概要
漕ぎとは
漕ぎとは慣性の蓄積と保存による高速移動である。
移動に慣性の加速力を加える事で歩き中、及び空中での横(斜め)移動速度を劇的に向上させるためのテクニックである。
ダッシュ状態にならず、ダッシュよりも高速で移動することができるが、エンジェランの慣性加速が有効に働くのは横方向と斜め後ろ方向であるので、移動方向には制限がある。
距離を取るには使えるが、距離を詰めるような使用は不向きであり、漕ぎ移動があればダッシュが要らないというわけではない
移動に慣性の加速力を加える事で歩き中、及び空中での横(斜め)移動速度を劇的に向上させるためのテクニックである。
ダッシュ状態にならず、ダッシュよりも高速で移動することができるが、エンジェランの慣性加速が有効に働くのは横方向と斜め後ろ方向であるので、移動方向には制限がある。
距離を取るには使えるが、距離を詰めるような使用は不向きであり、漕ぎ移動があればダッシュが要らないというわけではない
また、相対距離がおよそ200mより近いとゲームの【機体同士が接近するほど移動速度が低下するというこのゲーム全般に関わる仕様】により機体速度が減速するため速度が低下し、至近距離では十分な加速ができない。
別に200以内だと全く漕げないというわけではないので、そこは誤解しないでほしい。
別に200以内だと全く漕げないというわけではないので、そこは誤解しないでほしい。
「漕ぎ」によって最高速に近い速度を出せると機体がブレながら高速で移動する。
Q.漕ぎを覚えないと戦えないのか?
A.近距離戦の立ち回りを身に着けていれば漕ぎ無しで「ある程度」まではいけるが、それ以上を目指すなら必須。フィジカルでカバーするにも限度がある。
漕ぎは決して万能ではない。素早く移動できるだけで制約が多い。
しかし習得すれば移動力が上がった分、有利に立ち回れるようになる。
漕ぎがないエンジェランは、距離を選べないわけで、一生対戦相手に有利な距離で戦わされることになる。
また、漕ぎ無しでグリスボックのミサイル弾幕をどうやって避けるというのか。
対戦に勝ちたいなら習得するべき。覚えれば確実に強くなれる。習得しないメリットはない。
しかし習得すれば移動力が上がった分、有利に立ち回れるようになる。
漕ぎがないエンジェランは、距離を選べないわけで、一生対戦相手に有利な距離で戦わされることになる。
また、漕ぎ無しでグリスボックのミサイル弾幕をどうやって避けるというのか。
対戦に勝ちたいなら習得するべき。覚えれば確実に強くなれる。習得しないメリットはない。
CPU戦のクリア程度なら全くの不要。
Q.パッドスタンダードじゃ漕げないんでしょ?パッドでエンジェランは無理なんでしょ?
A.余裕で漕げます。十分戦えます。なんなら漕ぎについてはパッドの方が入力が簡単で速度も安定するし疲労も軽いです。
パッドじゃ漕げない、パッドじゃエンジェランは無理って言ってる人を見かけたら家庭用をプレイしたことがないかパッド操作を練習していない人です。
ただし、玄人の意見として空中漕ぎに旋回を混ぜるのが難しいという指摘は事実ではある。
これはツインスティック操作と違ってパッドスタンダード操作では移動レバーの入力が左右一致での操作しかできないためいわゆる【半歩き】【半旋回】が出来ないため。
一方でこの(内部的な)左右のレバー操作が一致する、揃うというのが大きな利点にもなっており、パッドスタンダード漕ぎでは入力が汚くて漕ぎが失速するということが無いため、簡単に最高移動速度で安定させられる。
特に地上漕ぎがらみの操作について言及すればパッド漕ぎの操作難度はツインスティック操作と比べて格段に低いです。
ただし、玄人の意見として空中漕ぎに旋回を混ぜるのが難しいという指摘は事実ではある。
これはツインスティック操作と違ってパッドスタンダード操作では移動レバーの入力が左右一致での操作しかできないためいわゆる【半歩き】【半旋回】が出来ないため。
一方でこの(内部的な)左右のレバー操作が一致する、揃うというのが大きな利点にもなっており、パッドスタンダード漕ぎでは入力が汚くて漕ぎが失速するということが無いため、簡単に最高移動速度で安定させられる。
特に地上漕ぎがらみの操作について言及すればパッド漕ぎの操作難度はツインスティック操作と比べて格段に低いです。
パッドスタンダードでもジャンプ行動中の空中ターボ旋回などで着地方向を変える工夫はできるし、パッドならではの利点も数多く存在するので、空中漕ぎ旋回を一部捨てても十分戦える。
また、野暮なことをいうと全く失速せずに空中漕ぎに旋回を混ぜるのはツインステックでもなかなか難しいはず。
結論を言えばエンジェランはツインスティックとパッドでそれぞれに利点と欠点があり、どちらでも十分に動かせる機体である。
理論
概論
先述したように、漕ぎとは慣性の蓄積と保存により高速移動を行うテクニックである。
- 「漕ぐ」ことによって慣性を蓄積し、この力を加速として移動速度に加える。
- 慣性の蓄積によって加速した状態を「保存」することによって高速を維持する
基本的にはこの2つの行動によって成立している。
基本の「漕ぎ」(慣性の蓄積)
横歩きと斜め後ろ歩きを反復する。
例えば左方向に漕ぐなら、←↙←↙←↙という入力を反復する。(右方向なら左右逆)
すると機体は徐々に加速しながら斜め後ろに歩いていくはずだ。
{横歩きから斜め後ろ歩きに、斜め後ろ歩きから横歩きにモーションが変化するたび、横方向への慣性が生まれ機体が加速する。
この反復によって慣性が蓄積する。これが「漕ぎ」である。}
例えば左方向に漕ぐなら、←↙←↙←↙という入力を反復する。(右方向なら左右逆)
すると機体は徐々に加速しながら斜め後ろに歩いていくはずだ。
{横歩きから斜め後ろ歩きに、斜め後ろ歩きから横歩きにモーションが変化するたび、横方向への慣性が生まれ機体が加速する。
この反復によって慣性が蓄積する。これが「漕ぎ」である。}
「漕ぎ」はいつでも出来る(慣性の蓄積はいつでも出来る)ので「漕ぎ貯め」が出来る。
この慣性の蓄積は機体の状態を選ばず実行できる。
ダッシュ中でも、ダッシュキャンセルのフォロースルーの最中でも、ジャンプ中でも、攻撃中でも、機体が動けないような硬直中でも。
漕げばいつでも慣性を蓄積できる。
ダッシュ中でも、ダッシュキャンセルのフォロースルーの最中でも、ジャンプ中でも、攻撃中でも、機体が動けないような硬直中でも。
漕げばいつでも慣性を蓄積できる。
実戦では前項の基本の「漕ぎ」のように、静止状態で開始して歩きながら徐々に慣性を蓄積してゆっくり加速する、というようなことはしない。そんな暇はないからだ。
ダッシュしながら漕ぐ、ショットをうちながら漕ぐ、ジャンプ移動しながら漕ぐ、という風に、他の行動をしながら慣性を蓄積するのが基本である。これを「漕ぎ貯め」と呼ぶ。
ダッシュしながら漕ぐ、ショットをうちながら漕ぐ、ジャンプ移動しながら漕ぐ、という風に、他の行動をしながら慣性を蓄積するのが基本である。これを「漕ぎ貯め」と呼ぶ。
保存とは?
このゲームには行動中にしゃがみ入力(TSなら両レバー内側倒し)をし、それをホールドすると直前の状態を一定時間維持するというルールがある。これが「保存」である。
例えば、前歩き中にしゃがみ入力しそれを保持すると前歩きを続ける。
あるいは、旋回中にしゃがみ入力し、それを保持すると旋回を続ける。
さらに言えば、ダッシュ旋回中にスライディングショットを放ち、そのまましゃがみ入力を保持すると攻撃中もダッシュ旋回を続ける(旋回保存ショット)。
そういうルールがある。
{
この「保存」を行っている間、慣性の蓄積状態も維持される。}(これがまさに、エンジェラン漕ぎを理解するうえで重要なところである。)
漕ぎ貯めして慣性を加えた高速移動状態を「保存」することで、これ以上漕がずに高速移動を続行することが出来るのである。
例えば、前歩き中にしゃがみ入力しそれを保持すると前歩きを続ける。
あるいは、旋回中にしゃがみ入力し、それを保持すると旋回を続ける。
さらに言えば、ダッシュ旋回中にスライディングショットを放ち、そのまましゃがみ入力を保持すると攻撃中もダッシュ旋回を続ける(旋回保存ショット)。
そういうルールがある。
{
この「保存」を行っている間、慣性の蓄積状態も維持される。}(これがまさに、エンジェラン漕ぎを理解するうえで重要なところである。)
漕ぎ貯めして慣性を加えた高速移動状態を「保存」することで、これ以上漕がずに高速移動を続行することが出来るのである。
であるので、例えば漕ぎ貯めした状態で空中からの下降中にしゃがみ入力維持で「保存」すれば「下降漕ぎ(漕ぎ降り)」となる。
地上で漕ぎ貯めして高速になった歩き状態からなら「地上漕ぎ(慣性保存地上移動)」となる。
地上で漕ぎ貯めして高速になった歩き状態からなら「地上漕ぎ(慣性保存地上移動)」となる。
それぞれの「漕ぎ」の入力
上昇漕ぎ(空中漕ぎ)
漕ぎ貯めして慣性蓄積方向に全速ジャンプ。
成功すればブレながら高速で横移動するジャンプになる。
横ダッシュから全速ジャンプなら、漕ぎ貯めして蓄積した慣性に加えて全速ジャンプの慣性も加わるので最高速に達しやすい。
そのまま着地まで漕ぎ続けてもよいし、空中行動(ジャンプショットなど)から下降保存に移行しても良い。
成功すればブレながら高速で横移動するジャンプになる。
横ダッシュから全速ジャンプなら、漕ぎ貯めして蓄積した慣性に加えて全速ジャンプの慣性も加わるので最高速に達しやすい。
そのまま着地まで漕ぎ続けてもよいし、空中行動(ジャンプショットなど)から下降保存に移行しても良い。
補足
ジャンプショットの入力は、実際に攻撃が出るまでは、最新の攻撃入力が有効になる。
ターボショットを出したい場合は、一度RWなど入力→ターボ攻撃入力とすれば空中ダッシュを暴発させることがない。
ターボショットを出したい場合は、一度RWなど入力→ターボ攻撃入力とすれば空中ダッシュを暴発させることがない。
下降保存(漕ぎ降り)
下降時、漕ぎ貯めした状態で降りたい方向に移動しながら、即しゃがみ入力し「保存」する。
これにより加速状態が保存され、機体がブレながら高速移動、降下する。
これにより加速状態が保存され、機体がブレながら高速移動、降下する。
ちなみに保存前にレバーを一瞬任意の方向にいれることで漕ぎ降りの移動方向を調節できる。
理解度が高まったら、斜め前保存とか、後ろ保存とかも試してみてほしい。
理解度が高まったら、斜め前保存とか、後ろ保存とかも試してみてほしい。
地上漕ぎ
漕ぎ貯めした状態から、斜め前に歩きを一瞬入れ、即しゃがみ入力し「保存」する。
これにより機体がブレながら高速で滑るように地上を歩行する。
これにより機体がブレながら高速で滑るように地上を歩行する。
一瞬斜め前に歩きを入れるのはエンジェランの漕ぎによる慣性が斜め後ろに向かってつくからである。
斜め前に歩行を入れることに寄って移動方向が補正され真横に地上漕ぎできるようになる。
横歩きの始動から保存にいれるとやや斜め後ろに向かって滑っていく。
斜め前に歩行を入れることに寄って移動方向が補正され真横に地上漕ぎできるようになる。
横歩きの始動から保存にいれるとやや斜め後ろに向かって滑っていく。