登場人物 > アシモフ





概要

アシモフは、「蒼き雷霆ガンヴォルト」の登場人物




公式HPキャラ紹介引用

フェザーの創始者の一人にして、
自らも任務に赴く実践型のチームリーダー。
スナイパーライフルによる長距離狙撃を得意とする。
冷静沈着で任務に対しては非情だが、
その裏に隠された情の厚さはフェザーのメンバーにも
知られており、深く信頼されている。
かつて皇神(スメラギ)の実験体として
幽閉されていたGVを救い出したことがあり、
GVにとって彼は恩人であり、師匠であり、
親代わりのような存在といえる。




OVA公式HPキャラ紹介引用

フェザーの創始者の一人にして、自らも“チームシープス”を
率いて任務に赴く実践型のチームリーダー。
あらゆる武器の扱いに長けているが、中でも特に
スナイパーライフルによる長距離狙撃を得意とする。
冷静沈着で任務に対しては非情だが、
その裏に隠された情の厚さはフェザーの
メンバーにも知られており、深く信頼されている。
かつて皇神(スメラギ)の実験体として幽閉されていたGVを
救い出したことがあり、GVにとって彼は恩人であり
師匠であり、親代わりのような存在といえる。







プロフィール

所属…皇神グループ(被献体として)→無所属→フェザー
能力…“蒼き雷霆(アームドブルー)”
SPスキル…ヴォルティックチェーン
異名…なし?
年齢…24歳
身長…約190cm
一人称…私

補足説明

チームシープスのリーダー兼狙撃手であり、チーム内でのコードネームはシープスリーダー。
GVには「フェザー最強の戦士」と目されており、任務では対戦車用レールライフル「E.A.T.R」を駆り戦う。

英語交じりの怪しい口調が特徴。作中でも「言葉遣いがおかしい」と指摘されている。
アシモフ自身にも「この国(日本)の言葉を苦手としている」という認識はあるようである。*1
設定資料では「アメリカ人」と記載されているものがあるが、本編に反映されている設定かは不明。

フェザーには他者の第七波動に関しては詮索しないという気風があり*2
そのため、アシモフの能力はフェザーでもごく少数のメンバーにしか認知されていない。
(「CUTOUT アキュラ編(小説版)」においてノワが用意した資料でも、彼は“能力不明”の能力者として扱われていた)







来歴


過去

不法入国者同士の子として生まれ、浮浪児となる。
やがて皇神に囚われ、タケフツという「識別名」を与えられた上で因子移植の実験体とされるが
植え付けられた能力を自力で制御できなかったために失敗作とみなされ、以後様々な実験に使われる事となる。

「オフィシャルコンプリートワークス」では、実験体となるまでの経歴が「国外で育った孤児だったが、日本に不法入国した所を皇神のハンターに囚われた」と変更されている。

陽炎のメモリア

皇神未来技術研究所で神園博士らにより実験にかけられている最中、能力が暴走。
研究所を全焼させ、多くの人員・機材を焼き払った。タケフツ自身は生存し、脱走している。

義心憤怒(回想)

本人は未登場だが、前述した未来技研での事故について物語中で触れられている。

幕間

国外に脱出したタケフツは「アシモフ」と名を変え、
とある団体へと入り込みフェザーの設立に尽力。創始メンバーの一人となる。

その後、日本に舞い戻ったアシモフは皇神の実験施設から実験体の少年を助け出し
彼に“ガンヴォルト”という名を与える。*3

ストライカーパック 限定版ドラマCD

皇神に仕掛けていた盗聴器から、エデンと皇神の直接対決を予見。
両陣営の戦闘に便乗して大電波塔アマテラスをシステムダウンさせ、ジーノモニカを国内に招き入れる手引きを行った。

蒼き雷霆ガンヴォルト(“電子の謡精抹殺”ミッション)

チーム・シープスを総指揮し、自身も戦車を撃破するなど奮戦する。
電子の謡精(モルフォ)の正体がシアンの第七波動と判明した際は、GVにシアンの抹殺を命じた。
しかし、GVの反論、およびフェザーからの脱退宣言を受けると彼の意見を容れ、
「一般市民」となったGVをシアン共々戦いの場から避難させた。

平穏への憧憬

GVが提出した資料をベースに、化学工場襲撃ミッションのレポートをまとめあげる。
その際、「忍者」や「忍法」について誤った認識をしている事がモニカに露呈した。

チーム・シープス総出でのカラオケでは、モニカと共に「Find Out! -希望の羅針-」を歌った。

蒼き雷霆ガンヴォルト

ミッション「爆炎」「光塔」ではGVのサポートにあたる。後者では自身も前線で戦った。
ミッション「電光」ではシアン救出のためチーム・シープスを再結成。
ジーノと共に軌道エレベーター“アメノサカホコ”のコントロール施設を制圧したが、直後に姿を消す。

CUTOUT アキュラ

GVとの戦闘で傷付いたアキュラとアメノウキハシで遭遇・交戦。
第七波動を解放しアキュラを圧倒したが、ノワの介入があったために取り逃がす。
時系列上は、本編でのミッション「天主」とほぼ同時期の物語と思われる。

蒼き雷霆ガンヴォルト(ネタバレ)

+ ...
紫電を撃破したGVと、彼によって救い出されたシアンの前に単身現れる。
無能力者の殲滅に協力するよう二人に説くが、交渉が決裂するとアキュラから奪った銃を使い二人を死の際に追いやった。

謡精の力で復活を遂げたGVに追いつかれると、自身の“蒼き雷霆”を解放。GVの“蒼き雷霆”と衝突する。
死に際には能力者たちの台頭を予見し、GVにその未来を(一方的に)託した。

蒼き雷霆ガンヴォルト爪

既に死亡しており、DLCまで含めても本人は未登場。
出所は不明だが、テセオはアシモフの死に関する情報を掴んでいた。

本作でGVが直接アシモフの名を呼ぶ事はないが、所々でその存在には言及している。
また、GV自身は気付いていないが「AB(アームドブルー)スピリット」は各地に散らばったアシモフの魂である。

蒼き雷霆ガンヴォルト鎖環

+ ...
無限の星詠(アストラルオーダー)に引き寄せられた可能性世界のアシモフが登場。

恵まれた力を持つGVには「新たな時代の王(キング)となる」責務があると断言し、それを果たそうとしない彼を叱咤する。
なお、アシモフがGVやシアンを自らの野望に巻き込んだのは「自分の肉体が持ちそうにない」ためであり*4
きりんを新たな時代のクイーンとし“鎖環”の力でデッドエンドを止めた上で、自ら世界を支配しようとも語っている。

GVに倒された後は「お前にならこの世界を任せられる」とまたも自身の望みをGVに託すが…







OVA

本編同様、チーム・シープスを総指揮する立場にある。
本作では、長距離狙撃により戦車を撃破する場面がアニメーションで実際に描かれた。

結果的にGVの意見を認め、彼をフェザーから脱退させたのもゲーム本編と同様だが
その際にアシモフとGVが交わした会話は本編のそれに比べてやや緊迫したものとなっている。







出展

蒼き雷霆ガンヴォルト 陽炎のメモリア
蒼き雷霆ガンヴォルト 義心憤怒
蒼き雷霆ガンヴォルト 平穏への憧憬
蒼き雷霆ガンヴォルト ストライカーパック限定版ドラマCD/設定資料集
蒼き雷霆ガンヴォルト 蒼き雷霆ガンヴォルト爪 オフィシャルコンプリートワークス
電撃Nintendo 2015年11月号(能力者PROFILE・アシモフ)
電撃Nintendo 2016年1-2月号(CUTOUT アキュラ)
電撃Nintendo 2017年12月号(能力者PROFILE・ガンヴォルト)
OVA「蒼き雷霆ガンヴォルト」






最終更新:2023年02月14日 00:15

*1 「平穏への憧憬」より。

*2 電撃Nintendo 2015年11月号より

*3 「OVA」では、アシモフがGVを救出する場面が回想という形で実際に描かれている。

*4 「平穏への憧憬」でも、アシモフが「この体が持つ内に…」と呟く描写があり、彼の命が残り短い事が示唆されていた。