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*テイルズ オブ ハーツ R 【ているずおぶはーつ あーる】 |ジャンル|ロールプレイングゲーム&br()(シリーズ固有ジャンル名:新たな心と出会うRPG)|&amazon(B00APU48MQ)| |対応機種|プレイステーション・ヴィータ|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|セブンスコード|~| |発売日|2013年3月7日|~| |定価|Vitaカード版:6,480円&br()ダウンロード版:5,830円|~| |プレイ人数|1人|~| |周辺機器|別売メモリーカード必須|~| |通信機能|PlayStation Network対応&br()※ダウンロードコンテンツ配信|~| |レーティング|CERO:B(12歳以上対象)|~| |コンテンツアイコン|恋愛、セクシャル、暴力、犯罪|~| |ポイント|爽快感に溢れた戦闘は良好&br()シナリオの大幅削除・改変には賛否が集まる&br()ほぼ別作品と言っても過言ではない|~| |>|>|CENTER:''[[テイルズオブシリーズ関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/260.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -2008年末にニンテンドーDSで発売された『[[テイルズ オブ ハーツ>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/988.html]]』のリメイク作品であり、『[[テイルズ オブ イノセンス R]]』に続くリ・イマジネーションタイトル第二弾。 -DS版がドットを用いた2Dであったのに対し、本作ではポリゴンを用いた3Dとなっている。これはリメイク作品としては初めての試みである。 -リメイクに際して、シナリオは基本的な流れはそのままに、改変・削除を行なっている。また、DS版では同行するシーンなどがあるものの操作キャラではなかったカルセドニーがパーティーに加わったうえ、新規キャラとしてガラドが登場する。 -イノセンスRとは異なり、固有ジャンル名が追加されたうえ、パッケージもいのまた氏の描き下ろしとなっている。 **追加・改変要素 -グラフィックはイノセンスRから大きく進化を遂げた。キャラの頭身がかなり高くなり、戦闘時の術技エフェクトも向上した。据置作品と比較しても、遜色ないといえる。 -システム自体はイノセンスRのものを流用しつつ、DS版の雰囲気を残した、快適かつ高度なものとなっている。 --戦闘システムについても同様で、敵に対して一定時間、一方的にコンボを決めることができる『チェイスリンク』によって、戦闘はより爽快感溢れるものとなった。 -イノセンスR同様、DS版では最大3人だった戦闘メンバーが4人に増加した。もちろんパーティー人数の変更も可能である。 -パワーソースが「EG(エモーショナルゲージ)」・「CG(コンビネーションゲージ)」から、従来作品の「TP(テクニカルポイント)」と「AC(アサルトカウンタ)」に類似した「TC(テクニカルカウンタ)」に変更された。 --「TC」は術技を一つ発動させるたびに1ずつ減少するうえ、同じ術技を連続で使用すると威力の減衰が生じるようになったため、DS版のように同じ術技をただ連打するだけでは勝てなくなった。 --また、援護攻撃に関するシステムは削除された。合技も削除されたものの、合体秘奥義が追加された。 -ストーリー上で、パーティーが分断されることなどによって、一部メンバーが使用できない状態で戦闘を行う場面もあるが、どのキャラも基本的に容易に操作できるため、詰まることはまずない。 --また、本作でもDLCによってレベルやガルドなどの補充を行える。もっとも、そこまでして使う必要はまずないが。 -エンカウントはイノセンスR同様ランダムエンカウント制に。エンカウント率調整用のアイテムもあるうえ、決して高すぎることはないので快適と言える。 -新規キャラとして、マチェットと斧を使用して戦う「ガラド」が仲間に加わった。また、ストーリー上で共闘するも、非操作キャラであった「カルセドニー」も正式に仲間としてパーティーに加入する。 --イノセンスRでは、ストーリー中には影の薄くなる新規キャラであったが、本作の「ガラド」は主人公たちの保護者ポジションとして、遺憾なく存在感を発揮する。その様は、さもDS版にも居たかのようである。 --もちろん戦闘でも活躍。彼の一部の術技には追加コマンドが用意されており、技の軌跡や効果などが変わるというユニークなものとなっている。 -イノセンスRでは戦闘中に画面の顔をタップすることで、登録しておいた術技をショートカット使用できたが、それに加えて左・上・右方向へのフリックでもそれぞれ術技を登録できるようになった。 --また、チェイスリンク中に光るキャラアイコンをタップすると、『クロスチェイス』と呼ばれる、操作キャラとタップしたキャラとの同時攻撃を繰り出すことができる。 -また、DS版でストーリーを冗長なものとさせていた一部のイベント・ダンジョンは削除され、ダンジョンの仕掛けなどに関しても、3D化に併せて適切なものへと変更された。 --サブイベントで突入するスピルメイズに至っては、なんと全て削除。もっとも、スピルメイズ自体評判はあまりよくなかったため、批判の声は少ない。 --もちろんこのことが賛否両論点にも直接つながることとなるのだが。 --宿屋スキットが追加されたが、パーティーに同行することとなる、非戦闘メンバーに関するスキットが特に増えた。キャラ自体に人気もあるため、評判はいい。 -コスチュームチェンジはイノセンスRから変化し、称号とは別に用意された。また、コスチュームに加えて頭につけるアタッチメントも存在する。 --衣装の大半は本編中に入手できるものであり、その数も決して少なくない。 --もちろん本作にもDLC限定衣装が存在している。特に、本編の水着衣装とは別の水着衣装については、カットインが水着を着たものに変化するという驚きの仕様が含まれている。 -本編はフルボイスとなり、DS版では声のなかったサブキャラにも声が入った。 -本作もまた、戦闘や場面転換時のロードも殆どなく、快適にプレイができる。 **賛否両論点・問題点 -改変されたシナリオ --上に述べたように、冗長であったイベント等は削除・改変されたが、よりにもよって重要なイベントシーンまでも改変を食らってしまっている。 ---例を挙げるならば、主人公シングが邪悪な思念に取り込まれそうになるのをヒロインのコハクが助ける場面や、カルセドニーが告白を行う場面などである。名台詞といえるものまでがっつり削られてしまい、批判が集中した。 --また、あるボスについては、その(変態的な)性格と台詞にある意味人気があったのだが、共に普通になってしまった。 ---ただし、使用する技や別のイベントなどから、(変態的な)性格自体は変わっていないと分かる。だったら台詞も変えなくてよかったのに。 --他にも、シリーズの重要アイテムである『ソーサラーリング』を渡すキャラであったイーロイ族の『ウィンダム』は登場しなくなり、リングを渡す役目はガラドが担うことに。 ---なお、『ウィンダム』自体はアタッチメントとして入手できる。…なぜかガラドが持っているのだが。 -クリア後ダンジョン・裏ボスの差し替え --DS版ではクリア後に、特殊なスピルメイズへ突入することができるが、別のダンジョンに差し替えられた。それに伴って裏ボスも変更されたため、一部で批判が集まった。 ---裏ボス専用の戦闘BGMは、別の人物との戦闘で聞くことができるが、曲のタイトルがその人物と何の関連もないという、また違う問題が発生した。 --変更されたダンジョンでは、本編であまり表出しなかったリ・イマジネーション作品の世界が顕れている。 ---また、裏ボスを倒すと、エンディング後に隠しムービーが挿入されるのだが…。 -BGMについては、中村氏がアレンジ(と一部新曲)を務めているものの、良いアレンジと微妙なアレンジの差が激しい。原作で桜庭氏が担当したものは、桜庭氏自身にアレンジして欲しかったという意見もある。 --なお、桜庭氏が担当する新曲も一部収録されているが、そちらは高評価を得ている。 -グラフィックは向上したものの、演出面においては、表情変化のバリエーションの少ない点、モーションのパターンが乏しい点などからあまり芳しくない。 --特に、戦闘終了時の掛け合いで、イノセンスRではキャラが動くことが多かったのに対し、本作では全キャラがほぼ棒立ちである。 --オープニングも一部のシーン以外「アニメムービーエディション」の使いまわしである。 -闘技場では「[[テイルズ オブ グレイセス]]」のパスカルとヒューバートが登場するのだが、それぞれトロとクロの着ぐるみを着ていることがある。 --ただし通常の衣装で登場することもあるのでご安心を。 **総評 オリジナルのDS版をプレイした人にとっては、一部シナリオの変更点は受け入れがたいが、リメイク作品としてではなく本作品単体で見れば、別段問題はない。良くも悪くもDS版とは別物と思ってもいい。ただ、携帯機の作品でありながら内容はボリューミーであるため、一度遊んでみる価値はあるだろう。 **余談 -イノセンスRのセーブデータを所持していると、序盤で主人公のシングがシリーズ恒例の術技である『魔神剣』を習得するイベントが挿入される。 --これはイノセンスRの予約特典のネタであり、前作のマスコット(?)であるコーダのアタッチメントも同時に手に入れることができる。 --もちろんセーブデータなしでも、『魔神剣』自体は終盤のサブイベントで習得可能。アタッチメントは入手できないようだが。 -また、『[[テイルズ オブ ファンタジア>テイルズ オブ ファンタジア (PS)]]』同様iOS版が配信されているが、あちらが無料で課金を行うのに対し、こちらは有料で購入し、ゲーム内での課金は一切ない。 -本作では予約特典として、『テイルズ オブ ハーツ R インフィニット エボルブ』というゲームが付いていた。面クリア式の横スクロールアクションで、道中の敵を効率よく倒し、得たお金でキャラクターを強化するという単純な内容。 --…なのだが、ステージが進むにつれ敵はどんどん強くなる。そして何より、そのステージ数は&bold(){全1000面}。本編よりもこちらにはまってしまうプレイヤーも続出したとか。 -イノセンスR、ハーツRと続いたリ・イマジネーション作品であるが、恐らく次はテンペストRが来るであろうと予想されている。だが、現在のところ新たな情報はない模様。
*テイルズ オブ ハーツ R 【ているずおぶはーつ あーる】 |ジャンル|ロールプレイングゲーム&br()(シリーズ固有ジャンル名:新たな心と出会うRPG)|&amazon(B00APU48MQ)| |対応機種|プレイステーション・ヴィータ|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|セブンスコード|~| |発売日|2013年3月7日|~| |定価|Vitaカード版:6,480円&br()ダウンロード版:5,830円|~| |プレイ人数|1人|~| |周辺機器|別売メモリーカード必須|~| |通信機能|PlayStation Network対応&br()※ダウンロードコンテンツ配信|~| |レーティング|CERO:B(12歳以上対象)|~| |コンテンツアイコン|恋愛、セクシャル、暴力、犯罪|~| |ポイント|爽快感に溢れた戦闘は良好&br()シナリオの大幅削除・改変には賛否が集まる&br()ほぼ別作品と言っても過言ではない|~| |>|>|CENTER:''[[テイルズオブシリーズ関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/260.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -2008年末にニンテンドーDSで発売された『[[テイルズ オブ ハーツ>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/988.html]]』のリメイク作品であり、『[[テイルズ オブ イノセンス R]]』に続くリ・イマジネーションタイトル第二弾。 -DS版がドットを用いた2Dであったのに対し、本作ではポリゴンを用いた3Dとなっている。これはリメイク作品としては初めての試みである。 -リメイクに際して、シナリオは基本的な流れはそのままに、改変・削除を行なっている。また、DS版では同行するシーンなどがあるものの操作キャラではなかったカルセドニーがパーティーに加わったうえ、新規キャラとしてガラドが登場する。 -『イノセンスR』とは異なり、固有ジャンル名が追加されたうえ、パッケージもいのまたむつみ氏の描き下ろしとなっている。 **追加・改変要素 -グラフィックはイノセンスRから大きく進化を遂げた。キャラの頭身がかなり高くなり、戦闘時の術技エフェクトも向上した。据置作品と比較しても、遜色ないといえる。 -システム自体はイノセンスRのものを流用しつつ、DS版の雰囲気を残した、快適かつ高度なものとなっている。 --戦闘システムについても同様で、敵に対して一定時間、一方的にコンボを決めることができる「チェイスリンク」によって、戦闘はより爽快感溢れるものとなった。 -イノセンスR同様、DS版では最大3人だった戦闘メンバーが4人に増加した。もちろんパーティー人数の変更も可能である。 -パワーソースが「EG(エモーショナルゲージ)」・「CG(コンビネーションゲージ)」から、従来作品の「TP(テクニカルポイント)」と「AC(アサルトカウンタ)」に類似した「TC(テクニカルカウンタ)」に変更された。 --「TC」は術技を一つ発動させるたびに1ずつ減少するうえ、同じ術技を連続で使用すると威力の減衰が生じるようになったため、DS版のように同じ術技をただ連打するだけでは勝てなくなった。 --また、援護攻撃に関するシステムは削除された。合技も削除されたものの、合体秘奥義が追加された。 -ストーリー上で、パーティーが分断されることなどによって、一部メンバーが使用できない状態で戦闘を行う場面もあるが、どのキャラも基本的に容易に操作できるため、詰まることはまずない。 --また、本作でもDLCによってレベルやガルドなどの補充を行える。もっとも、そこまでして使う必要はまずないが。 -エンカウントは『イノセンスR』同様ランダムエンカウント制に。エンカウント率調整用のアイテムもあるうえ、決して高すぎることはないので快適と言える。 -新規キャラとして、マチェットと斧を使用して戦う「ガラド」が仲間に加わった。また、ストーリー上で共闘するも、非操作キャラであった「カルセドニー」も正式に仲間としてパーティーに加入する。 --『イノセンスR』では、新規キャラはストーリー中では影が薄くなっていたが、本作の「ガラド」は主人公たちの保護者ポジションとして、遺憾なく存在感を発揮する。その様は、さもDS版にも居たかのようである。 --もちろん戦闘でも活躍。彼の一部の術技には追加コマンドが用意されており、技の軌跡や効果などが変わるというユニークなものとなっている。 -『イノセンスR』では戦闘中に画面の顔をタップすることで、登録しておいた術技をショートカット使用できたが、それに加えて左・上・右方向へのフリックでもそれぞれ術技を登録できるようになった。 --また、チェイスリンク中に光るキャラアイコンをタップすると、「クロスチェイス」と呼ばれる、操作キャラとタップしたキャラとの同時攻撃を繰り出すことができる。 -また、DS版でストーリーを冗長なものとさせていた一部のイベント・ダンジョンは削除され、ダンジョンの仕掛けなどに関しても、3D化に併せて適切なものへと変更された。 --サブイベントで突入するスピルメイズに至っては、なんと全て削除。もっとも、スピルメイズ自体面倒で理不尽な仕様から評判はあまりよくなかったため、批判の声は少ない。 --もちろんこのことが賛否両論点にも直接つながることとなるのだが。 --宿屋スキットが追加されたが、パーティーに同行することとなる、非戦闘メンバーに関するスキットが特に増えた。キャラ自体に人気もあるため、評判はいい。 -コスチュームチェンジは『イノセンスR』とは異なり、称号とは別に用意された。また、コスチュームに加えて頭につけるアタッチメントも存在する。 --衣装の大半は本編中に入手できるものであり、その数も決して少なくない。 --もちろん本作にもDLC限定衣装が存在している。特に、本編の水着衣装とは別の水着衣装については、カットインが水着を着たものに変化するという驚きの仕様が含まれている。 -本編はフルボイスとなり、DS版では声のなかったサブキャラにも声が入った。 -本作もまた、戦闘や場面転換時のロードも殆どなく、快適にプレイができる。 **賛否両論点・問題点 -改変されたシナリオ --上に述べたように、冗長であったイベント等は削除・改変されたが、よりにもよって重要なイベントシーンまでも改変を食らってしまっている。 ---例を挙げるならば、主人公シングが邪悪な思念に取り込まれそうになるのをヒロインのコハクが助ける場面や、カルセドニーが告白を行う場面などである。名台詞といえるものまでがっつり削られてしまい、批判が集中した。 --また、あるボスについては、その(変態的な)性格と台詞にある意味人気があったのだが、共に普通になってしまった。 ---ただし、使用する技や別のイベントなどから、(変態的な)性格自体は変わっていないと分かる。だったら台詞も変えなくてよかったのに。 --他にも、シリーズの重要アイテムである「ソーサラーリング」を渡すキャラであったイーロイ族の「ウィンダム」は登場しなくなり、リングを渡す役目はガラドが担うことに。 ---なお、「ウィンダム」自体はアタッチメントとして入手できる。…なぜかガラドが持っているのだが。 -クリア後ダンジョン・裏ボスの差し替え --DS版ではクリア後に、特殊なスピルメイズへ突入することができるが、別のダンジョンに差し替えられた。それに伴って裏ボスも変更されたため、一部で批判が集まった。 ---裏ボス専用の戦闘BGMは、別の人物との戦闘で聞くことができるが、曲のタイトルがその人物と何の関連もないという、また違う問題が発生した。 --変更されたダンジョンでは、本編であまり表出しなかったリ・イマジネーション作品の世界が顕れている。 ---また、裏ボスを倒すと、エンディング後に隠しムービーが挿入されるのだが…。 -BGMについては、『イノセンス』の中村和宏氏がアレンジ(と一部新曲)を務めているものの、良いアレンジと微妙なアレンジの差が激しい。原作で桜庭統氏が担当したものは、桜庭氏自身にアレンジして欲しかったという意見もある。 --なお、桜庭氏が担当する新曲も一部収録されているが、そちらは高評価を得ている。 -グラフィックは向上したものの、演出面においては、表情変化のバリエーションの少ない点、モーションのパターンが乏しい点などからあまり芳しくない。 --特に、戦闘終了時の掛け合いで、『イノセンスR』ではキャラが動くことが多かったのに対し、本作では全キャラがほぼ棒立ちである。 --オープニングも一部のシーン以外「アニメムービーエディション」の使いまわしである。 -闘技場では『[[テイルズ オブ グレイセス]]』のパスカルとヒューバートが登場するのだが、それぞれゲーム『どこでもいっしょ』のキャラであるトロとクロの着ぐるみを着ていることがある。 --ただし通常の衣装で登場することもあるのでご安心を。 **総評 オリジナルのDS版をプレイした人にとっては、一部シナリオの変更点は受け入れがたいが、リメイク作品としてではなく本作品単体で見れば、別段問題はない。良くも悪くもDS版とは別物と思ってもいい。ただ、携帯機の作品でありながら内容はボリューミーであるため、一度遊んでみる価値はあるだろう。 **余談 -『イノセンスR』のセーブデータを所持していると、序盤で主人公のシングがシリーズ恒例の術技である「魔神剣」を習得するイベントが挿入される。 --これは『イノセンスR』の予約特典のネタであり、前作のマスコット(?)であるコーダのアタッチメントも同時に手に入れることができる。 --セーブデータなしでも、「魔神剣」自体は終盤のサブイベントで習得可能。アタッチメントは入手できないようだが。 -また、『[[テイルズ オブ ファンタジア>テイルズ オブ ファンタジア (PS)]]』同様iOS版が配信されているが、あちらが無料で課金を行うのに対し、こちらは有料で購入し、ゲーム内での課金は一切ない。 -本作では予約特典として、『テイルズ オブ ハーツ R インフィニット エボルブ』というゲームが付いていた。面クリア式の横スクロールアクションで、道中の敵を効率よく倒し、得たお金でキャラクターを強化するという単純な内容。 --…なのだが、ステージが進むにつれ敵はどんどん強くなる。そして何より、そのステージ数は&bold(){全1000面}。本編よりもこちらにはまってしまうプレイヤーも続出したとか。 -『イノセンスR』、『ハーツR』と続いたリ・イマジネーション作品であるが、次は『テンペストR』が来るであろうと予想されている。今のところは『イノセンスR』内や本作の攻略本で発売が示唆されているのみである。

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