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カーミラ=ノスフェラトゥ
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meioh_unofficial
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カーミラ=ノスフェラトゥ
カーミラ=ノスフェラトゥ | |
---|---|
種族 | 始祖吸血種 |
クラス | 覚醒魔装士 |
生年 | 暗黒暦1585年 |
所属 | 黒猫 |
異名 | 始祖 |
親族 | 父 アルテミア家当主 兄 オスカー・アルテミア |
来歴
幼少期
暗黒暦1585年、シュリット神聖王国の都市ヴァナスレイ、アルテミア家の長女カーミラとして生を受ける。
胎児の頃より魔装に目覚めていたと考えられ、血液をタンパク質融解と魔力阻害の毒に変える魔装によって母子ともに衰弱。出生時には母を失い、自身も視力を持っていなかった。
母の遺言もあって兄オスカーには愛されていたが、愛する妻を失った父からは疎まれていた。
洗礼の儀に失敗し衰弱すると呪い子としてさらに疎まれ、王選での不利を嫌った父から国を追放される。推定で10歳頃とされる。
胎児の頃より魔装に目覚めていたと考えられ、血液をタンパク質融解と魔力阻害の毒に変える魔装によって母子ともに衰弱。出生時には母を失い、自身も視力を持っていなかった。
母の遺言もあって兄オスカーには愛されていたが、愛する妻を失った父からは疎まれていた。
洗礼の儀に失敗し衰弱すると呪い子としてさらに疎まれ、王選での不利を嫌った父から国を追放される。推定で10歳頃とされる。
冥王との出会い
都市ヴァルナヘルに住まう研究者クロスの手に渡ったカーミラは、赫魔に対抗するための人体強化実験の素体として、赫魔細胞を埋め込まれた。
幼いながらにも強い魔力を持ち、血液を作り出す魔装の素養があったカーミラは赫魔細胞と奇跡的な適合を果たし、『始祖』ノスフェラトゥとなる。
赫魔細胞による体組織の自壊や強烈な捕食衝動こそ起こさなかったが、強い吸血衝動に加え、魔装の暴走によって生じた瘴血の霧はヴァルナヘルを実質的に滅ぼしてしまう。
暗黒暦1595年、ヴァルナヘルの状況を問題視したレイはシュウに解決を依頼。
ノスフェラトゥはシュウの発動した《忘迦》、《絶魔禁域》、《聖印》を立て続けに受け、魂や魔力の活動に著しい制限が課せられたことで、その精神性はほぼ白紙の状態となる。
以降、記憶喪失となったノスフェラトゥはシュウに師事を受け、サンドラ周辺の迷宮域で戦い方を学ぶ。
幼いながらにも強い魔力を持ち、血液を作り出す魔装の素養があったカーミラは赫魔細胞と奇跡的な適合を果たし、『始祖』ノスフェラトゥとなる。
赫魔細胞による体組織の自壊や強烈な捕食衝動こそ起こさなかったが、強い吸血衝動に加え、魔装の暴走によって生じた瘴血の霧はヴァルナヘルを実質的に滅ぼしてしまう。
暗黒暦1595年、ヴァルナヘルの状況を問題視したレイはシュウに解決を依頼。
ノスフェラトゥはシュウの発動した《忘迦》、《絶魔禁域》、《聖印》を立て続けに受け、魂や魔力の活動に著しい制限が課せられたことで、その精神性はほぼ白紙の状態となる。
以降、記憶喪失となったノスフェラトゥはシュウに師事を受け、サンドラ周辺の迷宮域で戦い方を学ぶ。
炉との出会い
シュウとレイの計らいによって半魔族組織『炉 』へと一時身をおいたノスフェラトゥは、『黒猫』幹部らを含むメンバーと交流を深める中で、自身の生きる目的を探すようになる。
『炉 』メンバーのジョリーンが都市国家サンドラに捕らえられた際には、ハーケス、ガルミーゼ、アラージュによる救出作戦にノスフェラトゥも参加。ヘルダルフの迷宮神器 ・無限炉 に追い詰められ仲間を死傷されたノスフェラトゥは、ジョリーン、ハーケスの両名に自身の血を与えて眷属とし、自身初の吸血種化を行った。死んだ仲間の血を啜るジョリーン、それを見て吸血種化に抵抗するハーケスを見つめ、ノスフェラトゥは苦悶しながらも吸血種の血脈を守り慈しむことに生きる意味を見出す。
その後、『炉 』は生き残りのため、サンドラ探索軍団長のバラギスを通して、サンドラに『炉 』を傭兵として受け入れてもらうことに決める。これにあたり、ノスフェラトゥは『炉 』の全メンバーを吸血種化。ノスフェラトゥらは仲間らとともにバラギウムを激闘の末に討伐。このとき、バラギウムの血から眷属ウェルスが生まれる。その後、バラギウムの首と神器と吸血種化の法をもってサンドラへと取り入ることとなる。またこのとき、ノスフェラトゥは女神サフィラと繋がり、精霊秘術を習得する。加えて、ノスフェラトゥは経験を積み重ねたことで自我の再確立と戦う力の獲得をシュウに認められ、黒猫幹部『死神』の座と記憶の石、《冥界の加護》を授かる。
煉獄を漂う魂に干渉できるようになったノスフェラトゥは、バラギウムとの激戦によって死亡した『炉 』メンバーの遺体を修復し、魂を呼び寄せて蘇生させた。
『
その後、『
煉獄を漂う魂に干渉できるようになったノスフェラトゥは、バラギウムとの激戦によって死亡した『
吸血種の国サンドラの始祖として
都市国家サンドラに捕らえられた『灰鼠』ジョリーン救出の折、吸血種としての力を目の当たりにしたヘルダルフに興味を抱かれたノスフェラトゥは、バラギウムの首やその迷宮神器、吸血種化を手土産として『炉』ともどもサンドラの傘下に入る。
その後はしばらくの間、ヘルダルフをはじめサンドラの支配者層に吸血種化を施し、『紅の兵団』に力の使い方や精霊秘術を教えることに努める。
暗黒暦1597年、王でありながら始祖ノスフェラトゥの眷属にすぎないことに不満を募らせたヘルダルフとの関係性に溝が深まる。単独でのレベリオ攻略を命じられたノスフェラトゥは、眷属であるウェルスとともに国を出ることを考える。
同年の暮れ、ヘルダルフにサンドラを出ることを告げる。このときヘルダルフ含むサンドラの支配者層吸血種や半魔族吸血種『紅の兵団』とも決別することとなるが、始祖とその眷属であるという血の繋がりが変わるものではなかった。
その後はしばらくの間、ヘルダルフをはじめサンドラの支配者層に吸血種化を施し、『紅の兵団』に力の使い方や精霊秘術を教えることに努める。
暗黒暦1597年、王でありながら始祖ノスフェラトゥの眷属にすぎないことに不満を募らせたヘルダルフとの関係性に溝が深まる。単独でのレベリオ攻略を命じられたノスフェラトゥは、眷属であるウェルスとともに国を出ることを考える。
同年の暮れ、ヘルダルフにサンドラを出ることを告げる。このときヘルダルフ含むサンドラの支配者層吸血種や半魔族吸血種『紅の兵団』とも決別することとなるが、始祖とその眷属であるという血の繋がりが変わるものではなかった。
天鳴戦争
サンドラの出国後、ノスフェラトゥは黄金要塞を逃れたアラフ率いる天空人セシリアス派と接触し、自身にとって大切なものが得られるという予言とともに、ラヴァ族に奪われた黄金要塞の奪還の誘いを受ける。
暗黒暦1600年、アラフの予言に従い時を待ったノスフェラトゥは、シュウや天空人セシリアス派とともに黄金要塞を攻める。ラヴァ族を圧倒するノスフェラトゥだったが、太陽型ステージシフトの覚醒魔装士であり迷宮神器をも扱うラヴァは《無限光》をもってしても倒しきることができなかった。続く激闘の最中、介入してきたオスカー・アルテミアとも共闘するが敵わず、一時敗れる。力を使い果たし吸血衝動に駆られたノスフェラトゥだったが、オスカーを裏切ったヴェリト兵の血を吸い尽くすことで力を取り戻し、記憶の石を取り入れることで魔装が覚醒。それは自身の過去との決別でもあった。
ラヴァの黎腫からアトラク・ナクアが顕現した後は、その傀儡となったラヴァと再び戦う。ノスフェラトゥは決め手に欠けたものの、《冥界の加護》を通じて冥域の怪物を召喚、共闘することでラヴァを討伐した。
黄金要塞のラヴァ族討伐ののち、天空人のアラフとケシスは王の座を争って決闘。その代理人としてノスフェラトゥはアラフに指名され、ケシスもまたオスカーを指名した。アラフと出会った当初の予言がこのときのためであることを告げられたノスフェラトゥはこれを承諾、オスカーもまたノスフェラトゥへの興味から決闘が成立する。
決闘の最中、互いが生き別れた兄妹であることを理解した二人であったが、敗北を認めたオスカーを認めないケシスが彼を銃撃、致命傷を受ける。ノスフェラトゥの精霊秘術による治療も虚しくオスカーは死亡するが、その間際にかつての名前を伝えられ、カーミラ=ノスフェラトゥとなった。
カーミラはサンドラや天鳴戦争を経てさまざまな主義主張の対立に触れることで信念を見つけ、全ての人が幸せを受け取れるような国を作ることを志す。
暗黒暦1600年、アラフの予言に従い時を待ったノスフェラトゥは、シュウや天空人セシリアス派とともに黄金要塞を攻める。ラヴァ族を圧倒するノスフェラトゥだったが、太陽型ステージシフトの覚醒魔装士であり迷宮神器をも扱うラヴァは《無限光》をもってしても倒しきることができなかった。続く激闘の最中、介入してきたオスカー・アルテミアとも共闘するが敵わず、一時敗れる。力を使い果たし吸血衝動に駆られたノスフェラトゥだったが、オスカーを裏切ったヴェリト兵の血を吸い尽くすことで力を取り戻し、記憶の石を取り入れることで魔装が覚醒。それは自身の過去との決別でもあった。
ラヴァの黎腫からアトラク・ナクアが顕現した後は、その傀儡となったラヴァと再び戦う。ノスフェラトゥは決め手に欠けたものの、《冥界の加護》を通じて冥域の怪物を召喚、共闘することでラヴァを討伐した。
黄金要塞のラヴァ族討伐ののち、天空人のアラフとケシスは王の座を争って決闘。その代理人としてノスフェラトゥはアラフに指名され、ケシスもまたオスカーを指名した。アラフと出会った当初の予言がこのときのためであることを告げられたノスフェラトゥはこれを承諾、オスカーもまたノスフェラトゥへの興味から決闘が成立する。
決闘の最中、互いが生き別れた兄妹であることを理解した二人であったが、敗北を認めたオスカーを認めないケシスが彼を銃撃、致命傷を受ける。ノスフェラトゥの精霊秘術による治療も虚しくオスカーは死亡するが、その間際にかつての名前を伝えられ、カーミラ=ノスフェラトゥとなった。
カーミラはサンドラや天鳴戦争を経てさまざまな主義主張の対立に触れることで信念を見つけ、全ての人が幸せを受け取れるような国を作ることを志す。
能力
ノスフェラトゥは、生まれ持った魔装と赫魔細胞に由来する種族特性のほか、精霊秘術や冥域魔術を扱う。
魔装
ノスフェラトゥは、生まれつき自身の血液を毒物にする置換型魔装を有していた。ノスフェラトゥの母が妊娠中に体調を崩し、出産時には死亡。自身も生来目が見えなかったことから、『骸殻』ラヴァ同様に胎児の頃から魔装に目覚めていたこと、母含めて魔装の毒による自家中毒があったと推測できる。
約10歳の頃に植え付けられた赫魔細胞の自壊による魔力生成にノスフェラトゥは苦しめられたが、魔装の造物型としての性質を目覚めさせて魔力から血液を作り出すことにより、分解と生成の拮抗に成功して奇跡的な適合を果たした。また、このプロセスを日常的に繰り返されることで魔装が大幅に拡張され、非常に高い出力と魔装としての全類型を網羅しているとも解釈できるほどの応用力の高い能力を持つ。
約10歳の頃に植え付けられた赫魔細胞の自壊による魔力生成にノスフェラトゥは苦しめられたが、魔装の造物型としての性質を目覚めさせて魔力から血液を作り出すことにより、分解と生成の拮抗に成功して奇跡的な適合を果たした。また、このプロセスを日常的に繰り返されることで魔装が大幅に拡張され、非常に高い出力と魔装としての全類型を網羅しているとも解釈できるほどの応用力の高い能力を持つ。
類型 | 能力 |
---|---|
置換型 | 自身の血液を置換し毒と化す 補足:タンパク質融解、魔力阻害 |
拡張型 | 他者の血液に含まれる魔力情報から、記憶を読み取る 補足:血を介した言語の即時習得 |
造物型 | 魔力から血液を作り出す 補足:赫魔細胞による魔力分解との相互変換 |
眷属型 | 血液を動物の形に変え、自律可能な眷属として操る |
変身型 | 自身の体および着用物を血の霧や動物の姿に変える 補足:霧化による物理的干渉の無効化 |
領域型 | 血液を念動力のように操る 補足:血の因子を読み取って選り分ける |
武器・防具型 | 血液を武具の形に整え、攻撃・防御能力を持たせる |
天鳴戦争の折、過去の自身を含む数百人分の記憶でできた魔力構造体を取り入れることで魔装の覚醒に至り、赫魔細胞の分解を超える血液の生産と出力の向上を実現した。
吸血種
血液に関する魔装と、赫魔細胞の自壊によって魔力生成する性質とが奇跡的に噛み合ったことで、ノスフェラトゥは初の吸血種となった。
吸血種の特性
吸血種の特性
- 吸血衝動と魔力 血液を優先して自壊する赫魔細胞が魔力を生み出し、その代償として強い吸血衝動をもたらす。
- 再生能力 自己を保つ赫魔細胞の性質により、致命傷であっても即座に修復する。
- 因子吸収 吸血した対象から人・魔の因子を取り込むことで、それぞれの性質や姿に近づく。
- 不老 吸血種化した時点から老いることがない。
- 瘴血 吸血種の細胞がもつ瘴血への耐性。
- 肉食衝動 吸血衝動のままに生の肉を食すと理性を完全に失い、
喰鬼 となる。
始祖吸血種の特性(現時点)
- 霧化 自身の身体を着用物ごと血の霧に変える。
- 獣化 血の霧化した自身の身体を獣の姿に変える。
- 因子選別 吸血の際、血の因子を読み取って選り分け、都合の良いものだけを取り込む。
- 記憶読取 血を介して記憶を読み取る。相手の言語を身につけることもできる。
- 眷属化 血を与えた者を吸血種化し眷属とする。
- 吸血衝動抑制 吸血衝動に襲われない。
魔術
ノスフェラトゥは女神セフィラの信仰による精霊秘術、冥王シュウの加護による冥域魔術を操る。
かつてシュウに施された《聖印》や治癒の《祝祷》をはじめとするセフィロト術式も扱えるが、地獄から不死属を召喚したり獄炎を操るクリフォト術式の方を得意とする。
冥域魔術を扱ったことはまだないが、その要件とする《冥界の加護》を持つため、生者の魂を知覚して感情を読み取ったり、煉獄に留まる魂に干渉して死後間もない者を蘇生することができる。
また、自身の魔装に習熟したことで以下の魔術を編み出した。
かつてシュウに施された《聖印》や治癒の《祝祷》をはじめとするセフィロト術式も扱えるが、地獄から不死属を召喚したり獄炎を操るクリフォト術式の方を得意とする。
冥域魔術を扱ったことはまだないが、その要件とする《冥界の加護》を持つため、生者の魂を知覚して感情を読み取ったり、煉獄に留まる魂に干渉して死後間もない者を蘇生することができる。
また、自身の魔装に習熟したことで以下の魔術を編み出した。
- 鮮血の月 - 瘴血の霧を媒介にして世界を区切り、煉獄をベースとした赤い月の昇る異空間に対象を誘う。細胞も魔力も溶かす毒が対象を侵食し、その血を結晶化する。
- 臨血 - 血を媒介にした魔力弾で、着弾地点を吹き飛ばす。
眷属
魔の因子を含む血液は排出されると、魂を持たないまでも自律的に動き出す。バラギウムへの吸血時に排出した竜系魔物の因子を含む血液から生まれた眷属に、煉獄を漂う魂を宿らせたものをウェルスと名付けた。
魔力を阻害しタンパク質を融解させる瘴血の毒を持ち、牙でもって戦うことはできるが、ラヴァ戦において敗れ、ノスフェラトゥは現在その再生のために血を集めている。
魔力を阻害しタンパク質を融解させる瘴血の毒を持ち、牙でもって戦うことはできるが、ラヴァ戦において敗れ、ノスフェラトゥは現在その再生のために血を集めている。