ボボボーボ・ボーボボ

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ボボボーボ・ボーボボ - (2014/03/28 (金) 03:00:37) の編集履歴(バックアップ)


「ただしつけもの、テメーはダメだ」


週刊少年ジャンプにて連載されていた同タイトルのギャグ漫画『ボボボーボ・ボーボボ』の主人公。
名前を漢字で書くと「母母母ー母・母ー母母」。だからってこれとは関係ない。
アニメ版でのCVはを演じることで知られる子安武人氏。
PS2のゲーム『ハジケ祭り』ではアニソン界の帝王、水木一郎氏がボーボボの声を担当した。

自らの鼻毛を自由自在に操る「鼻毛真拳」の7代目伝承者。年齢は27歳。
サングラスに2m以上のムキムキな体躯、そして金髪なアフロ頭が特徴的。
頭のアフロは開閉可能で遊戯王の人やらいろんなものが詰まっている。

悪の帝国「マルハーゲ帝国(アニメ版では「マルガリータ帝国」)」の帝王、ツル・ツルリーナ四世が始めた
「罪無き人々の頭髪を直にぶち抜く」悪の組織「毛狩り隊」によって故郷「毛の王国」と父・TUYOSIを失う。
それ以降は体毛を武器にする五大毛真拳の一つ「鼻毛真拳」を身につけ、毛狩り隊を壊滅させるべく正義の為に戦っている…はず

実の父親が「毛」そのものであり、三歳の頃は連邦側の巨大ロボットで同僚に親友の軍艦がいた。
五歳の頃は日本を憂う武士で、七歳の頃には軍艦とともに鼻毛真拳を習っていた(その後、軍艦と会ったときには初対面みたいな会話をしていたり)
・・・以上のように、出自も経歴もデタラメな人物。ていうか、過去の話をするたびに経歴が変わる。まぁギャグ漫画ではよくある事だが。

悪を憎み強きを挫く正義漢。
…なのだが多分にいい加減でシリアスな場面でも大ボケをかましたり、
仲間を盾にしたり敵が動き出す前に叩き潰したりと割と容赦ない性格。ただしヒロインのビュティだけは例外で、悪党に狙われると真剣に護りに行く。
サングラスにはコンマという名前があり、ボーボボのパワーを与える事で自意識を持ったナマモノへと変化する。
サングラスのレンズは普段は台形だが、突然丸型に変わってしまうことも。
装着すれば常人でも頼りになるんだかならないんだかよく分からない力が得られる。

体毛を武器に戦う鼻毛・ワキ毛・スネ毛・ウデ毛・髪の毛の五大毛真拳の中でも
鼻毛真拳は下位に属するものの戦闘能力は高い。ていうか名称に反して鼻毛を使う技よりそうでない技の方が多い*1
また、ワキ毛を操ったり、ティッシュの箱を足に履いて戦う「箱履拳」なる技も身につけている。
全く意味をなさないものから首領パッチところ天の助フュージョンしたり固有結界よろしく異世界を作り出す技もあり粒が揃っている。
毛を伸ばして戦うという前提上、近距離~遠距離にも幅広く対応できる。
本人も電車をぶん投げる膂力を備えているなど普通に強い。
最も恐ろしいのは、彼のボケに対して相手が何らかのリアクションを返した時点でお約束の術中にはまり敗北が確定する所だろう。
そう考えると一見無意味に見える技も立派な奥義である。
作中ではごく僅かな例外を除き全戦全勝。

真拳の元ネタはもちろん北斗神拳
他にもパロディとしてかめはめ波とかマッスル・スパークなど主に他のジャンプ作品のキャラクターの技を使う。
場合によっては作者本人がツテを使って武藤遊戯本人(高橋和希直筆)を召喚する。ちなみに遊戯はオシリスの天空竜を召喚したのだが、残念なことに作者の画力が違いすぎて・・・(当然自虐ネタである)。

流石にアレ過ぎたのでアニメではカットされた。
というか吐血表現を含め、あれなネタが多すぎてアニメはカットや規制だらけだった。
そのせいか原作終盤で敵キャラが「アニメなんてあったの?」と作者が自虐しているような一幕も。
(誤解ないように言っておくと、大分規制でマイルドにされてしまったがハジケっぷりは健在と原作ファンからは一定評価を得ていた)
なお『ジャンプスーパースターズ』ではスーパータッグで澤井版オシリスの天空竜を呼び出す。
本家オシリスと比べると、グラデーションが荒いので興味があったら見比べてみよう。

Jスターズ ビクトリーバーサスでも出演。とりあえず子安氏が大変楽しそうである。
バックコーヤス
性能面はというと、3つある必殺技「鼻毛激烈拳」「ボンタン爆弾」「しみったれブルース」全ての技の拘束能力が高く、
「ボンタン爆弾」は弾丸を連射し、最後に首領パッチがヒット・ガード問わず接着し爆発、爆風をヒットさせると打ち上げてコンビネーション攻撃の始点になる。
また、首領パッチが別動で相手を追従しながらラッシュを長時間放つ「しみったれブルース」は置かれるだけで近接メインキャラは詰むと言った性能で、タイマンではまず負けないが地の火力が乏しく相方に依存する事になるので
斉木・藍染ベジータ幽助・両津と言った最上位クラスのキャラよりは下となっている。
対して超必殺技「最終奥義・鼻毛横丁」は自分中心の全方位攻撃…なのだが、単発なのでガードされると盛大に隙を晒してしまう上、タメがやたらあるので見てからステップガード余裕でしたとなる。ドンパッチで拘束して使おう。
Jアドベンチャーでは基本的にトラブルメーカーで、大会に出場したいが為に一護の船を奪おうとしたり、かと思えばバイトに行きたくない神楽にいい様に使われて銀さんと戦ったり。
頭の形が似ていると言う事で、「暗殺教室」の殺せんせーとはウマが合った模様。

MUGENにおけるボボボーボ・ボーボボ

MUGENでは樹(ju)氏の『爆闘ハジケ大戦』のドットをベースに作られたもの等数体が確認できる。
某問題児を筆頭に他のキャラクターを召喚して戦わせるハイパーボーボボは凶性能。
しかしながらMUGENキャラの中でもマイナーなため姿はあまり見かけない。

出場大会

ハイパーボーボボ

出演ストーリー



*1
ソフトンが開いたバビロン王国に向かった先でボーボボは自らの弱点を「必殺技が少ないため、見切られると後がない」と結論付けた。
ただしこれに対し本人は「技が少ないのではなく、神聖な技が多いので無暗に使いたくない」と公言している。その後は技の出し惜しみをせずに序盤のボス、軍艦を撃退した。
だが、作者曰く連載前に考えてた話が軍艦戦までであったこともあり、その後の技のレパートリーが乏しいものになったと考えられる。
しかしボーボボは鼻毛と関係ないこれらの技を「鼻毛真拳」と称して使うことで、 技が少ないと言う弱点を克服しつつ、既に公言したように「技が少ないわけではない」と見栄を張っていると取ることができる
あくまでも考察であって本編のボーボボがその思考で動いているわけではないが。