概要
「CUTOUT オウカ編」は、電撃Nintendoで連載されていた短編小説、およびそれを元にしたドラマCD。
前者は「電撃Nintendo」2016年10月号で「CUTOUT GVとオウカ」として、
後者はSwitch版「蒼き雷霆ガンヴォルト ストライカーパック限定版」に付属したドラマCDで「CUTOUT 最終話 オウカ編」として発表された。
アキュラ編・シアン編とは異なり「オフィシャルコンプリートワークス」に収録された小説版は電撃Nintendo版から変更が加えられていない。
原作「蒼き雷霆ガンヴォルト」と「蒼き雷霆ガンヴォルト爪」の幕間にあたる作品であり、
「爪」で触れられたGVとオウカの出会いや「深く傷ついた」GVの姿は本作でより詳しく描写されている。
なお、オウカは本作で初登場しているが「CUTOUT GVとオウカ」は「爪」の発売とほぼ同時期に発表されている
(前者が2016年8月21日、後者が2016年8月25日)。
登場人物
GV/ガンヴォルト(声の出演・石川 界人)
“蒼き雷霆”の能力者。
ほぼ一貫して「GV」と呼ばれるが、小説版では地の文で一か所だけ「ガンヴォルト」と呼ばれている。
シアン(声の出演・櫻川 めぐ)
GVと一心同体である“電子の謡精”。
オウカ(声の出演・近藤 玲奈)
大財閥「桜咲家」の血を引く少女。
二人組(声の出演・不明)
オウカを襲った能力者の二人組。ただし、痩せた男は能力を使う場面が描かれていない。
小説版では地の文で「小太りの男」「涸れ木のように痩せた男」と呼ばれている。
ドラマCD版での主な変更点
- 「沼男」の思考実験のくだりはドラマCD版ではまるまるカット。
- オウカを可愛がっていた家政婦に、ドラマCD版では「クドウ」という名が与えられている(小説版では名称が不明)
- 小太りの男は、小説版では何を喋っているか不明瞭であったがドラマCD版ではくぐもった日本語で話す。
- ドラマCD版では、最後の締めくくりにオウカの独白が追加されている。
最終更新:2025年07月26日 21:50