ソロモン・グランディ




 Solomon Grundy,(ソロモン・グランディ、)

 Born on a Monday,(月曜日に生まれて、)

 Christened on Tuesday,(火曜日に洗礼受けて、)

 Married on Wednesday,(水曜日に嫁さんもらい、)

 Took ill on Thursday,(木曜日に病気になって、)

 Worse on Friday,(金曜日に病状悪化、)

 Died on Saturday,(土曜日にはおっ死んで、)

 Buried on Sunday;(日曜日には埋葬された。)

 This is the end(これにて一巻の終わり)

 Of Solomon Grundy.(ソロモン・グランディ。)

 (マザー・グースの童謡「ソロモン・グランディ」より)

+日本語吹替声優
上田陽司(現・上田燿司)
『ジャスティス・リーグ(DCアニメイテッド・ユニバース)』
隈本吉成
『ジャスティス・リーグ(DCアニメイテッド・ユニバース)』(16話のみ)
梁田清之
『インジャスティス:神々の激突』
高瀬右光
『GOTHAM/ゴッサム』

DCコミックに登場するヴィラン。
初出は1944年の『All-American Comics #61』とかなりの古株である。
元々は初代グリーンランタンことアラン・スコットの宿敵として登場したが、現在ではDC作品全般に登場している。
また、後述するオリジンもあってバットマン関連作品(特にゲーム)への出演機会が多い。
名前の由来は「ソロモン・グランディ、月曜日に生まれ…」と始まるマザー・グース*1の同名の童謡から。
よってソロモンの悪夢とは無関係。
あとマーベルコミックが誇る緑色の巨人と似ているが、言うまでもなく別人である。あっちと違って上着は着てるし

白い肌(もしくは灰色)にボロボロの衣服を纏った大男。
基本的に上記の童謡から引用した一節しか喋らない(アニメでは普通に会話してたりするが)。
元々は19世紀後半に生きていたサイラス・ゴールドという名の悪徳富豪だったが、
ある時仲間達との諍いから殺害され、ゴッサムシティにある「スローター・スワンプ」という沼に死体を遺棄されてしまう。
しかし、彼の死体は数十年の歳月を経て周囲に蓄積された堆積物や、沼に満たされた化学物質等と融合し、
死と再生のサイクルを永遠に繰り返すゾンビとなって蘇った。
ちなみに上記のオリジンは後に後付けで変更され、
「過去に犯した罪が原因で人々に追い立てられ、スローター・スワンプで自ら命を絶った」という事になっている。
復活後は生前の記憶を失っており、唯一覚えていたのが前述の童謡「ソロモン・グランディ」の一節だった事から、以降その名を名乗るようになった。
上記の通り会話がままならない事が多く、また後述の設定もあって知能にはバラつきがあるものの、他のヴィランと手を組む程度には頭が回るようである。

 見た目通りのパワー型であり、並のヒーローやヴィランなら容易く蹂躙出来る怪力と、
 ゾンビだけあって多少のダメージではビクともしないタフさを誇る。
 スーパーマンと互角に渡り合ったかと思えば呆気なくボコボコにされたりと揺れ幅が激しいけど

 だが、真に特筆すべき点はその不死性。
 スロータースワンプとは密接に結び付いているらしく、何度死んでもその度に沼から蘇ってくるのである。
 その不死身っぷりはもはや「スローター・スワンプに縛られている」と言っても過言ではなく、
 粉微塵に消し飛ばされようが、地球外の惑星で死亡して死体をその場に放置されようが舞い戻ってきたほど。
 加えて蘇る度に人格が変わるという性質があり、ほとんどの場合は力任せに戦う脳筋なのだが、
 左の画像のように非常に理知的で言葉も流暢に話し、
 スーツにオールバックでビシッと決めたインテリスタイルで蘇った事もある。
 この時のグランディは自身の呪われた運命に嫌気が差しており、
 ロボットヒーローのレッドトルネードを利用して永遠の肉体を得ようと画策するも、失敗に終わっている。
 なお、サイラス・ゴールド自身の魂は地獄に囚われているのだが、
 ある時ゴールドとグランディを行き来するますますハルクっぽい不安定な状態で復活し、
 死と再生のサイクルから抜け出すチャンスが与えられた事もある。
 その条件とは「1週間以内に自身を殺した犯人を探し出して許す」事であり、
 記憶を思い出して過去の罪と向き合う事は出来たものの、結局は自分自身を許す事が出来ず、
 再び地獄へ囚われ続ける事になってしまうのだった。

前述の通りマーベルコミックのハルクとは外見や能力が似ているため、
アニメや原作コミックを見て「なんか白くてハルクっぽい奴がいる」と思った方も多いのではないだろうか。
DCとマーベルが融合する夢の企画「アマルガム・コミックス」においては、恐らく大半の読者の予想通りハルクと合体。
その名も「スカルク」として登場した。ちなみに本名はハルクと同じブルース・バナーである。
+その雄姿がこちら
……単にハルクの代わりにソロモン・グランディへ変身するようになったブルース・バナーじゃねーか!
やっぱ公式でも似てると思ってたのか

バットマンのオープンワールドゲームである『アーカム』シリーズではボスとして登場しており、主に下水道で戦う。


MUGENにおけるソロモン・グランディ

Manbatshark8氏とandersontavers氏の共同製作によるキャラが公開中。
やはりと言うべきかハルクがベースとなっている。

+旧バージョン
  • 旧バージョン
現在入手可能な旧バージョンはFron氏が改変を施したもので、
海外サイト「The Mugen Multiverse」における氏のフォーラム(「Fron64」氏名義)にて公開中。
システムは『MVC』の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴも可能。
リーチの長い立ち強P(K)には吹き飛ばし効果が付いており、パワフルに相手を薙ぎ倒せる。
ただしチェーンコンボの繋がり方に癖があるので注意(例:弱P→中P→強Kなど)。

ガンマチャージっぽい突進技「Grundy Smash」など改変元の面影を残しつつも、
地面から無数の腕を召喚して相手の動きを封じる「Swamp Hands」、相手を浮かせるので追撃可能な地を這う衝撃波「Stomp」などの必殺技や、
沼のガス(?)を一定時間身に纏って近付いてきた相手にダメージを与える「Grave Rot」や、相手をタコ殴りにする乱舞技「Grundy Rage」、
トラックを豪快に叩き付ける「Truck Throw」といった超必殺技を持つなど、ハルクとはしっかり差別化されている。
……が、「Stomp」の処理に不具合があるらしく、きちんとステートを返していないのかヒット後に相手の挙動がおかしくなってしまう。
再度こちらの攻撃を当てれば直るものの、動画に起用する場合は修正必須だろう。
AIは対人レベルのものがデフォルトで搭載されている。
紹介動画(公開先へのリンクは古いものなので注意)

+新バージョン
  • 新バージョン
2018年の更新でドットが一新され、ハルクとはより差別化された。
現在は下記の動画で公開されている他、海外サイト「The Mugen Multiverse」でも代理公開中。
演出面も強化されており、「Swamp Hands」で召喚される腕が沼の水で出来たものからゾンビの腕に変更されていたり、
「Truck Throw」が巨大な棺桶を叩き付ける技になっている。
地味にチェーンコンボやエリアルレイヴが繋がりやすくなっているのも嬉しい所。
また、UnoShe氏の「Uno Tag System」にも対応している。
……が、旧バージョンにもあった「Stomp」の不具合は引き続き健在な上に、
「Grundy Rage」が何故か途中でロックが外れるようになって死に技化するという哀しみまでも背負ってしまった
AIは旧バージョン同様に対人レベルのものがデフォルトで搭載済み。

この他に、Mammalman氏によるAI付きの改変パッチが公開されている。
導入するとライフが1000から1200に引き上げられ、スーパーアーマーも付与される他、「Grundy Rage」がきちんと繋がるように修正される。
ただし、「Stomp」の不具合は相変わらずそのままなので注意。
DLはこちらから
Mammalman氏パッチ

出場大会

  • 「[大会] [ソロモン・グランディ]」をタグに含むページは1つもありません。

出演ストーリー



*1
イギリスで古くから伝わる童謡の総称。
なお、新しめの童謡も含む場合は、「ナーサリー・ライム」と呼ばれる。


最終更新:2021年08月21日 22:21