概要
経緯
- 犬カフェ、魔法少女カフェ共によく来てくれる常連客さんで、ろぎあのことを殊の外気にかけてくださっていた。
- ろぎあにとって、優しくて、かっこいい、初恋の人。
- 転機となったのは、特別市民時代、店を出られないというろぎあの事情を聞き、市長に「一日街案内をしてもいいか」と相談して、7時間にもおよぶ街案内をしていただいたこと。
- それ以外にも、怪しい風体の男に「ろぎあさんは人質にしていいのか?」と聞かれた際、即座に「ダメです」と割って入るなど、自分のことを大切にしてくれていると実感し、とても信頼している。
- 特別市民時代、「ヘルアンさんへのこの想いは特別市民の範疇を超えてしまっている」と思い、一度距離を取ろうとした。だが、様々な方のお力添えもあって、無事に関係を修復できた。
- 『仲直りの際にヘルアンさんからいただいた「Likeじゃない好き」に対する返答をするために一般市民になること』が、ろぎあにとって職業限定特別市民から一般市民昇格へと目指すことの大きな動機の一つであった。
- 12/24の一般市民への昇格に合わせ、ヘルアンさんに「私も好きです」と返答。無事にお付き合いすることとなった。
- 彼がギャングであることを知っているが、それを含めて深い愛情と信頼を感じている。
- というのも、特別市民時代にヘルアンさんから「犯罪者の道に行くか、どうしよう」という相談を受けたことがあり、その際に彼の背中をそっと押したのがろぎあだったのである。
- のちに正式にお付き合いすることになった際、改めてヘルアンさんにギャングと付き合うことの意味を説かれた際も、「今更ですよ」「私はヘルアンさんが黒に行く分岐点にいますから」とすでに覚悟は決めていた。
- 自分としては、犯罪に手を出すつもりはない。が、ヘルアンさんの力にはなりたいとは思っている。
- 一方で、自分が「ヘルアンさんの彼女」として彼の弱点となることは絶対に嫌だと思っている。もし、「ヘルアンの彼女だから」という理由で攫われても、自分のことは気にしなくていい、必ず帰ってきますと語っている。
一緒にいる時など
- 自己肯定感が低く、自分で結論を急いでしまうヘルアンさんを案じており、「もっと自分の良さに気づいて欲しい」「結論がわからない状態でも誰かを頼ってほしい」と根気強く語りかけている。
- その結果、彼が徐々に「家族」の皆さんに自分から相談しに行ったり、逆に「家族」の方の相談に乗ったり、さまざまなことを成し遂げて自信をつけていく様子を微笑ましく見守っている。
- 考えることや、好きなものが似ており、会話が無限に弾む。
- いつもは落ち着いてるろぎあだが、ヘルアンさんに対しては無邪気にはしゃいだり、からかうヘルアンさんにぷりぷり怒ってみせたり、呼び捨てをおねだりしたりと、さまざまな表情を見せる。
- 一方で、「俺のことは呼び捨てにしないの?」と言われた際には、「おばあちゃんがずっとおじいちゃんに敬語で接していたので」「男の人を立てる、おばあちゃんみたいになりたくて」と大切な人ほど敬称つけになってしまうと説明した。
- 互いの立場上、付き合ってることを公言できない間柄ではあるが、ろぎあとしては堂々と惚気たいことも多い様子。
+ | ろぎあがヘルアンさんと付き合ってることを知っている人たち |
ろぎあがヘルアンさんと付き合ってることを知っている人たち
(❤️マークは、ろぎあがヘルアンさんについて惚気る相手)
‼️ろぎあが自ら明かしている(もしくはヘルアンさんから明かされている)人たち
❓経緯不明ながら知っている人たち
|
- 特別市民時代にヘルアンさんが「恋愛感情があるかはわからない」と語っていたこともあり、基本的に「自分の片思い」だと語ることが
多い多かった。- しかし、2024年の誕生日プレゼントの『続き』として、「俺も同じくらい好きだし想ってる。これを見るたびそれだけは思い出して」という言葉と共に指輪をプレゼントされた。
- それはそれとして、「ヘルアンさんへの想いの強さでは負けませんから!!」と相手への愛情がデカいのは自分の方だ!とヘルアンさんと張り合っている。
「これ側から見たらバカップルの会話に見えるんだろうな...」 - 「俺が好きでやってることだから」「自分の片思いなんて2度と言うな」と言うヘルアンさんの言葉や、忙しい合間にヘルアンさんがしっかりと連絡を下さること、「かわいい」「大好きよ」と毎日のように言ってくださることなどから、徐々に「ヘルアンさんも自分のことをしっかり好きでいてくださるんだ」と自信を持てるようになり、1周年を迎える頃には自信を持って「両想いです」と惚気られるようになった。
これまでのあらすじ
2023年8月〜10月中旬
+ | はじまり |
出会い〜10/20
プロローグ
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運命の10月
+ | 10月20日「街案内」詳細 |
「デートじゃないです!街案内です!!」
ヘルアンさんの運転するバイク(途中、ダイナーでSUVに乗り換え)で以下の場所を二人で巡った。
街案内は22時開始、そしてお開きが5時と実に7時間に及ぶ一大旅行となった。
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+ | 町案内の後 |
突然の転機
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2023年12月
+ | X Day |
"X"masのキセキ
2023年のクリスマスが刻々と近づく11月下旬。
ろぎあは密かに咲夜さんに連絡を入れた。 発注したのは、「ヘルアンさんモチーフのカクテル」。 職業限定特別市民の範疇は外れてしまうかもしれない。 しかし、いつ取れるかは分からないからこそ、勇気を出した。
決戦は、12/23
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2024年1月
+ | クリスマスその後 |
クリスマス以降
ようやく想いを通じ、ヘルアンさんと恋人となったろぎあ。
ヘルアンさんは「お仕事」に、ろぎあ自身もお店番にと互いに忙しい日々を過ごしつつも、互いに時間を見つけつつ、ドライブデートをしたり、チャットでやり取りをしていた。
...「あんまり特別市民時代と変わらないじゃないか」って?
ふつーに「出かけるか」でお店閉めてデート行けるのだけでも大きな進展なんですよ!!!! 新年早々ですマウンテン山頂で初詣デートしたり!街中ドライブデートしたり!! ...と、言いつつも「あんまり付き合う前と変わらないなあ」とはろぎあ自身も思っている。
しかし、ろぎあの中には次の「願い」が生まれつつあった。
それは、ヘルアンさんとの同棲。 魔法少女カフェ、犬カフェ、菖光亭に囲まれた三角形の中心付近に自宅を構える際に、できればヘルアンさんと二人で暮らしたい。そうろぎあは願うようになっていた。 しかし、「ヘルアンさんに『帰って来なきゃいけない』と強制感を持たせたくない」「そもそもヘルアンさんはアジトで寝るでしょうから帰って来ないかも」「そもそも自分一人の名義で購入するのに、部屋数がやたらある物件購入したら重い女だってドン引かれるかも...」となかなか決断できないろぎあ。 だが、うさぎさんや福田さんの後押しを受けて、「ヘルアンさんが帰って来れる場所」「ヘルアンさんと二人きりでのんびり過ごせる場所」として家を購入することを、当面の目標としたのであった。
|
+ | 1月分エピソード |
The path
Ep.01 ゆきちゃん&安城さんとのお食事会 (1/23)
雪ちゃんからのお願いで、ヘルアンさんと3人で一緒にお食事会をすることになったろぎあ。
しかしその際に雪ちゃんから、「ろぎあさんとヘルアン先輩の甘い空気を吸いたいのだ!」とのリクエストに首を捻る。 「甘いですか?」「甘いんやろか?」と互いに首を傾げつつ、当日になりVioletFizzを貸し切っていただき、安城さんも交えてお食事をすることに。 その際に、いつものヘルアンさんとの様子を聞かれて、「別に特別なことは何も...」と振り返るろぎあ。しかし、その場の流れで、なぜか互いに「だこちて」をする運びとなり、ヘルアンさんに抱っこされたり、抱っこしたりのカオスな空間に。 当惑するろぎあを見てご満悦のヘルアンさんに、ちょっと仕返しをしようとろぎあもここぞとばかりにいつものヘルアンさんのことを暴露して、互いにノーガードで殴り合う事態に発展。いいぞもっとやれ 一方で、雪ちゃんと安城さんのギクシャクした関係にろぎあは静かに視線を注いでいた。 そして、二人が別件で立ち去った後、ヘルアンさんとしばらくドライブを楽しんだ。
そして、その途中で、雪ちゃんが近々この街を離れ、おそらく二度と戻らないことをヘルアンさんから聞かされた。
笑顔でお別れできたことを慰めとするろぎあ。 しかし、やっぱり雪ちゃんの望む「甘い空気」を出せたのかはわからないのであった。
でも、雪ちゃんと安城さんをモチーフにした和菓子を渡せたのはよかったし、そのことでヘルアンさんに「俺の彼女配慮できすぎひん?」って褒められたのは嬉しかったのだった。
Ep.02 うさぎさんのライブと◾️◾️ (1/25)
『ロスサントスの歌姫』であるうさぎさんの初ソロライブが迫っていた。
うさぎさんをデビュー前からずっと推しているヘルアンさんのことを知ってるろぎあは、チケット販売に来れなさそうなヘルアンさんに先立ち、通常席のチケット二枚を確保。 ヘルアンさんにもきちんと伝え、25日のライブ当日に一緒に観にいくことを約束した。 無論、もし『ご家族』の方が忙しいのであれば、ヘルアンさんはこれないことは覚悟して。
そして、ライブ当日。
ヘルアンさんは送迎ヘリの乗り場には現れなかった。 主催であるシャンクズさんのご厚意によりギリギリまで待ったろぎあだったが、連絡もつかないため一人で行くことを決心する。 しかし、さとうさんのオープニングアクトが終わり、いよいようさぎさんのメインステージが始まるその時。 ヘルアンさんがなんとか到着。 無事に、二人で思い出のライブを見ることができたのだった。
しかし、ライブ終了後ヘルアンさんの様子がおかしい。
しきりに無線を飛ばしている彼に話を聞くと、どうもライブに来ることを『ご家族』に伝えることなく飛び出してきてしまったため、かなり詰められそうだという。 「私が誘ったばっかりに...」と自責の念に苛まれるろぎあ。 だけど、ヘルアンさんは「これは俺がやりたくてやったことだから」とキッパリと言い放った。 しかし、こんなことが繰り返されてしまい、ヘルアンさんのギャングとしての生活に支障が出てしまい、それが原因で別れ話を切り出されるのではないか、と恐れるろぎあ。 ヘルアンさんは「そんなことは絶対にない」と言い切ってくれたけど...
そのまましばらく店番をしていたろぎあだったが、しばらくしてヘルアンさんから連絡が。
何かと思って店を出たら、そこにはヘリデートのため愛機を駆ってきたヘルアンさんの姿が!! 慌てて店を閉めると、ヘルアンさんに導かれるがまま、ろぎあは空へと舞い上がったのだった。 そしてヘルアンさんから、そこまでボスさんには怒られなかったこと、これから何があっても別れることはないことを改めて伝えられた。 その言葉にホッとするろぎあ。 その後、ヘルアンさんの思い出の海岸でいつものように話に花が咲く二人。 互いの好きなことや、趣味の話でひと通り盛り上がった後、ヘルアンさんがふと切り出した。
その後
(ポケットを見て) ☯️「...あ。ってか、ご飯忍ばせたでしょ?」 👱♀️「だってライブ見てる時に倒れたら大変ですから。」 ☯️「持ってるよ。ありがとね」 👱♀️「いえいえ」 とかのやり取りをしつつ、無事に帰路に着いたのだった。 Ep.03 雪ちゃんとの別れ
1/30。この日は雪ちゃんが日本に帰る日。
ヘルアンさんから「ゆきんこは多分ロスサントスには戻ってこない」と事前に明かされていたろぎあは、「最後の日は大切な人たちと過ごしてほしい」「お別れは笑顔で」と思い、雪ちゃんのお見送りは遠巻きにするに留めるつもりだった。 しかし、もう雪ちゃんは飛行機で出国していたと思っていた23時、雪ちゃんから最後の挨拶が。 思いがけない電話に言葉に詰まるろぎあは、なんとか拙い言葉を紡ぐも、「もっと話せばよかった」「もっと一緒にいればよかった」と涙に暮れるのだった。
傷心のろぎあは、ヘルアンさんにメッセージを飛ばし、思わず「あいたい」とこぼす。
すると、ヘルアンさんからも「俺もそう思ってた」と返信。 ヘルアンさんのお仕事がひと段落した3時過ぎに、犬カフェ屋上で二人はひっそりと語り合うのだった。
やはり話題は雪ちゃんのこと。
ヘルアンさんも、最終日にカジノヘイストに雪ちゃんを誘ったことが心残りだったようで、「これでよかったのかな」と繰り返していた。 そんなヘルアンさんに「これも、(うさぎさんライブの時のヘルアンさんと同じく)雪ちゃんの選んだことだから」と慰めるろぎあ。 そして話題は、ヘルアンさんの『家族』のお話に。 「ある家族が、気がついたらいなくなってそうで怖い」と話すヘルアンさん。 ろぎあも思い当たるメンバーがいたので、それとなく聞いてみたら、やっぱりなしまさんのことだった。 なしまさんはろぎあにとってもヘルアンさんにとっても大恩ある人。長く街にいてほしい。 そのためにはどうすればいいのか...
👱♀️「いざとなったら、私たちの結婚式をチラつかせてなしまさんを引き止めますから!」
☯️「?!?!」
なしまさんがいつだったか漏らした、「僕、結婚式に呼ばれたことってないんだよねえ」という言葉を受けて、「この町で一番お金を持ってるなしまさんに、私たちがあげられるものってこれくらいしかー!」と思っての発言だった。
しかし、それを聞いたヘルアンさんは苦笑しつつ「俺...これどういう気持ちで聞けばいいん?」と繰り返すばかり。 慌ててろぎあは、「言うだけタダですから!」「言っておいて、先延ばしする戦法で!」「まだ付き合って一ヶ月ですから!この間式あげた命田夫妻だって、結婚まで一年かかってますから!」と付け加えたが、言えば言うほど墓穴を掘っていくような気がするのであった。 ヘルアンさんも気まずかったのか、露骨に話を逸らそうとする。 とりあえずこの話は保留となり、話題はメカニックの近況について。 PY解散とメカニック新法により、ギャングとメカニックの両立が苦しくなっているヘルアンさん。 ろぎあの方もろぎあの方で、最近は飲食の収入よりも大川さんの収入の方が多いという現状に苦慮していた。 ヘルアンさんは特に菖光亭について思うところを伝えてくれた。 「店に行くのは『人』に会いに行くため」と言うヘルアンさんの言葉は、ろぎあの心に深く沁みた。
一方で、ヘルアンさんも「これは道徳とか全部ポイ捨てしたワガママやけど」と前置きした上で「カジノで働いてくれたらずっと会えるんやけど...」とヘルアンさん。
ヘルアンさんもシュガピさんの件を知ってるので、やんわりとろぎあは断ったのだった。
その後、お疲れのヘルアンさんを癒すため、しばらく一緒にエモートの研究。
「最近、俺もう隠さない方がいいって思ってきてん...」と悟りの境地に達しつつあるヘルアンさんに、最近恋バナに誘われることが多くなったと明かすろぎあ。 「あなた、(俺のこと)完璧なふうに言うやん〜」って口を尖らせるヘルアンさんに、「いい人じゃないですか」「スパダリですよ?」と言い返すろぎあ。わきにしあたりを引き合いに出してメール頻度の高さを褒め、他のカップルと比較しても、やっぱヘルアンさんはいい人です!と力説するも、ヘルアンさんは「それは盲目!!」と取り合ってくれない。 「これは、このことでろぎあと喧嘩しそうだな」とぼやくヘルアンさんに、時折紅さんに惚気に行くくらいで手を打つことにした。 なおも「愚痴とかでいいんよ!」と言うヘルアンさんに、真剣に直してほしいところを探すろぎあだが、あんまり思い浮かばないろぎあ。ようやく出たのは「全身タイツ!!」 ☯️「あれいいやろあれ!!」「俺にとっては一番なんやけど?!」 イロハさんのことを思い出し、ギャラクシー師弟をフォローしようと思うも、思った以上にフォローができなくて愕然。 あまりに聞き入れてくれないヘルアンさんのことを紅さんに愚痴ろうと決心するろぎあだった。
対して、「ヘルアンさんこそ自分のことを高く見過ぎじゃないですか?」と問い返すろぎあ。
自分の容姿に対して自信のないろぎあだが、ヘルアンさんは今のままでも整形してもいいと答えてくれた。 それはそれとして、無言のままじっと見るヘルアンさんは一体なんなんだろう? 紅さんに言いますよ?! |
2024年2月
+ | 2月分エピソード |
The next
Ep.04 バレンタインデー
2/14のバレンタインデーが近づく中、あまり体調が良くないろぎあ。
それでも、少しでもヘルアンさんのお役に立ちたいと体調が少しでもいい日は起きてきて、ひっそり素材集めをしていた。
そして、それと並行して「ある作戦」を練っていたのだった。
迎えた2/14。
ろぎあはヘルアンさんに「お渡ししたいものがあります」メッセージを飛ばす。 折よくヘルアンさんも時間が空いており、すぐに犬カフェに来てくださった。 そして、そこでろぎあが渡したのは、ヘルアンさんをモチーフにした練り切り(和菓子)。 📸 普段のヘルアンさんを表した紫のうさぎさん "Jackpot"を表したホワイトチョコの仮面をつけた白いうさぎさん 「縁を大切にする」という”淡路結び”の形の水引のチョコ そして添えられた「 ハーデンベルギア 」の花
ハーデンベルギアの花言葉は「運命的な出会い」「あなたに会えてよかった」。
受け取ってくれたヘルアンさんはろぎあ渾身の逸品をすごく喜んでくれた。 盛大に照れるヘルアンさんに、自分も照れ隠しに「ドヤドヤ〜!」とはしゃぐろぎあ。
しかし、そこでヘルアンさんから衝撃の告白が。
実はヘルアンさんもバレンタインのプレゼントを用意してきてくれたのだった。 ヘルアンさんのプレゼントは、「赤い薔薇5輪」 その花言葉は「運命的な出会い」「あなたに会えてよかった」。
違う花なのに、まさかの花言葉完全一致である
カクテルに引き続き、まさかの一致に互いに盛大にびっくりして照れるのだった。
そして最後は突然のヘルアンさんのお姫様抱っこにアワアワして幕を閉じたのだった。
ちなみに、その後遭遇した「悲しきモンスター」と化した葛城さんには、「本命は誰にも渡してませんよ?」としらばっくれたろぎあだった。
(にかり店長にはそれとなく「もう渡しました」と伝えた)
その後、しばらくろぎあの惚気には「カクテルとバレンタイン、2回も被っちゃった!」というのが加わったのだった。
Ep.05 犬カフェ閉店と職業体験
そんな激動のバレンタインに前後して、ヘルアンさんがあることを折に触れて言うようになった。
「これは、義理とか通すべき筋とか全部無視した、俺のわがままなんやけど」 「カジノで働いてほしい。そうすれば毎日気兼ねなく会えるから」 純粋に会いたい、というヘルアンさんの「わがまま」を嬉しく思いつつも、「最初の職場であり、今はろぎあしか開けられていない犬カフェ」「家族のような魔法少女カフェ」「一人で店を回そうとしているシュガピさんさんを放っておけない菖光亭」という三つの中のどれかを辞めるというのはろぎあにとって無理な話であり、ヘルアンさんもそこら辺は理解しているとちゃんと信頼した上で、やんわりと断っていた。
しかしバレンタインデーの終わった翌2/15。ろぎあはねこ子店長から突然の電話をもらう。
それはねこ子店長とシリリさんの帰国に伴う、犬カフェの閉店告知だった。 突然の閉店に戸惑いながらも、閉店セールの業務をこなすろぎあ。 そして、犬カフェの建物が残っている2月いっぱいは最後のカフェ店員として対応をして、3月からは特別市民時代にやれなかった各種職業体験をすることにしたのだった。 そして、その裏で咲夜さんにカジノ勤務について話を通した結果、ほぼ内定状態となったのだった。
だが、その裏である出来事が起こっていた。
職業体験のうち、帝 レンさんが経営するキャバクラの勧誘を受けたろぎあ。 「源氏名を使って全くの別人として振る舞う」という条件に惹かれ、「それならば...」と体験申し込みをする。 ヘルアンさんには、「やりたいことやればいいよ」というスタンスだし、そんなに嫉妬とかすることはないだろうけど、連絡だけはしとくか...と伝える。 すると、ヘルアンさんは「ふーん?そっちは俺がホストやると嫉妬するのに、俺がろぎあのキャバクラ聞いても嫉妬しないって決めつけるんだー、ふーん?」と意味深な反応。 思った以上に自分に向くヘルアンさんの感情が大きいことを実感したろぎあは大いに慌てたのだった。 Ep.06 ALLIN鳴動
そんな激動の中、ヘルアンさんの様子に異変を感じたろぎあ。
いつもよりも元気がないヘルアンさんを気遣い、魔法少女カフェの屋上で話を聞くことに。
そして、ヘルアンさんからつっきーさんがALLINから除名されたこと、そしてその判断をボスさん自らが悩んだ末に下したことを伝えられたのだった。
ボスさんが悩み苦しむこととなってしまったことに落ち込むヘルアンさん。 「もっと強くなりたい」とペしょぺしょなヘルアンさんに、ろぎあは「水軍の身隠しの盾」の例を取り出す。
そのことを聞いたヘルアンさんは、「いつも言ってほしいことを言ってくれるよね」と感謝の言葉を告げた。
やるべきことは、決まったみたい。 |
2024年3月
+ | 3月分エピソード |
The trial
Ep.07 Happy Brithday...and....(3/3)
3/3。この日はろぎあの誕生日。
あまり市民の皆さんには自分の誕生日を明かしていないろぎあだったが、ヘルアンさんにははっきりと誕生日を伝えていた。 そして、この日。 ヘルアンさんは「渡したいものがある」とミラーパーク付近(旧犬カフェ近く)の格納庫に連れて行ってくれた。
そして、渡されたのは四人乗りのヘリ"Frogger"だった。
もちろんというか、やはりというか、ろぎあ好みの色彩を纏った最高の一機。 数億円にもなるヘリコプターに驚くと同時に、思いがけぬタイミングに喜ぶろぎあ。 実はこの直前、無馬さんから、彼の私兵部隊に勧誘され、ろぎあは「大恩のある無馬さんのお役に立てるのならば」とそれを受諾。その際に「活動の際に、ヘリで移動した方がいいかも」と言われていたのである。 ろぎあはヘルアンさんに何度もお礼を述べると同時に、早急に航空機免許を取らなければいけなくなったことに頭を抱えたのだった。
その翌日。
ヘルアンさんは「話したいことがある」と再びろぎあをヘリデートへと誘ってくれた。 街を一望できるガリレオ観測所のドームにヘリを駐機して、しばらく言葉を交わす二人。 ALLINでの人望が上がるにつれて、何かと心労が増しているヘルアンさん。自分を待ち受けている様々な困難に立ち向かう気概を示すヘルアンさんに、ろぎあは「大変な時は頼ってくださいね」と慰めるのだった。 それを受けて、「本当に辛くなったら膝枕お願いするから」と言うヘルアンさんに、ろぎあはちょっと慌てたのだった。 そして、少し間を置いてヘルアンさんから「もう一つ迷ってることがある」と相談が。 どうも、誰かに贈り物をしたいらしいのだが、そのタイミングに迷ってるみたい。 絶妙に情報を濁すヘルアンさんを不思議に思いつつ、「(贈り物を渡すタイミングは)今日がいい?2週間後がいい?」という問いに、「じゃあ今日で!」と答えたろぎあ。
「はい」と渡されたのは、宝石店BLUE MOONで販売されている指輪だった。
あしらわれている宝石は、3月の誕生石アクアマリン。ヘルアンさん曰く、宝石の意味は「勇敢」。 「昨日の誕生日の続き」と語るヘルアンさんは、こうも続けた。
思いがけずヘルアンさんの愛の深さに触れたろぎあは、「愛の大きさではヘルアンさんには負けませんから!」と語りつつも、いただいた指輪を大事に身につけることにしたのだった。
その居場所は、"四番目"の真下。 Ep.08 職業体験の日々と危機(3/8)
かねてより、帝 レンさんの経営するキャバクラに体験入店することとなっていたろぎあ。
体験入店の日である3/8の24時を迎えたが、正確な日時に関してはヘルアンさんには伝えていなかった。 身元を隠すために、源氏名『すみれ』を名乗り、髪も染め服装も変えたうえに声も低めにすることで別人になってみせたろぎあ...だったが、早速問題が発生。 挨拶回りでPYCを訪れた際、そこに偶然ヘルアンさんが。バレたくない一心でその場をろぎあは逃げ出してしまう。 「一番バレたくない人にバレた...」と、お客様として来てくださった咲夜さんにぼやくろぎあ。 そんな中、ヘルアンさんからメッセージが飛んできた。やはりキャバクラに出勤したことはバレていたようで、『ねー自撮りはー?』とおねだりするヘルアンさんに、ろぎあは『ご自分で来店されたらいかがですか?』と返すが、『店員としてじゃなく、彼女と話したいからヤダ』と言う言葉に見事爆散してしまう。 ...それを聞いた咲夜さんはニッコニコだったけど。
その後、No.1キャバ嬢のてやんでいさんとイナ イロハさんのあれやこれやなどですっかり疲れ切ってしまったろぎあ。大変の1日を終え、ヘルアンさんに電話するも、すでに寝てしまった後だった。
色々話したいことがあったのに、時間を持て余すこととなってしまったろぎあ。
翌日、ヘルアンさんから電話があり、「俺のわがままなんやけど」と前置きしたうえで、「3時以降に色々と話したいことがある」とお誘いを受けたろぎあ。
ヘルアンさんの愛車に乗り込むと、早速キャバ体験のことを聞かれた。 ヘルアンさんは「『レンさんやひろしと一緒にいる=キャバ嬢で』『俺見て逃げ出す』となると、思い当たる人物は一人しかいない」と言うことで早々に確信していたみたい。 「またやりたい?」と聞くヘルアンさんに、「てやんでいさんとかの大変さを思うと流石に...」と言いつつも、レイナさんやえぼしさんからの「行きたかったー!!」「再登板希望!」の熱烈なコールゆえ、「もう一回やろうかな...」と告げる。 ヘルアンさんは、「俺たち二人とも『やらないで後悔するよりも、やってから後悔する方がいい』ってところは同じやから」と言うことで止めはしないものの、「ヤキモチは焼くからね?」とニヤリ。 そして、「ろぎあが2回キャバに出たなら、俺も2回はホストやっていいのかー」と揶揄うヘルアンさんに、思わず「ヤダヤダヤダー ><」と駄々っ子のような反応をしてしまうろぎあだった。 優しさゆえに隠れファンも多いだろうヘルアンさんを取られたくはないけど、ALLIN主催となるとそうそう手の出せる金額にはならないのは明らかだし、そもそもお金を払ったところでヘルアンさんの懐には入りそうもないし...
一方で、ヘルアンさんもボスさんの命で(内政関係限定とはいえ)アンダーボスへ就任したことで、その重責に悩んでいることを伝えてくださった。
それを受けてろぎあは、『ヒトは何か役職で呼ばれると、実態とかけ離れていてもその呼び方に求められる働きをしてしまう傾向がある』ことと、『無意識に『◯◯なんだから』と思われてしまうのはよくあることだけど、親御さんが『親だから』と言う期待に応え続けていたら壊れてしまうように、その期待から解放されることも必要である』ことを伝えた。 それにヘルアンさんは「俺もR Bさんにそういうこと思っていたのかも」と深く納得したようだった。 その後、9055主催のレースにヘルアンさんのコ・パイとして出場したろぎあ。 手に汗握るレースを楽しんだ後、ヘルアンさんは「幸せだった」と噛み締めるようにお礼を言ってくださり、その日はお開きとなったのだった。 Ep.09 白い日の黒い貴方(3/14)
3/14はホワイトデイ。世間一般では、バレンタインデイでプレゼントをいただいた男性が女性にお返しをする日である。
しかし、ろぎあはバレンタイン当日、ヘルアンさんから思いがけずプレゼントをいただいていたため、この日のためにこっそりプレゼントを用意していたのだった。 そして当日、ヘルアンさんと待ち合わせしていたろぎあは、ヘルアンさん専用のタバコ『紫煙』を渡したのだった。 これでヘルアンさんモチーフの『飲み物=ADAMAS』『食べ物=練り切り』『ストレス解消アイテム=紫煙』が揃った。『これが飲食店店員を彼女にするってことですよ!』と得意げに語るろぎあ。 ヘルアンさんは「これだったら、先に渡すんだった...」とちょっと気後れしているようだった。 聞けば、ヘルアンさんもオリジナルの逸品を作ろうとしたんだけれどもどうにもうまくいかず、急遽物産展の贈り物詰め合わせに変更せざるを得なかったみたい。 しかし、ろぎあにとっては、ギフトボックスいっぱいのプレゼントはもちろん、ヘルアンさんが忙しい時間の合間にオリジナルのプレゼントを作る時間を割いてくれたことが何よりも嬉しかったのだった。
そしてその後、ヘルアンさんを労うべく、「何かしてほしいことはないですか?」と聞くろぎあ。
ヘルアンさんは「じゃあ、ろぎあの職業体験の服装をみたい。あるだけ」とリクエスト。 それなら、とガリレオ観測所前で二人だけのファッションショーが始まった。 海上レストラン、ミンミンボウ、キャバクラ...とこれまで体験してきた職業のコスチュームを披露するろぎあ。 ついでに、私服姿も披露するが、その中の部屋着を見せた結果、ヘルアンさんはなんだか変な反応を...なんですか、ヘルアンバリアって?! お返しにヘルアンさんもいつもの服装を披露してくれた...んだけども、その中に全身タイツの姿はなかったのだった。 曰く「冷められるの嫌だから」らしいけど... Ep.10 カニメイト謎解きDay(3/17)
ロスサントスでは謎解きが大流行!
ろぎあの勤める魔法少女カフェだけではなく、ストリップバーやカニメイトでもそれぞれの謎解きイベントが開催されていた。 いつかはヘルアンさんと一緒に謎解きを...と思っていたろぎあ。 そして、互いの予定が無事に一致した3/17にカニメイトで謎解きをすることに。 しかし、意外にも謎解きは難しく、二人して盛大に頭を捻らせることに...
そしてそんな二人の様子をじっと見つめる怪しい人物が...?
Ep.11 ALLIN激震(3/19)
ある日、起きしなに無馬さんからの不在着信があったことを知ったろぎあ。
急いで折り返し電話をすると、なんと無馬さんがALLINのメンバーにロケットランチャーをぶっ放したうえで組織を脱退したことを知り絶句。 無馬さんの『身内』であるARCANAメンバーやカジノ従業員をALLINが狙いに行く可能性があるため、できる限り活動を自粛するように、とのことだった。 近々カジノへの正式採用を控えているろぎあにとっては青天の霹靂のような事態であり、大いに慌てる羽目に。
その後、ヘルアンさんからも無馬さんがALLINを脱退したことの連絡が。
しかし、その声はいつになくしおっしおだった。 急遽二人きりで会うことにしたろぎあ。 ヘルアンさんは、無馬さんが抜けたキッカケである警察署襲撃事件を、自分がアンダーボスとして一歩引いて身構えなければならないのに、ただただボスを盲信してついていった結果、落とし所のない「惨事」になってしまったことを悔いていたのだった。 「アンダーボスとして内政を任されたばかりだと言うのにこの体たらく」とガックリきているヘルアンさんを、ろぎあは励ます。 そして、「今日はこのままそばにいてほしい」というヘルアンさんの「わがまま」を聞き入れ、その日は街が眠るまでずっとそばにい続けたのだった。 Ep.12 持ち家Yeahhhh!同棲どーせいと?!(3/27)
かねてより、社宅以外に活動拠点を構えることを考えていたろぎあ。
そんなろぎあに発破をかけるような出来事が3/16に起きていたのだった。 この日、ろぎあはイヴさんから「ヘルアンさんから付き合ってるって話は聞いてますよ」と言われ、その流れで彼女と姫一さんの住む家にお呼ばれすることに。 二人が暮らす家を見せてもらい、心から「いいなあ...」と羨望の声を出すろぎあ。 ますますヘルアンさんとの同棲の夢は募るばかりだった。
折しも、立地・デザイン・設備・セキュリティの全てが要望通りの物件を見つけることはできていた。
ヘルアンさんとの相談の結果、二人の好みに合う内装も見つけることができ、不動産の購入についても、ずうさんと打ち合わせをして予算も組めた... のだが、打ち合わせの結果『物件の先取り予約はできない』と言うことを明かされ、ろぎあは悩むことになる。ずうさんは「なーんで誕生日だったこと教えてくれなかったんですかあ!」と『誕生日割』として1億円割り引いてくれると申し出てくださったけれども、それでも合計金額はろぎあの貯金をややオーバーしてしまう。 しかし、この物件をいたく気に入っていたろぎあは何としても手に入れたいこともあり、ずうさんに無利子のローンを組んでもらうことを依頼。 ...これが、後々問題になるとは夢にも思わなかったろぎあであった。
家を無事に購入したろぎあは、福田さんからアドバイスを受けたように『ヘルアンさんが帰ってきたい時に帰って来れる場所』として使っていただくことを考えていた。
しかし、『同棲のための家』となるとヘルアンさんは『帰って来ないといけない』と言う義務感を与えてしまう。それはろぎあの意図するところではないので、ヘルアンさんの部屋だけ確保して、『いつでも自由に使ってください』と言うことで鍵だけ渡す方針で行くことにしたのだった。 そして、救急隊体験の後ヘルアンさんと合流して、ろぎあは無事に鍵を渡した...のだったがここで問題発生
「一人暮らし始めた恋人の家に時々お泊まりに来るくらいの感覚でー」と説明を受けていたヘルアンさんは、「自分用の部屋があるならそれは同棲用なんだから費用を出す」と主張。
これにあわてたろぎあは「ヘルアンさんに義務感を与えたくない」「この家はあくまで自分の好みで買った家で...」と反論するも、「でも俺の好きな内装選んでるやん」とバッサリきられ、ぐうの音もでなくなってしまう。 ここでろぎあが提示されたのは
のどちらか。「『でも』はないよ?」と凄むヘルアンさんに、救急隊体験の疲れもあって、いつになくろぎあは追い込まれてしまう。
「ハウジングとか進めていって、その後で費用については考えていきましょ?」と提案するも、「費用とか考えないで購入したの?」と指摘され玉砕。しかもこの際にローンのことを口走ってしまい、 明らかにヘルアンさんの様子が険悪に (というのも、ヘルアンさんは借金関係で親御さんを亡くし、お金の貸し借りに関しては人一倍厳しいことをろぎあも聞いたことがあった) 。 結局ヘルアンさんが「"一旦"ね」と2.5億円を送りつけたことでこの問題は一応の決着は見て、めでたく二人は同棲を開始することとなったのだった。 |
2024年4月
+ | 4月分エピソード |
The force
Ep.13 春の夜の夢(???)
4/2 午前1時頃、いつもよりもだいぶ遅い時間に、ろぎあは悲鳴をあげつつ起床した。
とても変な、しかも身体中が痛くなるような夢を見ていた気がする。が、実際起きてみたら見事に脊髄を痛めていたのだった。 起き掛けの惨事にぴむぴむ泣きながらヘルアンさんに助けを求めるろぎあ。 ちょうどタイミングよくフリーだったヘルアンさんがすぐに駆けつけてくれて、そのまま病院へ。 その道中、ヘルアンさんも「変な夢」を見ていたと言っていた。 そこから会う人々も、みんな「変な夢」を見ていたと口々に言う。
スマホを見ると、偶然にも今井さんのダイナーが開店中だった。
尊敬する今井さんのひさしぶりの帰還に、ヘルアンさんとダイナーに向かうろぎあ。 偶然にも店内にいたのは、えぼしさんにきの子さんというヘルアンさんとの関係を明かしているメンバーばかりだった。 隠す必要もないと、互いに「変な夢」の内容を話し合う。 ヘルアンさんとろぎあの夢の話をすると、えぼしさんは「それなんで夢なんだよおおおおお!!」「映像で残せよおおお!!」と悶絶していた。 あまりの嘆きっぷりに、ろぎあは「でも夢ですよ。だって夢じゃないと私ヘルアンさんのこと『ダーリン♡』なんて呼びませんもん!」と言い放つ。 突然の爆弾発言に、今井さんときの子さんは絶句し、えぼしさんは須藤さん会いたさにに逃走し、ヘルアンさんは見事に轟沈していた。
そして、夢の終わりのヘルアンさんとのやりとりを、ふとろぎあは思い出したのだった。
Ep.14 "ハウジング"という沼
ヘルアンさんに費用を出していただいた上で、無事に同棲を開始したろぎあ。
ヘルアンさんに義務感を抱かせていないかと心配するろぎあだったが、あくまで自らの意思で帰ってきているというヘルアンさん。 同棲できること自体はすごく嬉しいろぎあとしては、少しでもヘルアンさんが過ごしやすいように、そして何より自分の理想の内装を作り上げるために、ハウジングを頑張らなければならない。 しかし、このハウジングやればやるほど深みにはまり込む「沼」だった コツコツと気に入った家具を入れ、理想のレイアウトへと近づけようとするのだが、それに夢中になるあまり時間がすごいスピードで消費されていく。 しかも時節は4月初旬。この年の春は例年より冷え込みが長引きつつも、昼間は夏日が観測されるような過酷な気候だった。 そして、ついに、ろぎあは4/11に風邪を引いてしまったのだった。 思えば、4/10のカジノ勤務で変なテンションになるなど、兆候はあった。 週末(4/13)にはカジノ主催の大規模イベント「競輪レース」が開催されるため、そこまでには何とか治してしまいたい。 前日4/12の軽い打ち合わせを除いて、療養に専念することになったろぎあ。 そして、前日打ち合わせのため衛星外でのそのそ起きてきたろぎあ...だったのだが。
なんと、そこにはその日に限って遅めに起きたヘルアンさんが。
「体調悪いのに何しとるん?」と詰め寄られ、「あの...明日のイベントの打ち合わせのため衛星外で一時間だけ...」と冷や汗を流しつつ答えるろぎあ。
「それ終わったらちゃんと休むんよ?」とチベスナ顔で睨んでくるヘルアンさんに、「でも、ハウジング...」となおも食い下がるろぎあ。 そんなろぎあを赤子のようにあやしつつ、ヘルアンさんは「仕事の合間にたまたま帰ってきて、それでろぎあが起きてたら、どうなるかわかってるよね?」と凄む。 自らの形勢の不利を悟ったろぎあは、不満げに口をとんがらせながら「わかりましたあ...」と渋々承諾したのだった。 そして、「また電話するからね」というヘルアンさんに、冗談めかして「(起きてるのがわからないように)機内モードにしよ...」と言ったことで、「こwいwつw」とちょっと叱られたのだった。
「寝てたら褒めてください!w」
Ep.15 咲夜さんの一時帰国と、『梟』の来訪
いつものようにカジノに出勤したろぎあは、突然咲夜さんからあることを打ち明けられる。
「僕、日本に一時帰国するんだよね」
聞けば、日本でバーテンとしての武者修行をするため、数ヶ月の一時帰国をするらしい。
不在の間のカジノの経理などを任されたろぎあは、カクテルなどでお世話になったこともあり咲夜さんを自宅に招待。 そして、二人きりで恋バナに花を咲かせたのであった。
そこにヘルアンさんも帰宅。
咲夜さんの帰国の話を聞いて、「なんで話してくれなかったの?!」とショックを受けるヘルアンさん。 そのまま3人で、家のプールでまったりしつつ、馴れ初めや互いの好きなところを咲夜さんに聞かせたのだった。
だが、同時にろぎあの身辺で異変が起きていた。
4/13の競輪イベントの際、ケンシロウさん欠席のため急遽参戦してくださった福田さんへの報酬が未払いだったことに気づいたろぎあ。 急ぎ福田さんに電話をかけるも、その様子がどうもおかしい。 話を聞くと、今の『福田さん』は『梟』と名乗っており、記憶が10年分くらいすっぽりなくなってしまったらしい。 そんな福田さんの様子を見て、真っ先にろぎあの頭に過ったのはヘラシギさんのことだった。 精神的に追い込まれると、本当に消えてしまいそうな声を出してしまうヘラシギさん。 そして、そんなヘラシギさんの支えになっていたのが福田さんだったのだが...
なんとかして福田さんの記憶を取り戻せないかと焦ったろぎあは、ヘルアンさんに相談する。
しかし、ヘルアンさんは「すごく冷たいこと言うけど、福田さんが取り戻すこと望んでいない状態で、ろぎあが介入するのは、正直ろぎあのエゴだと思うよ?」と冷静だった。 そして、「あの二人の絆を信じよう。ボイラさんとメキーラさんのどっちかが記憶なくしても、多分あの二人は結ばれる。俺も記憶なくすかどうかわからんけど、きっと同じ人を好きになる。だからシギくんと福田さんも大丈夫。」と言う言葉に、「反省すればいいのか、照れればいいのかわからなくなります...」と口ごもるろぎあだった。
Ep.16 チルDayの日々
4月の後半、ヘルアンさんはギャングのお仕事が少なく時間を持て余しているようだった。
そこで、街に新たに開業した川下りや、再開した鉄道を巡ってみることに。 他愛のない会話をしつつ、まったりと過ごせることが何よりの喜びであることを、改めて実感したのだった。
※何かおすすめエピがありましたらどしどし追記お願いします!
Ep.17ヘルアンさんが歳を重ねたその日に(4/25)
4/25はヘルアンさんのお誕生日。
そのプレゼントは、前々から決めてあった。 ロスサントスで活躍する謎のアーティスト"ワンクシー・マンクシー"さんにお願いして、ヘルアンさんの肖像画を描いてもらったのだった。 渡すなら、誕生日になってすぐに渡したい。 そう勢い込んだろぎあは、ヘルアンさんに出来上がったイラストを渡すために家でヘルアンさんの帰りを待つことに。 だが、待てど暮らせどヘルアンさんは帰ってこない。 途中、白井さんのアシストもあって電話をかけてみたが、なかなか繋がらない。 眠気が募る中、なんとか耐えるろぎあ。 ようやく電話が繋がると、ヘルアンさんは今ちょうど面白い場所を仲間たちと見つけ探索中だと言う。 場合によっては今日は渡せないことも覚悟するろぎあ。
そして、ヘルアンさんとそっとハグをしたのだった。
Ep.18ろぎあの目からハイライトが消えた日(4/27)
4/27。この日、新たな勤め先の一つ、ShanaoRではホストクラブが開催されることになっていた。
誘導係としてヘルプに行ったほうがいいかなー、とモゾモゾ寝床から這い出したろぎあは、スマホの着信履歴を見て固まった。
ヘラシギさんから電話がかかってきてた。2回も。
聞けば、「がみともがホストとして出るから貢ぎたいんやけど、一人で行くのも怖いし、店員にこんな姿見られたくないしで...」と言う、ホストクラブへの同伴要請だった。
ヘルアンさんがあんなカミングアウトをした手前、どうしようかと悩むろぎあ。 ヘラシギさんからヘルアンさんに話を通してくれようとしたみたいだけど繋がらなかったみたい。 なんとか回避しようとあの手この手で言い訳をするも、「そっか...僕もう帰国するんやけどなあ...」とヘラシギさんに寂しげに言われると言葉に詰まってしまう。 悩んだ末、ろぎあはヘルアンさんに「浮気じゃないです!」とメッセージを送ったうえで行くことに。
だがここで問題発生。
ホストクラブの整理券をいただいて待機中に、なんとヘルアンさんがやってきた!!! 最初はヘラシギさんの悪戯でどなたかの扮装も疑っていたろぎあだったが、雰囲気も声色も正真正銘のヘルアンさんだった。
「違うんです!浮気じゃないんです〜〜〜!!;;」と土下座を通り越して土下寝をかますろぎあだったが、どうもヘルアンさんが異様に優しい...?
どうも、ヘラシギさんがさっき言ってた「電話通じなかった」と言うのは真っ赤な嘘で、双方で口裏を合わせてろぎあをはめたらしい。 ヘラシギさんの聞いたことのないような高笑いが耳にこびりつく。
流石においたがすぎると怒ったろぎあは、ヘラシギさんの奢りで数千万円するシャンパンを何本もおかわりすることでなんとか溜飲を下げたのだった。
なお、事前相談なしで事後承諾前提での報告のことをヘルアンさんに指摘され、再び土下寝をかましたろぎあであった。
しかも、この日ろぎあが寝ようとした際にヘルアンさんが「明日起きてこない」と聞き、子犬みたいな声を出してしまうほど意気消沈。 ヘルアンさんのお誘いもあって一緒にまた過ごすことにしたのだった。 |
2024年5月
+ | 5月分エピソード |
The fizz
Ep.19穏やかな日々Ep.20三つの『宣告』 |
2024年6月
+ | 6月分エピソード |
The Lock
Ep.21半とポン |
2024年7月
+ | 7月分エピソード |
The Lock
Ep.22幽霊騒動Ep.24不撓の信頼 |
2024年8月
+ | 8月分エピソード |
The Hatch
Ep.25真夏の憂鬱
間も無く街に来て1年を迎えるろぎあ。
しかしろぎあの顔色はすぐれない。 実はこの時期、ろぎあは飲食店勤務についてかなり思い詰めていたのだった。 これまで何時間もの店番、在庫作業、そしてお客様の来ない孤独な時間も苦ではなかったろぎあ。 しかし、時の流れはろぎあを変えたということか。 魔法少女カフェ近くに開店したジョアンナさんのスナックにはたくさんのお客さんが来てくださるのに、魔法少女カフェは閑古鳥。 新たに開いたお店が物価に合わせて初期価格を高めに設定できているのに対し、メニュー表の改訂やお客さんへの申し訳なさでなかなか値段を引き上げられない魔法少女カフェと菖光亭。 そして、ろぎあが職業体験をしても、新人さんはなかなか店舗に就職されてくださらない。 にかり店長の時は「働きたい」という子がたくさんいたのに。自分の体験対応がいけないのか? 飲食店業界全体を盛り上げるためにロスサントスにやってきたのに、他の店舗に人がいることに嫉妬してしまうということもあり、ろぎあは自己嫌悪に陥ってしまっていた。 なら、いっそ菖光亭別館として、和菓子専門店を開こうかと考えてはいたものの、シュガピさんやゆちゃさんのことを思うとなかなか言い出せず... ごうさんやアッコパスさんとも話した結果「今は行政が動くまで待つことしかできない」という結論を突きつけられ、かなり思い詰めてしまったろぎあ。 そんなろぎあに気づいてくださったのは、他でもないヘルアンさんだった。
思い出の犬カフェの屋根上へと誘ってくださったヘルアンさん。
飲食店の現状についてポツポツ語るろぎあの言葉を、ヘルアンさんは根気強く聞いてくださった。 「私の話を聞いてくださって申し訳ない」としょんぼりするろぎあ。 それにヘルアンさんはキッパリと 「俺が聞きたいから聞いてるだけよ。二度というなマジで」 そして。 「正直俺はろぎあが一番大事でそれ以外はどうでもいい」 「だから自分を大事にしてほしい」 その語気は強めではあるものの、どこまでもその言葉は温かいのであった。 ヘルアンさんの言葉に押され、もう少しろぎあは頑張ってみようと思ったのだった。
Ep.26First Anniversary for You(8/13)
8/13はヘルアンさんが街に来て1周年!
この日に備えて、ろぎあはごうさんに依頼して、ヘルアンさん専用の特注バッグ『紫電』を作っていただいていた。 是非13日の間に渡したい!と起床してすぐヘルアンさんに早速連絡。 ヘルアンさんもチルDayということですぐに来てくださり、とても喜んでくださった! そして、「俺とデートして」というヘルアンさんのお誘いを受け、しばらくのんびりドライブデートを楽しんだのだった。
そして、日付が変わって14日の深夜3時。
事件は起きた。 ここ最近、ろぎあとのダイスポーカーを楽しみに足繁くカジノに通ってくださるボスさん。 この日も「ダイスポーカーしよ」とお誘いを受け、カジノ勤務に切り替えたろぎあ。 ヘルアンさんも見守るなか、ボスさんと接戦を繰り広げる。 そんな中、ボスさんがポツリと聞いてきた。 「最近、ヘルとはどうなの?」 「付き合って半年だっけ?チューした?」 ヘルアンさんとは、ハグですら数えるほどしかしたことのない。キスは言わずもがな。 ロスサントスの他のカップルの方はどうしているのか、そもそも結婚式までキスはとっておくものだったりしないのか... そう語るろぎあに、ボスさんはズバッと。 「他のカップルがチューしてるかしてないかは関係ないやん。」 「やりたいんだったらやればいいやん。...やりたくないんだ?」 そこまで言われてしまったろぎあは思わず...
それを聞いたボスさんは大興奮!
「やってー」「隠れてやってー」というリクエストを受け...
VIPルーム前の人気のない一角に駆け込んだ二人。
8月14日午前3時23分46秒のことである
...思った以上にガッツリになってしまい、ちょっと恥ずかしくなったのは公然の秘密。
「もうちょっと違うのないか?ろぎあが可哀想だからもうちょっとフレンチなのないか?!アメリカンなやつしかないのか?!」(by魂)
なお、流石にもうちょっとタイミングとかムードとか大事にしてもう一回!ということで。
「ボスさんに言われる前に、家でしとけばよかった」
でも、流石に毎日チュッチュされるのは恥ずかしいろぎあなのであった。
その日の就寝前に「実はキスは男とはもうしてたんよ...チヨと。」というとんでもないCOを聞いて、ちょっとジェラシー抱いちゃった。
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2024年9月
+ | 9月分エピソード |
"Nein"
Ep.27『未来日記事件』
9/13。この日、ろぎあはヘラシギさんから緊急の連絡を受けていた。
曰く、「自分の『未来日記』と見られるメモが発見された」「それによると自分は9月末に死ぬらしい」。 唐突の出来事に考えがまとまらないろぎあ。 「私、諦めは悪い方ですから」「ホストの件、まだ『お返し』できてませんからね?」と語るろぎあに、ヘラシギさんはタジタジだった。 しかし、その夜帰宅した際、ヘルアンさんがどうにも様子がおかしく...?
Ep.28待ちに待ったホストの日! |
2024年10月
+ | 10月分エピソード |
"店(TEN)"
Ep.29『よすが』開店! |
2024年11月
+ | 11月分エピソード |
"Double one"
Ep.30ヘノレアン事件
ヘルアンさん(本物)は今日は夢の中だと言うことを事前に聞いてたこともあって、「あれは誰かが変装しているな?」と確信するろぎあ。
その後、猫二郎さんと鉱山に資源採集に行くと、いつの間にか駐車していた車にヘルアンさんっぽいかっこの人が。 しかし、出てきたその人は...
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2024年12月
+ | 12月分エピソード |
"Anniversary"
Ep.31白と黒の間に立って
12/14、この日ろぎあはオスカーさんから緊急の連絡があった。
それはオスカーさんとほぼ同期で魔法少女カフェに就職したシエールさんが「魔法少女カフェは白市民限定」ということをうっかり忘れたままコンビニ強盗をしてしまったということの相談だった。 副店長として、創業者であるにかり店長の方針に沿いつつも、ヘルアンさんと付き合ってる手前、黒市民だからと締め付けはあんまりしたくないろぎあではあったが、コンビニ強盗の際に巻き込まれた人質の方や魔法少女カフェとしてのケジメの付け方として「(警察に検挙されていない犯罪であるけど)警察に自首すること」をシエールさんに言い渡す。 しかし、対外的に魔法少女カフェとしての対応を示すためとはいえ、せっかく成功した犯罪を無為にするようなことをしてしまったことにろぎあはモヤモヤ。ヘルアンさんに誰の話かなどを伏せつつも、黒市民として自首に関してどう思うか意見を求めた。 ヘルアンさんは根気強くろぎあの話を聞いてくれて、ろぎあのモヤモヤしているところを解きほぐしてくれたのだった。 そして、「自分の考えが固まらないうちに相談してくれてもいいんだよ?」と言ってくれたのだった。それは、紛れもなく、自分がヘルアンさんに言った言葉だった。 優しく、根気強く寄り添ってくれるヘルアンさんに、ろぎあは深く感謝したのだった。
なお、翌日の電話でうっかりシエールさんの名前をポロってしまったろぎあは、恥ずかしさで呻きつつ、「忘れろビイイイム!」とヘルアンさんに特殊な光線をブッパしたのだった。
Ep.32『1周年』 |
2025年1月
+ | 1月分エピソード |
"A New Hope"
Ep.33新年は女装とともに |
思い出の品
+ | いただいたもの |
たくさんの思い出と共に
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