斬星剣

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『半妖の夜叉姫』 アニメオリジナル

初登場話 アニメ『半妖の夜叉姫
所有者 天津甕星麒麟丸りおん日暮 とわ希林 理

【概要】

  • 斬星剣(ざんせいけん)とは、アニメオリジナル作品『半妖の夜叉姫』に登場する太刀である。殺生丸の母からは「天津甕星(あまつ みかぼし)の剣」と呼ばれているが間違いであり、「天津甕星の剣」は斬星剣と爆星剣の元となった剣の事であった。博識な殺生丸の母も斬星剣誕生の正確な所縁までは知らなかったようである。

  • 惑星を破壊する力を持つ「最強の二剣」の一つであり、使いこなせば惑星をも斬り裂くほどの力を秘めている。現在の所有者は日暮 とわ獣王麒麟丸が所有する爆星剣と対を成す存在。太古の昔、星の神・天津甕星(あまつ みかぼし)によって地球にもたらされた流星の正体がこの剣であった。最強にして究極の武器であり、とりわけ「吸妖魂」と呼ばれる妖気を吸収する力は、いかなる妖怪をも凌ぐ力を持つと評される。殺生丸爆砕牙すら歯牙にもかけない麒麟丸が唯一恐れる存在がこの斬星剣である。にも関わらず、弐の章22話ではとわが単なる刀である菊十文字でこの剣を使う希林 理と渡り合えている。

  • 三段階の形態が存在し、一般には第一段階「吸妖魂の根」という姿で知られている。この状態では特別な能力は有していない。封印を解くと第二段階である「星斬りの笛」と呼ばれる横笛の姿を現す。この状態でも武器としての能力はない。選ばれし者が星斬りの笛を吹き鳴らす事で、第三段階「斬星剣」という真の姿を取り戻す。斬星剣は、無尽蔵に妖気を吸収する力を持つとされており、さらに吸収した妖気を自由に放出する事もできるという。使いこなせば、対となる爆星剣をも凌駕する力を持つと言われている。それゆえに、爆星剣を所持する麒麟丸が唯一恐れる存在でもある。妖気を吸収し自在に放出する力は、原作に登場する最強の妖刀・奪鬼とほぼ同じ能力である。さらに、吸収した妖気の影響を使用者が受ける事まで奪鬼と同一である。よって、妖気を吸収する特殊能力自体は使用者への反動が存在しない竜鱗の鉄砕牙の劣化となる。

  • 数百年もの間、産霊山でりおんが吸妖魂の根の状態で所有していたが、麒麟丸を倒す事を約束した日暮 とわに星斬りの笛の状態で譲渡される。さらに、とわが星斬りの笛に認められた事で、笛は真の姿である斬星剣の姿を現した。しかし、「天津甕星の呪い」によって地球人が使うと魂を消耗するデメリットがあるらしく、認められたはずのとわでは使いこなせない設定が明らかになる。さらには、この剣を使いこなせるという希林 理があっさりとこの剣をとわから奪い取ってしまい、以後は彼の武器として使用され、とわによる麒麟丸を倒すという約束は反故になってしまった。



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最終更新:2024年04月25日 01:34