イオゴン


ウルトラQ』と『ウルトラマン』の間の出来事を描いたという設定のPCゲーム『ウルトラ作戦 科特隊出動せよ!』に登場する怪獣
別名「バイオ怪獣」。作中では第4話「遥かなる鐘の音」に登場。


かつて人類を脅かしたケムール人により作成された生体兵器で、メカにも生物にも見えない無機質な姿が特徴。
元々ケムール人は最終的に保持の限界に達して行き詰ったものの、医療技術と改造技術により500年もの長命を実現するなど、
種の延命のために高度なバイオテクノロジーを確立させており、こうした怪獣を生み出す事も可能だったのである。
浮遊能力を持つ他、4本の足の5対の穴には溶解液が配備されている。
また、頭部の4本の角からケムール人の消去液と同質の効果を持つ消去エネルギー波を放つ能力も備えている。
主に生物の成長を異常に促進させてしまう禁止薬物「G=ヘリプロン」をエネルギー源としている
(『Q』に登場した巨大猿ゴローを巨大化させた「青葉クルミ」のプロット時の名称「ヘリプロン結晶G」が元ネタと思われる)。

かつて『Q』で一平達に阻止されて失敗した教訓から、
科特隊ロシア支部の隊長に就任予定のミハエル隊員に化けて正体を偽ったケムール人の指令の下で、
触れた人間たちを次々に異次元空間へ転送・拉致し、再び誘拐計画を遂行しようとするのに用いられ、
ムラマツやアラシ隊員以外の科特隊のメンバーはおろか岩本博士と神田博士を全員異次元に閉じ込め、
さらにはムラマツの恋人である祈子も捕虜とし、科特隊をあと一歩の所まで追い詰めた。
しかし、自我を持っていないため、電波で指令を送っているケムール人が死んでしまうと制御不能になるという欠点があり、
異次元空間内で神田博士らが小型のK・ミニオードを製作し現実世界に転送する事に成功し、
それを用いてムラマツが放ったXチャンネル光波を浴びせられ、指揮していたケムール人は絶命。
これによりイオゴンは制御不能状態となったが、拉致されていた者逹の中にいたイデが同タイミングでケムール人の次元転送装置の仕組みの解析に成功、
回路を弄って効果を逆転させた事で拉致されていた人々が全員元の世界に帰還し、科特隊の総攻撃を受けて倒された。
何気に凄い事してるが「だってイデだから」でファンを納得させちゃうのが恐ろしい

なお、メフィラス星人回でムラマツ達がケムール人に見知った反応をしていたのは、この出来事が原因である。
決してムラマツの演者がゲストキャラとして出演していたからではない


MUGENにおけるイオゴン

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
自作のスプライトを用いて作られており、
画面内に2つまで配置可能な設置技「消去エネルギー源」など同製作者製作のケムール人に似た技を持つが、
空中での落下速度が遅い他、しゃがみ・ダッシュ・バックステップ不可という無機質な挙動が特徴で性能は別物。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で「消去エネルギー波」と、
基本は100ダメージで一定確率で相手を消去する即死技と化す(自分の残りライフが少ないほど確率は上がる)「遥かなる鐘の音」。
AIもデフォルトで搭載されている他、12Pでは消去系の技が全て即死技になる。

出場大会

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最終更新:2023年11月05日 23:40
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