概要
オリジナルの”蒼き雷霆”の
能力因子を複製し、他者に移植する事で
人工的に蒼き雷霆の能力者を作り出す事を目的としたプロジェクト。
旧来の発電方法に限界を迎えていた
皇神が、新たなエネルギー研究のために打ち立てた計画である。
少なくとも「蒼き雷霆ガンヴォルト」の7年前までは稼働していたプロジェクトだが、
「蒼き雷霆ガンヴォルト」「爪」の本編中でその現状に触れられる事は無く、ゲーム本編の時代にどのような扱いとなっているかは不明。
被献体
蒼き雷霆の能力因子に適合する者は数少なく、確認されている“生きた成功例”はタケフツと
ガンヴォルトの2名のみ。
ただしタケフツは皇神から失敗作とみなされており、また未来技研の焼失事故で死亡したと考えられているため
実際に成功例として扱われているのはガンヴォルトただ1人である。
紫電は被献体となったが死には至らなかったため、ガンヴォルトとタケフツ以外の被献体全員が死亡したという訳ではない。
もっとも、紫電は実験後に意識を失い「死にかけた」とも語られており蒼き雷霆の移植が生命の危機を伴うものである事は確かなようである。
拉致した身寄りのない子供やクローン体を主に被献体としており、
現時点で名称が明らかになっている被献体はタケフツ、紫電、ガンヴォルトの3名。
タケフツは能力の制御に失敗。能力を抑制する効果を持つ拘束具で強引に
能力を抑え込まれ
能力因子を移植した研究チームとは別の部署(
神園博士が主任)によって、実験体とされていた。
紫電もまた、能力の制御に失敗し暴走。
すぐに能力因子を摘出された上で”念動力”の因子を替わりに移植され、一命を取り留めた。
正確な時期は不明だが、ガンヴォルトは「蒼き雷霆ガンヴォルト」から数えて7年前~1年前に蒼き雷霆の能力者となった。
デザイナーチャイルド
プロジェクト・ガンヴォルトの過程で生まれた、因子適合用の実験体クローン。
結果的に“蒼き雷霆”の因子に適合する実験体の量産には失敗しているが、
デザイナーチャイルド自体は様々な計画に転用されている。
登場人物のうち、
シアンは皇神によってつくられたデザイナーチャイルドである。
余談
“電子の謡精”は、プロジェクト・ガンヴォルトの研究実験の過程で発見された“電子を操る第七波動”の派生系の一つである。
出展
蒼き雷霆ガンヴォルト 陽炎のメモリア
蒼き雷霆ガンヴォルト 義心憤怒
電撃Nintendo 2016年9月号(能力者PROFILE・シアン)
電撃Nintendo 2016年10月号(能力者PROFILE・紫電)
電撃Nintendo 2018年2月号(能力者PROFILE・シアン)
最終更新:2020年08月11日 22:41