Begging(物乞い)
Begging(物乞い)は、NPCに金銭やアイテムを恵んでもらうスキルです。
通常時は実用性が限定的ですが、Heartwoodなどのエルフから入手できる専用アイテムの収集や、Halloweenの「Trick or Treat」で特別な報酬を狙う用途があります。
特にHalloweenでは、Begging 80.0以上で2026年に追加されたCandy Bucketの入手機会があり、GM Begging(100.0)では公式上、特別なHalloween報酬の入手機会があります。
概要
| 項目 |
内容 |
| 略称 |
乞食スキル |
| スキル称号 |
Beggar |
| プライマリステータス |
DEX |
| セカンダリステータス |
INT |
| スキル使用 |
スキル表の使用ボタンから対象を選択、マクロ |
| 訓練可能者 |
gypsy |
| スキル習得コマンド |
beg / begging |
| スキル上げ難度 |
★★★★ |
| スキル上げ費用 |
★ |
初期訓練はTrammelまたはFeluccaのgypsy NPCから受けられます。UO公式Wikiによると、Ilshenarのgypsyからは訓練できません。
Beggingを使用するとカルマが低下します。
通常の物乞い
スキル表またはマクロからBeggingを使用し、NPCをターゲットします。
成功するとNPCから金貨を受け取ることができます。
Beggingに失敗したからといって、そのNPCが物乞いの対象外とは限りません。2022年の公式フォーラムでは、同じNPCへ20回以上失敗した後に成功したというプレイヤー報告もあります。
NPCの応答
| 状況 |
意味 |
| Begging成功 |
金貨を受け取ります |
| Begging失敗 |
NPCが金銭を渡してくれません。失敗しただけで、対象外NPCとは限りません |
| NPCから遠すぎる |
NPCへ近づいて再度使用します |
| Heartwoodのエルフに成功 |
金貨ではなくアイテムを受け取ります |
| 金銭を受け取れないNPC |
NPCがバックパックを持たないため、別のNPCを探した方が効率的です |
UO公式Wikiでは、NPCにバックパックがない場合は通常の失敗とは異なるメッセージが表示されると説明されています。
スキル上げでは、このようなNPCへ繰り返しBeggingするより、別のNPCへ移る方が効率的です。
金額・成功率・カルマ
現在のUO公式Wikiでは、Beggingの成功率計算式、受け取れる金貨の具体的な範囲、1回あたりのカルマ低下量は公開されていません。
古い攻略資料では、受け取れる金額がカルマやNPCの所持金に影響されるとの記録があります。
- 2002年のStratics「Begging FAQ」では、カルマが最高段階(Level 5)で、対象NPCが140gp以上を所持している場合に最大14gpとする記録があります。
- 同資料では、GM BeggingではBeggingに失敗しなくなるとも説明されています。
- 2010年のYamatoのZeroでは、最高22gpとする記録があります。
時期や条件が異なるため、現在の最大金額として一方を採用せず、過去の記録として扱います。
Beggingによるカルマ低下には過去に仕様調整が行われています。
Publish 48では、対象を選択する前にカルマが低下していた不具合が修正され、Begging失敗時のカルマ低下量も減らされました。
Heartwood・エルフへの物乞い
HeartwoodのエルフにBeggingが成功すると、金貨ではなく「Acquired by Begging」属性の付いたアイテムを受け取ることがあります。
Sanctuaryのエルフや、MoonglowのDarius the Wiseもアイテムを恵んでくれます。
UO公式Wikiでは、報酬をCommon約75%、Uncommon約24%、Rare約1%の3段階に分類しています。
Beggingで入手できるアイテム
| 分類 |
確率の目安 |
アイテム |
| Common |
約75% |
Water Pitcher(通常向き・逆向き) |
| French Bread |
| Lantern |
| Uncommon |
約24% |
Pizza |
| Bowl of Stew |
| Wedge of Cheese |
| Bunch of Dates |
| Shirt |
| Pitcher of Liquor(通常向き・逆向き) |
| Rare |
約1% |
Bottle of Wine |
| Flower Garland(通常向き・逆向き) |
| Bedroll |
| Plate of Cookies |
| Fishing Pole |
| Fish Steak(cooked) |
| Turnip |
| Sake |
上記は現在のUO公式Wikiに掲載されている分類です。
外部の旧攻略資料には、現在の公式一覧にはないPitcher of WineなどのBegging報酬も記録されています。
外部資料には現在公式と異なる分類・掲載内容もあるため、資料差として併記しています。
消えないLantern
Beggingでエルフから入手できるLanternには「Acquired by Begging」属性があります。
既存の当Wikiでは、このLanternはベンダーが装備しても消えず、光源として利用できるアイテムとして紹介してきました。
Straticsの複数のプレイヤー報告と国内のプレイヤー資料の双方でも、Begging産Lanternはベンダーに持たせても消えないと報告されています。
通常のLanternとは異なる光のアニメーションを持つとの記録もあり、コレクション・装飾用途としてBegging特有の価値があるアイテムです。
その他の特殊なBeggingアイテム
Beggingで得られるWater Pitcherなどには、通常向きと逆向きのグラフィックが存在します。
パラリシャンなどの旧攻略資料では、Pitcher of WineもBegging報酬として記録されていますが、現在のUO公式Beggingページには掲載されていません。
また、Bedrollについては、UOGuideや旧Stratics資料では、使用すると「Acquired by Begging」属性が消えるとされています。一方、Publish 80にはこの属性に関する修正記録がありますが、公式英文だけでは現在の挙動を確定できません。
これらの現在の挙動については、追加情報を確認しながら更新します。
Beggingアイテムの一部には実用品もあります。
Bunch of DatesはDistillingで使用される材料の入手方法の一つとして公式WikiにBeggingが挙げられており、BedrollもCamping用品の入手方法の一つとしてBeggingが案内されています。
🎃 Halloween
Beggingが特に活躍するのがHalloween期間の「Trick or Treat」です。
通常のお菓子やTrickはBeggingスキルがなくても受け取れますが、Beggingスキルによって追加の特別報酬を狙うことができます。
- Begging 80.0以上
- 2026年に追加されたCandy Bucketの入手機会があります。
- Begging 100.0(GM Beggar)
- 公式では、特別なHalloween報酬の入手機会を得る条件としてGM Beggingが案内されています。
Candy BucketのBegging 80.0条件と、その他の特別アイテムにBegging 100.0が必要であることは、2026年10月2日のFive on Fridayでも案内されています。
過去のHalloweenについては、GM未満のBeggingでも過去年の特別報酬を入手できたとのプレイヤー報告があります。
2014年、2018年、2021年のStraticsには、Begging 50~79程度でもクモの巣などの旧報酬を入手した事例があり、その年に新しく追加された報酬はGM Beggingで入手したとの報告もあります。
年ごとの追加報酬と過去年の報酬で条件が異なっていた可能性がありますが、現在仕様としては公式案内を優先し、過去の事例は年代付きのプレイヤー情報として扱います。
Trick or TreatではLuckも影響し、Beggingを行ったキャラクター自身のLuckが参照されます。
Candy Bucket、Luckによるプレイヤー実測、Screaming Sally、交換報酬、過去のHalloween報酬については、
Halloweenページにまとめています。
Beggingページではスキルとの関係を中心に扱い、イベント報酬の詳細は
Halloweenを参照してください。
なお、Trick or Treatの発言によるおねだりではBeggingスキルは上昇しないとのプレイヤー報告があります。
スキル上げ
Beggingは、1回ごとの使用間隔が長く、同じNPCへ連続して成功させにくいため、0から100まで通常の方法だけで上げると時間がかかるスキルです。
効率を重視する場合は、新規キャラクター作成時の初期スキルを利用して50.0から開始し、その後は複数のNPCを順番に回りながら育成する方法がおすすめです。
新規キャラクターのBegging 50.0を利用する
プレイヤーの育成方法として、新規キャラクター作成時にBeggingへ50.0を割り振り、Soulstoneを使って本命キャラクターへ移す方法があります。
- Beggingを50.0に設定した新規キャラクターを作成する
- SoulstoneへBeggingを保存する
- 同じアカウントの本命キャラクターでBeggingを受け取る
NPCから習得して低いスキル値から育成を始めるより、50.0までを省略できるため、Beggingでは特に有効な方法です。
この育成方法はUOGuideのSkills、2022年の公式フォーラム、当Wikiの
スキル上げでも紹介されています。
Soulstoneは安全にログアウトできる宿屋や自宅などで使用し、受け取り側では対象スキルの設定にも注意してください。
公式では、変身中にはSoulstoneを使用できないことや、スキルを受け取る際のロック設定などの注意事項も案内されています。
50.0以降の基本的な育成
50.0以降はNPCへBeggingを繰り返して上げます。
同じNPCだけを待つより、複数のNPCを順番に対象にして試行回数を増やす方法が効率的です。
- NPCの多い街を巡回する
- RuneとRecallを利用して複数の街を回る
- Heartwoodを一周しながらエルフへBeggingする
- 複数の雇用NPCを一か所に集め、順番に対象にする
既存の当Wikiでは、NPC傭兵を2人雇い、エスコートNPCを連れ、NPCの多い場所でBeggingを繰り返す方法を紹介してきました。
2022年の公式フォーラムでも、複数のNPCを雇って一か所へ集める方法や、Heartwoodを巡回する方法がプレイヤーから紹介されています。
Heartwoodでの育成
HeartwoodはNPCが多く、Begging専用アイテムを集めながらスキル上げできるため、育成場所として利用できます。
プレイヤーからは、Heartwood内のNPCを一周し、不要なBeggingアイテムを現地のゴミ箱へ処分しながら周回する方法も紹介されています。
通常の失敗メッセージが出ても、そのNPCが対象外とは限りません。何度も失敗した後に成功したとのプレイヤー報告もあります。
使用間隔・同じNPCへの再使用
Beggingには使用後の待ち時間があり、同じNPCへ連続して成功させることもできません。
ただし、具体的な待ち時間や同じNPCへの再成功条件は資料によって異なります。
- Stratics「Begging FAQs」(ページ日付2004年)
- 1回のスキル使用に10秒かかるとの記録があります。
- 2022年の公式フォーラム
- プレイヤーによる実測で約11秒だったとの報告があります。
同じNPCへの再成功条件についても、
- 約1分とする記録
- 約5分経過、または別の対象へ5回Beggingを使用すると再び成功可能になるとする記録
があります。
現在のUO公式Beggingページには具体的な秒数や再使用条件は掲載されていません。
そのため、特定の秒数を厳密に待つより、複数のNPCを順番に回して待ち時間を埋める方法が実用的です。
Scroll of Transcendence
BeggingにはPower Scrollはありませんが、Scroll of Transcendence(超越のスクロール)は使用できます。
UO公式Wikiでも、BeggingはPower Scrollが存在しないスキルの例として、Scroll of Transcendenceの対象に明記されています。
高スキル帯は育成に時間がかかるため、終盤をScroll of Transcendenceで補う方法は特に有効です。
Scrollbinderを使用して複数のScroll of Transcendenceをまとめることもでき、最大5.0までまとめられます。
Scroll of Alacrity・GGS
BeggingでもScroll of Alacrity(速習のスクロール)やGGSを利用できます。
Beggingは難易度制ではないスキルのため、対象の「適正難易度」を探す必要はありません。
GGSはスキル使用に成功した場合にのみ判定され、失敗した場合にはGGSによる上昇は発生しません。
Scroll of Alacrityは15分間有効で、スキル上昇時に0.2~0.5上昇します。ログアウト中は効果時間が停止します。
Beggingは1回ごとの使用間隔が長いため、Scroll of Alacrityの効果時間中に行えるスキル使用回数は多くありません。2022年のプレイヤーからも、Beggingでは短時間に試行回数を稼ぎにくいとの報告があります。
Mythic Character Tokenを利用する
育成時間を最優先する場合は、Mythic Character Tokenを利用してBeggingを90.0にする方法も、プレイヤーから育成手段として紹介されています。
Mythic Character Token自体は、5つのスキルを各90.0に設定できる有料アイテムです。
Beggingを90.0にした後、Scroll of Transcendenceで100.0まで補う方法も考えられます。
なお、公式のUltima Store説明では「5つのスキルを90.0に設定できる」と案内されていますが、Beggingを選択できるかどうかは個別には明記されていません。
リアルマネーを必要とするため、通常の育成方法とは分けて考える必要があります。
実用性
通常のBeggingで得られる金貨は少額で、金策目的のスキルとしての実用性は高くありません。
一方で、
- HeartwoodなどのBegging専用アイテム収集
- Lanternなど特殊なアイテムのコレクション・装飾
- HalloweenのCandy Bucket
- 特別なHalloween報酬
- ロールプレイ
など、Beggingにしかない用途があります。
特にHalloween期間は、実用面でも価値が大きく上がるスキルです。
過去の主な仕様変更
| 時期 |
変更内容 |
| 2000年 Publish 2 |
Beggingを難易度制ではないスキルとして、高スキル帯の成長を改善 |
| 2003年 Publish 19 |
多くのNPCの所持金を増加し、Beggingをより有用になるよう調整 |
| 2007年 Publish 48 |
対象選択前にカルマが低下する不具合を修正。失敗時のカルマ低下量を軽減 |
| 2013年 Publish 83 |
GM Beggingが特別なTrick or Treat報酬を得る条件であることを公式に明記 |
| 2019年 Publish 107 |
Beggingによる1 gold coinが約65K相当のスタックになる不具合を修正 |
| 2026年 Publish 124期 |
Candy BucketとScreaming Sallyの交換システムが追加。Five on FridayでCandy BucketはBegging 80.0以上と案内 |
古い攻略資料には、現在とは異なる金額・待ち時間・再使用条件・アイテム分類などが残っています。
単に古いことを理由に削除せず、現在公式や後発Publish、プレイヤー検証と照合しながら、条件や時期の違いとして保存しています。
参照元・関連リンク
-
UO公式Wiki:Luck
- Trick or Treat BeggingにLuckが影響し、Beggingを行った本人のLuckが参照されることを確認。
-
パラリシャン:物乞い
- Beggingのスキル上げ、使用間隔、金額、Pitcher of Wineなどの旧来の攻略情報。
-
乞食結社
- Beggingを専門的に扱った旧プレイヤー研究サイト。
- Halloween
- 2026年Candy Bucket、Luck実測、Screaming Sally、交換報酬、過去のHalloween情報。
💬 コメント
- ハロウィンの時期だけは実用スキル -- 元乞食 (2012-09-17 15:52:07)
- ありがとうございます。追記しました。 -- 管理人 (2012-09-21 18:38:06)
最終更新:2026年10月06日 08:44