概要
シアンは「蒼き雷霆ガンヴォルト」「蒼き雷霆ガンヴォルト爪」の
登場人物。
この項目ではモルフォについても解説する。
公式HPキャラ紹介引用/シアン
本作のヒロインである13歳の少女。
皇神(スメラギ)の実験によりつくられた第七波動(セブンス)能力者。
第七波動(セブンス)は“歌”によって他の能力者の
第七波動(セブンス)に共鳴し、その能力を高める
精神感応能力“電子の謡精(サイバーディーヴァ)”
皇神(スメラギ)グループにより、実験体として
幽閉されていたところをGVによって救出され、
以降はGVと共に同じ家で暮らすようになる。
純粋で大人しい性格だが、GVに対しては
ある程度砕けた態度で接する。
公式HPキャラ紹介引用/モルフォ
皇神(スメラギ)グループがプロデュースする
国民的バーチャルアイドル。
その正体は、シアンの第七波動(セブンス)
“電子の謡精(サイバーディーヴァ)”が具現化した存在である。
皇神(スメラギ)グループはモルフォを表向きは
アイドルとして、その裏では他の能力者を
探知するためのソナーとして利用していた。
本体であるシアンとは別の自我を持っており、
気が強く、自由奔放な性格をしている。
これはモルフォ曰くシアンの本心が反映されたものらしい。
公式HPキャラ紹介引用(爪)
元は第七波動能力者の人間だったが、
現在はGVの内に宿る魂だけの存在。
肉体という檻から解き放たれた彼女は
生前よりも奔放な性格になっている。
第七波動は、歌うことでGVとシンクロし、
彼の能力を高めることができる“電子の謡精”。
とある事件によって力の大半を失い、
普段は手の平サイズにまで縮んでしまっている。
GVとのシンクロ率が高まった場合など、能力が
活性化した際は人間サイズになることが出来るが、
それでもかつての姿より幼い姿をとるのが
精一杯なようだ。
公式HPキャラ紹介引用(鎖環)
かつてガンヴォルトと
共にいた少女の幻影。
きりんやGVと共に戦場を駆け、
歌の第七波動
「ソングオブディーヴァ」で
2人を鼓舞し、
戦いに倒れた時は、
彼女の歌声がガンヴォルトを覚醒させる。
OVA公式HPキャラ紹介引用/シアン
13歳の少女。皇神の実験によりつくられた第七波動能力者。
第七波動は“歌”によって他の能力者の第七波動に共鳴し、
その能力を高める精神感応能力“電子の謡精”
皇神グループに実験体として幽閉されていたところを
GVによって救出され、
以降はGVと共に同じ家で暮らすようになる。
純粋で大人しい性格だが、
GVに対してはある程度砕けた態度で接する。
OVA公式HPキャラ紹介引用/モルフォ
皇神グループがプロデュースする国民的バーチャルアイドル。
その正体は、シアンの第七波動“電子の謡精”が具現化した存在。
皇神グループはモルフォを表向きはアイドルとして、
その裏では他の能力者を探知するための
ソナーとして利用していた。
プロフィール
所属…皇神グループ(被献体/バーチャルアイドルとして)→無所属
能力…“電子の謡精(サイバーディーヴァ)”
SPスキル…ソングオブディーヴァ
異名…なし(「電子の謡精」自体がシアンの通り名ともされる)
年齢…13歳(シアン)/17歳(モルフォの外見年齢)
※モルフォの外見年齢は「能力者PROFILE」に基くが、公式Twitterでは「
18歳位」とも表記。
身長…約130cm(シアン)/約165cm(モルフォ)
一人称…わたし(シアン)/アタシ(モルフォ)
来歴
過去
皇神により、生まれる以前から“電子の謡精”の能力因子を移植されていたデザイナーチャイルド。
幼少より皇神の研究施設で実験体として幽閉されており、その能力を能力者の発見に利用されていた。
モルフォがバーチャルアイドルとして活動し始めた時期は不明だが、
「義心憤怒」の時点では既に全国レベルで人気を博すバーチャル・アイドルとして名を知られている。
義心憤怒
この時点で既に歌姫プロジェクトは発足・進行しており、電子の謡精が持つ精神干渉能力も実用化されている。
怠惰なる王国
本作の題材となっているMMORPG“セプテンベル・レコード”では
モルフォの歌が流れる限定イベントが実装されている。
この歌は録音されたものではなく、モルフォのライブ配信を直接ゲーム中で流しているものであり、
これを利用して皇神はインターネット越しに能力者の位置を検出していた。
蒼き雷霆ガンヴォルト(“電子の謡精抹殺”ミッション)
シアン、モルフォともにミッション「謡精」から登場。
自分の歌が他者を苦しめる為に使われている事に苦悩していたが
本心では「外の世界でわたしの歌を唄いたい」という夢を抱いていた。
最終的には、
GVの説得を受け皇神グループから脱走。
この後、フェザーを抜けたGVと共に隠れ家での共同生活を送る事になる。
一方、皇神グループはシアンを喪失した事により、モルフォの活動と歌姫プロジェクトの進行を停止せざるを得なくなる。
皇神は密かにシアンの捜索を進めていたが、彼女を発見するまでには少なくとも半年以上の時間を要している。
蒼き雷霆ガンヴォルト(トークルーム)
シアンは主要人物であり、大部分の会話に登場する。一方、モルフォの出番はやや少なめである。
被献体としての生活が長かったため体力があまり無く、また一般常識に疎い部分もある。
普段は偽造した戸籍や偽名を使ってGVと同じ中学校に通っているが、学年が違うために校内で会う事は少ない。
平穏への憧憬(回想)
本編で隠れ家生活をしていた時期にあたる話。
シアンはGVの部屋を掃除しようとしたり、お守りを買いに出かけたり、カラオケに興じたりと出番が多い。
GVの為に料理を作ろうとする場面も見られたが…
モルフォもゲーム本編に比べて出番が多く、シアンとモルフォが二人だけで会話する場面も見られる。
CUTOUT シアン
本編で隠れ家生活をしていた時期にあたる話。
友人から誘われてネットゲームを始める。ストーリー中では“電子の謡精”の力を意外な形で活用している。
蒼き雷霆ガンヴォルト(“電子の謡精救出”ミッション)
ミッション「囚姫」で
メラクに確保され、シアンは皇神に連れ戻される。
その後は衛星拠点“アメノウキハシ”にて機械に繋がれ、その能力を
紫電に利用されてしまう。
激戦を経てシアンはGVに救出されたが、力を使い過ぎたモルフォは戦いが終わった直後に消滅した。
(「電撃Nintendo 2018年2月号」によれば、この直後の出来事によりシアンとモルフォの人格は統合されたという)
蒼き雷霆ガンヴォルト(ネタバレ)
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アシモフに銃撃されたシアンは肉体を失い“モルフォ”となる。
その後、同様に撃たれたGVを救うため、彼と同化する事を選んだ。
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平穏への憧憬(現在)
明言はされていないが「蒼き雷霆ガンヴォルト」と「爪」の間の時期にあたると思われる。
かつて伝える事ができなかった歌をGVに贈った。
CUTOUT GVとオウカ
「蒼き雷霆ガンヴォルト」と「爪」の間の時期にあたる。
傷付いたGVを彼女なりに励ますが、GVを立ち直らせる事は出来ずにいた。
蒼き雷霆ガンヴォルト爪
ミッション「潜入」~「侵略者」までは前作のモルフォとほぼ同一の姿で登場。
この状態では“電子の謡精”の力により任意でGVを覚醒させる事ができる。
謎の少女と
テンジアンの手で砕き割られ力を奪われた後は、普段は手のひら大の大きさであり、
力が高まった状態でも生前と同程度の大きさ(130cm程度)にしかなれず、GVの強化も任意では行えない。
蒼き雷霆ガンヴォルト爪 ガンヴォルト編
前作と異なり、常にGVに同行しているのでミッション中もよく喋る。
ただし、ミッション「月下」では諸事情によりあまり喋らない。
ミッション「電脳」ではかつてのモルフォを模した敵が大量に出現する。
引き続きトークルームでも主要人物だが、GVと
オウカのみで会話するパターンもある為出番はやや減った。
実体を持たない故にできない事も数多く、苦悩する姿が度々見られる。
オウカに対してはやや当たりが強いが、本気で嫌っている訳ではないようである。
ミッション「聖者」では、パンテーラに吸収されGVから完全に引き剥がされてしまう。
この時残した「歌は、あなた(GV)の中にある」という言葉が、GVがパンテーラに打ち勝つ鍵となった。
蒼き雷霆ガンヴォルト爪 ガンヴォルト編(ネタバレ)
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ミチルの「ソングオブディーヴァ」発動時に姿を見せるが、この時はGVの声も届かなかった。
後に意識を取り戻したミチルは、ほんの一瞬シアンのような口調で話したものの
シアンとしての記憶も、ミチルとしての記憶も無くしてしまっていた。
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蒼き雷霆ガンヴォルト爪 アキュラ編
ほぼ出番はない。
ただし、シアンが能力者となった経緯についての詳細はアキュラ編でしか説明されない
(シアンが因子移植を受けているという設定は「爪」以前から存在したが、因子の出所が不明だった)。
蒼き雷霆ガンヴォルト爪 アキュラ編(ネタバレ)
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ミチルの「ソングオブディーヴァ」発動に伴い、その姿を現す。
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蒼き雷霆ガンヴォルト爪(最後のネタバレ)
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ミチルの中で活性化した“電子の謡精”の因子が摘出され、“謡精の宝剣”に収められた事が語られている。
この時点で、シアンの記憶・人格がどこかに残っているのかは定かではない。
また、シャオは能力者であった頃のシアンを指して「生きた宝剣」と呼んでいる。
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蒼き雷霆ガンヴォルト鎖環
「イマージュパルス」により、GVの記憶から具現化されたモルフォが登場。
表向きには、かつてのモルフォ同様AIアイドルという事になっている。
他のイマージュパルスで具現化された能力者と違い、モルフォは生きているかのように他者との意思疎通が可能。
この差異について、GV本人は「過去にモルフォを取り込んでいた影響」と推測しているが、
きりんは「モルフォがGVにとって忘れられない相手だった」ためではないかとも考えている。
ミッション中には、きりんが倒れた時(鎖環の封印が弱まった時)「ソングオブディーヴァ」の力でGVの暴走を抑え込む役割も果たす
(公式HPの表記では「ガンヴォルトを覚醒させる」とあるが、システム上、本作では倒れたガンヴォルトを覚醒させる状況にはならない)。
シアンはイマージュパルスや回想で登場している。GV自身はシアンの名をモノローグも含めほとんど口にしていないが、
かつてGVが世界より「一人の少女」を選んだ事を
ZEDΩ.はGV本人の前で口にしている他、
デイトナ(の幻)はシアンを守れなかったGVを糾弾している。
また、可能性世界での戦いではGV自身もシアンについて言及している。
マイティガンヴォルト バースト(ガンヴォルト編)
GVと共に謎の世界に辿り着く。理由は不明だが、この世界では調子を崩してしまっている。
GVがピンチに陥った際に顕現する事があるが、本編と違い“ソングオブディーヴァ”でGVを復活させる事はできない。
マイティガンヴォルト バースト(ガンヴォルト編・ネタバレ)
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テセオ撃破後、ワールドハックの呪縛から解き放たれ本来の力を取り戻す。
直後、「ワールドイニシャライズ」による世界の初期化に巻き込まれかけたGVをその手で救い上げた。
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マイティガンヴォルト バースト(シアン編)
GVの第七波動によって生まれた「並行世界」とも言えるVR空間を単身冒険する。
シアンがプレイアブルキャラクターとなったのは本作が初。
ブラスターマスターゼロ
シアンが「爪」時代の外見で登場。
とあるエリアでGVを待っており、彼女と出会う事でGVがSPスキル「ヴォルティックチェーン」を使用できるようになる。
台詞は特に無いが、これはGVも同様である。
OVA
シアンの活躍は原作におけるミッション「謡精」と近いものだが、皇神脱走後のGVとの暮らしも僅かに描かれている。
モルフォはライブ会場で歌う場面が設けられているほか
“電子の謡精”を用いて皇神が能力者を検知する場面が実際に描写されている。
出展
ブラスターマスターゼロ
マイティガンヴォルト バースト
蒼き雷霆ガンヴォルト 義心憤怒
蒼き雷霆ガンヴォルト 平穏への憧憬
蒼き雷霆ガンヴォルト 怠惰なる王国
蒼き雷霆ガンヴォルト ストライカーパック設定資料集
電撃Nintendo 2015年9月号(能力者PROFILE)
電撃Nintendo 2016年3-5月号(CUTOUT シアン編)
電撃Nintendo 2016年10月号(CUTOUT GVとオウカ編)
電撃Nintendo 2018年2月号(能力者PROFILE)
OVA「蒼き雷霆ガンヴォルト」
最終更新:2023年02月13日 23:41