「死を知らない私は闇を超越する。
暗い輪廻から解き放たれた美しい弾幕を見よ!」
『東方Project』の登場キャラクター。初出は『東方永夜抄』にExtraステージボスとしての登場。
名前の読み方は「ふじわら の もこう」。
魂が好きな所に新しい身体を生み出して蘇生出来る「蓬莱人」と化した人間の少女。
要は不老不死である(
ただし痛みは普通に感じるし記憶に残る)。
大きさを持たない魂のみが本体であるため、
首が飛ぼうが心臓が破裂しようが全身を切り刻まれようが砕かれようが焼かれようが死ぬ事は無い。
ちなみに、魂が抜けた身体はすぐに滅びる。
二つ名は「蓬莱の人の形」「焼死しない人間」「紅の
自警隊」。ファンからの愛称は「もこ」「もこ」「もこたん」など。
専用
BGMは「月まで届け、不死の煙」。
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詳細な原作設定 |
『竹取物語』を題材に取った『東方永夜抄』において、竹取物語の時代と現代幻想郷をつなぐキャラクター。
とある「貴族」の娘であり、父が 蓬莱山輝夜(かぐや姫)に恥をかかされたため、輝夜を目の仇にしている *1。
不老不死になる前、輝夜が表向き月に帰った後、輝夜が「大切な人」のために残した壺を奪う事で嫌がらせをしようと企み、
その「大切な人」であった当時の帝の勅命を受けて壺を運んでいた調岩笠(つきのいはかさ)の後を付けて壺を奪おうとした。
しかし準備不足で力も無かったため山道で逆に岩笠に助けられ、富士山山頂で壺を処分する所まで同行する事になるが、
そこに現れた水の神の咲耶姫に薬の処分を妨げられると同時に、薬が不老不死の薬である事を聞かされる。
そして、改めて薬を処分するために岩笠が富士山から下山する時に、「不老不死」という言葉に魔が刺してしまい、
気が付いたら壺を強奪し、服用して不滅の身となった。不老不死になってから現代までの間に1300年程経っている。
不老不死になってからの最初の約300年間は、岩笠を殺した事を死ぬほど後悔しながらも、
成長しないため人間に嫌われる身を隠して悲しく生き、次の約300年は世を恨んで目に付いたモノを何であろうと退治し、
次の約300年間は妖怪退治も物足りなくなり何事もやる気を無くしていたが、
次の約300年間で宿敵である輝夜と幻想郷で再会し、殺し合う(お互い死なないが)事に楽しみを見出し、それが日常となった。
輝夜からは度々刺客を送られたりしている。
ちなみに髪が白くなったのは蓬莱の薬服用時だと思われる。それ以前は黒髪の幼い少女だった。
『東方永夜抄』の後、永遠亭の魔法が解かれてからは生活が変化したらしく、
竹林で迷った人間を守って人里に送ったり、永遠亭で医者を始めた 八意永琳の下に人里から患者を運んだりと、
幻想郷の人間社会に適合しながら暮らしている。
里の人には頼られており、人間が永遠亭に行くなら妹紅にアポをとれば確実であるとされる(護衛というか人間救急車とでもいうか)。
今では人間からの感謝が生きる支えで、不老不死でも恐れられない幻想郷を楽園のように思っている。
輝夜に対しては恨みが尽きたわけでもないようだが、「住処を変え続けてきた」という経歴で共感するものがあったり、
『求聞史紀』では一緒に山火事の消火活動をしたり(そもそも山火事になった原因はこの二人の殺し合いが原因の可能性大だが)、
顔を見たら問答無用でいつでもどこでも殺し合う訳では無い様子である。
『儚月抄』では輝夜との殺し合いは「定期的」である事が言及されていたり、
宿敵であり、不老不死の自分が退屈せずに生きる事が出来る理由でもある輝夜が月に帰る事を、内心恐れている事が明らかになっている。
蓬莱の薬による「死なない程度の能力」を持つ他に、長生きする内に炎を操る能力と札を使う術を独自に身に付け、そこらの妖怪では歯が立たない
(つまり、炎を操る能力は蓬莱の薬によって得たものではない)。
不老不死の象徴か、 火の鳥を模した 弾幕(輝夜からは焼き鳥と言われている)をよく使う。
なお「妹紅」は元の名を捨て自身で付けたもので、植物のワレモコウに由来するらしい *2。
その不死っぷりは、 西行寺幽々子の力を以てしても死を与える事は出来ないが、ずっと戦い続けられるといった性質のものではない。
そんな事をしたら翌日筋肉痛になってしまうとか。
また、彼女(というか蓬莱人全般)の生き肝を食せばその者も不老不死になれる。
公式で「竹林に住んでいる」と明言されているが、どうやって生活しているかは不明である。
仮に彼女に訊いても、「ただの健康マニアの焼き鳥屋だ」と冗談交じりの返答が返ってくるのみ。
おかげで人里では忍者の末裔ではと空想されていたりする
(数百年前に迷いの竹林の妖怪を忍者が集団で狩っていたとされる伝説があった為だが、もしかすると伝説の発生源も妹紅なのかもしれない)。
腹は減るが、食べなくても死なず、布団で横にならずに、床に直に座ったまま寝る習慣がある。
『永夜抄』の3ボス兼EX中ボスである 上白沢慧音については、EX内で「あの人間には指一本触れさせない!」と発言しただけであるが、
小説作品『東方儚月抄』において、慧音が妹紅にとって数少ない理解者である事が描写されている。
また、同作においては、いくら竹林とはいっても普通に家屋住まいである事も判明している。
『深秘録』にて弾幕アクションに参戦。
竹林にオカルトボールを奪いに来る輩を迎撃していたが、その中の「黄泉比良坂」のオカルトボールに興味を持ち、重い腰を上げる。
そして外界で出会った 宇佐見菫子と時間制限付きの一勝負を経て、互いを認め合う仲になった。
董子が幻想郷の住人に総出で追い回される危機に直面した際も、一人だけ再会を喜んで道案内をしている。
「竹林インフレイム」という対戦BGMがあり、ストーリーモードでは実質彼女専用のもの。
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二次創作での扱い |
「~じゃないか」「~だろう」など、二次創作では 男勝りな口調と振る舞いで良く描かれているが、
「~なのかしら」「~なのよ」という風に 『永夜抄』では普通の女の子の口調と振る舞いである。
やさぐれ(?)口調が定着した理由としては、好戦的な台詞が多い事、
東方キャラクターでは 珍しくズボン(もんぺ)を履き、
そのポケットに両手を突っ込んでいる立ち絵がやけに男らしく見えた事、などであると思われる。
が、後に出た公式書籍『東方儚月抄』の小説版や『深秘録』では二次創作に近い男性口調であった
(二人称が「お前」な点など。厳密には中性的口調といった感じだが)。
まあ幻想郷では良くある事である。
また、そのキャラ付けと能力の関係から、煙草を吸っている描写が多い。
しばしば 東方のイケメン担当なんて言われたりもする。
生活資金については本当に焼き鳥屋を営んでいる、人里から永遠亭への護衛兼案内人として謝礼を貰っている、
竹炭やタケノコなどを人里に売りに来ているなど、ファンには色々と想像されているが、真相は富士の火口の中である。
というか、幻想郷の住人でどうやって生計を立てているのか明らかになっている者は殆ど居ない。
その設定、過去に加え、 ハンドポケットないでたちや 男前な態度、
炎を操る能力のかっこよさからEXボスとしては高い人気を誇る。
「露出度(出演数)が少ないキャラ」の中で多大な人気を誇り、人気投票にて何度もベスト10入りするなど、
ある意味東方におけるそういうポジションのキャラの代表格と言えるキャラだった。
『 東方緋想天』発表時はラスボスである輝夜と共に参戦を望まれていたが、実際に参戦したのは ウサギだけであった。
ちなみに、一匹狼的なイメージが強いのかカリスマ云々といった話題が少ないという、
東方Projectのボスキャラクターにしては珍しい立ち位置に居る。
上記のような設定から、二次創作では 輝夜との複雑な関係を描かれる事が多い。
(単なるライバル・ツンデレから殺し 愛まで千差万別)
が、上記の原作設定の影響や、原作者自身が「永夜組は ウサギ達以外は設定が重いので(今のゲームの雰囲気には)絡ませにくい」
と言ってしまっているためか、輝夜だけでなく 慧音との絡みも多い。
お互い元地上の普通の人間で当然地上人の味方である事や、慧音が東方においては珍しく、
基本的に穏やかで常識人だが時々やや粗暴になるのに対し、普段は男っぽい態度を取っているが、根は素直で世話焼きな妹紅でよく釣り合ってるのだろう。
関係的にはそのまま慧音が女房役であるが、忙しい時は妹紅が女房役になるなど。でも慧音が妖怪化したら…caved!!!!
さらにそれ繋がりで輝夜との三角関係的なものもあったりする。
そして『深秘録』で邂逅した菫子との組み合わせも加わり、全員集合で修羅場を展開する事すらある。
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MUGENにおける藤原妹紅
『東方深秘録』に参戦する遥か前から手描きのものが存在し、スプライトの種類も豊富。
リザレクションや炎攻撃、攻撃特化の前のめりな性能のイメージは概ね共通している。
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minoo氏製作 黄昏風ドット |
同氏製作の他の東方キャラと同じく、霊力ゲージが存在せず射撃には ゲージを消費する。
炎を生かした圧倒的な攻撃力と攻撃範囲が特徴的で、その分攻撃速度や移動速度がリスクとなっているパワーキャラ。
特に214AorBの「バーンアウト」の性能が、数F無敵&発生早い&画面約半分に及ぶ広範囲と非常に優秀で、
これを連発しているだけでも狂未満性能のキャラなら一方的に殺戮してしまえるほど高性能である。
無敵の持続時間も長く、 硬直の短いので ガードキャンセルをしようとしても反撃を受けずにもう一発バーンアウトを打てるという鬼畜っぷり。
また、射撃も打撃 判定を持つものが多くグレイズ出来そうで出来ない。よって グレイズを多用する相手なら射撃を連発するだけで封殺出来てしまう。
大抵のキャラは彼女に近付く事もままならずやられてしまうだろう。
これだけではあまりに面白みに欠けるので、「困った時以外はあまり使わない方がいい」とはminoo氏本人談。
恐らくバランスをユーザーの良心に委ねた調整だったと思われる。
最近の更新ではゲージ消費技に調整されているが、消費量が少ないので使い勝手は殆ど変っていない。
原作でのスペルカードが攻略されるごとに爆散→復活という演出から 天帝のような「 リザレクション」も搭載されている。
発動後はどこぞの現人神と並んで良いドヤ顔に
が、大量にゲージが必要な上に射撃や 必殺技でゲージを消費するので、普通の試合ではあまり実用的ではない。
それでもこのリザレクション、天帝のように発動後にゲージが溜まらなくなったりせず、途中で潰される事なく一瞬で全回復し、
更にゲージがあれば何度でも使えるため ゲジマユルールならとても恐ろしい事になる、かもしれない。
もっとも、天帝と違って発動が保証されているわけではないので、 コンボや高威力攻撃などで一気に体力を0にされたら普通にKO負けとなる。
もう一つ特筆すべき点としては 紙装甲。そのdefenceは70(かの 紙忍者でdefence78+ 根性値持ち)である。
火力が低めなコンボゲーキャラ相手でもワンコンボ叩き込まれただけで体力的には追い込まれてしまう。
上述したリザレクションには後半から被カウンターヒット扱いの 喰らい判定が付くので、 スレイヤーや 豪鬼のような高火力キャラ相手だと、
リザレク直後に即死なんて事も。ただし喰らい判定が付くまでは直前に長い無敵時間があるので、
キッチリ狙わないと 演出中に自分のスカった技の硬直に妹紅の攻撃が刺さるなんて事になる。
ゲージさえあれば相手を寄せ付けない戦い方が出来るので「 紙装甲がハンデになっていない」かと思えば
コンボが少なく総合的な攻撃力があまり高くないのでそこまで凶悪ではなく、
無敵移動技で接近してくるキャラや 高性能なバリアを張るキャラ、
あと攻撃範囲の外から 弾幕で攻撃してくるキャラには非常に弱い。東方キャラなのに……。
ゲージ依存度の問題もあり、1ラウンド目は完封した相手に2ラウンド目では逆に瞬殺されるなど、戦績にムラが出やすく
強キャラではあるが、長所と短所がものすごくハッキリしており、相性が重要なキャラだと言えるだろう。
AIにはel氏製作のものとKELN氏製作のものがある。
後者のAIは改変パッチとになっており、ボムストック・霊力ゲージが追加されている。
これにより本家東方キャラの様な射撃を牽制・コンボに活用した戦術が可能となるため、強さのムラが少ない
そのぶん強すぎるバーンアウトBの無敵時間は減っている。(とはいえ元の性能と比べてマシになった程度だが)。
ストック可能なゲージ数が3から9に変わっているが、リザレクションの発動に9ゲージ必要…という訳では無く、
そのまま3ゲージで発動するのでリザレクションの使用頻度も高い。
「瀕死時に3ゲージ以上」という発動条件からダウン後に起き上がった後リザレクション発動は勿論の事、
残り体力の少ない妹紅が攻めている途中に3ゲージ溜まり、勝手にリザレクが発動して体力全回復なんて事も良く見かける。
たまに勘違いしてる人がいるが、上記の通り妹紅は 原作の天帝と違い リザ後もストックゲージを回収出来る。
KELN氏AI適用後は霊力とストックでゲージが別物になるが、ちゃんと霊力も全消費され一時的に0になる。
リザ使用後の霊力は通常通り時間経過で回復するので、霊撃はやはり 継続して使用可能である。
el氏のAIは、公開停止で動画使用も禁止にされていたが、
「迷惑を被る方がいないか、人目に曝すことによって、気分を害する方がいないかに注意をしてくれれば、
今後自由に使って頂いて構いません」との事らしい。
某氏による、『ディシディアファイナルファンタジー』のジタン・トライバルの音声を使用したボイスパッチが公開されている。
声優は女性だが少年役の音声なので、非常にボーイッシュ。
「 たくし上げの人」ことyuki氏も 黒河雲母の音声を使用したボイスパッチをニコロダで公開していたが、
ロダ閉鎖後は公開されていない。
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大会ネタバレ注意 |
また、 幻想浮遊島タッグバトルにおいて 嘉神慎之介とタッグを組んで参戦。
初めは大した活躍を見せなかったが、中盤より真価を発揮。終盤では 問題児優勝候補と呼ばれ続けた 幽々子軍を下すまでに至る。
ちなみに、ボイスパッチは搭載されていなかったがそのボイスは前述の通り 朴璐美女史で、
もし搭載されていればある意味 原作再現されていたはずな…のか?
最終決戦で優勝チームに敗れたものの、凄まじい爆発力とゲージ技2,3発で散る 紙装甲さのギャップで大会を盛り上げた。
ちとヘンテコなネタとかで男女タッグトーナメントでは 柳生十兵衛と「吾亦紅」というタッグ名で出場。
十兵衛の支援を受けつつ中々の連携を見せ、決勝まで勝ち残った。
また、何故十兵衛が吾亦紅なのかは以下の動画で二人が 本篇の倍以上の時間を割いて説明している。
っていうかこっちが本編。 *2
うp主の愛とセンス溢れる会話なので視聴推奨。っていうか見れ。
続編にもストーリーパートに登場。物語の核心に迫る重要な役割を担っている。
またラストシーンでは… 十兵衛GJ。
また、この男女タッグのトナメの作者であるペケポコ氏による、妹紅のブリスパッチが代理公開されている。
「本一冊分ね…… つまり、竹取物語とかと同じように?」
「あれが実際に起きた夢物語であれば、 そういうことになろうな」
「それを『夢物語』って言ってる時点で、 つまりは信じてないってことだよ」
それにしても……こうも大会で好成績を残しているのに「優勝」が一度も無いというキャラクターも珍しい。やはり紙っぷりが原因か
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RicePigeon氏製作 Mokou_RP |
現在は公開停止。
上記のminoo氏のものを格ゲー風にアレンジされたもの。Defは100と並キャラレベルになっている。
同氏のいくつかの東方キャラと同様、試合開始時に使用出来るスペルカード( 超必殺技)を選択出来る。
レベル1~3のカードが3枚ずつ、計9枚のカードがあり、合計レベルが9に収まるようにカードを選択する。
リザレクションはレベル3のスペルカード(3ゲージ超必殺技)という扱いで、
1ラウンドにつき1回のみ発動、体力回復量は33%、パワーチャージが15%ダウン、というように弱体化されている。
レベル2のスペルカードには体力を30%まで回復させるものがあるが、途中で攻撃を喰らうと回復も止まる。
ボイスは日本語のものだけでなく英語のものも用意されている。また、一部で期待されていた(かもしれない)運送技も装備している。
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HM氏製作 高頭身タイプ |
輝夜や アカツキ勢でお馴染み、HM氏による手描きドットの妹紅。
こちらもLife950、Def85という 紙装甲。
一見すると 波動昇龍+突進技+空中突進技というスタンダードなキャラに見える……が、
飛び道具は途中で消え、昇龍には無敵が無いという困った性能。
しかし飛び道具は最大タメで射程が短くなる代わりに3ヒットするようになり、強の突進技は当てて有利なので、
飛ばせて落とすよりガンガン攻めて固めていくのが得意なキャラ。
また、特殊システムとして「ドライブ対応技をコンボに組み込む事でドライブ対応技の威力が上昇していく」という逆補正のようなシステムを所持。
これのおかげで特定状況でのコンボが非常に強くなっている。具体的には壁際。フルコンで 1ゲージ6割という破格のダメージを叩き出す。
ちなみに、ドライブを強化する技も持っており、その状態だと 1ゲージ8~9割。すげえ。
しかし、固めとケズリは強いが、無敵技がゲージ技しか無いため切り返しが苦手で崩しが皆無という致命的な弱点を持つ。
なので一度攻め込まれるとminoo氏の妹紅以上に脆いので注意。
自分の体力と引き換えに密着からだと十割持っていく ロマン溢れる 超必殺技も。
でもコマンドが「Xボタンを10秒押して離す」というとんでもないもので、発動しても火柱が出るまで3~4秒、
その間隙だらけというものなので決めるには運も必要。
しかし、 こちらといい こちらといいどうも永夜抄ボス組は高頭身に縁があるようだ。
「 たくし上げの人」ことyuki氏によりAIが製作されているが、現在は更新のため公開停止中。
この他には、sekt氏のAIパッチが公開されている。
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Kohaku氏製作 高頭身タイプ |
上記のHM氏のものの改変。
基本動作は同じだが、弱+中+強+ドライブというボタン構成が弱+中+強+ストライカーというものになっている。
また、超必殺技がHM氏のものと違い、全て差し替えられている。
3ゲージ技は氏特有の別のキャラのボイスが流れる使用になっている。
こちらは凯氏によるAIが製作されている
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イス氏製作 黄昏風ドット |
2011年5月公開。氏が独自に描き下ろしたドット絵で製作された。最新版は2014年6月11日Ver。
どこかで見た必殺技があるがオリジナルである。オリジナルだってば。
システムは 聖白蓮などで知られるgomashio氏のキャラクターと共通で、概ね『東方非想天則』準拠。
1~6Pは喜怒哀楽の4種類から選択したデッキで戦うモード、7~12Pはデッキ不使用となるのも同様である。
12Pカラーは強化モードで、リザレクション強化+霊力回復強化+スリップダメージ追加の効果が付く。
ちなみに11Pカラーで金ピカになるが、こちらは 単に金色なだけで性能は変わらないので誤解の無きよう。
オリジナルの天候「白夜」は「火力が衰えない程度の天気」。コンボのダメージ補正が緩くなる。
また、G-sho氏のEX慧音とタッグを組むと、合体技が使える上、勝利演出が変化する。
元はG-sho氏のEX慧音が搭載している妹紅との協力技があるのだが、
この技の 「タッグに妹紅がいると発動しない」という仕様を惜しんだイス氏が、
G-sho氏に交渉して対応してもらう事で実現した夢のコラボ技である。
氏曰く「合体技もっと流行ってほしいな」との事。
付属のAIは無いが、そむE氏、溝星氏、Airの外部AIが存在している。
そむE氏のAIは最新版に未対応。
Air氏のAIは小物ロダのAIセット内にあり、最新版にも対応。
溝星氏のAIも最新版に対応された。AIレベルやガードレベル、デッキ不使用時のゲージ使用傾向などを設定可能。
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ザウラー氏製作 S-妹紅 |
minoo氏の凶悪キャラ改変。
1Pは常時アーマー、ダメージ10固定、被ダメージから100F無敵、即死当身無効の狂上位~準神あたり。
11Pは常時noko状態の準論外、12Pは超即死、永久ターゲット即死、アマ貫通砲など攻撃面を重視した神中位。
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箱猫氏製作 もこうるふ |
2014年1月13日公開。
箱猫氏によるケモノ耳の東方 ちびキャラ第三弾。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅以降は、hamer氏によって代理公開されている。
ダッシュ時に飛び道具無効のグレイズ効果あり。
12Pはライフ自動回復・常時 ゲジマユなど、性能が大幅に向上する。
AIもデフォルトで搭載されており、可愛い容姿と裏腹にかなり強い。
特に突進からの体当たりが凄まじい威力なので要注意。
但しAIスイッチはOFFになっているので、常時起動にするには自分でセッティングする必要がある。
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山勘氏製作 モコルガール |
現在はOneDriveの消失により入手不可。
pixiv発祥の東方アレンジMUGENキャラ。
CVSルガールの頭部を挿げ替えただけに見えるが、発端となった方天戟氏のイラストは、
豊かなバストが重要ポイントなため、ドットもしっかりそこは押さえている。
実装されているのはもちろんルガールの技オンリー!だがカイザーウェイブは未搭載。
完成度は35%くらいとの事で、AIも未搭載。
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バルバトス氏製作 Mokou-C |
深秘録ドットで製作された妹紅で、Cは「 Cthugha(クトゥグア)」の略。
下記のE_R_M同様エレオノーレのボイスが付いている。
そのラウンド中魔法陣を展開するゲージ技(創造?)は近付いた相手の体力を減少させ続ける FOEポイゾニックフィールドのような性能で、
画面下部の特殊ゲージが溜まるほど性能が上がり、相手のけぞり中スリップダメージや回復阻止などが付与されていく。
デフォルトで17th_star氏によるAIが搭載されている。
ランク的にはAIレベル1で凶上位、2で狂下位、3で狂中位と言った所。
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にんにく氏製作 吾亦紅 |
2017年2月公開。
深秘録のスプライトを用いた改変。
蓬莱人は不老不死という設定通り、とにかく 死なない。
ライフが0になると燃え上がりながら 蘇生、を繰り返す。
蘇生回数に上限は無く、基本的にタイムアップ以外で負ける事は無い。
一方で技性能は抑えめであり、主戦場となる狂ランク相手には 立ち回りで圧倒される。
たとえ何回殺されようともどこかでダメージが通れば タイムアップでの勝機が生まれる、そんなキャラ。
敵の攻撃が即死級の相手の場合、即蘇生を繰り返すので負ける要素が無くなる。
一方でワンチャンスすら通らない程に無敵や攻撃密度のある相手や、自動回復を持つ相手は苦手。
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アロイ氏製作 E_Red_Milite(赤騎士) |
minoo氏製妹紅の凶悪キャラ改変で通称「赤騎士」。
赤騎士の由来は Dies Iraeのザミエル卿ことエレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグであり、このキャラクターをイメージして製作されたとの事。
ボイスも赤騎士の物を使用している。親変更、tagin、その他各種汎用技術を搭載しておりランクは上位神相当との事。
上記のMokou-Cを改変したβ版が2016年のエイプリルフールに公開されており、2018年のハロウィンにこれを元にしたリメイク版が公開された。
対応ランクが狂下位~上位になっており、
エイヴィヒカイトの霊的装甲を元にした被ダメージ軽減(攻撃を食らうほど魂が減り軽減量ダウン)、
全画面即死攻撃の形成、性能強化+ステージ変更技の創造などよりザミエル要素が強くなっている。
configにてカラー毎に詳細設定が可能で、カラーが上がるほど設定可能項目が増える。形成などは上位カラーで設定ONにしないと使わない。
Ver3.0からは狂最上位以上想定の裏カラーが追加された。専用スイッチを入れる事で適用され、
通常カラーの設定に加えて形成などが全カラー使用可能、タイムアップ回復、大ダメージ無効、耐性強化と大幅に強化され、
更には隔離技術(コード)を用いたライフ最大値上昇や絶対必中攻撃(設定で普通の攻撃にも出来る)を含む専用技などが追加される。
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みかえる氏製作 01-Nameless |
イス氏の妹紅のスプライトを用いた改変。
NameはVengeance(復讐)、DisplayNameは 無し。
カラーパレットは青色。青白い、あるいは青黒い炎のエフェクトが特徴。
K'や アッシュに似た必殺技や、派生したりボタンホールドで強化されたりする必殺技を持つ。
飛び抜けて強い技(自動攻撃するオプションを生成する必殺技、相手を押し出す衝撃波を放つ必殺技、
本体が受けたダメージを返す設置型超必etc)もちらほら見られるが、それは製作者も織り込み済みで「ランクを余り意識しないで調整した」との事。
ランクは凶程度。12Pではエルクゥと張り合え、AIも常時起動する(下記の部分を書き換えた場合のみ)。
なお、デフォルトでは何故か絶対にAIが起動しなくなっているため、
12Pをプレイヤー操作する時以外は「Mokou.txt」内541行目にある「var(39)=0」の0を1以上に上げる事をおすすめする。
AIレベルはないが、数値を上げるほどガードが硬くなる模様(7以上で超反応ガード)。
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ツキノア氏製作 妹紅・R・ハインライン |
イス氏の妹紅の改変で、名前通り カイン・R・ハインライン風のアレンジが施されたキャラ。
三昧の真火がヒムリッシュ・ゼーレと似ているため、妹紅を改変元に選んだとの事。
キャラに付属されている設定によると、 グラントを失ったカインが絶望から幻想郷に流れ着き妹紅と遭遇、
戦いの果てに彼女の生き肝を食して蓬莱人となり、友人関係を築くに至った。
戦闘時はカインの魂が妹紅に乗り移って戦う。
その際妹紅の意識はほとんど無いため声がカインのものとなり、炎も紫色に変化する。
改変元の技はそのままに、攻撃力や無敵時間の増加、喰らい判定の拡大など狂クラス向けのアッパー調整がなされている。
新技も3つ追加されており、一部のカラーでしか使えないがどれも半端な耐性では耐えられない即死技。
AIはデフォルトで搭載されており、10種類あるカラー差と8種類ある性能調整スイッチの組み合わせで狂下位から狂最上位まで幅広く対応可能。
試合前のイントロで合体事故を起こして死ぬ(当然逆論外)3Pカラー、
攻撃を受けると一発で死ぬが、無敵が多く画面の大半を占領する飛び道具をひたすら放つ砲台と化す8Pカラーなど変わった性能のカラーも存在。
氏の製作したキャラクターに共通する規約として、
多数のplaysndを使用しているため、mugen.cfgのWavChannelsを60以上にする事、
winmugen専用の記述を使用しているためwinmugenでのみ使用可能という条件が設けられている。
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出場大会
+
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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出演ストーリー
おすすめコンボ(イス氏の妹紅の場合)
レシピ |
備考 |
近AAA>B不尽の炎>hjc>JA>J6A>J2B>B鳳凰纏駆orフェニックス再誕 |
基本コンボ。ノーゲージでもダメージ3割超+ダウンと強力。DAからも同様のコンボが可能。 |
2A>3A>2C>B不尽の炎>hjc>J6C |
下段始動のコンボ。見た目がgood(かも)。 距離が大きく離れてしまうので攻め継続は難しいが、画面端付近なら追撃出来る事も。 |
2A>3A>6C>C不尽の炎>hjc>JA>J2A |
画面端限定。霊力を少し節約出来て状況も良い。始動技は近AA>6AでもOK。 |
DB>鳳翼天翔 |
下段始動のコンボ。DBはグレイズ判定有り。 |
DC>フェニックス再誕 |
中段始動のコンボ。上記のDBと2択で。 |
*1
苗字などから恐らく車持皇子こと藤原不比等ではないか、とファンには言われている。
(藤原不比等の娘の内、末女は名前が不明なままであるのも一因。
ちなみに、その末女には
旦那とお子さんがいらっしゃったそうな……
それはそれで!)。
この車持皇子、かぐや姫の要求した蓬莱の玉の枝の偽物を職人に作らせ、かぐや姫に
本物だと信じ込ませたが、
職人がその場に乱入し「代金を受け取っていない」と要求したが為にご破算、というエピソードとなっている。
それだけならば自業自得としか言いようがない……のだが、
なぜか現在の輝夜は、五つの難題の内「蓬莱の玉の枝」だけは本物を所有している。
その為、「実際は不比等は本物を持ってきていたのではないか」
「輝夜は自分の持っているもの(=どうやっても持って来られない物)を要求したのではないか」
(元ネタの方でも、難題を達成した(ふりをした)不比等に対して、
かぐや姫は「出来る男ね、素敵!」ではなく、「まさか持ってくるなんて…どうやって断ろう?」と言う態度であり、
不比等の計画を台無しにした職人に褒賞を与えた程である。
職人はその後に不比等に斬られちゃったけど)、
などといった推測がファンの間でなされる事もある。
公式で説明されたわけではないので、一概にこうとは言い切れないが。
また、上海アリス幻樂団の音楽CD『蓬莱人形 ~ Dolls in Pseudo Paradise』に付属しているショートストーリーでは、
「かぐやは何を考えているのか?蓬莱の玉の枝など見つかるものか」的な事が書かれており、
これが輝夜より難題を与えられた藤原不比等の独白であれば、
彼が持ってきたのは『竹取物語』の通り偽物ではないか…という解釈も出来る。
全くの余談だが、その藤原不比等の約30代後の子孫が
伊達政宗である
(尤も、
織田家、
浅井家、
上杉家、
徳川家、
豊臣家、ついでに沖田総司も「本姓は藤原家」を自称しているのだが)。
あと「何で藤原家の人間が皇子(天皇の子)と呼ばれてるの?」と思った人もいるだろうが、
当時はその出世振りなどから不比等は天智天皇の御落胤だと噂されていたため
(藤原家自体、大化の改新により天智天皇の右腕となった藤原鎌足(中臣鎌足)の子孫であり、当時は天皇家に次ぐ力を持った貴族である)。
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吾亦紅(われもこう/Sanguisorba officinalis)。
バラ科の多年草。秋の高原で咲き、暗紅色の穂状の花を付ける。
花言葉は「変化」「愛慕」。
「吾亦紅」は「吾も亦(また)紅ならん」と読み、「自分も紅色に染まろう」という意味になる。
最終更新:2024年11月17日 12:41