こちらのページでは、チョロQ・チョロQ.VER.1.02の小ネタについてまとめています。
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◆OPデモのブラック・マリア
タイトル画面でSTARTボタンを押さないでいると、オープニングデモが表示される。
このうちブラック・マリアがゼロヨンストリートを走っている物は、エンジン音が直前にプレイしていた装備と同じ物になる。
ゲーム機本体から起動した場合は必ずノーマル・エンジンの音になるが、
「グランプリをめざす」でエンジン+1を装備している状態でタイトル画面に戻ると
ブラック・マリアのエンジン音もエンジン+1のものになる。
このように直前に装備していたエンジンによって、ブラック・マリアのエンジン音は4種類に変化する。
あくまでもエンジン音が変わるだけであり、オープニングデモでの挙動は変化しない。
「とにかくあそぶ」「ふたりであそぶ」でも同様の現象が発生する。
◆楽曲担当、田辺文雄氏のインタビュー記事
複数タイトルにまたがるため、個別記事としています。
→
コチラ
◆走行距離バグ
坂道などを利用してバックし、バックした距離が前進した距離を超えた状態でメニューに戻ると発生する走行距離にまつわるバグ。
手順は以下の通り。
- ふつうのシャーシ、MTのミッションを装着(任意。バック時減速しにくくするための準備)
- ビッグドームを選択(フリーラン・スプリントレースどちらでも可だがフリーランのほうがオススメ)
- スタート後、左側にある崖にぶつかるまで登る(ここでギアをなるべく上げておくと後で減速しにくい)
- アクセルを離すと下り坂に沿ってバックしていく
- バックした距離が前進した距離を超えた後、メニューに戻る
結果はソフトのバージョンによって異なる。
初回版では、バックした距離から前進した距離を引いた分だけ走行距離が減る。
Ver1.02では、走行距離が300km/hほど一気に増える。
初回版かつ、走行距離0の状態(つまりはじめから開始したデータ)で上記の手順を行い、バックした距離が累計1kmを超えると、下記のように
走行距離欄がバグる。
ただしはじめからのデータではビッグドームを走ることができないので、かわりにトンネルショートを選び、ゴール手前のジャンプ台を利用してバックする必要がある。
この現象は
チョロQ2にも引き継がれており、Ver1.02と同じ結果になる。
しかもそちらでは任意でバックができるようになったため、より手軽にバグを引き起こせるようになってしまった。
◆クイックターン
チョロQ2と3にも共通する仕様およびテクニック。
本来、ハンドルを切り始めてから旋回速度が最大に達するまでには多少時間を要するが、
ハンドルを左右どちらかに切って旋回速度が最大になった後、ハンドルをニュートラルに戻さずすぐ逆方向に切ると、その方向への旋回速度が瞬時に最大に達し、素早く曲がることができる。
スリップしていると上手く曲がれないので、事前にある程度スピードを落としておく必要がある。
慣れるまでは予想外の急旋回によるミスの原因になりがちだが、
上手く使えば、S字やシケインのようなハンドルを細かく左右に切る場面やカーブのライン取りの調整など、幅広く役に立ってくれるテクニックだ。
ワンダフォーでは本仕様が削除され、テクニックとして使えなくなった。
◆左右で異なるタイヤの白煙
本作のみの仕様として、左と右とで異なるタイプの路面(左は舗装路、右は路肩など)を走ると、
タイヤから出る白煙も左右で違うものが出る。
なお実際のグリップ値は、ほとんどの場合左右のうち低いほう(正確には大きいほうのアドレスのグリップ値)が適用されるので、スリップを防ぎたいのなら路肩には少しでも入らないように気を付けたい。
◆EDデモのプレイヤーカーのセッティング
冬のワールドグランプリをクリア後、上級サーキットをオートで走るエンディングデモが流れるが、
このときのプレイヤーカーの装備は、ウィングのみグランプリ最終戦で装備していたものを引き継ぐ。
性能が変わる影響でプレイヤーカーの走りも変化しており、
ウィングなしの場合はロードバスターと一緒にヘアピンでのコーナリングをミスして壁に激突したりする。
◆ヒール&トゥ
×ボタン(アクセル)と□ボタン(ブレーキ)を同時押しすると、控えめに減速しつつ×や□を単押しするより滑りやすい状態になり、ドリフトがしやすくなる。
スピードが足りない時やグリップの強いレーシングタイヤを履いている時でもドリフトができるので、ドリフト走行の強い本作では覚えておくと便利。
次回作のQ2以降は、同じ操作をしても特にグリップが落ちたりしない模様。
ちなみにヒール&トゥとは、アクセルペダルとブレーキペダルを踵と爪先で同時に踏む実車のドライビングテクニックのこと。
◆ビッグドームの天井
通常、
ビッグドームには天井があるが、「ふたりであそぶ」モードに限り
天井が開放されており青空を拝むことができる。
コマ落ち軽減のための措置だろうか。
◆森と泉のコースに刺さる剣
森と泉のコースの滝裏の洞窟の出口付近の左手には抜け道があり、その奥には
一本の剣が土台に刺さっている。
この剣は「闘神伝」シリーズの登場人物「カイン・アモウ」の所持する西洋刀「エクスカリバー」とのこと。
このような闘神伝シリーズのオマージュはタムソフト開発のチョロQでは恒例で、
次回作や
次々回作にも同シリーズの登場人物の武器が刺さっているスポットがある。
◆せいそうしゃのセッティング
スプリントレースで最下位を走る「ライバルカー09(せいそうしゃ)」は、プレイヤーが最下位以外のポジションからスタートした場合、セッティングがプレイヤーの初期装備と全く同じものに変化し、コースによって極端に遅くなったり速くなったりする。
例えば
初級サーキットや
森と泉のコースのような他のライバルのペースが遅くカーブが緩やかなコースでは、最高速度が大きく上がることにより入賞圏内に食い込むほどの走りを見せるが、
ゲーム後半の急カーブのあるコースでは、ステアリングなどが弱くなることが災いし通常より大きく遅れてしまう。
特に
アップダウン峠では、崖がせり出しているエリアを超えられず
1周し切ることすら不可能に。
また
トンネルショートでは、カーブを曲がり切れなくなる影響で、通常ライバルが使用することのない
ショートカットに入ったりすることもある。
なお
スペシャルサーキットでは、1位のポジションにブラック・マリアが食い込むため、ライバルカー09に代わりライバルカー08が初期装備化の被害に遭う。
この現象が起きるのは、以下の2点の要因によるもの。
一つは、各ライバルのセッティングが、車ごとでなくその時のスタートポジションごとに変わること。
例えばライバルカー03の場合、プレイヤーのスタートポジションが4位以下だと3位開始となり、3位用のパーツが割り当てられ、
プレイヤーのスタートポジションが3位以上だと4位開始となり、4位用のパーツが割り当てられる…といった仕組みになっている。
そのため、ライバルカー09のみならず他の車もプレイヤーのスタートポジションによってパーツの強さが多少上下している。
もう一つは、10位用のパーツがコースを問わずプレイヤーの初期装備と全く同じものが設定されていること。
本来スタートポジションが1つ変わったくらいでは最高速度が少し違うくらいで性能に大きな差はないのだが、9位用のパーツとプレイヤーの初期装備とでは性能がかけ離れているため、走り方も上記のように目立って変化してしまうのである。
◆スペシャルサーキットのライバル
スペシャルサーキットで走らずに放置していると、ライバル達が4周目に入ったあたりでライバル達がコースに沿って走ることができなくなり、
ひたすら壁に衝突し続けるようになる。
◆説明書のスクリーンショット
初回版の取扱説明書7ページ上部「ステイタス画面表示について」に添付されたセッティング画面のスクリーンショットには、製品版と異なる表記や本来存在しないはずのパーツがある。
具体的な製品版との違いは以下の通り。
- 「おもさ 500」表記
- ミッション「5ATクロスタイプ」装着
- クラクション「ノーマルホーン1」装着
- パラメータのゲージの色
これらは開発中の名残と思われる。
なお、Ver1.02の説明書では製品版のものと思われるスクリーンショットに差し替えられてしまっている。
※スクショの元ツイ
◆初回版とVer1.02との違い
初回版とVer1.02との違いは、現在判明しているものでは以下のものがある。
初回版を基準に、Ver1.02でどう変化したか記述する。
- ボディ「C-CAR」「きかんしゃ」がなぞのみせで購入できるようになり、価格設定も変わった
- 走行距離バグ発生時の結果が変わった
- グランプリ中のポーズメニューのウィンドウが小さくなった(「スタートからやりなおす」の選択肢が消えた分の空白が消えた)
- 説明書のスクリーンショットが差し替えられた
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