「白き鋼鉄のX」「白き鋼鉄のX2」に登場する用語のうち、個別項目のないもの。
情報源は主にゲーム本編/インティ・クリエイツの公式Twitter/各種CDのブックレット。
このページはネタバレ対策をしていないので、一応閲覧注意。
ガランド
型式番号BSM-02 ガランド。
最新鋭の無人自律型戦闘機。
高出力エネルギー砲アクセルブラスト搭載。
テクノロジーの進化等も考慮して、
外観は未来的にデザインされている。
(公式Twitterアカウントより引用)
備考(ガランド)
ガランドを開発したのはソル・エレクトロニクス社という会社。
ガルガンチュア
国内最大規模を誇る電機メーカー。インテルスが代表取締役社長を務める。
ダイナインはこの会社で作られた量産型ヒューマノイドだった。
キングとクイーン
かつてアシモフが自らの手で殺めた「雷撃能力者」と「サイバーディーヴァ」。
名前は語られておらず、顔もはっきりとは見えないが、どう見てもあの場面で、どう見てもあの二人。
ちなみに「ガンヴォルト」はブレイドの因子移植元、「シアン」はミチルの因子移植元として、
サウンドトラックのブックレットに名前だけは登場している
(どちらも「遺体から」因子を摘出したと書かれているので、やはり確実に死亡している)。
ふしぎな事が起こってミチルが能力者に戻った「爪」とは違い、
「X」の歴史では因子移植を経てミチルに“電子の謡精”の能力が返還されたようだ。
ジャイアントロロ
ジャイアントロロ。”一見すると間抜けで可笑しいけど怖い兵器”を
コンセプトにデザインされている。
戦車というよりは、どちらかというとおかしなキャラクターとしてまとめられた。
(公式Twitterアカウントより引用)
備考(ジャイアントロロ)
マイナーズ殲滅のため、デマーゼルが単身開発を進めていた無人戦車。
アキュラの技術を再現しており、多くのセプティマを疑似再現している。
RoRoを模しているのは「マイナーズの希望の象徴であるRoRoの姿をした兵器がマイナーズを蹂躙する」という精神攻撃の一環
(サウンドトラックブックレットより。ただ、RoRoは基本的にモード・ディーヴァの姿で歌動画の配信を行っており、
バトルポット形態を知っているマイナーズはゲーム本編に登場したメンバーと「希望の歌姫」に登場したミユミだけなので、
あまり精神攻撃としては機能しないようにも思われる)。
RoRoとは大きさがまるで違うが、これはスメラギの技術力ではこのサイズに収めるのが精一杯だったためである。
人類進化推進機構スメラギ
セプティマホルダーだけの世界を目指し、
マイナーズ掃討を掲げる人類進化推進機構。
名目上は法人団体だが、国に対する影響力の大きさから、
往々にして政府や国家と同一視されている。
国民の中でも強力なセプティマを有した者の中から
無作為に選ばれた者を“翼戦士”に任命し、従軍させている。
(公式HPより引用)
備考(人類進化推進機構スメラギ)
前身は「蒼き雷霆ガンヴォルト」に登場した皇神グループだと思われるが、明言はされていない。
関連施設として、「白き鋼鉄のX」に登場した「スメラギ第拾参ビル」「超級電波塔“ツクヨミ”」
「第一データ施設」「第二データ施設」「スメラギ地下秘密基地」、
「イソラ 全力アイドルロード」に登場した「スメラギスタジアム」などがある。
なお、ツクヨミは「蒼き雷霆ガンヴォルト」に登場した「大電波塔アマテラス」の兄弟塔である
(「白き鋼鉄のX」サウンドトラック、ブックレットより)。
セプティマ
進化を遂げた新人類が獲得した異能の力。
火や風など自然現象を操るものから、
肉体を糸に変えるといった超自然的なものまで、
その現象は多岐にわたる。
セプティマを有する新人類を“セプティマホルダー”と呼ぶ。
彼らの間にも能力差は存在するが、
スメラギの管理AIによって平和裏に統治されている。
(公式HPより引用)
備考(セプティマ)
2020年6月現在、名称が判明しているセプティマは以下の通り。()内は所持者。
「電子の謡精」(RoRo、ミチル、シアン)
「編糸細工」(リベリオ)
「起爆」(クリム)
「重力」(インテルス)
「偏向布巾」(ダイナイン)
「分身」(イソラ)
「螺旋」(バクト)
「アームドブルー」(ブレイド、アシモフ、ガンヴォルト)
「憑依」(「マンティスゾンビ」を動かしていたスメラギ兵)
「振動」(アリータ)
セプティマホルダー
セプティマを持つ新人類の総称。デマーゼルによれば「能力者」と同義。
「白き鋼鉄のX」の時代では、人類の大半はセプティマホルダーに進化を遂げている。
また、マイナーズがセプティマ因子の移植実験を受け、セプティマホルダーと化す例もある。
ディヴァイド
「白き鋼鉄のX」におけるアキュラの愛銃。
「蒼き雷霆ガンヴォルト爪」に登場したボーダーII同様、フォトンレーザーを放つ事ができるが、ボーダーIIとは外観が大きく異なる。
その「ボーダーII」の前身であるリボルバー銃「ボーダー」は、ある一枚絵でアシモフが所持している場面を確認できる。
アシモフが死亡した歴史である「爪」では、ボーダーをアキュラが回収し「ボーダーII」に改造しているのだが、
「X」の歴史でボーダーがどうなったのかは不明。
テロ組織
I…家族を人質に取られていたリベリオが、やむを得ず加担した組織。反スメラギを掲げて活動していた。
最終的に組織はリベリオに全ての罪をなすりつけている。本編現在、テロ組織が健在かは不明。
II…かつてアシモフが頭目を務めていた組織。時代が大きく異なるので、おそらく上記のテロ組織とは別物。
どちらのテロ組織も、正式な組織名については触れられていない。
ブリッツ
アキュラが携帯するアイテム。
RoRoに言わせれば「雷撃のセプティマエネルギーを再現して、弾丸のカタチをしたケースに溜め込んだもの」で、
ひらたくいうと“ものすごい電池”。
RoRoはアキュラがこの電池に「ブリッツ」という名称を付け、弾丸のような見た目にした理由を
「(電池では)ちょっとダサいと思ったから」と推測している。
ここからは「爪」の話になるが、アキュラがブリッツを弾丸状に作ったのは、
「使い慣れた弾丸ケースに収まる形状である」という利点の他、アキュラ自身の「趣味」による所も大きいらしく、
この設定が「X」に反映されているとすれば、RoRoの推測はそこまで的外れなものでもないと言える。
マイナーズ
セプティマを持たない旧人類“マイナーズ”。
そのほとんどがスメラギの戦闘部隊によって駆逐されている。
スラム街の地下では、最年長のコハクをはじめとした
4人の子どもたちが肩を寄せ合い、スメラギから隠れながら生きている。
(公式HPより引用)
備考(マイナーズ)
語源は「多数派(セプティマホルダー)」に対する「少数派」。
デマーゼルによれば「無能力者」と「マイナーズ」は同義のようだが、いつ頃から呼び名が変わっていったかは不明。
少なくともコハク(14歳)が生まれた頃には「マイナーズ」という呼称は完全に浸透している。
本編に登場するマイナーズはコハク、ジン、キョウタ、マリアの4名(+元マイナーズのブレイド)のみだが、
アキュラとRoRoによれば、他にも生存しているマイナーズはおり、隠れ家も存在しているという。
ただし、ほとんどのマイナーズの心は荒んでおり、匿う事にリスクが伴うアキュラを温かく迎える者は少なかった。
「プロローグ -希望の歌姫-」には、ハヤト、ミユミ、ナナという名前のマイナーズが登場する
(ナナは故人であり、生前にRoRoに送っていたメッセージと姉であるミユミの証言でのみ、その足跡が確認できる)。
「白き鋼鉄のX2」の時代には、コハクたちはスメラギの指導者となったブレイドの庇護下で平和な生活を送っている。
まっしろヨロイ(仮称)
アキュラが身に付けている鎧。予備はなく、アキュラはこの一着の鎧を繰り返し補修して使っている。
主な機能はブリッツを消費して空中を高速移動する「ブリッツダッシュ」、
ブリッツを2つ消費してほとんどの攻撃を無効化する「カゲロウ」(残りブリッツが1つの時は消費1で発動)、
空中をゆっくりと降下できる「ホバリング」など。
細部に違いはあるものの、見た目も性能もほぼ「ヴァイスティーガー」と同一。
アキュラの鎧を「まっしろヨロイ」と表現したのはコハクであり、RoRoは「バトルジャケット」と呼んでいる。
この「真っ白な鋼鉄鎧」をまとい「Xマーク」を敵に刻み込んでいく姿が、アキュラの異名「白き鋼鉄のX」の由来である。
マフィア
バクトが所属する組織。
バクト自身は「ファミリー」と呼び、アキュラからは「どこぞのマフィア」と言われているため正式名称は不明。
元々バクトはこのマフィアの初級幹部だったが、抗争により構成員のほとんどが死亡した/逮捕されたため、
「白き鋼鉄のX」の時代にはバクトが名目上の頭となっている。
ただし、バクト自身は自分は頭にはふさわしくないと考えており、ファミリー再興の暁には頭目の座を降りるつもりでいる。
マンティスゾンビ
憑依(フュージョン)のセプティマにより、ジャンクパーツから再生された大昔の旧型戦車。
別名「在庫マンティス」。
闇ネット
マイナーズたちが利用しているネットワーク。いわゆるウラインターネット?
「白き鋼鉄のX」という戦士の都市伝説が流れたり、
動画サイトでRoRoの歌動画が配信されたり、
ロロクラによってRoRoの応援用振り付け、およびそれに使うサイリウムやタオルの作り方がアップされたりする。
翼戦士(よくせんし)
「翼戦士」は、国民の中でも特に
優秀なセプティマホルダーから、
人類進化推進機構スメラギによって
無作為に徴兵されたエリート戦士の呼称。
スメラギから渡された「翼戦士の羽根ペン」で契約を結ぶことで、
普段以上に強力なセプティマを扱える
戦闘形態に変身することが可能。
(公式HPより引用)
備考(翼戦士)
「七宝剣」や「G7」とは異なり、翼戦士の総数は不明。
翼戦士には、何らかの交換条件と引き換えに協力させられている者が多く(リベリオ、インテルス、バクトの三名)
作中でもRoRoから「またそのパターン?スメラギの統治って、とことん腐ってるね!」と指摘されている。
レディバグ/レディーバグ
レディーバグ。無人警備ロボット。
回転形態時、地面との接触分部にメイン装甲となる羽パーツが移動し、
摩擦損耗を防ぐ。そのため、羽が下、脚が上になる形で変形する。
回転形態が球状なることにこだわってデザインざれた。
(公式Twitterアカウントより引用)
備考(レディバグ/レディーバグ)
装備している特殊爆弾の名称は「ブレイズボム」、回転式シールドシステムの名称は「スピニングダーク」。
ガランドやジャイアントロロと違い、開発元については触れられていない。
インティ・クリエイツ公式Twitterでは「レディーバグ」、サウンドトラックブックレットでは「レディバグ」と表記。
どちらが正しいかは不明。
EC(エネルギアコア)
ワーカーたちの住む世界に存在するクリスタル。ワーカーを含むほとんどの機械はECをバッテリー源とする。
ワーカーの間では、何かを譲ってもらったり手伝ってもらう時にECを渡すのが風習となっており、通貨としても機能している。
アキュラも「X2」ではECを使ってアビリティを購入している。
グレイヴピラー
ワーカーたちの“創造主”が遺した塔。
その頂上にはあらゆる知識が眠るといわれる。
もともとは環境再生のための実験場であり、
塔の中では様々な環境が疑似再現されている。
(公式HPより引用)
備考(グレイヴピラー)
アキュラたちの事を、デイサイトは数百年ぶり、イプシロンは何百年ぶりの塔への侵入者と呼んでいる。
グレイヴピラーの入り口はバリアによって守られており、内部にも複数の隔壁が存在する。
バリアは人間がいなければ解除できず、隔壁は各ブロックの管理者(通称“墓守”)が持つ物理キーが無ければ開かない。
墓守のいないブロックも含め、各ブロックは多くの警備メカによって守られているが、これらはエントランスには侵入してこない。
グレイヴピラー上空には“天上の楽園”と呼ばれる空中庭園が存在し、ピラー最上階にある転送端末を使わなければ入る事はできない。
コハクによれば、空中庭園は浮いているのではなく、遮断した空間に固定されたものらしい。
墓守
グレイヴピラーを守護する使命を
与えられた特別なワーカーたち。
なお、グレイヴピラーも墓守も、
後年の一般ワーカーにつけられた俗称である。
(公式HPより引用)
最終更新:2022年08月18日 00:40