キン肉マンゼブラ





     出身:キン肉星(エントリー国はナミビア)
     本名:パワフルマン
     身長:220cm
     体重:154kg
     超人強度:97万パワー→1億パワー
     生年月日:地球時間で1960年4月1日
     年齢:24歳
     精神:鉄の精神(アニメでは非情の精神)
     異名:漆黒のテクニシャン、天使と悪魔が棲む超人
     個人タイトル歴:超人ボクシング・スーパー・ヘビー級

「なにをキレイごとぬかしてやがる
 金さえあれば王位だって買えるんだ────っ!!」

週刊少年ジャンプ連載のゆでたまご作の漫画『キン肉マン』に登場するキャラクター。
当時の最終エピソードだった「キン肉星王位争奪編」にて初登場。
主人公・キン肉マンと相対するキン肉星大王候補・運命の5王子の一人で、邪悪の神の一人・技巧の神が乗り移った。
担当声優は 掛川裕彦 氏(アニメ版『キン肉星王位争奪戦』ではブロッケンJr.、ウォーズマンと兼役)。

元の名前は「パワフルマン」
貧しい農家の生まれながらその生まれを嫌って高い地位の超人を志し5王子そんなのばっかりだな
幼い頃からの親友であるシマウマの愛馬・キッドの協力とたったクワ一本とで90億超人ドル*1という大金を蓄える。
そして偉い超人となるには入会が必須という超人協会に、先ほどの90億超人ドルで裏口入会を試みるが、
いきなり「今年から100億超人ドルに値上げした」と言われ、足らない10億超人ドルの代わりに愛馬キッドの毛皮を要求される。
そして彼は自らの手でキッドを惨殺し、金のためなら愛する人や親友でさえも裏切れる「鉄の精神」を得た。
それ以降、金による取引以外では人を信用しない性格となり、チームメイトも金の力で集めた
MUGENでキャラが作られているバイクマンもその中の一人である)。
技巧の神が現れた時には農作業の最中だったが*2
実は超人ボクシングのスーパーヘビー級チャンピオン*3として君臨していた経歴を持ち、
芸術的ともいえるテクニックを持ちながらもファイトスタイルは怪力を活かしたパンチを主体としている。

ゼブラの名の通り全身シマウマ模様の身体をしており、その模様は戦闘スタイルによって、
クリーンファイターの「黒/白」姿と、残虐ファイターの「黒/灰色」姿の2パターンに変化する。
普段は「黒/白」姿によって自分の残虐性を中和しており、紳士的な性格と正統派ファイターのクリーンな戦いを見せるが、
チームメイトのパルテノンの協力によって「黒/灰色」の残虐ファイターになると、
鉄柱で攻撃したり、手の中に鉄球を入れたパンチであるサラブレッドフックなどの凶器攻撃なども平然と使用する。

必殺技はキン肉族三大奥義の一つマッスル・インフェルノ。
リングロープ間を跳ねて複数の残像を作り相手を幻惑し、動揺した相手を蹴りで空中に突き上げ、
背中にサーフィンのように乗り、そのまま相手の頭部を場内の壁にぶつける技。
自分の相棒でもあるキッドを惨殺した際に使用した技でもある。

キン肉星王位争奪サバイバルマッチにおいてキン肉マンと激突、彼らの友情パワーを否定するも、
最終的にはマッスル・インフェルノを破られ*4、未完成マッスル・スパークによって敗北する
(皮肉にも自分が殺したキッドは「マッスル・インフェルノから逃げられたのに逃げなかった」事にキン肉マンが気付き、破られる事になる)。
その時点では一命を取り留めたが、搬送中に知性チームのメンバーであるプリズマンのレインボー・シャワーを浴びてしまい、
白骨化して死亡するという無残な最期を遂げた。

アニメ版では、最終回でキン肉マンのフェイスフラッシュにより、王位争奪編で命を失った他の超人と共に復活し、
元のパワフルマンとしてキン肉ハウスでの牛丼パーティーに参加している場面が描かれている。

Web漫画で連載の『完璧超人始祖編』では、何とステカセキングの「新・超人大全集」にキン肉マンゼブラのカセットも収録されており、
シマウマ模様になったりマッスル・インフェルノを決めたりするステカセキングの勇姿が見られた。

その他、「キン肉マンティガー」という生き別れの兄が存在する事が、
ゆでたまごが手掛けたスポーツ用品メーカー「アシックス」の広告にて判明している
何でキン肉マン名乗ってるのかとか色々おかしいのでこの設定が本編にも反映されているのかは不明)。

(以上、Wikipediaより引用・一部改変)

+ オメガ・ケンタウリの六鎗客編以降
「完璧超人始祖編」終了後、新たなる敵「オメガ・ケンタウリの六鎗客」が来襲した。
そのうちの1人が王位争奪編に登場したオメガマンの兄「オメガマン・アリステラ」であり、
ファンの間では運命の5王子も再登場するのではないかと期待されていた。
そしてその期待に応えるかのように、ウルフマン達正義超人が奮戦する最中、知性の神がフェニックスマンに接触。
その後、時を同じくしてゼブラもいつものように何の説明も無く蘇生して*5
フェニックスと同じく、ソルジャーを除く他の4人の王子と共に六鎗客の前に立ち塞がった。

キン肉マンマリポーサが偽物のマッスル・リベンジャーをアステカ・セメタリーに昇華して勝利を収め、
フェニックスに瞬殺されて噛ませ犬扱いされたキン肉マンビッグボディが幻の大技「メイプルリーフクラッチ」を決めて念願の初勝利。
五王子優勢となった状況で、ゼブラは六鎗客の一人マリキータマンと対戦する。

前述のクリーンファイターと残虐ファイターの二面性は、
パワフルマンがキッドを殺した罪から逃避した事で生まれた第二人格である事が明かされた(そのため旧作とは少し変身の演出が違う)。
キッドの事を吹っ切った白のゼブラは「今はこの姿こそベストコンディション」と豪語し、
黒になろうとはせずに戦い、試合開始当初は技巧殺法で押して行く。
しかしマリキータマンのロールシャッハドットによって深層心理の黒のゼブラには動揺が残っている事を見透かされ、斑点を移されて強制的に黒にされる。
黒ゼブラも復活直後は「真・マッスル・インフェルノ」を披露するなど、より圧倒したかのように思えたものの、
白ゼブラが語った通り「実は黒のゼブラは白よりも弱い」と指摘され、
マリキータマンはゼブラ以上に多種多様な必殺技を次々に繰り出してきて、ゼブラは圧倒されてしまう。
善と悪の人格融合、自ら殺めてしまったキッドへの謝罪と和解などを経て逆転勝利の可能性も見せていたものの、
それまでに受けていたダメージが大きく、最後に放った真・マッスル・インフェルノも外されてしまい、まさかの敗北。
自分を倒したマリキータマンに「サタンは絶対に信用するな」と忠告を残して力尽きた
(なお、ゆでたまごの原作担当の嶋田隆司氏は、マリキータ戦でゼブラを負けさせたことで、
 SNSで「このゼブラの扱いはなんなんだ!」と毎週酷評され続けて少しノイローゼ気味になったらしい)。

「完璧超人始祖編」でも示唆されているが、邪悪神であろうとも神が地上に干渉するのは余程の事態であり、
おまけに旧作で改心したゼブラだけでなく、直前まで神と関わる事を激しく拒絶していたフェニックスまで最終的に参戦するなど、
「オメガ・ケンタウリの六鎗客」の侵攻は、ただの宇宙人の侵略以上に厄介な事情がある事が示唆されているが……?

+ ネタバレ
実はこの事件は、サタンの背後で天上界に君臨する神の一柱である「調和の神」が糸を引いていた。
過去に地上の超人達が荒れたため神がカピラリア大災害を起こした事は完璧超人始祖編でも明かされていたが、
元神のザ・マンによれば、当時地上の治安が悪化していたのは嘘ではないものの、
実際にはその件以前から超人の根絶を目論んでいた調和の神率いる超人絶滅派の神が、尻馬に乗って主導権を握り、
治安改善の建前で起こしたただのエゴであったという事実が明かされた。
邪悪五神が動き出したのは、ザ・マン曰く超人を有用な駒と見なしている邪悪神達にとって、
それを根絶しようとする調和の神は是が非でも失脚させたい目障りな存在なためらしい。
加えて、かつてザ・マンが一方的に神が超人を粛正しないように、自分の下天と引き換えに飲ませた、
「カピラリア照射装置を欠片にして全ての神に所持させる」(逆に言えば全ての神の同意無く装置は起動できない)という条件により、
邪悪五神もまた装置の欠片を所持しており、思想が異なる超人絶滅派の神が確実に奪いに来るのが目に見えていたという事情もあった。

キン肉マン達の活躍によりひとまず調和の神「ザ・ワン」率いる急進派は矛先を収めるが、
並行して時間超人の創造主である刻の神が世界をリセットするべく活動を開始。
ザ・マン及びキン肉マン達、ザ・ワン及び彼に着いていった一派、邪悪五神の一派は、
目的は一致していないまでも刻の神という共通の敵を前に休戦してまず彼らへの対処に当たる事になり、
ゼブラはマリポーサと共に中東レバノンバールベックへ駆け付け、時間超人の先鋒と戦っていたケンダマンを救出。
時間超人ドミネーター、エル・カイト相手に同じく駆け付けた、
かつて死闘を繰り広げたマリキータマンをパートナーとしたタッグ「エグゾセミサイルズ」を結成。
マリポーサとのタッグが決まりかけていた所にいきなりマリキータマンが割り込んだ時は流石に文句を言ったものの、
試合が始まると抜群のコンビネーションを見せ、ドミネーターとエル・カイトのタッグ「エル・ドミノス」を苦戦の末に撃破した。
何気にこれが本編初勝利である。

しかし決着後、先刻倒した時間超人達は雑兵に過ぎないことが判明し、むしろ雑兵でもゼブラ達程の実力者に拮抗可能と検証できたとして、
時間超人の幹部格「五大刻」は本格的に活動を開始。
手負いのゼブラに代わりマリポーサがレバノンバールベックを占拠した五大刻のパピヨンマンと戦うも、
1億パワーという超人強度を誇る相手を前に飛翔の神と融合するという禁じ手を用いてもなおまさかの敗北。
マリポーサ共々ゼブラも処刑されかかるが、技巧チームのバイクマンと飛翔チームのキング・ザ・100トンが加勢に入り、
100トンがパピヨンマンを妨害している間にバイクマンに連れられて離脱した。
マリポーサは抵抗しゼブラも本意ではなさそうであったが、捨て石となった100トンの覚悟を無駄にしないためだと説き、
敗走こそしたもののその戦いで敵の目的や手の内を多く得た事もあり、この場は引いて仕切り直しを選択したのだった。

ゲーム作品ではファミコンの『キン肉星王位争奪戦』、GBAの『超人聖戦史』、
そしてAC(後にPS2に移植)の3D格ゲー『マッスルグランプリ2』に登場)。
『MGP2』においてはプロレスラーが集う中やはりボクシング主体で戦い、打撃技が非常に豊富。
投げ技も最低限はこなす事ができ、回避技も備えるなど至近距離での攻防においては圧倒的。
特に空中コンボが強いがその操作難度がとてつもなく厳しく、精密な入力を求められる。
他キャラと一線を画する異次元ぶりは一人だけ『鉄拳』か『Fate unlimited codes』、あるいは『北斗の拳』をやっているとも言われる程。
また、打撃技の多さゆえに相手の必殺技ゲージを増やしてしまいがちで、逆転されるチャンスを残しやすいなど、一筋縄ではいかない超テクニカルキャラ。
原作同様の芸術的テクニックを活かしたファイトを再現するには相当な修練が必要となる。
なお、通常カラーはクリーンファイトを信条とする「黒/白」姿でボイスも紳士的だが、
別カラーでは怨念と憎悪の「黒/灰色」となり、ボイスも残虐さと凶暴さを前面に押し出した物になるという細かい作り込みが為されている。

格ゲーに与えた影響としては、『KOF94・95』のハイデルンが空中投げとして「ハイデルンインフェルノ」を使い、
その養女レオナも使用する。レオナは後にMAX2として「デッドエンドインフェルノ」も習得した。

逆にゼブラの方の元ネタは、恐らく『タイガーマスク』に登場する覆面レスラー「グレート・ゼブラ」と思われる。


「それが友情のためだというのか
 友情など金さえあれば買う事もできるし
 捨てる事もできるわ────!!」


MUGENにおけるキン肉マンゼブラ

はぐれ者氏によって製作されたものが存在。グラフィックは『MGP2』の3D画像を取り込んで2Dにしている
原作通りパンチ主体の肉弾戦で戦い、色によって戦い方が変わる。
白カラーは凶器を使わないので鉄柱攻撃とサラブレッドフックが使用不可能。
ただしゲージ効率が黒より若干良く、体力が減少した時の根性補正も高く設定されている。
黒カラーになると鉄柱攻撃とサラブレッドフックなどの凶器攻撃を使用するようになる。
漆黒カラーは常にゲージが最大になる。それ以外の性能は通常の黒カラーと同じ。
金カラーは地上で攻撃を出していない時に相手の打撃を受けると勝手に回避する、ゲージが常に少しずつ増加、
メフィストパンチの風圧が凄い飛ぶ、サラブレッドフックが溜めなくてもガード不能、
ジャーマンスープレックスからの派生投げがノーゲージで勝手に出る、と様々な強化点がある。

またゼブラは体力が10%減少するごとに攻撃力と防御力が少しずつ増加する。
上記の通り、白カラーだとゲージ上昇量が高くなる。
立ち回りが黒より不利な分、正義超人らしい粘り強い戦いで活路を見出そう。
超必殺技はマッスル・インフェルノ。これはライフの量によって消費ゲージ量が変わる。
最初は3ゲージだが体力半分以下だと2ゲージ、20%以下だと1ゲージで使用できる。

更新でAIを搭載。また改変などは自由。
ただしあまり変な改変をして問題が起きた場合は一切責任を取れませんので自己責任でお願いしますとの事。
またD4設定で作られているので、それ以外の設定では正常に動かない恐れがあるので注意。
プレイヤー操作(17:02~)

+ ゾンビ化バグ修正
タッグモードではゾンビ化を起こす事がある。

AI.cns内を「TeamMode = Simul」で検索し、
trigger6 = TeamMode = Simul
こういうのが見つかるので、「TeamMode = Simul」の部分を「(TeamMode = Simul) && ctrl」に置き換え、
trigger6 = (TeamMode = Simul) && ctrl
こんな感じにしよう。
全部で6箇所ある。

triggerall = alive
を追加する事でもゾンビ化は防げるが、このバグは(恐らく)本来は有り得ない状況でダッシュしたり技を出したりするバグも同時に起こっており、
上記の方法ならそちらもまとめて修正できる。

+ チーム戦で二番手以降に出す場合
カラーごとに分けられている性能変化は、イントロ(Statedef190)で把握されるのだが、
チーム戦で二番手以降に登場させるとイントロを経由せずに試合が始まってしまうため、
どの色を選んでも黒カラーの性能で戦う事になってしまう。

common1.cns内の一番下にあるStatedef5900の最後の部分を、
[State 5900, 3] ;Intro for round 1
type = ChangeState
trigger1 = roundno = 1
trigger2 = roundsexisted = 0 ; ←この行を追加
value = 190
このようにすると解決できる。


「技巧の神よ……!!
 そらそらそらぁ! マッスル・インフェルノ────っ!!!

+ 大会ネタバレ
MUGENプロレス チャンピオンシップバトル!では予選興行を全勝で通過。
ピンチに陥るほど発動が増えるマッスル・インフェルノを武器にドラマチックな戦いぶりでファンの心を掴み、
並み居るレスラー・正義超人を押しのけ、応援ポイント一位を獲得した。
数々の激戦が繰り広げられた予選興行の間でもアストロとの一戦は互いの超必殺技の応酬となる凄まじい戦いで、
この一戦でゼブラとアストロ両方の人気が大きく高まったと言えよう。
そして決勝トーナメントの準決勝で、両者は再び相見える事になる……。

なお動画コメント内での不破とのやりとりには真のRIKIiSHIは誰だトーナメントからのネタ。
TargetLifeAddを弄ってSUMOUに不利な条件下で戦わせるという卑劣なルールのもとで、
SUMOU打倒の刺客として選ばれたボクサー枠だったのに、マッスル・インフェルノの威力が激減してしまったのである。

また、それ以前には牛鬼氏の製作したのりものサウザー及びバイクマンに、
ストライカーとしてマッスル・インフェルノをした状態で呼び出されていた。
その他、MUGENにおいては、はたまたのヮのにマッスル・インフェルノを模した技が搭載されている。
その他の肉技に関してはキン肉バスターの項目を参照されたし。


『技巧』(テクニック)こそが、戦いでは重要になるのだ!」
「よく覚えておけ、これが『技巧』(テクニック)というものだ!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(さまざま3、さまざま48操作キャラ他)
アルで昇華(part56)
色々な人達の挑戦(旧シリーズpart30操作キャラ)
単発!良キャラ発掘絵巻(part45)


*1
実際どれほどの価値があるのかは不明。大量の札束を溜め込んでいたが、世の中には紙屑同然の紙幣だって存在する。
例を挙げると、
  • 上質のシマウマの毛皮=10億超人ドル
  • パルテノンのファイトマネー=30億超人ドル
  • ロビンマスク、ラーメンマンのファイトマネー=50億超人ドル
とりあえず、クワ一本の農作業で貯められる金額では無さそうだ。

*2
この時、愛馬キッドとは別のシマウマを連れていた。
ボクシングのチャンピオンとして身を立てた後にもシマウマを連れて農作業をしているのは
貧困と苦境の日々を常に忘れないように心がける努力家であったか、
それともキッドとの思い出の日々が手放せなかったからではないだろうか。
ゆでが深く考えて無かったとか、後付け乙とか言うな

*3
スーパーヘビー級というのは、人間のアマチュアボクシングでは「91kg以上」の階級。勿論最重量級である。
1t以上とか、果ては100tなどという奴らが存在する超人世界において、体格差・重量差がプロレス以上にものを言う
ボクシングという競技で、キン肉マンとそう違わない体格のパワフルマンがチャンピオンに君臨するのは途轍もない偉業である。

キン肉マンのプロレス界の参考例をあげると
  • バッファローマン(250cm 220kg)-超人スーパーヘビー級チャンピオン
  • ロビンマスク(217cm 155kg)-大英帝国ヘビー級チャンピオン
  • キン肉マン(185cm 90kg)-ハワイ超人ヘビー級チャンピオン
彼がいかに身体的にも恵まれ、かつキン肉マンクラスの実力者達を倒したのかがよく分かる。
当然、その当時パワフルマンは技巧の神の力を借りてはいない。

*4
「キン肉族三大奥義は抜ける事は不可能なはず」なのにキン肉マンに返されてしまったため、
書籍によっては「ゼブラのマッスル・インフェルノは未完成版だった」とするものもある。
他の三大奥義のフィニッシュ・ホールドの壁画に刻まれていた図面は技を仕掛ける前半部分のもので、
技のフィニッシュ部分は壁画に描かれていなかった事から、
マッスル・インフェルノの後半部分も…それこそ脱出不可能の大技として別に存在するのではないかという説もある。
あのシルバーマンが「相手に乗っただけで事実上相手の全身と自分の両腕がフリー」なんて技で満足すると思えん、とも。
まぁ、ぶっちゃけ最終的にはマッスルスパークマッスルリベンジャーも破られてるんだけどね!

ちなみに三大奥義の考案者であるシルバーマン自身は最初対戦相手をぶっ殺す前提で奥義を考えて使っていた
(アロガント・スパーク。完璧マッスル・スパークの原型となる技)ため、
マッスル・インフェルノも原型は現在のそれ以上に相手を殺害するのが前提の技だった可能性も否定できない。

サタン編にて、ゼブラが改良した「真マッスル・インフェルノ」が登場。
相手の片腕と反対側の脇腹を自分の両脚で挟み、相手の両脚は手でホールドしており以前破られたロデオスキップではもはや破る事はできないと思われる。
しかし、ファンの予想のような後半部分は無かった。
後、クリーンヒットしたのにそのまま試合を続行できるというそもそもの問題点(威力不足)が解決していない。
マリキータマンが異様にタフすぎるというのもあるが

そして時間超人編では、体内の時間を早めて骨折程度のダメージなら完治とはいかずとも治してしまうエル・ドミノスを一撃必殺出来る技として、
タッグ技「シンクロニシティ・インフェルノ」を編み出した。
技の形自体は改良前に戻っているが、その実態は相手の必殺技の勢いを利用して鎖のロープの上下から挟み撃ちにし、
加速の段階からダメージを与え続けて回復させないという凶悪なものとなっている。
???「徐々に相手の力を削いでいく理に適った見事な連携だ」

*5
ただし蘇生した描写が無い・蘇生システムの廃止が明言された(悪魔将軍項を参照)のは漫画原作のみで、
アニメ版では最後にスグルがフェイス・フラッシュを使ってチーム関係なしにゼブラ含む戦死者を復活させており、
全チーム参加者合同での牛丼パーティが最後の登場シーンとなった。
恐らく原作版でも同様の経緯で復活した後、一介の超人に戻って暮らしていたと考えるのが妥当だろう。


最終更新:2024年08月22日 18:41