まいにい/エピソード1-⑤ - ストグラ まとめ @ウィキ | STGR wiki

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最終日、みんなにあいさつしようね

最終日、みんなにあいさつしようね

不在着信がたくさん！

不在着信がたくさん！

起床すると、不在着信が７件も。
順番に連絡を。
エスタークに連絡。エスタークは寂しそうに、いろんなことを思い出しちゃう・魂の話も含めてぐちゃぐちゃだと。
まいにい「俺も起きてみたけど、ぐちゃぐちゃだよ。」
出発前に再度会う約束をした。

トナカイに連絡。唯一、元ALLINメンバーで帰国のことを何も伝えられておらず、やっと繋がった！
帰国の話をすると
トナカイ「え？展開早いって。今日なん？はや！話せてないやん。タイミングがね・・・寂しくなるな。」
出発の時は来てくれることに。

元難波登からも連絡が。芽久未から帰国の日だと聞いたらしい。
今はダイナーで雷堂ましろ・芽久未と食事中とのことで向かう。

天草からは複数の不在着信が。
何だろう？と思っていたら、ろぎあさんから電話があり、ろぎあさんが手がけたまいにい宅のハウジングを天草が見たくて何度も電話したらしい。
天草とも後ほど会う約束をした。

TwiXを投稿する

TwiXを投稿する

エスタークから帰国の件とお別れ前にみんなと話がしたいことをTwiXに投稿してみては？と勧められる。

どう書けばいいか悩んだが、いろんな人の話を聞きながら考えた。
まいにい「文章って本当に難しい。でも俺には先生がいっぱいいる。」

“まいにい　今日、1年半間帰国します。
23時頃にレギオンで最後の挨拶したいです！“※原文のまま掲載

悩みながら想いを込めた投稿に、いいね！やコメントが続々と届いた。
23時に来れない住民の中には、まいにいに電話をくれる人も複数いた。

姉を守る弟へプレゼント

姉を守る弟へプレゼント

元難波登とはタイミングが合わず、ダイナーで過ごしているところに合流し、やっと会うことができた。
2人きりで話したいとドライブに出かける。
登は帰国を知ってから会えたのが今日になってしまい残念がっていた。

まいにい「本当に、芽久未のことお願いします。」
登「姉ちゃんは笑顔で送り出そうとしてるみたい。姉ちゃんのことはまかててよ。」
まいにい「まかててよ？１年半後には必ず戻ってくるんで。」
登「あれだよ、まいにいさんが戻ってくるまでだからね。でも１年半は遠いな。姉ちゃんを任せられるのはまいにいさんだけだと思ったから。一筋縄ではいかないね。」
まいにい「本当に心配で。物騒な街で過ごしていく芽久未が。ちなみに、何かあった時に、どうやって守ってくれるの？」
登「どうしてもっていう時に、護身用の銃を持ってる。」
まいにい「撃つの！？それじゃあ、射撃を教えましょうｗ」
射撃を教えようとしたが、時間が無かったのでまいにいはアレを登に託すことに。

登「これ？ｗ」
まいにい「白市民になってから登録した銃だよ。パーツも自分で作って(フルカスタム)付けてる。性能はいまいちだけど。」
登「誰かを守る時に使わせてもらうね。ほんと、同じことしてる・・・実はね誰にも言っちゃダメだよ。伊達咲さんも同じことしてて。姉ちゃんといろいろあった時に、伊達咲さんと話すことがあって、その時銃を持ってきてて。男くさいというかｗでもこれは、まいにいさんが帰ってきたら返すね。」
※元難波芽久未視点 【姉を守る弟へ、まいにいが託した強火プレゼント🎁】

登「ちなみに兄さんはさ、姉ちゃんからいってらっしゃい！でカラカラ笑顔で見送ってほしい？それとも泣いてほしい？」
まいにい「どっちでもいいけど・・・泣いたっていい！」
登「俺の予想は、本心ではカラカラ笑顔で送り出したいけど、結局できないみたいな。」
まいにい「悲しすぎる。」

芽久未にお願いしたいこと

芽久未にお願いしたいこと

登との話も終わり、天草に会う前に芽久未に電話を。
どうしてもお願いしたいことがあった。

まいにい「今日は何時に暇になる？」
芽久未「何時だって駆けつけるっていったでしょ、私は。」
まいにい「じゃあ、３０分後に遊びに行こう。それでお願いしたいことがあって。今日、空港まで誰に送ってもらおうかと思って。最後に送ってもらうのは芽久未がいいなって。今日、俺のこと空港まで送ってくれない？」
芽久未「もちろん。いいの？私で。」
まいにい「いいの？ってなんですか？いいに決まってるじゃないですか。」
芽久未「ありがとう。」
芽久未は驚いていたが、喜んでくれた。声は涙を我慢しているのか？少し震えているように感じた。

天草・ヘルアン「まいにいを誘いたかった」

天草・ヘルアン「まいにいを誘いたかった」

ろぎあさんのハウジングが見たいという天草・ヘルアンを自宅に招待する。
自宅に向かう道中、ヘルアンから、「辛いこと考えてたら時間経つの遅いから、楽しいこと考えて過ごそう！何かあったら連絡して。秒速で返す！」と言葉をかけられ、まいにいは感謝する。

自宅を見せるとハウジングの凄さに２人から感動の声が。
刺激を受けた天草は自分が依頼されて作っていたハウジングを見せたいと、招待してくれることに。
そこは雷堂ましろが新規オープンさせるレストランで、雷堂ましろからも許可を得て特別にみせてもらう。
テーマは“夜景のみえるおしゃれなビュッフェレストラン”
天草が手がけたハウジングもレベルが高く、まいにいは感動。

そこで天草から伝えたいことがあると。
天草は緋赤まいとともに新ギャングを立てることを決めた。
その為に、経験値の少ないメンバーが経験を積めるように、自分自身もボスという立場を学ぶために、MOZUに一時的に加入する予定であると報告を受ける。

ヘルアンも一旦、ハンタスマの体験にいく・加入も前向きに考えていると。
ボスのアドミゲス・ハンからも、ヘルアンの気持ちを一番に考えてくれている言ってもらえたらしい。

そして、もしタイミングが合っていたら…
天草はヘルアン・まいにいを自分が立てる新ギャングに誘いたかったと。
ヘルアンも天草の立てるギャングに興味があったし、加入するならまいにいは絶対誘っていたと。

まいにい「俺にはできない理由が２つあるからな。」
まいにいは2人から、ギャングに誘いたかったという本音を聞けて嬉しくもあり、それでも芽久未のことが１番だからと話す。

ALLIN解散後、元構成員達がそれぞれの道に進んでいるのをみて、まいにいは安心した。

ヘルアン「解散後も俺が街にいる理由の１つが、CPU・ゆきんこ・まいにいの帰りを待つだから、それを忘れないで欲しい！絶対、帰ってこいよ！」
天草「たまには街に遊びに来いよ。」
まいにい「ありがとう😢」

一時帰国前、芽久未と最後のデート

一時帰国前、芽久未と最後のデート

服と車を選んで！

服と車を選んで！

芽久未と一時帰国前、最後のお出かけをする。

芽久未からどんな服装がいい？と聞かれ、“一番最初に出会った時の服”をリクエスト。
芽久未は驚いていたが、嬉しそうだった。
一番最初に出会った時の服を持っていたが、久しぶりに着てみると以前おこなわれた街の改変時に番号が変更になったため髪型が違った。
芽久未は残念そうに、近い感じの白パーカー＆チェックのスカートにすることに。
まいにいは、それも可愛いよと褒める。そして偶然にも、互いに白パーカーのお揃い風コーデに。

車も選んで！と言われ、「芽久未を乗せたい車がある。」と一旦、芽久未の車で自宅に向かう。
その途中、芽久未のハウジング中の自宅もみることに。
可愛くハウジングされており、芽久未からちゃんと合鍵持ってる？と確認され、お揃いのキーケースにあるよと伝える。

芽久未の自宅からまいにいの家まで、お姫様抱っこで向かう。
昔はお姫様抱っこすると、すぐに逃げていた芽久未のことを思い出し、２人で笑いながら思い出話をする。
もう、芽久未はお姫様抱っこから逃げ出すことはない。

まいにいが芽久未を乗せたかった車は、登がまいにいから購入し、そのまま高級車D就職祝いとしてプレゼントしてくれた高級車だった。
まいにい「登君がね、姉ちゃんをいろんなとこに連れっててあげてねってプレゼントしてくれたんだ。」

スワンボート

スワンボート

芽久未に、何をするかは内緒で犬カフェに向かう。

犬カフェの犬たちが可愛くて撫でていると、芽久未が犬カフェの庭にいるおじさんに近づいている気がして…
まいにい「芽久未って、この人のような体型の人が好みなの？」
芽久未「ん？まいにい以外好みじゃないよ。」
自分で聞いたのに、まいにいは恥ずかしくなる。

犬カフェに来た理由は“スワンボート”
夜の景色の中、スワンボートを楽しんだ。

自宅が互いに近かった話になり…
まいにい「勝手に俺がついて行ったんだけど、最初の家から今の家まで、ずっとご近所さんだったね。」

帰り際、芽久未が水で濡れて寒いと言ったので、まいにいから複数の共有エモートを芽久未に送る。
ハグだったりおんぶだったり、温めてあげようと。
先ほどの庭のおじさんの目の前でイチャイチャが繰り広げられたため、「もうほんとごめんなさいね！」といいながら、仲の良さを見せつける感じで帰った。

七夕のドリンク

七夕のドリンク

芽久未が【よすが】に行きたいという。
ろぎあさんは多忙のため、ヘルアンが店を開けてくれることに。(ちなみに、犯罪をキャンセルして開けてくれた。)

【よすが】にはヘルアンのほかに天草・千代田ヨウも。
わちゃわちゃしながら接客してくれて、また23時に会うことを約束した。

ここで芽久未は、“七夕をイメージしたドリンク”を購入する。

【よすが】から次の場所へ移動中、対向車と激しく接触。
ぶつかってきたのはまいにいを探していた、みこだようで運命的だった。
芽久未は気を利かせて、2人を離れた場所で見守ることに。

23時に最後の挨拶をして旅立つ話をすると、「その時間に空港の犯罪受注するね！」と冗談で返された。
まいにい「それはそれで楽しいｗ」
23時に再度レギオンで会うことを約束する。

“女”じゃなくて芽久未ね！

“女”じゃなくて芽久未ね！

三否亭四五六確と墓場で待ち合わせ。
芽久未に送ってもらうと…
四五六「まいにいー！おいおい、女が見てるとこだと話し辛いって。」
まいにい「(女じゃなくて)芽久未ね！芽久未！」
四五六「あ…芽久未さんね。」
"女"という表現がとても気になって、すぐに修正してもらう。

四五六はまいにいに会うためだけに起きてきてくれていた。
ここでトナカイも合流。
やり残したことはない？という問いに、
まいにい「（芽久未を）残していくのがね。」
四五六「まぁね。でも待っててくれるんでしょ？それに甘えたら？何だかんだあったけど、応援してるから。」
トナカイ「甘えちゃえよ。男をみせてこいよ。ビーストだろ。」

トナカイとは、23時に再度レギオンで会うことを約束する。
四五六は魂の用事があり、ここでお別れとなる。

ぎりぎりまで居たかった

ぎりぎりまで居たかった

芽久未とメイズバンクの屋上へ、ヘリで移動する。
夜景がとてもキレイだった。

帰国の時間を直前まで伝えなかったことに関して
まいにい「昨日まで、ずっと悩んでた。どのくらいまでいられるか、間に合うか。」
芽久未「ぎりぎりまで居てくれるんだね、ありがとう。」
母国への到着時間を逆算して、何時までに出発すれば大丈夫か？
まいにいは、ぎりぎりまで一緒に居られる時間を考えていた。

芽久未からのプレゼント

芽久未からのプレゼント

芽久未「やっぱり、行こう！」
芽久未は目的地を言わず、まいにいにヘリに乗るように促す。

ALLINアジトの船着場、ユニコーンバット大会の会場、遊園地…
思い出の地の上空を飛び、着いたのは【客船】だった。
2人の思い出の場所の1つであり、行きたい場所ではあったが、事件が発生する可能性があるため行くのは諦めていた場所。
後悔がないように、芽久未は行くことを後押ししてくれた。

芽久未「ここ、好きだよね。」
まいにい「ここから見える景色が好きなんだ。夜景がすごくきれいで。」

芽久未から、渡したいものがあるという。
手荷物が増えることを心配していたが、まいにいは「もちろんもらうよ！」と。
芽久未はオリジナル鞄を作製しプレゼントしてくれた。

鞄の中には
①1ヶ月記念日マカロン：食べられるように作り直しましたｗ「疲れた時は甘いもの食べてこれからも一緒にお仕事も頑張っていこうね！」
②M.donut：「沢山食べて元気でいてね　부드러운：やさしい　당신이：あなたが　좋아：好き」
③バブルイチゴティー（タピオカ）
④チョコレートコスモス：花言葉「移り変わらぬ気持ち」
⑤元難波絆創膏
⑥お守り：芽久未手作りの健康安全お守り。想いをいっぱい詰め込みました。
⑦あえて何もいれてません。：まいにいの持っていきたいものをいれてね。
※200日目＜まいめぐstory＞参照

まいにいは本当に嬉しくて、何度もありがとうと伝えた。

合鍵を貰えたこと

合鍵を貰えたこと

まいにいは芽久未に、自宅の所有権を譲りたいと考えていた。
所有権を持っていたほうが、何かあった時に芽久未が自由に対応できるようになる。

芽久未に提案すると、
芽久未「合鍵を持ってるだけで充分だよ。(所有権は)まいにいが持ってたほうがいい！むしろ、合鍵をもらえると思ってなかったし、それだけで幸せ。え…たまには、お家に遊びに行って寝てもいい？トイレ、使っていい？お風呂も入っていい？お掃除もしておくね。」
まいにい「(全部)いいよ！寝室とか飾りたいものあったら飾ってもいいよ。」
芽久未「いや、それはね、まいにいが帰ってきてから飾るの。あ、トイレットペーパーも補充しとくね。」
まいにい「ｗｗｗよろしくお願いします。」

自宅の所有権は、まいにいがそのまま維持することになる。

レギオンでの最後の挨拶まで残り10分

レギオンでの最後の挨拶まで残り10分

一緒に思い出の曲、うさぎさんの『left under』を聞こう！と提案すると、芽久未がプレーヤーをセッティングしてくれた。

思い出の曲を聞きながら、客船からみえる大好きな景色をみながら、2人で話す。
まいにい「懐かしい。なぜか、2人でここでleft underを聞いたことがめっちゃ記憶に残ってるんだよね。」
芽久未「(涙声で)懐かしいね。」

しばらく沈黙が続き
芽久未「(泣くのを必死で堪えながら)本当に幸せ。大好きな人を待っていられるのも幸せだよ。」
まいにい「俺も幸せだった…いや、これからもずっと幸せだよ。」

互いに泣くのを堪えていたが、気持ちを確認し合ったことで涙がこぼれてきてしまう。
まいにい・芽久未「本当にありがとう。」

芽久未はまいにいがOKなら、まいにいの母国に行きたいと言ってくれた。
芽久未の気持ちは嬉しく、会いに来て欲しい気持ちもあったが、その想いはぐっと堪えて、「それは危険だよ…。」とまいにいは断った。
その代わり、時間ができたら俺がロスサントスに戻り芽久未に会いに行くと約束。

レギオンに向かう前に、芽久未から「ぎゅっ！」とハグのおねだり。
ハグとキスをして…
芽久未「帰ってきたらまた来ようね。」

2人でレギオンに向かった。

一時帰国「いってきます！」

一時帰国「いってきます！」

白黒問わず、たくさんの住民に見守られて

白黒問わず、たくさんの住民に見守られて

最後の挨拶のため、予告した23時にレギオンに向かう。
ヘリを停めて、車で芽久未も一緒に行こうと誘ったが、「あとで行くね。」と。

一旦、まいにいだけ先にレギオンへ。
(※その後、芽久未はまいにいと合流せず、最後の挨拶をするまいにいを遠くから見守っていた。この街にいる"まいにいの大切な人"・"まいにいを大切に思っている人"は私だけじゃないという想いがあり、大切な時間の邪魔にならないようにという芽久未の気遣いだった。）

「誰か待っていてくれるのか？」不安だったが、既に白黒問わず複数の住民が。
まいにいは嬉しくて泣きそうになる。

集まってくれた住民と順番に挨拶をする。
住民は白黒問わずどんどん増えていき、挨拶待ちの状態に。
MOZUのボス、ヴァン・ダーマーも見送りにきており、まいにいに激励の言葉をかけてくれた。

まいにいがたくさんの住民から愛されているのは一目瞭然で、黒から白になっても、黒との関係は一線を引きながら良好で、さらにメカニック・高級車D・警察体験と真摯に取り組んで白市民と交流し人脈の輪が広がった結果…「まいにいの努力の証だ。」と誰もが感じた。

飛行機の時間も近づき、全員と挨拶を終えたところで、「いってきます！」と挨拶。
少し離れた所で待っていた芽久未が車をだしてくれて、その車で空港へ向かった。
(※「レギオンからどうやって空港に向かうのかな？」と集まった住民は疑問に思っていたが、芽久未が迎えにきたことで全員が全てを察した。最初は空港へ向かうまいにいを追いかけようとしていた元ALLINメンバーも、いろいろと察してチョケるのをやめた。)

"幸せだった"はちょっと違う…今も幸せだ！

"幸せだった"はちょっと違う…今も幸せだ！

2人で空港に向かう。
レギオンにたくさんの人が集まってくれたことに、まいにいは本当に嬉しかった。
芽久未からも、まいにいの人徳だよと話してくれた。

空港に到着。
出発までベンチに座り話すことに。

芽久未は空母で両想いになったときの服に着替えていた。思い入れがあるから着替えてくれたらしい。
まいにい「その服似合うね。ありがとう。」

まいにい「本当にこの街優しい人ばかりで、この街が本当に好きだ！この街に来れて本当によかったなぁと思ってる。いろんな人と出会えたし芽久未にも逢えたし。」
芽久未「(少し震える声で)うん…私もこの街に来て...楽しい事ばっかりじゃないしきついこともあったけど…一番まいにいに出会えたことが本当に幸せだった」
まいにい「俺も本当に幸せだったよ。…幸せだよ、今も幸せだ！“だったよ”はちょっと違いますね。」

手紙を書くこと
寂しくなるけど一緒にいろんなことを乗り越えてきたから大丈夫ということ
待たせるけど絶対帰ってくる・ずっと待ってること
何度も何度も、互いを思いやる言葉を2人で掛け合った。

絶対に帰ってくるという強い想いもこめて

絶対に帰ってくるという強い想いもこめて

出発の時間が近づき、まいにいは「よしっ！」と立ち上がる。
芽久未に何か渡せないか？と探して…自分の白市民パスを預けることにした。

まいにい「本当に頑張って取った俺の白市民パスだよ。」
芽久未「わかった、お家で大切に保管しておく。」
まいにい「帰ってきたら絶対返して、預けておきます。」

絶対に帰ってくるという強い想いも込めて、白市民パスを芽久未に託した。

7月7日七夕の約束

7月7日七夕の約束

出発が近づき、芽久未からハグをされる。
…が、まいにいは「ちがうよ、それじゃないよ。」とキスをした。

まいにいは見送られるのではなく、芽久未を見送ってから出発したかった。
芽久未から酷い！見送りたかった！と言われるが、そこは譲らなかった。

見送りが出来ないならと、芽久未から1冊のノートを渡される。
飛行機の中で見て欲しいと。それは『めぐの日記』と書かれていた。

また、よすがで購入した七夕を模したドリンクも渡される。

芽久未「七夕で思い出した。七夕は織姫様と彦星様が1年に1度会える日でさ。七夕にさ、空みてさ…(涙声で)いっぱい、まいにいのこと考えるからさ、7月7日はさ、いっぱい空を見よう。空は繋がっているからね。」
まいにい「分かった。ちゃんと空、みるね。繋がっているからね。」

バイバイって言わないからね

バイバイって言わないからね

まいにい「ちょっとおかしいかもしれないけど、俺が（芽久未を）見送りたいな。ここまで送ってもらったし。」
芽久未「…分かった。バイバイって言わないからね、私は。まいにい…」
まいにい「どうした？芽久未？」
芽久未「いってらっしゃい！」
まいにい「いってきます！本当に、大好きだよ。」
芽久未「(涙声で)私も大好き。ちゃんと7月7日は空見ようね、一緒に。じゃあ、いってらっしゃい。」
まいにい「うん。空、見ます。いってきます。」

芽久未は車を出発させた。
まいにいは、芽久未の車が見えなくなるまで見送る。
まいにい「(涙を我慢しているように)もう…。気を付けて帰ってね。」

1人、空港に残り…

1人、空港に残り…

1人、空港に残ったまいにい。ベンチに座り、出発時刻を待つ。
まいにい「いい日だった。」

スマホを確認すると2件のメールが。

ブラックジャックス：「(お金の送金とともに)俺たちはずっと友達だ。帰りを待ってるぞ。」
→まいにいの返信：「いってきます！」

元難波登：「次帰って来た時は家族だね！帰ってくるの待ってます兄さん。いってらっしゃい。」
→まいにいの返信：「いってきます！その時はよろしくね。」

そして、TwiXに一時帰国前最後の投稿をする。
“いってきます！”

この投稿に、黒白問わずたくさんの住民からいいね！や返信が続々と届き、通知が鳴りやまなかった。

あいしてるよ　行ってきます🥰

あいしてるよ　行ってきます🥰

まいにい「これ、今1人になったから読んでみてもいいかな？」
まいにいは、芽久未から渡された『めぐの日記』を読むことにした。

『めぐの日記』は3月27日から始まっており、芽久未が思い出として忘れないように日記をつけたものだった。
まいにいはゆっくり読んでみる。
分からない漢字もあったが、「読めないけど、意味は分かるよ。」と。
(まいにいの母国語は韓国語だが、すらすらと芽久未の日記を読み上げていく。)

日記は毎日ではないが、
3月27日　春の収穫祭
4月17日　恋人になった日
5月2日　まいにいが励ましてくれた日
5月6日　まいにいが一緒に喜んでくれた日
5月15日　まいにいからキーケースを貰った日
5月17日　付き合って1か月記念日と帰国日を知った日
5月27日　まいにいとの思い出を振り返った日
5月29日　まいにいの警察体験初日
5月31日　まいにい帰国前日の心境と、まいにいへの感謝の言葉

そして最後に、「사랑해요(愛しています)」と書かれていた。

まいにい「芽久未は弱くないよ、強いよ。俺も幸せです。さあ、飛行機の時間だ。사랑해요…そのまま返して、飛行機に乗ろう。」

芽久未への溢れる想いと、涙を堪えながら…
日記への返事として芽久未にメールをし、母国へ出発した。

芽久未へのメール：あいしてるよ、行ってきます🥰