいだから、変装は簡単なのかも。さらに魔力の色まで同じだと影武者を見分けるのは難しいかも知れない (2021-04-24 17:16:23)
            • 魔力感知がある世界だから、魔力の色だけじゃなく魔力量まで同じくらいないと影武者が務まらないんじゃないの? 身食いを中級上位の魔力量にする必要があるから、仕立て上げるの大変だろうなあ…。 (2021-07-13 20:58:19)
              • 大変だろうから3人しか居なかったとかね。犠牲になった身ぐいの数は…。 (2021-07-14 04:55:20)
                • 恐らく身食いの身体へ直接自分の魔力で染めた魔石を埋め込むことで影武者を作った。さすがに体内に魔石ができるまで身食いを何人殺すことになるかわからず効率が悪いから。その施術法を用いて自らの身体へも魔石を埋め込みパワーアップしたと思われる。この場合あえて身食いでない単なる平民でも手術の練習になるしうまく行けば平民を使い捨て身食い兵として活用できる。まあその過程でも何十人か死なせてるだろうけど。 (2021-07-14 11:39:22)
                  • 魔石を体に埋め込むのって本編とかふぁんぶっくに描写あるん? 教えてえらい人 (2021-07-15 01:58:54)
                    • ゲルラッハ館に籠ったグラオザム(改)のほかは記憶にないな。ただ、影武者はシュタープを持てない。それを誤魔化すために影武者の腕に何か仕掛けをしていた可能性はある。それにグラオザムの改造が初めてではなく、過去に人体実験をしていた…のだろうね。 (2021-07-15 07:01:42)
                      • 外科手術の腕前においてはユルゲンシュミット一だったのかも。某フランキーのように自ら改造手術をしたのであれば、背中側へ魔石を埋め込むことができず実はまっさらの無防備状態だったりして。シュタープでブーメランのような曲射武器を作れれば,背中は一撃必殺の弱点だったかもしれない。 (2021-07-15 20:08:34)
                      • はー、グラオザムの魔石人間描写、魔石埋め込んだって読み方もできるんか。面白い説だな。もれは、素材を魔石にする時みたいに、大量の魔力のせいで体の内側から魔石化してるのかなって思ってた。許容量以上の異なる魔力を無理にぶち込むとそうなるんかなーって。 (2021-07-30 23:10:39)
                        • 上腕部に魔石を埋め込んだだけでは、腕形に再生するとは考えにくい。魔石を埋め込んだというか、義手の魔術具が意のままに動くように継ぎ目等に魔石を多用していたら結果的に融合した、というように読んでいた。作為か不作為かは不明だが。 (2021-07-31 06:27:47)
                  • 推測にすらならない妄言で草 (2021-07-15 09:26:29)
          • グラオザムが影武者を使ったとすれば、①領主用隠し通路で広間へ戻り影武者と交代したのち彼を始末する②そもそも宴に出ることなくローゼマイン襲撃後こっそり森を脱出し帰宅する。①ならば入れ替わりが上手くいかず露見するリスクがあり②ならばわざわざローゼマインを誘拐してもテリトリーへ連れ去ることが難しい(魔石にする方がはるかに簡単)。いずれにせよ成功率が低い作戦だと思う。 (2021-04-24 21:57:32)
  • 3人息子がいて、次期ギーベの長男が多分文官、次男のヤンリックが側仕え、三男のマティアスが騎士っていうコース選択。情報収集とか人脈形成とかの理由で、グラオザム意図による3人バラバラのコース選択なのかな? マティアスは野菜好きで体格が大きくないのに騎士だから、違和感があって。ヤンリックもマティアスも考え深げで、文官が務められそうだし。 (2021-07-17 21:01:42)
    • でも、指揮官タイプはエーレン内では貴重だよね。レオノーレもマティアスもアレキに行ってしまったが。同世代の騎士の中では頭一つ二つ抜けてる様な。 (2021-07-18 03:15:36)
    • ふぁんぶっくによると文官でも良かったとあるし、親の意向の時はそう書かれるから、マティアスが自分で選んだと思うよ。入学する年の子供部屋では騎士の戦いに純粋に憧れている様子を見せている。 (2021-07-18 08:40:57)
  • アニメ版(3期1話)を見ると、ヴォルフを使ってたのはグラオザムっぽいな (2022-04-14 06:10:58)
    • でもグラオザムが平民商人なんぞとサシで、しかもあんな小汚い部屋で顔を合わせるってのも違和感あるんだよね。 演出的にしょうがないんだろうけど。影武者かな。 (2022-04-14 10:34:52)
      • それは思った。しかもヴォルフ君、めっちゃ普段着やんけwwwっていう (2022-04-14 15:43:39)
        • グラオザムはゲオ様のためとあらば小汚い平民と膝を突き合わせ、直接言葉を交わすことも厭わぬ勤勉なギーベなのだ。前神殿長を上位者扱いすらできるからね! (2022-04-14 18:17:53)
          • それは敬愛し崇拝するゲオをアーレンに追いやった憎きヴェロの出来損ないの弟ととるか、敬愛し崇拝するゲオが大切に思っていた叔父上ととるかで対応した時の心境が180度違う。 (2022-04-14 20:52:46)
  • グラオザムがゲオルギーネに名捧げを教えたんだね…側近として最も親身に支えていたけど,マティアスの問いには目を合わせようとしていなかったから、供えているうちにゲオの心象が変わったのかな? (2022-04-23 16:40:54)
    • 名捧げ前の名捧げ石を見せたり、実際に活用できる状況下で、名捧げで実際に部下を作るべきと示唆したりしたのは、グラオザムが初めてだったというところではないかな。 「2020年 03月10日 活動報告 2020年 04月10日 感想返し」との整合性を考えると、名捧げの存在自体はヴェロから教わってたけど、名捧げ前の名捧げ石は見せられなかったろうし、洗礼前の幼少時かつジル誕生前だったのでぴんとせずに終わっていたというところだろうね。 (2022-04-24 10:51:33)
    • 単純に、息子の主に対する思慕の強さを見て、若かりし日の自分を思い出したり、こいつはやっぱり自分の息子だなと思ったり、逆にこんなに素直に思慕PRできるなんて、貴族としては問題だけど人としては羨ましいと思ったりしたという可能性もあるので、なんとも……。 (2022-04-24 11:01:22)
    • その辺りは、書籍版第五部IXでかなり加筆されていて、自分の忠誠心を見損なわれたと捉えて、怒り心頭だっただけと判明。 ちなみに、マティアスの結論:グラオザムは、ハルトムートに似ている。但し、ハルトムートのように、主賛歌を長々と語ったり、主に祈りを捧げたりはしないので、ハルトムート程、分かりやすくはない。(CD8特典SS「祝勝会の裏で」) (2022-08-11 07:23:44)
      • 作者曰く、ゲオは味方には優しい(2016年 07月06日 第588話「礎の魔術」あとがき)そうだし、グラオザムは、不要になった自分の身食いをあっさりと殺す(第456話)のに対し、ゲオは、エーレン攻めの為の侵入の時点でも、自分を案内してくれた身食いに、報酬として、身食いの熱を放出する為の魔石を多めに渡させたりしている(書籍版第五部VIIIエピローグ)から、書き下ろし部で明らかになった忠誠心も踏まえると、グラオザムは、最後まで、ゲオは「部下に報いない主」であるとは思っていない可能性も十分ある気がする。 (2022-08-11 07:39:36)
        • フラウレルムとかへの対応見るに、ここでいう優しいは単に味方は叱らない、役にたったら自分に負担かけない程度の報酬なら渡す程度なだけかと。負担というか自分に火の粉がかかりそうなら見捨てるの前提で使い捨ててますし (2022-08-11 15:09:52)
        • そもそも側近にとってはよりその立場にふさわしいことが一番の見返りなわけで、ローゼマインの心配りっていうのが一般的では無いのだと思う。そして最も領主にふさわしいと思う主に仕えたマティアスは、その立場以上の献身に感動していて、自分の主よりゲオ様が領主にふさわしいのかと問いかけたのだと思う。 (2022-09-12 10:03:10)
          • フェルディナンドは名前捧げさせて「ハイ終わり!」じゃなくて、そいつらに相応しい主になる努めなければならないと言ってたな。部下を犯罪者・売国奴にし領地を荒らすゲオの行動のどこに矜持があるのか (2022-09-12 10:50:29)
            • グラオザム達の献身は矜恃なのよな。主を領主にしてあげられなかった、側近として、後援する貴族としての責任みたいな。ゲオルギーネの心情はもはや意地なのよな。矜恃は既にヴェローニカが砕いちゃったから。 (2022-09-12 14:18:47)
              • グラオにとっては「ゲオが主失格」なことより、自分が「ダメな主に仕えたかわいそうな人」扱いの方がいやだから主題とずれた返答したんだろうな。 (2022-09-13 10:45:41)
                • かわいそうな人は否定しようもないけどね。ヴェローニカは自分の派閥が名捧げで切り崩されているのに気づいていたのに、名捧げした多くの貴族をエーレンフェストに置いていったわけだから。要はローゼマインがハルトムートを置いていったようなもの……無理やりにでもついて行けよグラオ。 (2022-09-15 23:58:11)
                  • 文官はスパイ扱いされて連れていけない。 (2022-11-06 15:08:26)
                    • 本編で動向を許可されることは少ないとあるので、絶対行けない訳では無い。婚姻、家族枠等。また名捧げ貴族にとっての主は領主より従う相手なので、充分移動理由になるかと。 (2022-11-06 17:12:24)
                      • 具体的には、ゲオの側仕えあるいは護衛の女性と夫婦になってついていくという手段もある。 (2022-11-06 17:46:23)
                        • 家族枠なら妹の家族枠で充分。 (2022-11-06 23:31:25)
                          • 側近ですと言って通してもらえない場合に側近の兄ですと言って通してもらえるとなぜ考えられるのかわからぬ (2022-11-07 02:10:24)
                        • 妻のロイエーアがゲオの側近だったら家族枠で移動できたかもね (2023-01-14 21:35:03)
          • 自分だけ安全圏で命を握って強制命令できる者に、失敗すれば処刑確実な行為強要している時点で主として逸脱している。ただの奴隷と主人。部下の安全なんか考えてないから命握られてないマティアスとかは離反した。 (2022-09-13 10:49:52)
  • この人の死因がゲオルギーネの死亡だったりするのだろうか (2023-01-13 16:28:59)
    • 身体に埋め込んだ魔石が金粉化しつつある状態で、複数の黒の武器を突き立てられて魔力を奪われ直後に魔石化した。ちょうどその瞬間ゲオルギーネが死亡した可能性もなくはないが、そこまでタイミングを合わせるのは神でもなければ困難だろう。 (2023-01-13 16:47:27)
    • それ以前に、名捧げさせて領地を割りましょうよ!ジルヴェスターを排除しましょうよ!売国手伝いますよ!とか言ってる佞臣で、長年主を悪い方向へ導き続けて最終的に死に追いやったとすら思ってる。 (2023-01-13 16:49:44)
      • それは正解。ジルヴェスターが生まれたのはゲオルギーネが洗礼前だから、そもそも洗礼後に他領に嫁ぐ可能性を見越したり、コミュニケーションを促す形で側近が導けば不幸はなかった。ゲオルギーネって考えを溜め込んで話し合いを放棄するから、側近による夜情報交換や報告が必要なのに。 (2023-01-16 02:26:19)
    • 名捧げした者の末路は爆発みたい感じだからグラオザムはゲオルギーネが倒される前にやられてる (2023-01-13 17:01:36)
最終更新:2023年02月18日 16:49

*1 この時点ではキャラの名前が明かされておらず、兼役モブ扱いのためキャスト一覧にも表記なし/ふぁんぶっく2 「本好きの下剋上」ドラマCDアフレコレポート

*2 アニメ版では「ゲルラッハ子爵」表記

*3 番外編12話

*4 第529話 周囲の変化と春を寿ぐ宴

*5 第617話 ゲルラッハの戦い その3

*6 書籍版第四部Vの初版第一刷でのみ、プロローグにて、シドニウスと記載されている。電子版では名前が削除されたことから、長男にギーベ・ヴィルトルの名を貰ったのではなく、単純な誤記と考えられる

*7 書籍版第四部Vプロローグ

*8 13年冬の粛清時に死亡、ふぁんぶっく6 Q&A

*9 第534話 加護の再取得 後編

*10 書籍版第五部VIII 登場人物 アーレンスバッハの貴族

*11 バルトルト達の母との姉妹順は不明

*12 ふぁんぶっく4 キャラクター設計資料

*13 第272話

*14 書籍版第四部V プロローグ

*15 第452話 聖典の行方

*16 ふぁんぶっく4 キャラクター設計資料・書籍版第四部VIIIのイラスト登場時=13年夏時点で40歳、かつ、冬生まれ

*17 ふぁんぶっく4 キャラクター設計資料

*18 第617話 ゲルラッハの戦い その3「……グラオザムには影武者が三人はいましたから」

*19 第620話 それぞれの武勇伝 その1

*20 第621話 それぞれの武勇伝 その2

*21 第622話 それぞれの武勇伝 その3

*22 第456話 閑話 選択の時「兄上は今回の来訪で二人ともゲオルギーネ様に名を捧げた。一生をゲオルギーネ様に尽くすのだろう。父上のように。」

*23 第376話

*24 第534話 加護の再取得 後編

*25 書籍版第ニ部IV プロローグ

*26 ふぁんぶっく7 Q&A

*27 第456話 閑話 選択の時

*28 書籍版第五部VIII エピローグ

*29 第147話 襲撃

*30 書籍版第ニ部IV プロローグ

*31 実際、ヴェローニカが排除され斜陽気味かつ自派閥唯一にして旗頭の領主候補生ヴィルフリートを欠いたヴェローニカ派の援護が本当に処罰を覆せるほどの力となれるのか、援護が成功してもヴィルフリートが嵌めた元凶に対して恩を感じるのかなどの問題がある

*32 書籍版第三部IV エピローグ

*33 第272話 閑話 洗礼式の日のおじい様 後編

*34 第617話 ゲルラッハの戦い その3

*35 馬車を覆った闇の結界については、作中の推測通り「攻撃前に他領に逃げた他領の貴族」、ビンデバルト伯爵から魔術具を与えられた下級貴族並の魔力を持つ身食い兵、攻撃前にアウブの守護を受けたグラオザムの可能性がある。この内、他領の貴族であるビンデバルト伯爵は襲撃を行った身食い兵が帰って来なかったと発言(書籍版第ニ部IV プロローグ)しており、エーレンフェスト内のギーべの館には滞在していたが(ふぁんぶっく2 Q&A)、現場にいた可能性は低い

*36 第456話 閑話 選択の時

*37 第272話 閑話 洗礼式の日のおじい様 後編

*38 第450話 それぞれが見たもの

*39 第456話 閑話 選択の時

*40 第472話 儀式の研究と粛清の報告

*41 第523話 領主一族の会議 前編

*42 第617話 ゲルラッハの戦い その3

*43 第521話 閑話 ディートリンデ様の側仕え

*44 ギーベはおろか、アウブやアウブ教育を受けた領主候補生ですら知らなかった/第600話 転移陣、書籍版第五部VIII「エピローグ」、書籍版第五部VIII「ギーベ・キルンベルガ 動いた国境門」、書籍版第五部VIII「ブリギッテ イルクナーの戦い」

*45 書籍版第五部VIII エピローグ

*46 書籍版第五部IX プロローグ

*47 書籍版第五部IX グラオザムとの対峙 加筆箇所

*48 CD8特典SS お守りはハルトムート作製

*49 正確な時期は不明だが、ジルヴェスターが次期エーレンフェストとして確定する前(※要出典)/洗礼式でジルヴェスターの次期領主が決定し(前12年)ゲオルギーネが婚約を解消された頃(前11年)に名を捧げている、書籍版第五部VIII エピローグ

*50 第147話 フェルディナンドは見ているが、マインはグラオザムの顔を見ておらず、声だけ聞いている。後日、本人と声が違ったとローゼマインは認識している(第617話)

*51 書籍版第ニ部IV プロローグ

*52 第147話

*53 書籍版第ニ部IV プロローグ

*54 書籍版第三部IV エピローグ

*55 第272話

*56 第268話 ローゼマインはグラオザムの顔を見ていないが、後日、主に声でグラオザム本人だったと認識する(第617話)。また、ゲオルギーネから教わった大広間からの抜け道を使用したと作中で推測されている(第272話)

*57 第272話 祈念式の挨拶時の声との違和感をフェルディナンドが感じていないが、こちらも影武者なのか、単に声まで覚えていなかったのかは不明

*58 第456話、書籍第四部VIII「エピローグ」

*59 第456話、第589話 後書き

*60 第472話 儀式の研究と粛清の報告

*61 第523話 領主一族の会議 前編

*62 第617話 ゲルラッハの戦い その3

*63 第521話 閑話 ディートリンデ様の側仕え

*64 第615話 ゲルラッハの戦い その1

*65 第616話 ゲルラッハの戦い その2

*66 第618話 ゲルラッハの戦い その4

*67 「活動報告」2016年11月24日 http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1572756/