【概要】
荒涼高校の生徒にして武闘派不良集団・
ラグナレクの構成員。
カジュアルな服装にニット帽、モジャモジャした髪型が特徴。
威勢は良いがふとした事で頭に血が昇る、所謂「キレやすい今時の若者」である。
またラグナレクの魔剣使いを自称しており、キレると懐に忍ばせたバタフライナイフを振り回す危険人物でもある。
作中においては
兼一が初めて出会った武器を使う敵であり、彼の存在が
しぐれの初指導の切っ掛けになっている事から出番は少ないながらも重要な役割を果たしたキャラクターと言える。
【本編】
ラグナレクにおける幹部昇進を目論み、兼一に戦いを仕掛けた。
最初は素手で戦っていたが、兼一の突きを顔面に受けて出血した事で激昂。懐から獲物のナイフを取り出す。
まだ刃物への免疫が無かった兼一は完全に萎縮してしまい、
美羽の手助けが無ければ危うく刺される所であった。
その後、修行帰りの兼一を待ち伏せていた古川は再度襲撃を試みたが、この日兼一はしぐれから対武器の心得を徹底的に叩き込まれた直後であり、もはや古川のナイフ程度では全く恐怖を感じなくなっていた。
そして握りの甘いナイフをあっさりと蹴り飛ばされると、散々な目に遭った兼一の(若干八つ当たりめいた)猛攻を受け、滅多打ちにされるのであった。
以降はラグナレクとの抗争から崩壊まで出番はなく、再登場は無いかに思われた。
が、なんと
コーキンら
YOMIの無手組転入後に描かれた荒涼高校体育祭にてまさかの再登場。男子生徒全員参加の騎馬戦で相変わらず威勢の良い元気な姿を見せていた。
ところがこの時彼の名は「古川太一」と誤植されており、おそらくは彼同様ラグナレクの構成員であり、長らく出番の無かった蹴りの古賀こと
古賀 太一と混同されてしまったものと思われる。
かつて彼が兼一に敗れた際、その報せを受けた
南條 キサラが「古川って誰だっけ?」と発言した事で一般兵の悲哀を漂わせる一幕が描かれたが、ついには作者からも名前を間違われる憂き目に遭ってしまったのである。
まさに一般兵の悲哀、ここに極まれりといった所だろうか…。
【戦闘録】
白浜 兼一(一戦目) |
(実質)勝利 |
白浜 兼一(二戦目) |
敗北 |
昨日 - 今日 - 合計 -
最終更新:2020年09月08日 18:26