登録日:2011/04/18 Mon 21:40:57
更新日:2025/04/13 Sun 19:45:19
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他を寄せつけない体力・知力・狡猾さをも持ちあわせ、玩具でのテックスペックも大体は最上位に設定される。
武装は反物質エネルギーを発射する右腕の融合カノン砲と、左腕から展開するエネルギーの鉄球エナジーフレイル。また初期の頃は背中の砲身(玩具では脇腹に固定)を使用した事も。あとザ・ムービーの素手ビームサーベルと素手ハンドガン。
いわゆる独裁者で軍の全指揮権は彼が持っている。
元来力がありながらその纏まりのなさからそれを活かせないでいたデストロンを、その圧倒的な力で纏めあげた。
荒くれ者の集まりであるが故に
彼の地位を狙う者も少なくない(特にスタスク)が、そんな彼らの裏切りすらなんだかんだで許容する器の大きさから彼を慕う者も少なくない 。
また、いつもに比べてやけに安全運転な
スタントロンを警戒したスタースクリームに「
そうではない、大事な積荷を傷つけまいと奴らなりに気を遣っておるのだ」と言ったり、部下が功績を挙げればたとえそれが3話に1回は裏切るスタースクリームであっても素直に認めて褒めてやるなど、善人じみた面も目立つ。
更に、リーダーでありながら最前線に立ち直接作戦を指揮したり、利害が一致さえすれば宿敵である
コンボイとの共闘すらためらわない。
彼の座右の銘は上の見出しの通り。
単純な悪ではなく彼なりに平和を目指しているのだ。
このような点からファンからは「理想の上司」「慈愛大帝」とも呼ばれ、上司にしたいトランスフォーマーランキングでも1位に輝いた。
…といっても、地球上で必要以上の破壊を行わないのは「人間を取るに足らない生き物と見下している(=殺すためにわざわざエネルギーと時間を割くのは無駄だと思っている)から」というのが大きい。
事実、人間を「殺した」事こそなくとも「殺そうとした」事なら劇中何度もあるし、加えてエネルギー強奪のために人間を奴隷化したり、果ては地球そのものが壊滅するような作戦を立案する事も少なくない。
また宿敵であるサイバトロンに対しても、モブ兵士を率いての非戦闘員の虐殺やロボスマッシャーによる一般市民の洗脳、伝染病を利用したパンデミックといった非道も普通に働く。
ザ・ムービーでは「素手で捻り潰してくれるわ」と言いつつ途中から凶器を使ったり、セイバートロン星の掟に則った決闘でズルをするなど小物なところもある。
そして、部下に優しいというのも必ずしも正しいわけではなく、スタースクリームのことを何度も見捨てたり不必要に煽っては逆襲に合っているし、
アストロトレインやビルドロン部隊といった部下の尽力があって助かったのにもかかわらず、いざという時は自分の命を優先したりしている。
ザ・ムービーではユニクロンの命令に従わないと言いつつ始末を宣言され、(相手が悪すぎたのもあるとはいえ)哀れっぽく命乞いを始めるなど、自分の命に対する執着は異常とも言える。
よって、この慈愛ネタはあくまでも「ネタ」として捉えておくのが良い、というかネタで騒がれていたのがいつの間にかそう認識されることになったのである。
実際、玩具展開の都合上部下を粛清できないだけで、その制約が緩んだザ・ムービーでは(ガルバトロンになったとはいえ)
容赦なくスタースクリームを粉微塵にしていることからもわかる。そのガルバトロンもTVシリーズでは一部を除き許しているが。
公式では
弱点はないとされるが、部下を原則恐怖政治と悪目線におけるカリスマで統率しているため、自主性が薄い部下ばかりが育っていることと、
そんな感じなため自主性があったらあったで平気で裏切ってくる部下が多いこと。
また、作戦の立案には慎重を期す一方で、思い通りに事が進むと有頂天になって部下の話を聞かなくなりがちになることも往々にしてある。
これにより失敗した作戦も少なくなく、自業自得で死にかけたりもしているので、独善的な姿勢は彼の弱点の一つだといえるだろう。
何より、決断力のあるコンボイとの相性の悪さもある。彼の仲間を思う心や人間を慕う気持ちから生まれた行動力に負けることもしばしば。
また、先の通り自分の命優先なため、一時の命惜しさで見捨てた結果、せっかく掴んだグリムロックの信用を失ったり、
コンボイの計画を見破ることもある一方、長年の付き合いということもあってかコンボイに計画を見透かされて単身先回りされ失敗、などということも。
タカラの玩具「ミクロマン」に登場する「ガンロボ ワルサーP-38」の流用であるためワルサーP-38に変形する。
後のターゲットマスターや
アームズマイクロンのような武器になるトランスフォーマーのはしりと言える。
この時自身では動けなくなるため、彼を握る射手を必要とする。それでいいのか悪の大ボス。
しかもアメリカの世情の変化もあり、銃に変形するメガトロンは原則このG1限定となってしまい、リメイク玩具等では再現されづらくなった。
結果、融合カノン砲と相性のいい戦車変形がデフォとなっていく。
主な射手は
スタースクリームや
サウンドウェーブ、そして最大の
ライバルであるコンボイ。
たまに自力で撃っているが突っ込んではいけない。というかOPに毎回一人で撃ってるシーンがあるので射手が必要という印象が薄い。
変形するとサイズが小さくなるが、ラジカセに変形するサウンドウェーブも縮小したり、逆にスペースシャトルに変形するアストロトレインが巨大化することから、変形モチーフによっては拡縮できる可能性もあるのかもしれない。
前述した通りスタースクリームには事ある毎に裏切られるが彼は怒りながらも最終的には許している。
これは一種の恒例行事と見られており、3話ではスタースクリームがメガトロンに銃を向けても他の面子は通常業務に勤しんでいた。
【G1ガルバトロン】
『ザ・ムービー』においてデストロンから放逐された彼が
ユニクロンの力でパワーアップした姿。
SFレーザー砲台に変形できる。
武装は右腕のSFガンと呼ばれる火器で、フルパワーで撃てば小惑星くらいなら粉々に出来る他、推進器代わりに使う事で高速移動も可能なスグレモノ。
元々は玩具展開「スクランブルシティ計画」の際ダイナザウラー基地の指揮官と
ウルトラマグナスのライバルキャラを兼ねた
メガトロンの部下「要塞参謀」として登場する予定で色もメガトロンを踏襲したグレーの色彩だったが一方でアメリカでは『ザ・ムービー』が秘密裏に制作されていた為玩具の開発に当たったタカラにはごく僅かな情報しか公開されておらず、実際に公開された映画では紫を基調としたカラーリングに変更されタカラの開発チームは困惑したという。
『ムービー』の時はまともだったが、『2010』にて戻ってきた際にはユニクロンの呪縛による後遺症から頭脳回路に障害がでてキチ○イと化す。
結果、冷酷かつ苛烈でありながらも狡猾で老獪だったメガトロン時代とは打って変わって、凶暴かつ直情的な性格となった。作中の台詞もほとんどが怒鳴り声。
少しでも気に入らない事があれば部下を恫喝し、時には躊躇なく暴力を振るう。また『ムービー』でスタースクリームを処刑したのが契機か、裏切りにも容赦が無くなり、軍を離反したオクトーンに対し(見せしめも兼ねた)抹殺命令を下している。
加えて、これに「物事が上手く進むと有頂天になりがち」な悪癖が相乗し、部下の陳言や支援を突っぱねて事態を悪化させたり、またパワーアップしているにもかかわらず視野狭窄からサイバトロンに良いようにあしらわれる場面も少なくない。
とはいえ、ユニクロン戦争での敗退後に士気も統率もガタガタだったデストロンを曲がりなりにも組織として立て直したのは事実であり、かつての手腕や頭脳は完全には失われていない様子。
【劇中の活躍】
●「
トランスフォーマー ザ・ムービー」
冒頭で部下と共にアイアンハイド、ラチェット、プロール、ゴングを抹殺し、サイバトロンシティを襲った後コンボイとの一騎討ちに臨む……
のだが、
- 素手で捻り潰すと言いながら武器を使う
- 命乞いをして騙し討ちする
- ホットロディマスを人質にとる
…など卑怯な手を使い、コンボイに瀕死の重症を負わせる(コンボイはその後死亡)も、戦いそのものはコンボイに裏拳一発でK.O.負けという散々な結果に終わる。
その後セイバートロン星への帰還の際アストロトレインから荷を軽くする要求に「元気なものが生き残り弱いものは切り捨てる」と答えたビルドロンの案を採用したスタースクリームにより、宇宙空間に捨てられてしまう……。
一応この時のスタースクリームの行動は筋は通っており、(成り行きでメガトロンを追い落とせて内心ほくそ笑んではいただろうが)正確には裏切った訳ではない。
この時部下は誰一人、あのサウンドウェーブにすら止めようともせず見捨てられてしまうが、上記のように卑怯な手を散々使いながらも負けたメガトロンに対する失望が大きかったものと思われる。
そして当の本人は負けた事を頑なに認めず、「コンボイなど素手で捻り潰してやったわ!」とバレバレのウソをつく情けない有様。(これには千里眼で全てを見ていたユニクロンも呆れて『誇張するでない!』とツッコミを入れている。)
メガトロンはもうこの時既に今までの求心力を失っていたのかもしれない……。
が、漂流の後ユニクロンと邂逅、前述した通りガルバトロンとして転生する。
同じく転生した新たな部下を引き連れ、ニューリーダーとなったスタスクを処刑、その後パワーアップの条件としてユニクロンに命令されたマトリクス破壊のため
ウルトラマグナスを破りマトリクスを奪う。
それで調子に乗り、逆にユニクロンを支配しようとしたところユニクロンの逆鱗に触れ結果的にセイバートロン星に壊滅的な被害をもたらした挙句ユニクロンに食べられてしまう。
ユニクロン体内ではホットロディマスに打倒ユニクロンのための共闘を提案するがユニクロンに操られロディマスに襲い掛かる。が、マトリクスを手にした新たな司令官
ロディマスコンボイに敗れ、宇宙の彼方へぶっ飛ばされた。
●「
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」
5年間(原語版では1年)
溶岩風呂で入浴していたところを忠臣のサイクロナスに救われデストロンに復帰。
しかし前述したように狂っており、メガトロン時代のような落ち着きや狡猾さは見る影も無くなり、一度気分を害すれば敵はおろか味方すら破壊する危険な性格になっていた。
その有様にデストロン兵士たちは公然と不満を口にするようになり、中には「こんなリーダーにはもう付いていけない」とデストロンを離反してしまった者までいるほど。
そしてその被害に一番悩まされたのは他でもない
No.2のサイクロナスである。
だが初代からの腹心であったサウンドウェーブは信頼しているのか彼に対してだけは暴力的にならず、負傷した際は手を貸して共に離脱したり、サウンドウェーブの発案にのったりとメガトロン時代の落ち着きを見せていた。
サイクロナス本人も元を正せばサウンドウェーブと同じ初代からの腹心である
スカイワープなだけに、尚更不遇なサイクロナスである。
(ただし、第18話「セイバートロン星の吸血鬼」にてガルバトロンはスカージなどを生贄にしてまで逃げようとしたのにもかかわらず、サイクロナスが1度吸血鬼に襲われていた時は、ガルバトロンが攻撃をして助けているなど、ガルバトロンはサイクロナスに対してもある程度大事にしているようではある。)
終盤にはマトリクスの光によって宇宙ペストを治療されると同時にかつての理性を取り戻し、復活して宇宙を救ったコンボイと握手をして物語を締め括る。
その後の展開はG2までは国内と国外で異なる。
《日本展開》
●「
トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」
頭脳も幾ら回復したらしく、サウンドウェーブの死に泣き崩れるなど、真っ当な情緒も見せていた。
一人称は「俺」も使うようになった他頭が弱点という設定にされている。またデストロンで唯一の、カウンターパンチがスパイだと気付いた存在となった(それを確信した直後に倒されたので他メンバーには知られなかったが)。
スコルポノックの手によりセイバートロン星が爆破されると知った時は慌てて止めに行くも間に合わず爆発に巻き込まれ、しばらくの間行方不明になる。
後に無事帰還して「グランドガルバトロン計画」を計画するも失敗、最終的に氷山の中に消える。
彼の最後の登場回「氷山に消えた破壊大帝」の台本表紙には直前に死亡したウルトラマグナスと共に白いローブと天使の輪を纏い天に召されるガルバトロンと泣きながら彼等を見送るサイクロナスが描かれているとかなんとか......
●破壊大帝スーパーメガトロン(リターンオブコンボイ-ザ☆バトルスターズ-)
謎の帝王ダークノヴァの力でスーパーメガトロンとして復活した。容姿が若くなっている。
ガンジェットに変形する。
人間を食べて力にする等より凶悪になり(下記参照)、同じく復活したスターコンボイと死闘を繰り広げる。
何故か額に「SM」と書いてあるのがネタにされる。
後の『トランスフォーマーアニメイテッド』のメガトロンのデザインベースとなる。
※画像は当時、児童誌で企画されていた『トランスフォーマーテレフォン』より。なお答えてる本人は至って真面目な様子
●最強破壊大帝ウルトラメガトロン
スーパーメガトロンの進化形態。飛行重戦車に変形する。
《海外展開》
●「
トランスフォーマー ザ・リバース」
こちらでは日本展開の物より更に知能が回復したように見られ、メガトロン時代と同様にむやみに部下に対して罵詈雑言や暴行を加えることはなくなり、話を聞くようになっている。
そしてこちらでは行方不明にはならず、再び全宇宙の支配者になることを宣言した後にどこかへと去った。
●「トランスフォーマーG-2」
戦いの末に悪の心をなくし、サイバトロンとも和平を結んで戦いに終止符を打った…筈だったが、平和の使者として送った部下を地球人に殺害され、激怒したメガトロンはロボット生命体以外の「人類を含む生物」は全て敵とし、
地球を征服しようとし、追いかけてきたコンボイも一度は破壊する。
しかしコンボイは…
この時の彼は
戦車に変形するがライバルのように特別な名前を持たない。
デザイン自体は『ビーストウォーズⅡ』のメガストームにそのまま流用された。
●「
ビーストウォーズメタルス」
千葉トロンが蜂起した真の理由が、ゴールデンディスクにG1メガトロンが遺したメッセージに基づいたものだと明かされた。
G1メガトロン本人もテレトラン1内部で休眠中の状態で登場しているが、設定上はビースト戦士たちの生まれた時代では行方不明扱いらしい。
因みに千葉トロンはG1メガトロンの末裔を名乗っている。
この時の声優は
日本語版が
高木渉、原語版はゲイリー・チョークである。
●「キスぷれ」
『ザ・ムービー』でロディマスに投げ飛ばされた後に
東京に落下し、地球人とトランスフォーマーと関係悪化の種を作っていたことが判明する。
第1部終盤で再び宇宙に放逐され、『2010』に続くことになる。
【玩具】
メガトロン時代はニューミクロマンの「ワルサーガンロボ」の流用。
こちらは新規パーツ追加などの仕様変更をしながら何度か復刻発売されている。最近だとDOTM版メガトロンとのセットで発売したのが新しい。
まるで立体パズルかの如く複雑かつ高難度な変形機構となっているが、その分拳銃モードとロボットモード共にプロポーションは優秀で、今なお傑作玩具としての呼び声が高い。
一方ガルバトロンは、モチーフ無しオリジナル新規デザインの光線銃(+砲台)だが、時代を差し引いても劇中との差が激しい…というか別物。
さらに情報の混乱により一部CMや書籍などで、メガトロンの子分で肩書きが要塞参謀となっている。
まあ出来が微妙なのは2010の玩具全般に言えるが……。
トランスフォーマーシリーズにおいて、メガトロンの名を持つキャラは多いが、銃に変形するタイプは少なく、戦車や戦闘機が多い。
この為、G1メガトロンのリメイクが絶望視されていた時期もあったが、前述したヘケヘケやMPは銃タイプである。
尚、銃変形が少ないのは、乗り物や動物型と違って、移動手段に困ることや後述の規制が大きいのだろう。
その後の国内のいわゆるクラシックラインと呼ばれるリメイクラインではユナイテッドでヘケヘケの色替えのアースモードと海外でGenalationsとして発売されたセイバートロンモード、G2メガトロンが発売された。
ジェネレーションズではメトロプレックスと絡ませられるメトロマスタークラスとしてスタースクリームとセットで登場。なおこのTOYはデザインがアメコミの「MEGATRON ORIGIN」版に近いのがポイント。またステルス機に変形するメガトロナスもオライオンパックスとのセットで発売された。このセットは2大リーダーのかつての姿を再現しており、すぐに対決させられるのが魅力である。
海外で展開された「コンバイナーウォーズ」でもリーダークラスで発売された。
日本では「トランスフォーマーレジェンズ」として発売。
こちらは戦車にトランスフォームするがロボモードのスタイルがG1アニメ版にかなり近い。海外では同月に
メガトロン(マイクロン伝説)が頭部変更、カラー変更のリデコ品として発売された。隠しギミック扱いだがなんとマイクロン伝説のショックウェーブと合体できたりする。これにはクワガタンクも大喜び!
また、コトブキヤからD-styleで
プラモデルの発売も決定。表情を変えられる差し替え顔パーツやエナジーメイス、コンボイやスタースクリーム(製作が決定されている)に持たせることが可能なメガトロンガンも付属する充実した仕様になるようだ。
キュートランスフォーマーシリーズでもコンボイと共に発売決定。
「トランスフォーマーシージ」ではサイバトロンモード、「アースライズ」「キングダム」ではアースモードでリメイクされている。
いずれも変形モチーフは戦車であり、シージとアースライズはボイジャークラス、キングダムはデラックスより小さいコアクラスである。
ガルバトロンもヘケヘケ(海外ではUNIVERS)で発売されている。
当初は3段変形し、大きいボイジャーサイズの予定だったが何故かデラックスサイズに縮小されてしまった。ヘケヘケにある4本足になる謎ギミックはこれの名残。
「コンバイナーウォーズ」「ユナイトウォーリアーズ」ではガルバトロナス(海外版)及び怨霊破壊大帝グランドガルバトロン(日本版)が登場。
サイクロナスがガルバトロンの10回忌として一人で北極に訪れた際、ガルバトロンの霊体から啓示を受け、更にはユニクロンの協力を経て着手、ユニクロンが
異なる世界から復活、召喚させた者を含む
曰く付きの面々で構成されている。
今度こそサイクロナスのメンタルが心配である...かと思いきや「ユナイトウォリアーズオフショット」では溶岩風呂特訓でのぼせるスラストや逃げ出そうとしたスタースクリームに活を入れている。
スクランブル合体可能で、合体後の顔がガルバトロンのものになる。
日本名は「ヘッドマスターズ」の「グランドガルバトロン計画」が元ネタ。
「タイタンズリターン」「レジェンズ」では3弾変形するうえにヘッドマスターになったガルバトロンが登場。
「トランスフォーマーキングダム」でもボイジャークラスでリメイクされた。ヘケヘケぶりの「普通の」ガルバトロンである。
が、その後海外版「レガシー」で汚し塗装なしのガルバトロンが実質的な再版という形で登場し「ジェネレーションセレクト」では要塞参謀カラーが、「スタジオシリーズ86」では若干青くリカラーされたものが登場するなど海外ではかなり使い回されている。
【余談】
アメリカでは子供向け玩具を出す時に「リアルな銃そっくりな玩具は出してはダメ」「出すなら派手な色にしてから出すこと」という制約がある。
その為、G1放送時に発売された玩具はワルサーP38の銃口にオレンジ色のキャップを付けられている。
G2メガトロン以降モチーフに戦車が選ばれているのもこの影響で、昨今はこの手の玩具銃規制を逆手に取り「実銃に玩具銃を模したガワを被せる偽装パーツ」なども
アングラの犯罪者向け用途で出回っている為、余計に元の実銃モチーフでは出し難くなりつつある。
一応、米国外で既に出回っているG1メガトロンをアメリカに持ち込む分には問題ない、という話ではあるらしいがはてさて。
銃形態に変形するUNIVERSEメガトロンはアニメからかけ離れた紫と緑主体のカラーとなり、EZコレクションに相当するレジェンドクラスメガトロンも銃口がオレンジに塗られている(どちらも日本投入に際してアニメ本編のカラーに色替えされている)。
追記を通じての修正を!
- 2010の5~7話で裏切ったブリッツウイングやオクトーンが、後の話で普通にデストロンとして活動してるところを見ると(オクトーンはヘッドマスターでだけど)、ガルバトロンになって凶暴化しても、妙に裏切りに寛容なところはまだ残っていたのかな -- 名無しさん (2017-12-22 18:38:58)
- ↑二人とも離反後は2010劇中じゃ全く喋ってないし、単なる作画ミスの可能性が -- 名無しさん (2017-12-22 18:59:34)
- しょっちゅう地球を破滅の危機に追いやるメガトロンがエコ大帝というのもネタ -- 名無しさん (2018-03-12 18:31:42)
- 本当に非道なリーダーは優秀な新しい部下を見ればそれまでの部下は処刑する。でもG1メガトロンはナイトバードを見ても(失敗続きの)スタースクリームを現役引退させようとしただけ。そしてあの後、次の回も生きているスタースクリーム。 -- 名無しさん (2018-07-07 17:46:06)
- 結局G1メガトロンって最期はどうなったの?G2とか記載してるサイトはイロイロ有るけどどこも「人間を恨んで再び悪に染まった」までしかかかれてない・・ -- 名無しさん (2021-03-24 11:24:38)
- ↑そこらへんはぼかされてるんじゃないっけ? ビーストの設定だと現在は行方不明になってた ちなみに正史かはわからないけど、レジェンズではアンゴルモアエネルギー浴びて暴走して地球を破壊し尽くして、人類は地球から逃げて行って、TFも地球を去って行って、無人になった地球はガイアと呼ばれる様になって、後にBWセカンドの舞台に… -- 名無しさん (2021-04-12 03:36:01)
- メガ様はいいところをピックアップすれば確かに理想の上司だけど、それは「本来なら烏合の衆になりかねない荒くれ者をまとめあげてそのトップに立つ腕前」のことであって、「計算なしの慈愛」というわけではないんだよなあ… スタスクみたいな裏切り者には寛容だけど、逆に -- 名無しさん (2021-07-27 20:29:39)
- (↑の続き)音波や光波みたいな忠臣でも結構どやされたりするし、そもそもスタスクに限って言えば「ニューリーダー病を発症するように煽られてる」わけだし… 「理想の上司」をネタじゃなくマジで言ってる人たちは、デストロンみたいにワンマン経営じゃないと暴走する人達なんだろうか… とまあちょっとシビアに書いちゃったけど、メガ様がデストロンのリーダーとして最も優れていることは事実だけどね -- 名無しさん (2021-07-27 20:40:04)
- >リアルな銃そっくりな玩具は出してはダメ 銃社会のアメリカなのに、何訳の解らない規制してるんだw。 -- 名無しさん (2021-12-08 22:03:46)
- ↑銃社会だからこそなのよ。向こうじゃ子供が親の銃を持ち出して誤って撃ってしまう事故が珍しくないから -- 名無しさん (2021-12-08 22:07:16)
- ↑まさに米国の病理。傍から見たら異常にしか見えんわ。 -- 名無しさん (2021-12-22 02:26:16)
- 5↑破壊大帝は部下があさっての方向に暴走するのをどうにかしないといけないからけっこう老獪ではあるよね -- 名無しさん (2022-01-06 21:53:19)
- ログ化を提案します -- 名無しさん (2022-02-26 22:05:02)
- 加藤精三さん以外の声でメガトロン(初代、G1)の声が合ってそう(似合いそう)な声優さんは大塚芳忠さん、中村浩太郎さん、喜山雅之さん、千葉繫さん、千葉進歩さん、子安武人さん、立木文彦さん、大塚明夫さん、若本規夫さんあたりが合ってそう(似合いそう)ですね。ガルバトロン(初代、G1)の声は大友龍三郎さんの声が合っている(似合っている)ので。 -- 名無しさん (2022-07-20 18:50:32)
- コメント欄をログ化仕様にしました -- (名無しさん) 2022-07-20 21:09:47
- 慈愛大帝はあくまで「デストロンはエネルギー強奪と宇宙征服を企む悪役」という前提あってこそのネタだよね。日本版最終回で「人間を拉致・洗脳して奴隷にする」って普通にえげつない作戦だし -- (名無しさん) 2022-10-23 01:00:10
- せめて日本限定でMP以外のワルサーに変形するメガ様が欲しい -- (名無しさん) 2022-10-27 19:17:34
- ↑4 山路和弘さんもメガトロン(初代、G1)の声が合ってそう(似合いそう) -- (名無しさん) 2022-12-05 17:32:25
- ジェネレーション版のB2爆撃機に変形するのカッコいいから、アニメか実写でリメイクされて出て来ないかな -- (名無しさん) 2023-08-16 15:26:29
- 確か「破壊大帝」は日本独自の肩書きで、本国だとシンプルに「ディセプティコン指導者」なんだっけ -- (名無しさん) 2024-03-20 21:04:00
- ロボセンのメガトロン(初代、G1)の声誰になるんだろう?ウォーサイバトロントリロジーのメガトロン(初代、G1)の声を演じていた大塚芳忠さんまたは実写映画版のメガトロンの声を演じていた中村浩太郎さんがいいな -- (名無しさん) 2024-05-22 18:35:45
- 裏切りに寛容なのって、優しいというより根本的に他人に期待してないからな気がする。千葉トロンほどではないけどこの人も割と人間不信のケはありそう -- (名無しさん) 2024-06-15 18:55:46
- この前の公式配信で改めて通しで観たら、必要以上に怒鳴り散らしたり、処刑チラつかせて脅したり、部下(主にスタスク)の進言に逆ギレして暴力振るったりも日常茶飯事で、思ってた以上に普通に嫌な上司だった。むしろそれが「いいとこだけピックアップしたら一見理想の上司に見える」ように振る舞ってるのもまた彼の悪辣さってことなのかもね -- (名無しさん) 2024-09-21 08:34:19
- 初代の日本語版だと爺臭い声だったらか、メガトロンがコンボイと同世代って知って驚愕した人も居ると思う。 -- (名無しさん) 2024-09-30 20:08:27
- クモの巣惑星ぱっと見は笑えるけど、よくよく考えたら「自分を裏切った側近を処刑した後、人間不信と暴力性に凝り固まって周囲に当たり散らす独裁者」という構図なんだよね。あんなんでもスタスクは一応ナンバー2だったし、レーザーウェーブは死んだし、唯一残ったサウンドウェーブは以前にも増して自己出張しなくなって内心何考えてるのかさっぱりだし -- (名無しさん) 2024-11-11 20:04:35
- 反対意見がなければ「理想の上司←メガトロン」のタグを「理想の上司←でもない」に差し替えたいと思います -- (名無しさん) 2024-12-30 20:15:10
- まぁ、当時のジャリ番の悪党が部下殺し民間人殺しは当たり前、失敗はもちろん気分次第で皆殺しとか言うのが普通だったっていう事情を知らないと普通に嫌な人の部類ではあるよ。アメリカでは生き死にの規制厳しい+玩具売るために殺しやキャラ退場をさせたくないから生まれた奇跡のキャラだよ本当に。 -- (名無しさん) 2024-12-31 13:30:40
- そう考えると、時代の変化とはいえ、プライムでクリフジャンパーやスカイクエイクを序盤から殺したのが、いかに思い切った行為だったのかが分かるな(いくらゾンビ化して再登場するといっても) -- (名無しさん) 2025-01-05 21:39:25
- 圧政を通じての平和←今のネット社会に必要なもの -- (名無しさん) 2025-01-17 08:41:51
- ↑4 4か月経過しても実行していないのは何故? -- (名無しさん) 2025-04-30 21:48:33
最終更新:2025年04月13日 19:45