用語 > バタフライエフェクト





概要

「白き鋼鉄のX」に登場する、スメラギが管理する「恒久平和維持装置」。







作中での扱い


白き鋼鉄のX(オープニング)

スラム街において、アキュラは遭遇したブレイドから「バタフライエフェクト」の所在を聞き出そうとするが、
ここではコハクの横入りで戦闘が中断されたため失敗している。

白き鋼鉄のX(ストーリー前半)

アキュラが「スメラギ第拾参ビル」に潜入したのは、バタフライエフェクトの隠し場所についての情報を得るためである。
RoRoはここでデータを回収するが、ほとんど暗号化されていたためその場での解析はできず、データはそのまま持ち帰っている。

ゲーム後半の3ミッションは、その全てがバタフライエフェクトに関連したものである
(「超級電波塔“ツクヨミ”」への潜入は、スメラギの通信ログを入手し、暗号化されたデータの解析に役立てるため、
 「第一データ施設」と「第二データ施設」への潜入は、バタフライエフェクトが秘匿された施設に侵入するパスコードを得るため)。

また、コハクはこの頃RoRoに対し「バタフライエフェクトとは何なのか」質問しているが、
RoRoは「全世界のセプティマを監視・コントロール可能な、都合のいい“平和”を維持するための装置」とのみ答え、
その全容についてはコハクに明かさなかった。

白き鋼鉄のX(ストーリー後半)

+ ...
データの解読に成功し「バタフライエフェクト」、そしてスメラギの管理AI「デマーゼル」が
スメラギ第拾参ビルの地下にある事を突き止めたアキュラは、デマーゼルを破壊するために再びビルへと向かう。

地下秘密基地では、バタフライエフェクトの正体が、
アキュラの妹「ミチル」の脳を生体パーツとして組み込んだマシンである事が判明
(これはプレイヤー視点での話であり、アキュラとRoRoは元々バタフライエフェクトの正体を知っていた)。

ミチル本人の意思も残されており、戦闘前にはアキュラに対し、モニターを介して「ワタシヲコロシテ」とメッセージを送った。
その意思を汲み、アキュラは自らの手でバタフライエフェクトを破壊している。



デマーゼルはバタフライエフェクトの能力を利用しブレイドの洗脳を行っていたほか、
全世界のセプティマホルダーの無意識化に働きかけ、ゆるくマイナーズに対する興味や関心を喪失させている
(ドラマCD「プロローグ -希望の歌姫-」では、アリータというセプティマホルダーの少女が
 「マイナーズの存在を知ってたはずなのに、今まで考えたことも考えようと思ったこともなかった」と語っている。
 ロロの歌を聞いた後の彼女は、セプティマホルダーもマイナーズも「同じ人間」と考えるようになっている)

ミチルはバタフライエフェクトの生体パーツとして利用されるより前、
シアンの遺体から摘出された「サイバーディーヴァ」のセプティマ因子を移植されている。

一枚絵や戦闘画面でアキュラと比較すると異常なまでに脳が大きい事が分かるが、
これは延命措置を繰り返す過程で肥大化したためであり、この脳はまぎれもなくミチルのものである。







出展

白き鋼鉄のX サウンドトラック






最終更新:2020年07月03日 22:01