テイルズ オブ ハーツ R
【ているず おぶ はーつ あーる】
ジャンル
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ロールプレイングゲーム (シリーズ内ジャンル名:新たな心と出会うRPG)
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対応機種
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プレイステーション・ヴィータ
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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セブンスコード
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発売日
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2013年3月7日
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定価
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Vitaカード版:6,480円 ダウンロード版:5,830円
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プレイ人数
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1人
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周辺機器
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別売メモリーカード必須
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通信機能
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PlayStation Network対応 ※ダウンロードコンテンツ配信
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レーティング
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CERO:B(12歳以上対象)
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コンテンツアイコン
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恋愛、セクシャル、暴力、犯罪
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判定
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なし
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ポイント
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爽快感に溢れた戦闘は良好 シナリオの大幅削除・改変には賛否が集まる ほぼ別作品と言っても過言ではない
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テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク
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概要
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2008年末にニンテンドーDSで発売された『テイルズ オブ ハーツ』のリメイク作品であり、『テイルズ オブ イノセンス R』に続くリ・イマジネーションタイトル第二弾。
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DS版がドットを用いた2Dであったのに対し、本作ではポリゴンを用いた3Dとなっている。これはリメイク作品としては初めての試みである。
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リメイクに際して、シナリオは基本的な流れはそのままに、改変・削除を行なっている。また、DS版では同行するシーンなどがあるものの操作キャラではなかったカルセドニーがパーティーに加わったうえ、新規キャラとしてガラドが登場する。
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『イノセンスR』とは異なり、シリーズ内ジャンル名が追加され、パッケージもキャラクターデザイナー・いのまたむつみ氏の描き下ろしとなっている。
評価点(追加・改変要素)
グラフィック
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2DだったDS版から完全3Dになったが、グラフィックは『イノセンスR』から大きく進化を遂げた。キャラの頭身がかなり高くなり、戦闘時の術技エフェクトも向上した。据置作品と比較しても、遜色ないといえる。
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『イノセンスR』にゲスト出演しているコハク、ヒスイは見比べてみると目に見えて進化しているのが分かる。
ソーマビルド
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武器「ソーマ」を進化させていく「ソーマビルド」も大きく変化した。
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レベルアップで得られる「ソーマビルドポイント (SBP)」を5つのパラメータに振り分けて能力を強化し、一定値に達すると新たなスキルや術技、別形態のソーマを入手できるというものになっている。
ソーマを一度別形態にすると元に戻せなかったDS版と異なり、一度変化させたソーマは別の装備品扱いで自由に装備可能となる。
戦闘システム
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システム自体はDS版から大きく変わっているが『イノセンスR』のものを流用しつつ、DS版の雰囲気を残した、快適かつ高度なものとなっている。
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戦闘システムについても同様で、敵に対して一定時間、一方的にコンボを決めることができる「チェイスリンク」によって、戦闘はより爽快感溢れるものとなった。
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難易度においても「ハード」と「アンノウン」の間に『イノセンスR』にはなかった「マニア」が追加され、プレイヤーに応じた難易度に設定できるようになった。
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新たなアクションとして、仲間全員に防御を指示する「全体ガード」が追加され、CPUもガードカウンター発動が可能になった。
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『イノセンスR』では、プレイヤーが対象の場合は敵の体が赤く光ってから□ボタンを押しっぱなしにすることでほぼ確実に発動が可能である一方、CPUは使用しないため一方的に怒り攻撃を喰らってしまうといった調整不足な点が見受けられた。
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『イノセンスR』同様、DS版では最大3人だった戦闘メンバーが4人に増加した。もちろんパーティー人数の変更も可能である。
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パワーソースが「EG(エモーショナルゲージ)」・「CG(コンビネーションゲージ)」から、従来作品の「TP(テクニカルポイント)」と『エクシリア』の「AC(アサルトカウンタ)」に類似した「TC(テクニカルカウンタ)」に変更された。
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「TC」は術技を一つ発動させるたびに1ずつ減少するうえ、同じ術技を連続で使用すると威力の減衰が生じるようになったため、DS版のように同じ術技をただ連打するだけでは勝てなくなった。
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また、援護攻撃に関するシステムは削除された。合技も削除されたものの、合体秘奥義が追加された。
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ストーリー上で、パーティーが分断されることなどによって、一部メンバーが使用できない状態で戦闘を行う場面もあるが、どのキャラも基本的に容易に操作できるため、詰まることはまずない。
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また、本作でもDLCによってレベルやガルドなどの補充を行える。もっとも、そこまでして使う必要はまずないが。
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エンカウントは『イノセンスR』同様ランダムエンカウント制に。エンカウント率調整用のアイテムもあるうえ、決して高すぎることはないので快適と言える。
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AIも大幅に強化されており、ストレスなく戦える。
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新規キャラとして、マチェットと斧を使用して戦う「ガラド」が仲間に加わった。また、ストーリー上で共闘するも、NPCであった「カルセドニー」も正式に仲間としてパーティーに加入する。
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『イノセンスR』の新規キャラは(立場上仕方のないことだが)ストーリー中では影が薄くなっていたが、ガラドは主人公たちの保護者ポジションとして、遺憾なく存在感を発揮する。年の功ならではの渋みを利かせつつユーモアを忘れない振る舞いの数々は、後付の新規キャラとは思えないほど自然である。
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もちろん戦闘でも活躍。彼の一部の術技には追加コマンドが用意されており、技の軌跡や効果などが変わるというユニークなものとなっている。他、思念術や回復術もある程度扱え、ステータスも全般的に高い。
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飛行型のソーマを使うカルセドニーは、空中戦を得意しており、本作の戦闘システムとの相性が良い。前述通り、AIがかなり優秀なため、1人で延々と空中コンボを続けることも。
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『イノセンスR』では戦闘中に画面の顔をタップすることで、登録しておいた術技をショートカット使用できたが、それに加えて左・上・右方向へのフリックでもそれぞれ術技を登録できるようになった。
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また、チェイスリンク中に光るキャラアイコンをタップすると、「クロスチェイス」と呼ばれる、操作キャラとタップしたキャラとの同時攻撃を繰り出すことができる。
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さらに、ある程度ストーリーを進めると、通常攻撃の代わりに○ボタンにも術技を割り当てることができるようになる。タッチショートカットも含めれば術技のスロットは全部で16個となる。
その他
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DS版でストーリーを冗長なものとさせていた一部のイベント・ダンジョンは削除され、ダンジョンの仕掛けなどに関しても、3D化に併せて適切なものへと変更された。
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サブイベントで突入するスピルメイズに至っては、なんと全て削除。もっとも、スピルメイズ自体面倒で理不尽な仕様から評判はあまりよくなかったため、批判の声は少ない。
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もちろんこのことが賛否両論点にも直接つながることとなるのだが。
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本編はフルボイスとなり、DS版では声のなかったサブキャラにも声が入った。スキットもメインシナリオ関連のものはフルボイス、選択肢のあるスキットも殆どに声が付いている。
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ソフトの容量増加に伴い、イベントBGM『リチアの子守唄』に歌唱が追加され、より印象的な一曲に仕上がっている。
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宿屋に泊まると発生するスキットが追加されたが、パーティーに同行することとなる、非戦闘メンバーに関するスキットが特に増えた。キャラ自体に人気もあるため、評判はいい。
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DS版では直接登場しなかったペリドットやバイロクスもいくつかスキットに参加するようになった。
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本編で挿入されるアニメムービーも大量に追加されている。
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DS版から流用されているものもあるが、一部DS版ムービーはパーティメンバーの追加によって一部内容の追加や差し替えが行われている。
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コスチュームチェンジは『イノセンスR』とは異なり、称号とは別に用意された。また、コスチュームに加えて頭につけるアタッチメントも存在する。
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衣装の大半は本編中に入手できるものであり、その数も決して少なくない。
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もちろん本作にもDLC限定衣装が存在している。特に、本編の水着衣装とは別の水着衣装については、価格はやや高めだが、カットインが水着を着たものに変化するという驚きの仕様が含まれている。
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アイテムも大幅に増えた。武器がソーマである点は変わりないが、上記の通りエボルブしたソーマを自由に付け替えられるようになり、体防具・頭防具が追加されるなど従来作と同じ仕様になった。『イノセンスR』では何故か削除されていたコレクター図鑑も復活した。
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DS版では汎用ダンジョン曲の使い回しだった一部ダンジョンにそれぞれ専用のBGMがつけられた。
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本作もまた、戦闘や場面転換時のロードも殆どなく、快適にプレイができる。
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『イノセンスR』同様、クリア後はスキットやムービーが自由に再生できるようになるが、それに加えてBGMも聴けるようになった。
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既存イベントの会話やオチをフォローする補完描写や台詞が追加されたり、ガラドが加入する事で序盤のパーティー内のギスギスした雰囲気が緩和されたり、追加キャラ分の新規イベントが追加されている等、総合的なボリュームはDS版に勝ると劣らない。
賛否両論点
BGM
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BGMについては、『イノセンス』の中村和宏氏がアレンジ(と一部新曲)を務めているものの、良いアレンジと微妙なアレンジの差が激しい。原作で桜庭統氏が担当したものは、桜庭氏自身にアレンジして欲しかったという意見もある。
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中でも印象的なボスとの戦闘で流れる「誰がために戦うか」はごく一部からは改悪という声も。一方で、カルセドニー戦の「飛翔! 対空!!」などは評価が高い。
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なお、桜庭氏が担当する新曲も一部収録されているが、そちらは評価を得ている(異世界の戦闘曲「境界一閃」や裏ボス戦の「解き放てソーマ!」など)。勿論、中村氏担当の新曲についても一定の評価は得られている。
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また、奇襲時に通常戦闘曲が変化する演出が『テンペスト』以来久々に復活した。このBGMも桜庭氏が担当。
問題点
改変されたシナリオ
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上述したように、冗長であったイベント等は削除・改変されたが、よりにもよって重要なイベントシーンまでも改変を食らってしまっている。特に中盤以降が顕著。
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例を挙げるならば、主人公シングが自暴自棄の果てに邪悪な残留思念に呑み込まれそうになるのをヒロインのコハクが身を挺して救う場面や、カルセドニーが何度も強烈な攻撃を受けながらも己の意地と命を賭けた告白を行う場面などである。前者は残留思念の設定がカットされ、後者は彼が攻撃を受ける流れそのものが殆どカット・以降の展開が改変された事でコハクやカルセドニーの行動の重みが伝わりにくくなっている…といった具合。これ以外の名場面といえるものもがっつり削られたり露骨にマイルドにされてしまい、批判が集中した。
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ヒスイはDS版では中盤に一時期とはいえパーティから離脱することを皮切りにシングやコハクに比肩する大きな存在となっていくのだが、メンバーから離脱しなくなったのは勿論パーティの指針に反発する事も少なくなった為、DS版ほどのウェイトを感じにくくなってしまった。
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一部、結末自体はDS版と同じだが異なる過程に改変されている場面もあるが、描写のマイルド化によって強引・絵面的に不自然な形になってしまっているものもある。
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他にもモルガ軍曹やアーメスなど、脇役ながらもシナリオを盛り上げていたサブキャラクターの出番も大きく削られている。
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あるボスはその(変態的な)性格と台詞にカルト的な人気があったのだが、共にマイルドになってしまいさほど目立たなくなってしまった。
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ただし、使用する技や別のイベントなどから、(変態的な)性格自体は変わっていない事が分かる。だったら台詞も変えなくてよかったのに。
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追加キャラのガラド&カルセドニーについても、彼らの為のオリジナルの展開を追加するというよりは、DS版で他のキャラが言っていた台詞や役割を彼等に差し替えるという扱いが多い。
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新規キャラのガラドは、本編では彼の為の追加イベントを除いてはちょこちょこ台詞を挟む程度という扱いで、それに対し誰も直接返事をせずやりとりが終わる事も多い。
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カルセドニーに至っては、既存メンバーごとのエピソードが深掘りされるようになる中盤からの加入になる都合上既存イベントでの出番が更に少なく、一言も発さず終わるイベントも少なくない。
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更に彼が加入する流れは「やるべき事を終え、一応の事態の収拾のため潔く軍に投降しようとする彼を部下のバイロクスが気絶させてシング達に引き渡し逃がす」というシナリオ的に少々強引なものになっており、それでいて終盤は(理由付けとなるやりとりが追加されているとはいえ)DS版と同じく再び軍に投降する…という取ってつけた感が否めない展開が生まれてしまった。
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本作のシナリオは、場面場面をミクロ視点で見れば原典からの改変が多いものの大筋そのものは原典準拠であるため、追加キャラの出番に多くを割けない図になってしまっているのはいただけないところである。
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他にも、シリーズの重要アイテムである「ソーサラーリング」を渡すキャラであったイーロイ族の「ウィンダム」は登場しなくなり、リングを渡す役目はガラドが担うことに。
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なお、「ウィンダム」自体はアタッチメントとして入手できる。…なぜかガラドが持っているのだが。
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一方、全体的な場面ごとの会話量自体はDS版からかなり増えており、DS版では淡白だった会話が増量されていたりフォローやオチの補強がなされているなど、決して悪い方向にばかり働いている訳ではない。
術技関連
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それぞれのキャラが使用する術技は見直され、DS版にあった術技の一部は差し替え・削除された。
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ともに特徴的な術技が多かったため、残してほしかったとの声も大きい。
クリア後ダンジョン・裏ボスの差し替え
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DS版ではクリア後に、特殊なスピルメイズへ突入することができるが、別のダンジョンに差し替えられた。それに伴って裏ボスも変更されたため、一部で批判が集まった。
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DS版の裏ボスは台詞・戦闘での強さがともに狂気じみており、NPCのリチアとの関わりも深い設定描写も相まってそれらを味わったプレイヤーとしては戦ってみたかったと思うのも無理はないだろう。
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ちなみにその裏ボス専用の戦闘BGMは、別の人物との戦闘で聞くことができるが、曲のタイトルがその人物と何の関連もないという、また違う問題が発生した。
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変更されたダンジョンでは、本編であまり表出しなかったリ・イマジネーション作品の世界が顕れている。変更後の裏ボスについても、かなり強力であるがBGMも含めてかなり熾烈な戦いとなるだろう。
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また、裏ボスを倒すとエンディング後に隠しムービーが挿入されるのだが、内容は続編を思わせながら終わるものであり、消化不良感が強くなってしまう。
グラフィック
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グラフィック自体は『アビス』等とも遜色無い程に向上したものの、演出面においては表情変化のバリエーションやモーションのパターンが乏しい点などからあまり芳しくない。
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「笑顔で泣き叫ぶ子供、その後ろで無表情で棒立ちする両親」といった『シンフォニア』時代に逆行したかのようなシュールな場面も。細かなリアクションの類も少ない為、イベント中は基本棒立ち+同じようなモーションをしながらの会話…と、見栄えに乏しい。ほぼ表情の変化がなかった『イノセンスR』から比較すれば進化してはいるのだが。
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特に、戦闘終了時の掛け合いで、『イノセンスR』ではキャラが動くことが多かったのに対し、本作では全キャラがほぼ棒立ちである。
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オープニングやストーリー中のムービーも、新規カットを除いて「アニメムービーエディション」の使いまわし。
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しかも、DSのアスペクト比が4:3のムービーをそのまま使用しているため、左右に黒い帯が出来てしまっている。新規ムービーが画面いっぱいの16:9で描かれている為、悪目立ちに拍車をかけている。
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ただし冒頭にもあるように、一部場面はキャラクターの追加や変更に基づいて新たに追加・変更されている。ある意味「手の込んだ手抜き」である。
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また、ストーリー上のイベントや、温泉イベントなどで一枚絵のCG(イベントスチル)が挿入されるようになった。『イノセンスR』の温泉イベントでのCG表現が好評だったためとのこと。
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だがキャラによって作画が安定しない。また、コハクの秘奥義のカットインのポーズが狙いすぎとの声も。
その他
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原作にはなかった「スペクタクルズ」が登場。原作では敵のステータスが無条件で確認できたが、本作は使わないと敵のステータスが確認できなくなってしまった。
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スキルポイントの上限が99と低く、過去作にあったSPを上げる薬草や消費SPを1にする周回特典もないので、スキルの付け替えがやや面倒。
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成長武器の仕様が劣悪。前作同様、攻撃力は0からスタートし、装備して敵を4体撃破するごとに攻撃・術攻が1上昇する。前作は主人公用の武器しかなく、上限は999だったが、今回は上限が9999になった上、8人分あるので全て上限まで強化するには30万体以上の敵を倒さなければならない。
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さらに初期のバージョンでは攻撃力が8191を超えるとオーバーフローして0に戻るという凶悪なバグが存在していた。
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あくまでクリア後のおまけ要素であり、最高難易度で裏ボスに挑んだりするのでなければ、そこまで上げる必要はないのだが。
総評
リメイクと冠してはいるが、特にシステム面においては良くも悪くもDS版とは別物と思ってもいい。
一部シナリオ面に関しては、オリジナルのDS版をプレイした人にとっては目につく改変こそ目立つが全体的な完成度は高い。
総じてリメイク作品としてではなく本作品単体で見れば、携帯機の作品でありながら明快かつ奥深な戦闘やフルボイスでのキャラクターの掛け合い、据置きハード作品に比肩するボリュームの王道ストーリーを楽しめる秀作である。
余談
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『イノセンスR』のセーブデータを所持していると、序盤で主人公のシングがシリーズ恒例の術技である「魔神剣」を習得するイベントが挿入される。
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これは『イノセンスR』の予約特典のネタであり、前作のマスコット(?)であるコーダのアタッチメントも同時に手に入れることができる。
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セーブデータなしでも、「魔神剣」自体は終盤のサブイベントで習得可能。アタッチメントは入手できないが。
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本作の体験版のデータを所持していると、終盤のサブイベントで入手可能な一部キャラの水着衣装が先行して手に入れられる。
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『テイルズ オブ ファンタジア』同様、iOS版が配信されていた(2013年10月9日から2016年3月31日まで)。『ファンタジア』が基本無料で課金を行うのに対し、こちらは有料で購入し、ゲーム内での課金は一切ない。
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本作では予約特典として、『テイルズ オブ ハーツ R インフィニット エボルブ』というゲームが付いていた。面クリア式の横スクロールアクションで、道中の敵を効率よく倒し、得たお金でキャラクターを強化するという単純な内容。
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…なのだが、ステージが進むにつれ敵はどんどん強くなる。そして何より、そのステージ数は
全1000面
。本編よりもこちらにはまってしまうプレイヤーも続出したとか。
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限定版「Link Edition」には『テイルズ オブ ハーツ R クエスト クロック』というアプリも付属。時間ごとにキャラが様々な演出をしてくれるデザインクロック。キャラをダンジョンに派遣することでガルドを稼ぎ、BGM・スキン・追加キャラなどを購入して時計が豪華になっていくというもの。
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キャラクターやモンスターのグラフィックはDS版のドットが使われており、ガラドのドットも新たに作られている。
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『イノセンスR』、『ハーツR』と続いたリ・イマジネーション作品であるが、次は『テンペストR』が来るであろうと予想されている。『イノセンスR』内や本作の攻略本でも発売が示唆されているが、2014年公開のシリーズのプロデューサー・馬場英雄へのインタビューにおいて、リメイクの議論はあったが現時点では予定がないことが語られている。
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闘技場では『テイルズ オブ グレイセス』のパスカルとヒューバートが登場するのだが、パーティー戦で挑むとそれぞれゲーム『どこでもいっしょ』のキャラであるトロとクロの着ぐるみを着ている。コラボとはいえそこまでしなくても…。
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個人戦で挑むと、それぞれ通常の衣装で登場するのでご安心を。
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頭身は『グレイセス』より高くなっているが、どちらのキャラも術技の再現度はなかなかのもの。パスカルの秘奥義の隠し演出も健在である。どうしてそこに力を入れた。
最終更新:2025年03月02日 10:39