レスター・ドリスコール



        

  本名:レスター・ドリスコール
  出身:米国シーポート市
  血液型:B型
  身長:178cm
  体重:59kg
  趣味:コンピュータ、マンガ(SFシリーズ『レナス』*1
  性格:内向的、協調性なし、自己中心派

      (以上、パッケージ裏のプロフィールより)


「<レナス>が
 ぐちょぐちょだー!

 ふんだりけったりだよ!

 それにしても
 いえにかえらなくちゃ……。」

Visual Conceptsが開発したスーパーファミコンのアクションゲーム『おでかけレスターれれれのれ(^^;』(ちなみに「(^^;」の部分まで正式タイトル)の主人公。
レスターと言ってもこの人この人とは当然ながら全く関係がない。ターレスでもない。
同作は北米版スーファミのSNESで発売された『Lester the Unlikely』を日本向けローカライズしたものである。
「Unlikely」にはいくらか幅のある意味があるが、直訳なら「レスターは上手くいかない」とでもいった感じ。それをよくこんなタイトルにしたものである
ちなみに、日本版のパッケージイラストを担当したのは俳優にして漫画家のなんきん氏。
大体の方は『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の初代OPを手掛けた人と言えば伝わりやすいだろうか。
そのためイラストとゲーム中のドット絵では雰囲気が全く違うが気にしてはいけない

いかにも貧弱そうな見た目の漫画オタクの青年。驚いた時に言う「でええー!」が口癖。間違っても「ゲェーッ!」ではない。
歩きながら漫画を読んでいる内に貨物船に乗り込んでしまうと言うどこぞのおっちょこちょいな黄飛鴻みたいな事をやらかして、
色々なトラブルに遭遇した末にどこかの南国の島に漂流。そこから脱出するために奮闘する…と言うのが本作のストーリー。
と言うか「おでかけ」って言うレベルじゃねーぞ!!?

しかし、元々一般人の小僧一介のオタク青年なので特別な超能力があったり鍛えているわけではなく、
どこかの先生の如くよく死ぬ上に、高い所や敵(島の野生動物)を前に怯えて(プレイヤーの操作を無視して)逃げ出したりする。
そう言った要素がある故か、同作のパッケージには「全自動バカゲー機能搭載」と言う一文が添えられている。
ゲームを進めていくうちにだんだんと情けない挙動は減っていき、ゲーム中盤で現地の女の子を助けて感謝のキスをされて以降は、
成功体験で自信がついたせいか立ちポーズも走り方もシャッキリした物に変わる。男なんて単純なものである。

なお、本作のラストではこの項目最後の画像と共に続編を示唆する文が添えられていたが、
2022年9月時点に至るまで続編にあたる作品は作られていない。


MUGENにおけるレスター・ドリスコール

Smeagol14氏とaperson98氏による共作のキャラが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている他、下記の動画からも入手可能。
一通りの動作はできており原作同様滑らかに動いてくれるが、
必殺技ブーメランを投げる技しか無く(しかもワンボタンで出せる)、超必殺技もサーフィンしながら攻撃する技と、剣で一突きする技の二つのみ。
また、何気にブリス技モーコンキャラフェイタリティにも対応している。力の入れ所が間違ってるとかいうな
紹介動画(DLリンク有り。ただしグロ注意)

出場大会

  • 「[大会] [レスター・ドリスコール]」をタグに含むページは1つもありません。



え!?
 それからレスターが
 どうしたのかって……?

それはじかいの
 おたのしみ……。
全くご無沙汰がないけど大丈夫か?


*1
恐らくローカライズ発売元のアスミックのRPGシリーズ『レナス』と思われる
(「SFシリーズ」とあるが、魔法も機械文明もありの世界観のSFファンタジー。『ヴァルキリープロファイル』とは全く無関係)。
現実には書籍化等はされていないが、『レスター』作中世界では漫画化されたようである。

上記の台詞はオリジナルの北米版では「MY COMIC IS SOGGY MESS!(僕の漫画がぐちょぐちょだー!)」と作品名が無く、
ローカライズにあたって自社作品の宣伝も兼ねて設定した、と言った所だろうか。


最終更新:2025年01月16日 09:39