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東都探偵倶楽部事件簿:ファイルX 《~Neighborhood of parallel lines~》 (※嘘?予告)

「これは取引ですよ。双方が得をする取引だ、悪い話ではないでしょう?」


繕ったような敬語に曖昧な笑みを浮かべる〝司祭〟が、探偵事務所に持ち込んだ取引。
それは、異能者のみを狙う連続殺人事件の調査であった。


「あー、それな。何か上の方でもめてるらしいんだよな」
「公安も一枚岩じゃないからな。……覚えてるか? 過激派の連中。どうやら本腰入れて圧力かけてきてるらしいぞ?」


『この件に関して、〝ハーメルン〟が動く事はない』
『各々厳重に警戒をするように。その上で為された危害は、戦闘部隊が対処する』



動けぬもの、動かぬもの。そして………



「おい……人選、本当にこれでいいのかよ」
「一番の適任者を選んだつもりですよ。ねえ……カルディアさん?」



相反する二つの組織の、仮初の共闘。




内側から引き裂かれたような、奇妙な殺害方法。
「殺意は、ある。が……害意の方向がおかしい」
異能者排除を目指す組織、《ネイバーフット
「ある意味……間違っちゃいない、のかもな」
困惑、動揺、迷い。
「もうやめてくれ! あんたといると、調子狂わされてばかりだ……!」
そして、邂逅。
「なんで……… なんで、ここに……」



嘲笑うように動き出した時の歯車は、止まらない。

ただ終幕を目指して、軋んだ音を響かせながら……




東都探偵倶楽部事件簿:ファイルX 《~Neighborhood of parallel lines~》 (※嘘?予告)




「はじめまして。私の名は―――」

〝 その死神の名を、決して聞いてはいけない 〟



(続く……のか?)

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最終更新:2016年01月14日 20:17