黒谷ヤマメ


「地底に遊びに来たのかい?あそこは今お祭り騒ぎよ。
 誰も拒みゃしないから楽しんでおいき」

『東方Project』の登場キャラ。初出は『東方地霊殿』の1面ボス。「くろだに やまめ」と読む。魚ではない
二つ名は「暗い洞窟の明るい網」「忍び寄る恐怖の気」。
洞窟に住む、土蜘蛛の妖怪。「病気(主に感染症)を操る程度の能力」を持つ。
専用BGMは「封じられた妖怪 ~ Lost Place」。

+ 詳細な原作設定
幻想郷の地底の奥深く、地霊殿へと通じる旧都や洞窟の奥底に住んでいる妖怪。
明るい性格だが、病気を操るという能力から会う者全てに嫌がられる。
だが本人は無闇に相手を病に冒す事はなく、よくよく話せば明るく楽しい性格で、
地下の妖怪たちの間では人気者。ただし割と好戦的で、人間と戦う事に抵抗は一切無い。

地底を訪れた霊夢たちに「誰も拒みゃしないから楽しんでおいき」と言う一方で、
独り言が多い上に、自分を懐かしいと語るという不審な動きを見せた霊夢に対して
(通信機で萃香と話していたのだが、幻想郷には通信機の概念が無きに等しいためこうなる)、
「胡散臭いからこの場で倒してあげる」と答えたりも。売られた喧嘩は買う主義なのかもしれない。

土蜘蛛はかなり器用かつ力持ちで、特に建築が得意でよく招請されるらしい。
同じく建築が得意な鬼と繋がりがあるのか、姫海棠はたてからは「鬼の道具風情」と呼ばれている。
土蜘蛛は河を汚すから、という理由でにとりには嫌われている。

地立ち絵はお腹の辺りがぽっこりしており、まさに蜘蛛という外見である。メタボってる訳じゃない、多分
蜘蛛は昆虫ではないのだが、書籍作品『The Grimoire of Marisa』にてヤマメの弾幕について、
「昆虫の神秘だな」魔理沙に感想が書かれてしまっている(蜘蛛は昆虫ではないが、虫ではある)。
あるいはこれは魔理沙の読者からのツッコミ待ちか。

+ 二次創作での扱い
「地底の人気者」という公式記述からもっぱら旧地獄でライブ活動等をしている歌って踊れるアイドル的扱いである。
ともすれば夜雀とアイドルとして熾烈を極めていたりキラッ☆としていたり、親衛隊が出来ていたりなどザラ。
お前ら病気操る子が怖くないのかヤマメちゃんへの恋の病は月の頭脳も治せないぜ。
あと、「蜘蛛はコーヒーで酔っ払う」事から酒に強けれどもコーヒーでぐでんぐでんになっていたり。

あと、やはりというか蜘蛛という事でスパイダーマンのパロディネタが多い。
地霊殿発売時期とニコニコで東映版スパイダーマンが流行りだした時期が近かったのも多分主原因だろう。スパイダーウーマッ
仕事早過ぎである(投稿日的な意味で)
本格的なネタ扱いの元凶、許せっ!

また、テーマ曲である「封じられた妖怪 ~ Lost Place」のイントロが「山崎春のパン祭り~」と聴こえてしまうといったネタも。
絡みとしては同作の中ボスだったキスメや2面ボスのパルスィ、3面ボスの勇儀との所謂「地獄街道組」絡みが多い。
他には虫繋がりでリグルや、公式で唯一接点らしい接点のあるにとりとの絡みがたまに見られる。

なお妙に膨らんだスカートの中身については、普通に人間の足だよ派と、蜘蛛の足がぎっちりつまっているよ派が鎬を削っている。
後者はやはり人外アラクネ(アルケニー)萌えな人間から圧倒的支持を得ており、
普通のヤマメと区別して俗に「yamameさん」と呼ばれる(発祥は pixiv )。
あのスカートの中には夢がいっぱい詰まっているのだ。
3:15から下半身素っ裸のyamameさん(上級者向け)

戦闘力については特に定説になっているほど固まっては居ない。だいたい並から貧が多いようだ。
そのぶん重厚な腰のラインや蜘蛛らしい大きなお尻に魅力を感じている紳士も少なからず。
言うなれば「二代目ふとましいむちむち下半身サイコー。

どうでもいいけど蜘蛛って数百匹子供産んだりとかするよね。交尾の後相手のオスを捕食とかするよね。興奮するよね!

(以上、ニコニコ大百科より転載、改変)


MUGENにおける黒谷ヤマメ

2体存在し、いずれも手描きドットで作られている。

+ .DAT氏製作
  • .DAT氏製作
岡崎夢美ナズーリンを製作した.DAT氏による、手描きのヤマメ。
ニュートラルポーズの動きがどう見てもアレです本当にありがとうございました。
ホバーダッシュというよりジャンプになる前ダッシュ、すぐに落下し始める空中ダッシュなど移動力は低め。
蜘蛛の巣を設置する一部B射撃は2Cで起爆可能、と各行動の癖が非常に強い。
現在は体験版との事だが、AIも搭載されており普通に戦える。
ガード不能の沼を設置する「フィルドミアズマ」とコマンド投げの「キャプチャーウェブ」を用いた置き攻めがAIに良く刺さる。

2015年1月2日には、じゅかい氏により多目的改変パッチが公開された。
内容はデバッグ、カラーパレットの追加、5P以降のゲージ状況の変更、気質等のcnsでの特殊対応の追加、と多岐に亘る。
取り敢えず適用させておいて損は無い。

+ わりばし氏製作
  • わりばし氏製作
        
2021年5月公開。
火焔猫燐古明地さとりの手描きキャラを手掛けたわりばし氏による、手描きの高頭身ヤマメ。
弾幕系の攻撃を持たず豪快な肉弾戦で戦うが、その表情は達観してると言うか悟ってると言うか、
アグレッシブな戦闘スタイルとは真逆の何ともすっとぼけた味わい深いものなのが印象的。

操作方法は3ボタン方式のシンプルなもので、ガードキャンセル以外に特殊なシステムは無い。
前ダッシュが出来ず機動力は低めだが、強攻撃や地上・空中に撃ち分け可能な必殺技「カンダタロープ(横・斜)」など、
蜘蛛の糸をロープのように使った遠距離攻撃で補うタイプ。
カンダタロープは単体では攻撃能力は無いが、ヒットすると相手を糸で拘束し、
そこから追加入力で豪快な体当たりや、糸を手繰り寄せて某軍人ばりのバックブリーカーからのデスバレーボム、
電撃を流して攻撃する「樺黄小町」といった派生技へ繋げる事が出来る。
敢えて派生技へと繋げず、糸を手繰り寄せてからぶっとばし攻撃→再度カンダタロープ(斜)で拾うといった芸当もでき、
上手く使いこなせばスタイリッシュなコンボを叩き込む事が可能。
超必殺技は相手を掴んで左右へ叩き付けまくった後に決めポーズで〆る「石窟の蜘蛛の巣」で、これまたなんとも豪快である。
AIはデフォルトで搭載されている。
蜘蛛女達の宴

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2023年05月14日 00:56