「ジェットセットラジオ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ジェットセットラジオ」を以下のとおり復元します。
*ジェットセットラジオ
【じぇっとせっとらじお】
|ジャンル|ストリートアクション|&amazon(B000069TAC)|
|対応機種|ドリームキャスト|~|
|発売元|セガ・エンタープライゼス|~|
|開発元|スマイルビット|~|
|発売日|2000年6月29日|~|
|定価|5,800円(税別)|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
#contents(fromhere)
----
**概要
 架空の都市「トーキョート」を舞台に、電動モーター付きのインラインスケートで駆け巡り、ケーサツやジエータイの妨害から逃れながらスプレー缶を回収して特定のポイントでグラフティ(ストリートアート)を描き込むゲームである。

**評価点
-トゥーンレンダリングによる世界観
-縦横無尽に動き回れること。ガードレールの上を滑り、壁を走り、派手なジャンプアクションを決めることも出来る。特にストレスも無く、非常に自由度が高い。 
-プレイすればするほど上達していく操作感覚
--スケートシューズによる独特な挙動によって、最初は難しいと思うかもしれないが、コツさえ掴めばかなりハマる。
--経験値なども無いので、単純にテクニックによって決まる。タイムアタックもテクニック次第。
-「グラフティソウル」と呼ばれるアイテムが至るところに有り、それらを手に入れると描ける絵が増える。
--一部の「グラフティソウル」は、うまくトリックを決めなければ辿りつけない場所もあるので、初心者も上級者も程よい配置となっている。
--また、描ける絵はダウンロードしてくることも可能なので、インターネットを介してオリジナリティ溢れる物が多く出回った。 
-愛すべき敵キャラ
--「ケーサツ」などは、様々な手を使って主人公達を逮捕しようとする。子供相手に戦車、戦闘機、軍隊を配備するほど。
-長沼英樹らによるサウンド
--ノリが良い物が多く、ゲームとマッチしている。気が付けば口ずさんでいるほど。主題歌「Let Mom Sleep」はテレビ番組にも使われているので、一度は耳にしたことがあるはず。
--架空の海賊ラジオ『ジェットセットラジオ』を聞いている設定なので、BGMが切り替わってもぶつ切りではなく、DJがスクラッチしていたりと自然な流れになっている。
--余談だが、長沼英樹はこの作品を機に自分のスタイルが確立し、「長沼サウンド」と呼ばれるようになる。

**問題点
-グラフティの位置がわかりづらい。
--グラフティポイントを見落とした場合、地図を見なければよくわからなくなってしまう。地図もメニューから開かなければ見られないのでテンポが悪くなっている。
-敵キャラに対抗できない。
--評価点でも述べたが「ケーサツ」などは様々な手段を使って妨害してくるのに対し、主人公らは一切攻撃手段が無いために一定の距離まで逃げるか、ゴリ押しでグラフティを書き続けるしか無い。

**総評
 最初はうまく操作できなかったプレイヤーも、しばらくするといつの間にか様々なトリックを使っていた・・・という風に、誰もが簡単にアクションが行える。~
 格好いいトリックとノリの良いBGM、「セガはクール」のイメージをそのままゲームにしたような雰囲気となっている。今でも根強いファンが居るのはこのお陰かも知れない。~
 しかし、いくら今作が格好良くても、現実世界でのグラフティ行為は「''刑法第260条 建造物等損壊罪・第261条 器物損壊罪''」によって処罰されるので''絶対にしてはいけない''((ゲーム起動時にも犯罪である事が表示される。))。

**その後の展開
-Electronic Entertainment Expo(E3)「2000 ゲーム・クリティック・アワードベスト・オブ・コンソール部門」において''最優秀賞を受賞した''。
-2002年には続編『ジェットセットラジオ フューチャー』が発売、今作の反省を踏まえてこちらも良い作品となっているが、発売されたハードが日本では普及していなかったXbox。その為に流通数が少なく、プレミア化している。
-その他、海外ではGBA版が発売している。

----
*デ・ラ・ジェットセットラジオ
【で・ら・じぇっとせっとらじお】
|ジャンル|ストリートアクション|&amazon(B000092PH1)|
|対応機種|ドリームキャスト|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|スマイルビット|~|
|発売日|ドリームキャストダイレクト版:2001年1月1日&br()通常版:2001年10月18日|~|
|定価|ドリームキャストダイレクト版:5,800円&br()通常版:4,800円(共に税別)|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|

**概要
 2001年、『ジェットセットラジオ』の海外版をもとに、BGM・ステージ・ミッション・キャラを追加したバージョンアップ版『デ・ラ・ジェットセットラジオ』が発売された。

-''主な変更点''
--2ステージ・8ミッションの追加。
---追加された2ステージは海外が舞台となる。
--エネミー・グラフィティソウル・BGMの追加。キャラクターの声の一部変更。
--また、ゲーム中のBGMを聞くRADIOモードやプラクティスモードの追加。
--エンディングの変更。

**HD移植
''ジェットセットラジオ (HD)''~
【じぇっとせっとらじお】
|ジャンル|ストリートアクション|#image(http://download.xbox.com/content/images/66acd000-77fe-1000-9115-d80258411247/1041/boxartlg.jpg)|
|対応機種|Playstation 3,Vita&br()Xbox 360|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|スマイルビット|~|
|発売日|2013年2月20日|~|
|定価|952円(税別)|~|
|CERO|B(12歳以上対象)|~|
||[[公式サイト>http://dc.sega.jp/game_jsr.html]]|~|
『デ・ラ・ジェットセットラジオ』をベースとして2012年12月にiOS向けアプリに、2013年2月にPS3/PSV/Xb360に移植されダウンロード販売されている。~
日本で配信されたバージョンは、半年ほど先行して配信された北米版より、プレイしやすいようにステージの細部などにかなり手直しが入っているらしい。~
なお、海外向けのPCダウンロード版も存在するが、セガにより日本からの購入ができないようになっている。 ~
参考:[[インタビュー>http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20130220_588217.html]]
-主な特徴
--1080p,ワイド対応。
--楽曲はほぼすべてオリジナル版のまま収録。
--右スティック操作に対応し、視点を自由に変化させられるようになった。
--オリジナル版開発者たちのインタビューを集めたショートフィルムを新たに収録。
--トロフィー&実績、オンラインランキングに対応。
--PlayStation Vita版では、背面カメラを使って自分の撮影した画像をグラフィティとしてゲーム内に使用することが可能。また、タッチスクリーン対応でグラフィティのアクションを行ったり、背面タッチパッドで、移動中にプレイヤーのカメラを自由に動かすこともできます。&br()また、PS3版とのセーブデータを連動させることができる。オンラインに接続した状態で双方をプレイすることで、データを共有できる。Vitaで撮影したオリジナルのグラフィティをPS3で使うことが可能。&br()(公式サイトより)

復元してよろしいですか?