クリムガン

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クリムガン - (2019/07/23 (火) 09:00:31) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/10/22(金) 23:22:05
更新日:2023/10/25 Wed 20:30:05
所要時間:約 7 分で読めます










それは、10年前のことであった。




チェレンベル! 生きてるかぁ!?」

ア゙ァー、ナ゙ン゙ドガナ゙ァー


「上から来るぞ! 気をつけろぉ!」

ゴッヂダァ、ア゙ニ゙ヺダ



\パフッ♪/



「なんだこのくさむらはぁ!?」

トニカクハイッテミヨーズェ






せっかくだから俺はこの、
赤のポケモンを選ぶぜ。




こうしてアニヲタは、
クリムガンを手に入れた。





Death Crimgun





___________________オプション
サウンド設定 モノラル ステレオ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-ECOLE-










クリムガンとは、ポケットモンスターシリーズにブラック・ホワイトから登場するポケモンのことである。


■データ


全国図鑑No.621
分類:ほらあなポケモン
英語名:Druddigon
高さ:1.6m
重さ:139.0kg
タマゴグループ:ドラゴン/怪獣
性別比率:♂50♀50

タイプ:ドラゴン

特性:さめはだ(直接攻撃を受けた時に相手のHPを最大値の1/8削る)
  /ちからずく(技の追加効果が発動しない代わりにその技の威力1.3倍)
隠れ特性:かたやぶり(相手の特性に影響されずに技を繰り出せる)

HP:77
攻撃:120
防御:90
特攻:60
特防:90
素早さ:48
合計:485

努力値:攻撃+2


■概要


青いゴツゴツした体表と特徴的な真紅の頭部を持つドラゴン型のポケモン。
主にイワークドリュウズが掘った洞穴の中に生息しており、獲物を追いかけ回して強力な爪の一撃でしとめる。
頭の皮膚は岩より硬いらしい。

変温動物なのか体が暖まらないと活動出来ないため、定期的に太陽光を浴びて体を温める習性を持つ。
翼を持つが飛行能力は無いらしく、その翼は主に体を暖める際に太陽光を受ける面積を増やすために使われる。

色違いは頭部がオレンジになり、体が緑色になる。

ちなみに伝説を除くと初めての無進化ドラゴンタイプである。


■ゲームでのクリムガン


イッシュ地方では「リュウラセンの塔」やその周辺の草むらに出現する。
見た目強そうなコイツが急に現れた時には「なんだこのポケモンはぁ!?」と思ったプレイヤーも居るだろう。

……洞穴に住んでいなかったり、この辺りは雨が降りやすくて日向ぼっこがしにくかったりと設定に思いっきり矛盾があるが気にしてはいけない……。
ちなみに冬は草むらに出現しなくなる。

オノノクスには最終的な種族値やルックスで見劣りするため主力として使う人は少ないかもしれない。
ただ無進化なので即戦力になる点では勝る。

トレーナーではソウリュウシティジムリーダーアイリス(ホワイト)、シャガ(ブラック)が先発で使用するほか、
イッシュ地方チャンピオンアデクも使用する。

XYではチャンピオンロードに出現する。
四天王ドラセナが使用する。

ORASでは流星の滝の深部のエリアのポケモンサーチで出現するが出現率は低め。 


■対戦でのクリムガン


オノノクスと同じく珍しい単ドラゴンタイプ。
高い攻撃力を持ち耐久もそこそこだが素早さは鈍足な重アタッカー。
かつてはドラゴンタイプ最鈍だったが、現在ではもっと遅いドラゴンタイプがいる。

強力なポケモンが多いドラゴンタイプの中ではクリムガンの種族値はかなり低い。
合計種族値485は進化前ポケモンを除けばドラゴンタイプワースト1。特に同じ単ドラゴンであるオノノクスに特殊耐久以外全て負けている。

その配分も防御と特防は90と高めだが、HPの低さのせいで耐久力はさほどない。
何よりも対戦で弱点を狙われやすいドラゴンにとって、鈍足なのは致命的な弱点。
無論、ドラゴン同士の戦闘でもかなり弱い。

このように種族値はかなり残念なため、ドラゴンタイプ最弱と言われることもある。
反面、サブウェポンや特性には優秀なものが揃っている。

攻撃技は3色パンチに始まり、「ふいうち」「じしん」「ばかぢから」「いわなだれ」「がんせきふうじ」と範囲が広く優秀な技が揃う。
ドラゴンの天敵であるフェアリー対策の「ダストシュート」「アイアンテール」も使用可能。

タイプ一致技は「げきりん」「ドラゴンクロー」「ドラゴンテール」から選択。
が、ふいうちと噛み合わせられるのが低火力の「ドラゴンクロー」位なのが歯がゆい。
そして何故か「ドラゴンダイブ」や「ダブルチョップ」は覚えられない。

補助技は「へびにらみ」「ステルスロック」「ほえる」「よこどり」等を使用可能。
ちなみに体温調節の為の立派な羽があるが「はねやすめ」は覚えません。

「ちからずく」はヒヒダルマニドキングを見ても分かるようにアタッカーにとって強力な特性。
三色パンチや「いわなだれ」等汎用性の高いサブウェポンの威力を強化できるのは嬉しい。
特に「ダストシュート」は威力156にもなり、「たつじんのおび」があれはHP252振りマリルリも高乱数一発。

くりむがん♀『人生には時に力ずくて押し通ることも必要なんだよ!』

ただ、やっぱり一致技に特性が乗らないのは痛い。せめて、せめてドラゴンダイブでも覚えてくれたら……。

「さめはだ」は「ゴツゴツメット」と合わせて接触技を受ければ相手のHPを1/4、メガガルーラなら58%も削れる。
「ねこだまし」読み等でぶつけられると非常においしい。
種族値で上回るガブリアスでも同じことができるが、単タイプである分、不一致「れいとうパンチ」等にはこちらの方が強い。
特にこの型では「へびにらみ」「ほえる」等の補助技が重要となるため、その意味でもガブリアスとは違った動きが可能。

夢特性は「かたやぶり」。
ドラゴン単タイプの「かたやぶり」持ちにはオノノクスもいるが、これも豊富な技で差別化できるため、劣化にはならない。
特に「マジックミラー」に「ステルスロック」「へびにらみ」「ほえる」を撃てるのは他のドラゴンに出来ない芸当である。

…と、細々と個性を作っていたクリムガンに遂に制裁と言う名のとばっちりが。

  • 麻痺の効果が1/4→1/2に弱体化。麻痺らせて抜ける相手が減る。ボルトロスのとばっちり
  • ふいうちの弱体化。先制火力が落ちる。加えて先制無効特性・フィールドの追加。ガルーラのとばっちり
  • さめはだの仕様変更。鮫肌ダメージで同士討ちした場合こちらの負けに変更。ガブリアスのとばっちり
  • Zワザの登場。さめはだ効果無しに加え、今まであった「サブウェポンの火力」と言う特徴が希薄化
  • フェアリー大増殖。ダストシュートがあっても圧倒的不利。まずこっちの速さが足りない。

おっそろしいまでの圧倒的向かい風しかも半分は強ポケのとばっちり
あまりにもクリムガンにとって酷すぎる環境が出来上がってしまったのである…。

一応、高めの攻撃種族値とちからずくによる様々なサブウェポンの同時強化、かたやぶり持ちかつ補助技が豊富、さめはだで4倍弱点なし…と差別化できる要素自体は少なくはない。
しかし具体的にクリムガンでなければできない戦術は乏しい……。
元からクセが強いポケモンだったが、更にクセが強くなってしまった。
使い手次第で強くはなれるが、相当上手く立ち回らなければサンドバッグにされる。

結果的に第7世代環境では主流だったわんぱく物理受け型が減少し、性格ようきで素早さに振る型が登場している。
素早さ種族値が48あるので、最速にすればへびにらみを決めることで145族まで抜けるようになる。
また、がんせきふうじ1回でも最速98族まで抜くことができる。
行動機会を確保する手段はそれなりにあるため、立ち回り次第ではそれなりに活躍できるだろう。
まあ、それなりで環境生き残れれば苦労はしないわけだが


■アニメでのクリムガン


変な見た目でありながら何故かやけに優遇されている(特にBW編ではその傾向がやや強かった)。

何気にサブタイに名前が3回も使われており、しかも登場した際にはガブリアスカイリューに次ぐ強いポケモンとしての扱いが殆ど。

BW編27話では初登場かつメイン回であり、アイリスのキバゴと対決した他、共闘もしている。

BW編101話ではなんと本来ゲームではシャガのエースであるオノノクスを差し置いてこいつがエースとして登場するという好待遇っぷり。
アイリスのカイリューを打ち破っている。

BW編136話では色違いの個体が登場。ロケット団の装置によって暴走するが、イブキの説得で暴走は収まり、イブキにゲットされた。
この色違いの個体は特別編の144話で再登場。なんとこの回でもアイリスのカイリューを打ち破っている。

…はっきり言ってゲームでの地味さが嘘のような優遇ぶりである。
一応噛ませ犬だった事や(BW編71話)や、悪役ポジションだったりする事もXY編107話、132話、133話)ある。
それでも作画がしっかりしているため、スタッフか誰かにこいつのファンがいるんじゃないかと思えてしまう。




せっかくだからこの赤い頭のドラゴンを選ぶぜ! と豪語するトレーナー達よ、クリムガンの意外なスペックを見せつけてやれ!
上手く使えば君を勝利へとみちビクッ!


顔を真っ赤にしながら追記修正をお願いします。

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