トウキ(ポケモン)

登録日:2012/04/18(水) 17:25:42
更新日:2025/05/15 Thu 23:13:31
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世界のビッグウェーブが俺を呼んでいるぜ!!







ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター。
初登場は『ルビー・サファイア』。



◆概要


ムロタウンのジムリーダーかくとうタイプを使用する爽やかな雰囲気の青年。
海辺の町のジムリーダーの為か、趣味はサーフィン。

通称「格闘ビッグウェーブ」。
キャラ設定等だけではみずタイプ使いと勘違いしてしまう人もいるかも知れない。
なんて言うか…マキシと専門タイプを入れ換えた方がしっくりしないこともない。

一人称は僕だったりだったりと安定しない。

『エメラルド』ではツツジからトウキと関わりがあるかのような話を聞けることがある。

リメイク版の『オメガルビー・アルファサファイア』では地味ながらイケメン度がアップ。
頭にはゴーグル、手にはトレーニング用の指貫グローブ、履物はサンダルに変更となり、サーファーらしさを感じるビジュアルになった。
また、ジム戦を申し込む前はスクワットをして挑戦者を待ち受けており、スポーツ好きのポケモンジムのリーダーらしさを感じさせる。



◆ゲームでのトウキ


使用ポケモン

【ルビー・サファイア】
  • ワンリキー ♂ Lv.17 からてチョップ/ちきゅうなげ/にらみつける/ビルドアップ
  • マクノシタ ♂ Lv.18 つっぱり/はたきおとす/すなかけ/ビルドアップ

【エメラルド】
  • ワンリキー ♂ Lv.16 からてチョップ/けたぐり/ちきゅうなげ/ビルドアップ
  • アサナン  ♂ Lv.16 きあいパンチ/リフレクター/ひかりのかべ/ビルドアップ
  • マクノシタ ♂ Lv.19 つっぱり/あてみなげ/きしかいせい/ビルドアップ
    (オボンのみ)

【オメガルビー・アルファサファイア】
  • ワンリキー ♂ Lv.14 からてチョップ/ちきゅうなげ/にらみつける/ビルドアップ
  • マクノシタ ♂ Lv.16 つっぱり/はたきおとす/すなかけ/ビルドアップ


かくとうタイプの使い手の為、スバメラルトス等を捕まえて育てていれば比較的楽に勝利できる。

…と言いたいところだが、この時点ではこちらの攻撃力が足らずに、効果抜群の攻撃をしても耐えられて手痛い反撃を食らうことも。
特にスバメはかくとう技が等倍かつ紙耐久であるため、無策に攻めると返り討ちに会いやすい。

また、こちらの戦力がまだ不足気味なこの序盤において、攻撃と防御を同時に高める「ビルドアップ」はかなり驚異的であり、何度も重ねられるとあっという間にこちらを壊滅させられてしまう。

かくとう技を1/4で受けられ、それぞれ「かぜおこし」/「ねんりき」で弱点を突けるアゲハントドクケイルなら比較的有利に戦える。ただし、ワンリキーの「ちきゅうなげ」は相性関係なしで固定ダメージを与えてくるので注意。


『エメラルド』ではアサナンが追加されて手持ちが3匹となる。
特筆すべきは、覚えている技が『ルビー・サファイア』とは比べ物にならない程強化されており、エメラルド最初の鬼門として立ちはだかる

新たに加わったアサナンはまだ序盤の2つ目のジムにも拘わらず、威力150の「きあいパンチ」を放ってくる。さらに特性『ヨガパワー』で攻撃力2倍になっているため、食らえばひとたまりも無い。
幸い覚えている攻撃技はこれのみなのでひたすら攻撃を繰り返せばダメージを受けることはないのだが、厄介なことにダメージを半減する2種類の壁まで覚えているため体力を削るのにも一苦労する。

そして切り札のマクノシタも威力70の必中わざ 「あてみなげ」 と体力が少ないほど威力の上がる 「きしかいせい」 を使うようになる。
この時点で威力70は十分強力であり、加えて「すなかけ」や「フラッシュ」で命中率を下げる戦法が通用しない。これに「ビルドアップ」を重ねられるとますます手が付けられなくなる。
そして「残り体力あとわずか…あてみなげは後攻だから先手を取ってやっと勝てる…!」と思ったところに絶望の「きしかいせい」で初見プレイヤー心を折ってくる鬼畜コンボをしてくる。

全員未進化ポケモンだが2番目ジムとは思えない強さを誇るため、タウン到着してすぐにジムに挑んだ段階だと間違いなく返り討ちに会う。しっかりとレベルを上げて挑みたいところ。

…とまぁここまで散々強さを説明したのだが、実はエメラルドでの相手の技構成を見ればわかるのだが、覚えている攻撃技は全員かくとう技のみ。なので付近の石の洞窟で出現するこいつを使えば簡単に完封可能なのは内緒。ただしルビーのみ出現しない。

ちなみにここのジム戦は『ルビー・サファイア・エメラルド』では後回しにすることが可能
RTAにおいても先にテッセンアスナを倒して挑むチャートが主に取り入れられている。


リメイク版の『OR・AS』では技構成はリメイク前と同様だが、石の洞窟でダイゴに会うために先にジム戦が必須になった影響かレベルがかなり低下している。
今作では図鑑サーチで序盤から強力な技を覚えたポケモンを入手できるうえ、学習装置をONであれば必然的にこちらのレベルも上がっているため、苦戦する要素はほとんどないと思われる。


勝利するとナックルバッジわざマシン08「ビルドアップ」が貰える。



【エメラルド・再戦時(強化最終段階)】
  • サワムラー ♂ Lv.46 きあいパンチ/メガトンキック/じしん/ビルドアップ
  • エビワラー ♂ Lv.46 スカイアッパー/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/まもる
  • カイリキー ♂ Lv.48 きあいパンチ/クロスチョップ/いわなだれ/ビルドアップ
  • チャーレム ♂ Lv.48 きあいパンチ/サイコキネシス/リフレクター/ひかりのかべ
  • カポエラー ♂ Lv.50 トリプルキック/カウンター/おいうち/まもる
  • ハリテヤマ ♂ Lv.52 きあいパンチ/じしん/ねこだまし/はらだいこ
    (オボンのみ)

エメラルド版のみ再戦が可能。
再戦するたびに手持ちが強化され、再戦4回目で以上の強化最終段階となる。
なお、再戦時の戦闘は全てダブルバトルになる。

かくとうタイプの数があまり多くなかったためか、手持ちが四天王シバと被りすぎてしまっている。
因みにシバとは共に修業をした仲らしい。
なお格闘家でサーファーだがニョロボンは使わない。



◆アニメでのトウキ


CV:喜安浩平

ゲーム同様ムロタウンのジムリーダー。
今時の若者といった雰囲気の青年で、サトシの挑戦をサーフィンを理由に断ったりしていた。そのためサトシは後述のようにただ遊んでいるばかりのジムリーダーだと舐めていた結果惨敗し、その後10話以上の特訓をしている。
軽薄そうな感じだが、根は真面目。サーフィンもただ遊びでやっている訳ではなく、トウキなりの修業だった。
それゆえ実際のバトルではサーフィンで鍛えたバランス感覚で相手の攻撃を受け流す戦法を取る。
また、サトシが遊んでばかりいるジムリーダーだと思ったと発言した時にも、笑って許したりと寛大な所もある。
サーフィン用語と思われる単語を混ぜて話していた。
弟子にバトルガールのシノブがおり、ゲームでも同名のモブキャラクターが登場している。(ほぼ確実に本人)



ポケットモンスターSPECIALのトウキさん


こちらでもサーフィンをこよなく愛するジムリーダー。
ホウエンジムリーダーの例に漏れず会議では、ただ海が好きだからと単純な理由でアクア団を支持してしまう。
海水面が上昇したら真っ先にムロが水没しそうなものだが…。
しかし最終決戦ではシバから伝授された剛の奥義でマグマ団三頭火の一人、ホカゲを倒すという大金星を挙げ汚名返上に成功した。
柔も剛もどっからどうみても思いっきりぶん殴ってるだけなのは内緒だ!
ちなみにイメージでシバが登場している。



◆余談


イケメンなキャラクターではあるものの、他のホウエン男性キャラに個性的な連中が多いためイマイチパッとしない。

前述の通りリメイク版ではイケメン度がアップし、かくとうタイプ使いのジムリーダーらしさを感じさせるようになったものの、
ジム戦に勝利後、「友人のダイゴが町外れにある石の洞窟の話を聞き、喜んで走って行った」と言う趣旨のセリフを言うため、トウキのイケメンぶりよりもダイゴの残念なイケメンぶりのほうが目立ってしまっている。

二次創作では上記のシバとの絡みを扱われることが多く、色々な方面でネタにされる。この組み合わせは東芝などと呼ばれている。
一方でリメイク版では再戦がないため手持ちでシバとの大きな差別化は出来なかった。

ツツジとのカップリングも一部では人気だが、『ルビー・サファイア』発売直後はスポーティな雰囲気からかアスナとの組み合わせが人気だった様子。
『OR・AS』特別体験版ではランダムで登場し、ツツジから体の鍛え方についてのアドバイスを行っている。

更に、『OR・AS』ではジムリーダー・四天王全員に何らかのサブイベントが用意れており、トウキの場合はルチアの同期で(自称)ライバルであるカズラを探してコンテストライブの会場に現れると言うイベントになっている。
カズラはトウキに師事しており、ポケモンと一緒に自分の体も鍛えているようだ。

ただ、このイベントはコンテストライブの全マスターランクを制覇する必要があり、割と手間がかかる上、カズラを初めとする他の連中が目立ちすぎているため、トウキの印象は薄い。
マッチョだが爽やか系イケメンと言う良いキャラなのに、サブイベントでも目立たないのは少々気の毒である。





wiki篭りの才能はいつの日か大きな波となってアニヲタ達の間に驚きの追記修正を巻き起こすだろう!

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最終更新:2025年05月15日 23:13