「やきぶたー!」
日本一ソフトウェア恒例の世紀末やり込みRPGの先駆けともいえる、2002年に発売された『ラ・ピュセル 光の聖女伝説』の主人公。
「光の聖女」を目指す16歳の少女。
12歳で悪魔祓い専門機関「聖女会」の聖歌隊「聖援隊」に就き、のちに悪魔祓いの資格を得る。
ゲーム中では語られないが、フルネームは「プリエ・ペシェ」。フランス語で「祈る」「ピーチ」。
CVは
中原麻衣。ちなみに彼女の実質的なデビュー作。
今でこそ迫真の演技派で知られるが、本作では棒読み気味で拙い演技。
口が悪くさらに手も早いが、面倒見が良いため周囲から好かれている。
特に自分たちもかつて世話になった孤児院の子供たちやパプリカ国王女
グラdエクレール等、目下の相手
とスケベな中年親父に好かれやすい。
弟の
キュロットに対しては生意気な物言いに拳骨を返すこともあるが、事故で両親を亡くした際、
その墓前に弟を守るという誓いを立てていることからも分かるように、ただ一人の肉親である彼をとても大切に思っている。
自国の王女であるエクレールに対しては幼い頃からの親友同士で普通にタメ口どころか「お姉さま」と呼ばせている。本人達は気にしてないが。
いわゆるファンタジーでいう
プリーストな彼女だが、その実態は
コテコテの肉体派である。
特技は聖歌隊でのバトントワリングだが、そのバトン「フェリシタシオン」は戦闘時には殴打武器としても使用する。
また悪魔祓いの師である
サラド神父(彼も
肉体派の聖職者。
どうでもいいけど凄く愚地独歩に似t(ry)からは格闘術を習っており、
身のこなしや腕力はかなりのものである。分厚い本を縦に割ったり、コンクリート壁を蹴り壊したり
、チチスリーパーで人を絞め殺したり。
また、このコスチュームも彼から与えられたものである。
口癖は
「やきぶた」。理由は不明。テンションが上がった際や悪魔へのトドメを刺す際に良く叫ぶ。
こういった叫びは後続の作品にも用いられ、今や
食べ物系の口癖は日本一ソフトウェアヒロインのお約束のようなものになっている。
そして、彼女の魅力を語る上で外せないのがその
むちむちさ。
特にスリーサイズや体重は設定されていないのだが、その肉感的な身体は発売から10年余り経った現在も、
そっち方面で知らない人はいない程の人気である。
口癖である「やきぶた」が
彼女そのものの通称として使われるくらいに。
そのぶっとい足に踏まれたい。むしろ悪魔達の如く蹴られたい。
(実際のところ日本一はそれまで野村良治(現・Ryoji)氏がメイン絵師ということもあり、
むちむち女性キャラが主流であった。のちに原田たけひと氏に代わり
つるぺたがメインになっていくが)
悪魔祓いの仕事をしていく内になんだかんだで世界を救い、
やがて彼女は聖母と呼ばれる伝説の存在になる…というのが彼女の本来のストーリー。
…しかし本来の目的を忘れ魔界(ディスガイアでいうアイテム界のようなもの)でやり込みを続けていくと、
彼女は力におぼれて
魔王化してしまう。
というか「
力こそ正義」の魔界で大魔王級の悪魔を倒す事で悪魔達に一方的に魔王認定を受ける。
魔王認定を受けただけでは弟や上司に呆れられるだけで済んでいたが、
更に強大な大魔王級の敵を倒すことで「大魔王」へ格上げされる時点で見捨てられる。
話は普通に進むが。
廉価版の「2周目はじめました」ではさらにLv9999バールだらけステージクリアで「超魔王」にもなれる。
ちなみにこの頃の超魔王バールはいくらでも仲間にする事が可能であり、
仲間にした後は味方殺しによるLv上げが主な役目という
サンドバッグのような扱いになっていた。
とまあこれはこの時点ではいわゆる一つのバッドエンド(というかネタエンド)に過ぎなかった。
が、その後の外部出演で登場するのは尽くこの魔王版プリエ。
どうしてこうなった。
『魔界戦記ディスガイア』が成功して以降、殆ど舞台が魔界なので当然といえばそうなのだが。
あまりにも魔王版ばかりなのでこのEDが正史だとも言われている。
PS3で発売されているディスガイア3では魔王プリエエンドのセルフオマージュとも言うべきバッドエンドすら組み込まれてしまっている始末。
だがそろそろ聖女版にも外部出演して欲しいという声もちらほらある。
尚、PSP版ではこの魔王プリエはプリエの中の悪の心が具現化した存在という設定になっており、専用ルートをクリアすることで
プリエと一つに戻って戦闘中に自在に変身できるようになる。
作中で魔王の心役の声優にディスガイア2でロザリンド役だった人を起用したのは狙っていたのだろうか。
しかしディスガイアで出てくる度に性格は安定しない、能力もLVもだんだん微妙になってく上、
何故か人間ユニットではなく魔物ユニット扱いされるため強力な武器の多くが装備出来ないという…。
このため、ディスガイア3に出てくる「惨劇の鉈」という武器が装備できなかったりする。
PSPの設定のように本体と分離した存在というならある程度納得できるが(ラ・ピュセル本編でも病床の子供の心が
怪獣として具現化したり、仲間キャラにストレスなどにより負の一面が表れた分身が生まれるという話があった)。
ある意味においては
アッシュ、
アサギと共に、
冷遇という名の愛を受けているキャラクターである。
+
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外部出演一覧 |
隠しキャラとして登場。同じ隠しキャラのマージョリーと同様あまりセリフは無い。
初期レベルは2000で、固有技はそれほどでもないが全体的に高性能。
また隠しキャラとして登場。PS2版では仲間にならずボイスもない。
初期レベルは500で物理型になった。
ちなみにこの時期のプリエは数多くいる日本一ソフトウェアの魔王の誰よりも魔王らしいともっぱらの評判。
PSPではちゃんと仲間になるしボイスもあるのでご安心を。
ただし、HPとATKがよく伸び、INTの伸びは鈍いという典型的な脳筋パワータイプのステータスにもかかわらず、
固有技の一つがINT依存だったり、回復呪文を持っていたりと、ちぐはぐな性能をしている。ATKはもとから伸びがいいので伸ばすならINT主体で。
また、PSP版ではDLCのとあるキャラを購入することで、ラ・ピュセルでの性格に近い魔王プリエを見ることができる。
DLCキャラ。性格は2のそれとほぼ変らず。
2でINT依存だった「大奇跡」がATK依存になり、固有技が増えたぐらいか。
- プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦ッス!!~
EXステージの練武の修道院の一週目ボス。
戦闘後のデモによると、弟はプリエを探してくれているらしい。よかったね、姉さん!
ただし恋仲になったはずのクロワがどうなっているのかは全くの不明。
DLCキャラ。性格は2や3に近く、実に魔王らしい。
声もドスの利いたものだったが、2011年8月に行われたアップデートでラ・ピュセルとしてのプリエ、
および魔王としてふっきれたプリエのボイス(性格)が追加された。
また、この性格を適応することによって拠点で話しかけた時の反応(セリフ)も変わる。
PSP版ラ・ピュセルの魔王編を受けてか、「大奇跡」の演出がこれまでから大きく変更された。
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MUGENでのプリエ
『ラ・ピュセル』のドット絵を用いて作成されている。
音声はPSP版で新録されたものではなく、PS2版が使用されている。
最初は聖女の姿だが戦闘中に魔王に変化することもできる。
投げを受けると投げ中聖女の姿にもどってしまうのはMUGENの仕様。
また敵が悪魔系の場合は
特殊イントロが発生する。
悪堕ち主人公つながりか
プリエ閃空なる技が搭載されている。
全体的に製作者の愛が伝わる一品となっている。主に妖魔竜王撃の
カットインとか。
AIは現状未搭載。
リュウセイ氏が外部
AIを公開している。
『
プリニー2』の魔王プリエのドット絵を用いて作成されている。
常時
ハイパーアーマーに加え、7P~9Pだとハードモードになり被ダメージとガード時の削りが減少、
10P以降だとボスモードになり被ダメージがハードモード以上に減少されガード時の削りが無くなる。
同人ゲーム『色々ファイト』のドット絵を用いて作成されている。
性能は原作再現ではなく、IF氏がアレンジしたものとなっており、オリジナル技と『ラ・ピュセル』のボイスが搭載されている。
コンフィグでゲジマユモードとサポートキャラのON/OFFが選択可能でデフォルト設定はOFFになっている。
乳の日(12/6/17)に期間限定で公開。
正月(13/1/1~13/1/3)の再公開時に10P~12Pのスカーレットシュートの威力がlife300以下で一撃死に変更された。
デフォルトでAIも搭載。
出場大会
更新停止中