登録日:2023/07/06 (木曜日) 11:43:00
更新日:2025/05/29 Thu 08:58:48
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新要素
◆プレイヤーカードの追加
会員登録者限定で、対戦前のマッチング画面で各々のプレイヤーカードが表示されるようになった。
事前に会員サイトで機体の立ち絵や背景、コメント、ランク、機体練度などを設定できる。
お気に入り機体を登録していると、その機体限定で個別設定も可能。
◆タイムレンタル
2023年8月1日より、5クレジット(500円)投入する事で30分間の連続プレイができる1人用時間貸しモードが実装。
これまでは店舗・筐体別に行われていた専有モードを公式の方でサポートする形式になる。
◆チュートリアル機能
2023年9月20日のアップデートで、新規のバナパスカードを使用してゲームをプレイすると、基本操作の実習とCPUとの模擬戦を体験できるチュートリアルが無料でプレイ可能になった。稼働から10年以上経ってようやく実装された初心者向けモードである。
追加でおさらいしたい場合は、トレーニングモードで再度プレイが可能。
◆機体スキン解放キャンペーン
本作より開始された新たなキャンペーン。
期間中に獲得できるポイントを溜める事で、機体の外見を変更できるようになるというイベントである。
ポイントは、対戦/CPU戦30回で2P、対戦勝利/CPU戦10回クリアで3P、5000GPと引き換えに1P、有料会員登録連動で10P溜まる
色違いなだけなのにセコい仕組みになっている。
これらを累計で40P(第六弾以前は60P)溜めるとスキンが手に入るが、これらはイベント期間中限定の取得方法であり期間外であっても機体熟練度星16になれば獲得できる。
10月12日~11月1日の第一弾は
G-3ガンダムのカラーリングになるガンダム。
11月30日~12月20日の第二弾はMEMORY OF EDEN版のカラーリングになる
ガンダムレギルス。
1月18日~2月7日の第三弾はEXVS 10th ANNIVERSARY版のカラーリングになる
エクストリームガンダム type-レオス エクリプス-F。
3月28日~4月16日の第四弾はプロトカラー版の
ガンダムNT-1。
5月24日~7月18日の第五弾はプライマルカラー版のネクストリームガンダム4機。
8月7日~27日の第六弾はインスペクションカラーの
ダブルオーガンダムセブンソード。
10月9日~29日の第七弾は獅子吼カラーのRX-零丸。
12月25日~1月14日の第八弾は三号機カラーのガンダムX。
変更点
◆ランク制度刷新とオンライン対戦モードのリニューアル
従来の『新兵~大元帥』と『D~EXXランク』を廃止し、『Over/Ace/Valiant/Pilot』の4クラスに統合。更にプレイヤーレベルが設定され、そちらはランクとは関係なしにプレイして上げていくものとなる。
2024年3月1日からは上位ランクとしてOVERが追加した。
オンライン対戦モードは、ランクマッチとフリーマッチの2つに変更。
ランクマッチは上記の3クラスの階級内で競う
ゲームモードで、基本的に同クラスのプレイヤーとしかマッチングしない。対戦に勝利・敗北するとクラスレートが変動し、自分が今クラス内のどのポジションにいるのかを判別する事ができる。また毎週月曜日にクラス変動が発生し、上位10%勢の昇格と下位10%勢の降格が行われる。
フリーマッチは無条件で行われるゲームモード。プレイヤーレベル・ナビアシスト親愛度・機体熟練度のみが反映され、プレイヤーのクラスなどには影響しない。ランクマッチで同クラス帯とマッチングしなかった場合は、自動的にフリーマッチに移行するようになる。
◆ゲームプレイシステムの変更
1クレジット2プレイ限定のモードが追加。これにより短時間でサクッとプレイしたい人でも、おおよそ10分程度でプレイを終了する事ができるようになった。
また通常プレイにおいて勝利していても、勝利画面でメニューボタンを二回押す事でメニューが表示され、強制的にプレイを終了できるようにもなっている。
トレーニングモードでは二人でプレイできるようになった。
これによりリリース当初の検証や新機体・新要素などのアップデート後検証が容易となった。
◆全機体共通の調整
前作EXVS2XB稼働当初にもあったインフレ抑制のための措置が本作でも取られている。
具体的には『振り向きアシスト呼出技の削除』『攻撃判定を持つ落下技で着地後にステップを踏む(いわゆるピョンズサ)と接地を維持できず浮くようになる』『火力が落ちる緑ロック補正の追加』『プレッシャー系武装の弾数消費タイミング変更』などが挙げられる。
このうち『ピョンズサ削除』は、10年以上長きにわたって生かし続けられてきたテクニックだっただけに、ピョンズサありきで設計された機体を無に帰したと言っても過言ではなく、多くのプレイヤーがその衝撃と影響を強く受けている。
もう一つの『緑ロック補正』により緑ロックで撃った射撃は全て20%ダメージ下がるようになり、照射ビームの曲げ撃ちや爆風の大きい核など後ろから攻撃できる武装を持つ機体も立ち回りの変更を余儀なくされた。…と言いたいが、このゲームでは20%減ったとて大ダメージに変わりないので、ビーム垂れ流しの風潮は変わらず「自分が攻めるのではなく相手が赤ロックに来たら撃てばいい」という待ちゲー環境が加速しただけだった。
ほかには全機体程では無いが、覚醒中一回限定のアシスト呼出技や旧覚醒技の特殊格闘派生行きなどが散見される。
前作からPVで事前に何機調整が入るかの予告をしていたが、今作からどういったコンセプトで調整したかを大まかに記載するようになった。
またカジュアル配信のような場では運営側からの意図が追加でコメントされるようになり、より意図が分かりやすくなったような気がする。
ついでにPVのメイン画面に映るのは上方調整機体のみで、つまりは全体調整機体数からPVに映る機体数を引くと下方調整機体数が分かるという侘び寂び文化が芽生えた。
2024年9月のYoutube配信では、出演者より聞かれた際には「上方とか下方とかじゃないけど」と前置きしたうえで明らかに下方調整しかされない機体を名指しでリストアップした。
参戦機体数の増加もあってか、稼働~最終アプデまでで調整が入った機体のべ数は過去最高となった。
ただ、これは後述する複数回の下方が入った機体が多い側面も含んでおり、ひとえに喜べない点である。
加えて、調整が入っていない機体数も非常に多く、アプデ回数にも限度があるなかで運営の舵取りの難しさや荒さがうかがえる。
◆
上方調整の評価点
上方調整機体はムラがあり、調整前からほぼ変わらなかった機体も少なくはない。
とはいえガンイージのアシスト呼出が大量追加されるような個性を更に強化した例や、
劇場版のインパルスガンダムの技を技を再現した例など、技の強さ云々以外にキャラゲーとして機体の個性を活かすような面白い調整が散見されている。
またリフレッシュ調整が再度導入され、ユニコーンモードが追加されたバンシィ・ノルンや風雲再起に乗るようになったゴッドガンダムなど6機が使用感を新たに登場し、GGGP決勝大会後にはプロヴィデンスやガンダムX魔王など6機がさらに対象となった。
また、前作までに何度か見られた「同一機体の複数回強化」は、リフレッシュ調整に際してバランス取り目的と思われる部分的な下方が響いたゴッドとバンシィ・ノルンの2機に留まった。
◆上方調整の問題点
1機体につき1回は強化を貰えるチャンスがあるが、強化内容にはムラがあり環境を圧巻するほどの強さを与えられる機体と以前よりかはマシな性能になった機体の二極化が激しい。
前者のような機体はザクアメイジング、G-セルフ、ダークハウンド、バンシィ・ノルン、ヴィシャスなど過剰な強化により環境バランスを崩すものが多く、中でもHi-ν、ノワールの2機は上方された途端に勝率55%前後を記録・キープし続けると凄まじい戦績で環境を荒らし尽くした。
また相変わらず機体選定も曖昧で、前作中期に大暴れしたエクスプロージョンを格闘機なのに射撃を強化する、強化は必要ないと言われていたレギルスやウイングゼロ(EW)が底上げ調整を受ける一方で、長らく強化を貰えず低評価扱いを受けている機体はおざなりというのも珍しくない。このような有様から上方調整機体はダーツで決めていると揶揄されてしまい、公式Q&A配信でもネタにされていた。否定しきれていなかったのがまた……。
◆下方調整の評価点
全体的に問題視されている機体の原因を愚直に下げるのではなく、機体コンセプトを守りつつ突出し過ぎないよう配慮する調整が多め。
なので下方調整を受けたとしてもアイデンティティ全てを喪失する例はほぼ無く、何かしらの強みを維持したまま環境に留まるケースもある。
また、イージスやイフリートといった上位層で成果を出した機体を下方する、AGE-FXといった上位陣の下方により台頭が予想される機体の緊急下方など、不健全とされる性能の機体を見逃さない姿勢は一部から評価されている。
◆下方調整の問題点
慎重に慎重を重ねすぎるせいか一度目の下方修正はほぼ無傷という風潮は変わりなく、環境トップに立つような強化を貰った機体は軒並み複数回の修正が大前提という状態が恒常化している。
更に上方調整した部分には極力手を付けないという方針のせいで、Hi-νは共振中の連動ファンネル以外を徹底して5回弱体化されてしまったので、却って共振ファンネル以外が微妙な性能になるという逆転現象が起こってしまっている。
新規リリースされた機体は過剰な強さを持って登場する場合が多く、ダブルオースカイはとんでもない勝率と使用率を誇ったが数か月も放置された上で複数回の下方調整を経て、半年後にようやく異常数値から収まっている。その反動で直後にリリースされたファラクトはシリーズ史上最短の3日で下方調整されたが。
また、あまりにも環境を壊す機体が立て続けに出現しているからか、リリース後または上方後1ヶ月で即下方するケースも多く、Hi-νは歴代最速下方記録を塗り替えた。
一方で下方で使用者が減ったことでかえって勝率が上がってしまったケースも散見されており、ノワールが2度目の下方を受けてすぐに過去最高勝率の56%台を叩き出すと調整不足の否めない状況が続いている。
加えて下方される機体やその下げ幅もかなりマチマチであり、優秀だがバランスは崩していない良機体として評価されたヤクト・ドーガが1回の下方でピンポイントに長所を消されて環境落ちしたり、上位勢にしか評価されていなかったイージスガンダムが不自然なまでに大幅弱体化されるなど、「(上位コテによる)政治による下方枠」という言葉が認知されるようになった。
◆覚醒システムの追加・変更
本作では従来のファイティングバースト、シューティングバースト、カバーリングバーストの他に、ヴァーティカルバーストが追加された。
従来のお互いに覚醒タイミングを合わせると発動するEXバーストクロス効果は覚醒時間延長以外の従来の効果は削除され、新規に追加された単体で覚醒しても僚機にも恩恵が与えられるシステムを強化する役割に変更されている。
本作共通の特徴として、前作ではシューティングバースト限定の効果だったキャンセル補正免除が全覚醒共通のものとして追加されている。
さらに覚醒中は自機・僚機共に対応する覚醒色のオーラを纏うようになり、視覚からも分かりやすくなった。
通称F覚醒。
覚醒すると僚機の格闘攻撃ダメージ率上昇とブーストゲージが少し回復する。
EXバーストクロス時には追加で格闘攻撃ダメージ率上昇効果が入る。
積極的に格闘を振りにいける機体は勿論、前作でM覚醒を推奨されていた機体であっても適用されやすくなった。
通称S覚醒。
覚醒すると僚機の射撃攻撃ダメージ率上昇と弾数ゲージが回復する。
EXバーストクロス時には追加で射撃攻撃ダメージ率上昇効果が入る。
射撃の択が豊富な機体が積極的に選びやすいが、そういった機体はC覚醒の方が良いと推奨される事が多く、若干不遇な立場である。
通称C覚醒。
今作では自機への防御補正が追加されるようになり、自機へのカバーリング要素が強くなった。
覚醒すると僚機の覚醒ゲージを徐々に上昇させる。
EXバーストクロス時には覚醒ゲージ上昇率が更に強化される仕様に変更。これと覚醒時間延長が強力に噛み合っており、コスオバを受けた機体が1試合中に3回覚醒することも珍しくなくなってしまった。
極端だが(相性が非常に良い他覚醒がなければ)迷ったらC覚醒を選べばいいと言われるほど万能で、特に後衛機はS覚醒よりC覚醒を推奨・使用するケースが多い。
通称V覚醒。
発動中は機動力の上昇とレバーN状態でブーストボタン2回押しをすると全ての行動をキャンセルし垂直落下する。
前作のM覚醒の系譜を継ぐ覚醒ではあるが、あちらほど機動力が高いわけではなく三次元での機動性を重視した方向性に切り替えた。新要素と言いつつGVSの要素そのままであるが。
覚醒すると僚機の機動力が上昇。EXバーストクロス時には更に機動力が上昇する。
しかし前作のM覚醒ほどの機動力ではなく、EXバーストクロスの効果の弱さや補正値の低さから選択肢として選ぶ機体は極僅かで、新コマンドも狙って出すより事故で出してしまうリスクの高さから敬遠されがち。
◆僚機の状態表示が追加
僚機がダウン状態になると、機体表示画面に覆いかぶさるように『DOWN』の表示が出るようになった。
◆選択やり直し機能
マッチングタイプ選択からステージ選択をするまでの間、一度だけゲームモード選択まで遡って選択をやり直す事が可能となった。出来なかった今までがおかしい
機体選択時間自体も前作と比べかなり延長されている。
◆通信メッセージの調整
対戦中にスタートボタンを長押しすると通信がミュートできるようになった。
この機能は会員サイトでも選択でき、その場合はスタンプのみ受け取るという選択もできる。
だがミュートにしているかどうかは僚機プレイヤーへ通知が行くので、あくまで通信内容の非表示程度に収まっている。
注意点だが、自分は通信ミュートにしていても僚機プレイヤーもそうとは限らないので、しっかり通信を送らないと無通信のマナー違反者に成り下がるだけなので気をつけよう。
また敗北時に相方へ「いい連携でした」「次もよろしく」などの皮肉めいた通信が送れなくなり、マッチ終了後の通信は勝利時限定になった。
更に一部のスタンプ通信は煽り目的で使用されていたケースが報告されたのか、スタンプ内コメントが変更されている。
2023年9月20日のアップデートでは、通信メッセージの送信クールタイムが短縮された。
◆レーダー表示選択
今まで自機を中心に円状で表示されていたレーダーだが、四角に固定化された新タイプが追加された。
こちらも会員サイト内の設定で変更できるが、お気に入り機体ごとの個別設定はできない。
◆エクストラ機体の一般化とリバイバル機体の実装
EXVS2~EXVS2XBでモバイル会員限定で使用できたエクストラ機体が、既存機体として常設化されるようになった。
元々EXVS2XB末期の時点で全プレイヤーに使えるイベントがあったのが、イベント状態ではなくなったような具合になる。
本作稼働後は暫く音沙汰が無かったが、2024年8月にガンダムヘビーアームズ改(TV版)がリバイバル機体としてリリースされた事で復活。一方で今までエクストラ機体として配置されていた機体が、通常機体の参戦枠として参戦するようになった点に関しては賛否両論。
前作から度々問題視されていた事ではあるが、既存機体からコストダウンして性能がマイルド化したエクストラ機体・リバイバル機体の方が使いやすい。
例えば2500コストのインパルスガンダム(シン機)だが、
機動力こそ高いが射撃・格闘共にパッとしないフォース・格闘は強いが警戒されやすく差し込み武装の少ないソード・射撃は強いが機動力が低く常態的に使うには弾数の足りないブラスト
と長所と短所がハッキリ出ている。
しかしこれが2000コストのインパルスガンダム(ルナマリア機)になると、
換装が無くなりそこそこの機動性と新規アシストで手堅く立ち回れるフォース・特殊格闘に限定された事でむしろ決め技専用として使いやすくなったソード・CSに配置され弾やタイミングをさほど気にせず使いまわせるブラスト
と長所も短所もマイルド化した結果使いやすくなりコスト事故も起こりにくくなった。
とはいえシン機にも換装を利用したキャンセルムーブ等独自の強みはあるため、これでも他と比べると差別化はされている方である。
他機体に至っては
- ブレイヴに比べ実弾射撃のみとなったが任意変形が可能となり使い勝手の良いアシストと下格闘を貰ったフラッグカスタム
- EW版とは違いジャマ―の常時展開やクローク防御はできないがジャマ―を展開する格闘とクロークを閉じつつ蹴る格闘が付き射撃も強くなったデスサイズヘル
- 操縦性は旧トールギスⅢの劣悪性そのものだが、押し付ける射撃の選択肢は豊富で下に下がって上にも上がる
インチキじみたサブ射撃を持つトールギス
など、とにかく既存の高コスト機体が大損をするケースばかりであった。
さらに本作では
- 圧倒的な回避性能を持つEW版と比べると流石に劣るが優秀な回避力を待ち、質の良いビーム・実弾・ミサイル射撃を連射しつつアシスト二機を間に挟む事で押し付け性能が激増し、回避しながらの猛攻を仕掛けてくるヘビーアームズ改(TV版)
- ヤークトアルケーが持っていたステルスフィールドをアシストとしてワンボタンで出せるうえ、アルケーが渇望した足の止まらない射撃や降りテクを有し挙句初段性能良好な高威力の格闘を持つスローネツヴァイ
と、コストは低いのに性能や使い勝手は上回るほぼ完全上位互換になり前作以上に悪化している。
ハイネ専用デスティニーガンダム?あれはデスティニーの下位互換じゃなくてグフイグナイテッドの上位互換だから……。
◆キャラグラフィック関連
前作までは「ゲームに直接影響を及ぼす要素ではない」という理由から、キャラクターのグラフィック変更はアナウンスされていなかった。
しかし本作からはしっかりアナウンスがされるようになった他、2024年4月のアップデートではナビアシストのキャラクターグラフィックが調整されるようになった。
会員サイトでの仕様変更
◆会員サイト登録者限定報酬の変更
サイトにアクセスすると毎日ログインボーナスが貰えるようになった。
更に従来のランク達成報酬からプレイ回数達成報酬に変更され、様々な報酬を気軽に入手できる。
2023年11月21日からプレイヤーステッカーガチャというイベントが開始されたが、一回回すのに300円(3クレジット)かかり、全て獲得するには13,500円かかる。ラインナップは過去作の使いまわしがほぼ全てを占めるというのに……。
◆カスタマイズ称号の追加
プレイヤー画面で表示する称号を、カスタマイズコメント同様の方式で作成する事ができるようになった。
①/②/③の3つを組み合わせて一文を作ってオリジナルの称号を作成する。背景など文字以外の設定は従来のものを使用できる。
しかしリリース当初は白文字しかないため、一部の背景や効果を合わせると白色で被って見えなくなるため注意。
参戦機体
新規追加機体を太文字表示とし、リバイバル機体は赤文字表示とする。
前作EXVS2XBよりコスト変更のあった機体は、コスト横に『▲』『▼』表記を設ける。
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
オーヴェロン:25
ガンダムビルドファイターズAR
ホットスクランブルガンダム:30
MSV
機動戦士ガンダム 逆襲のシャアMSV
機動戦士ガンダム00V
SDガンダム外伝
THE LIFE-SIZED νGUNDAM STATUE
機動戦士ガンダム N-EXTREME
N-EXTREMEガンダム・エクスプロージョン:30
N-EXTREMEガンダム・ザナドゥ:20
N-EXTREMEガンダム・ヴィシャス;25
N-EXTREMEガンダム・スプレマシー:15
エクバフェス
前作のクロブフェスが名前を変えて続投オバブフェスじゃダメだったんですか。
特殊ルール型オンライン対戦イベントで、一定回数プレイすることで特殊な称号などを貰える。
単一の特殊ルールだけが選定される場合と、複数の特殊ルールの混合や日毎にルールが変わるパターンもあった。
出撃前に2機体を選択してマッチ開始直前にどちらかを選択する方式。
最初に敵チーム含めた全員の選択機体が表示された後、自チーム内でどちらを選ぶかの猶予が与えられる。その後に各々が選んだ機体でマッチが開始されるという流れ。
シャッフルで頻発するコスト事故、相性の悪い機体とのペア、対面と組むリスクを大幅に下げることができる。
しかし覚醒を変えることができなかったり場合によってはコスト事故or機体相性が極端に悪い機体を選ぶことになってしまうことも。
家庭用EXVSMBONでも採用されていた1対1の対戦形式。
更に日ごとに使用できるコスト帯は変更されるため、同一コスト同士のバトルが基本となる。
なお『ハンブラビ』『ガンダムAGE-2ダークハウンド』『クロスボーン・ガンダムX1改』『グフイグナイテッド』『モンテーロ』の5機は使用できない。いずれも意図的に拘束時間を極端に伸ばせる技を持つ機体であり、1on1というルールに置いて(基本的に)コンボ時間をいたずらに伸ばすのは無意味かつ相手への煽りともとられる可能性があるため、意図的な長時間の拘束を禁じるための防衛策ではないかと言われている。
家庭用EXVSMBONなどで1on1をプレイした事がある方なら気付いている方も多いと思うのだが、コスト2000以下同士のマッチでは対戦時間240秒以内に勝敗が決する事がやや難しくなっている。そのため対戦時間が240→270へ延長された。
また全体の修正としてタイムアップでもスコアによる勝敗判定が行われるようになったため、現在では両者敗北という場面は起きないようになっている。
とはいえこの仕様変更により相手の攻めを待って迎撃すればいいセオリーが完成している本作シリーズの悪い所が出てしまい、スコア有利が確定した瞬間に遁走しまともに対戦をしないプレイヤーが続出した。
機体を撃破するとその機体のコストに応じた以下のスコアが自チームに加算されていき、制限時間までに獲得した合計スコア量を競う。
戦力ゲージは撤廃され、撃破されてもコストオーバーなしで何回でも再出撃できる。このためコストオーバーで再出撃すると何らかのデメリットを追ってしまう機体(クロスボーン系のマントやG-セルフ(パーフェクトパック)のリフレクター等)はデメリットを無視することが可能。またコストオーバーによる耐久減少も当然ないため、撃墜されても永続する換装を持つ機体(ノーベルガンダムや2500コストのエクストリームガンダム3機等)は通常の対戦と違い派手に動き回ることが可能。
更に
自爆による自死はカウント対象外となっているので、元のごり押し格闘と拘束力で比較的ルールに適しているザクⅢ改が散見され、あちらこちらで「
バンザーーーイ!!!!」と叫ぶ
マシュマーが見られた。
残30秒になるとアラートで現在の自チームが有利か不利かを表示してくれるのだが、これらはアタックボーナスや撃墜ボーナスを参照した「通常のスコア」でありスコアバトルの撃墜ポイントの有利不利を示すものではない。基本的には撃墜ポイントが有利=スコアも有利と捉えてよいが1500コストの機体が絡むと撃墜ポイントでは勝っているがスコアで負けてる(逆も然り)なんてことも。
また戦力ゲージがない関係上、通信の切断等がない限りは制限時間いっぱいまで試合が続く。不利チームに対する救済は一切無いのでスコアに大きな差があると捨てゲーに走るプレイヤーも散見されている。
一度EXバーストを発動すると、撃墜されるまで効果が継続されるようになる。なので覚醒中の爆発力に長けた機体は特に恩恵を受けやすく、優位に立ちやすい。
EXバースト中の覚醒技は一度しか使用できない他、ダブルオー系の量子化回避ができる機体は本イベントでは使用不可になる。
覚醒落ちペナルティが無いので再復帰時には一定量EXバーストゲージを保有して復活するのだが、すぐに発動できないので必然的に耐久値が少ない後落ち側が不利になる。
おススメはSバーストで、核弾頭を数秒に一発放つ試作二号機や、ブーストより残像で動き回るデスティニー、全盛期ボンバーニィと化したザクⅡ改などが暴れ回る。
Cバーストは相方へのゲージ譲渡というメリットが薄れてしまったが、覚醒抜けのデメリットを相殺したうえで防御補正が常時付くので安定感は抜群。
Fバーストは押し付け力の高い機体であれば効果的ではあるが、やはりゲージ無限という点から迎撃能力が高くなるSバーストにおされがち。
そしてV覚醒はGUNDAM_VESUSやってるとか言われる。
8thで久々に単独ルールで復活したが、時はHi-ν全盛期の時代であり、無限EXバーストにより延々と遠距離からビームライフルと自動追撃ファンネルでじり貧にされるという地獄絵図が展開された。
再出撃をすると与ダメージが1.5倍になる特殊ルール戦。
さらに再出撃時にコストオーバー状態であっても耐久値はMAXで復帰できるため、通常ルールよりかはリスクが減少している。
単発火力の高い機体、高火力コンボが決まりやすい機体が特に真価を発揮しやすい。
余談
・本作稼働前に公開されたCMの中に、
プロスぺラ・マーキュリー(CV.
能登麻美子)が声を当てているバージョンがあった。
本編で大暴れした
姑母親とあって、エアリアルのプレイ画面が映りながらその勝利を宣言する台詞には異常な威圧感があった。
・毎シリーズ行われる本稼働前の試遊会だが、本作は
秋葉原のnamco秋葉原店での抽選会と大型店舗限定の1st&2ndトライアルという形式を取っている。
使用できる機体に制限こそあれど、特に後者は抽選などが必要では無かったので多くのプレイヤーがゲームに触れられる良い機会となった。
・ストライクガンダムとイージスガンダムにSEED覚醒コマンドが追加された事により、
SEEDを持つキャラクターの中では
シンの機体だけSEED覚醒コマンドが無い状態になった。
コマンド枠が空いていないだけなのか、意図したものなのかは不明だが、後発で参戦したライジングフリーダムですらSEED覚醒を持っている。
・2024年9月には、それまで行っていたYoutube配信のジャンルとしてカジュアル配信が追加。
事前に集めた質問にプロデューサーが答えるコーナーがあり、全体的にあまりハッキリ答えていないがゲーム内容やバランス調整に関するプレイヤーからの思惑に対する意図説明などを行っている。
また新機体や調整内容発表においても、該当機体の説明や映像を交えた解説などでよりアップデート内容に対する理解度を上げようという方向性を示していた。
新規参戦機体と緊急下方について
新規参戦した機体が強すぎた場合に行われてきた恒例行事緊急下方修正だが、本作では明暗が大きく分かれた。
- 2023年9月のアップデートで新規参戦したガンダムダブルオースカイ、および2024年8月のアップデートでリバイバル参戦したガンダムヘビーアームズ改だが、リリース直後から余りにも強い性能を有しており、1回目の下方修正がされるまでの間は毎週勝率が50%以上を維持し続けるという圧倒的強さを誇っていた。
インフィニットジャスティスガンダム弐式はズゴックとキャバリア―装着形態を行き来する時限強化機+自衛特化のジャスティスという設計だったのだが、時限強化前のズゴックの時点で並の3000くらい強い・キャバリア―は圧倒的な射撃性能で打算がないというゲーム性を崩壊させるコンセプトで同等の戦果を上げてしまった。- 戦績の具体例を挙げると、ヘビーアームズ改は一週間で下方修正されたベルティゴ同水準まで至ったのだが、この間までに運営は緊急下方修正などを行わず沈黙していた。
- 一番使われている機体が勝率も一番高い…このことが200以上のキャラがいるゲームとしてどれだけおかしいことかは言うまでもないだろう。
- にも関わらずいずれも緊急修正は入らず、入ったところで異常な強さには変わり無く…といった具合でゲーム環境はかなり荒れた。プレイ回数=ゲーセンや開発側にも大きな損害となったことは想像に易い。
- 2023年11月のアップデートで新規参戦したガンダム・ファラクトは、無印EXVS時代の初期ケルディムを彷彿とさせる超強力なビーム狙撃を実質弾数無限で撃つ性能を持って参戦……したのだが、飛び抜けて強い性能を有していたためリリースから僅か3日で下方修正と歴代最速の緊急下方修正を実施。皮肉にもシリーズ史上最短期間で下方された機体が生まれてしまった。
緊急下方自体は受け入れられつつも、土日を挟まない爆速修正だったため1回も触ることなく終わってしまったプレイヤーからは少し残念がられことになった。
- 2024年11月にリバイバル機体として参戦したガンダムスローネツヴァイは、単純な性能もさることながら弾を発射しなければブーストがなくても延々と追える等
複数のイカサマ極まる武装性能
が不具合扱いで弱体化され「仕様を不具合扱いにしているのでは?」と揶揄された。
ちなみにロケテスト時点でヤバイと言われた性能で稼働を迎え、2週間で緊急下方されたガンダム・キマリストルーパーと、緊急下方の機体がコスト2000に集中していた。
- 2024年12月に参戦したトランジェントガンダムは、圧倒的な性能で前々作の全盛期ライトニングを超える勝率53%・使用率22%と歴代最高記録を達成した。
参戦を告知した公式生放送において、「2月の全国大会終了までバランス調整はしない」と宣言していたため緊急調整は絶望視されていたが、クリスマスイブに前作の烙印福νの下方と同様に声明文を発表、宣言を破る形で緊急下方が実施された。
調整実施が本戦出場を決めるエリア決勝大会の終わり際であったこと、大会に出場しないプレイヤー向けとして追加したにも関わらず環境を破壊し尽くし、なんなら大会シーンにも悪影響を与えたこと、最終的に調整しない宣言をしたにも関わらずそれを破ったことがプレイヤーの心象を大きく損ねる結果となった。
反面、新規参戦でも弱い機体はとことん弱いという作品でもあった。イヤミか、貴様!
- 第一弾新規機体はぶっ壊れというジンクスがある本シリーズだが、ドレットノートイータは個性こそあれど実戦で通用するとは言い難く、一度の上方修正を挟んでなお中堅機体に留まった。
- 24年4月に参戦したダリルバルデは、隣接セットプレイ機体なのに肝心の近接択が弱い・むしろ誘導する機雷が強いという本末転倒な機体設計でブービー級の戦績を維持してしまった。
こちらもイータと同時に上方修正されたが、癖が強い武装が多く職人向けとして扱われることに。
それ以外は、2000射撃機として十二分の性能を持つヘカテー、近距離オバヒ暴れ機体の割に遠距離でも弾が強いトーリスリッターなど勝ち筋に持ち込みやすい機体も多かったが、同時期の壊れ機体の陰に隠れることとなった。
追記・修正は進化する!
next:機動戦士ガンダムExtreme vs.2 INFINITE BOOST
- 今回は前作の初期稼働に比べて機体のコスト変更や機体追加は抑えめに感じるなぁ。かわりに会員限定機体の一般追加があるから取り損ねていた人からすれば大分増えたようには感じるかもしれんけど -- 名無しさん (2023-07-06 22:53:13)
- まだ放送している水星の機体が参戦って00のエクシア以来の速さ? -- 名無しさん (2023-07-06 23:26:36)
- ↑ガンネク時代のユニコーン(パイロット無し)がある -- 名無しさん (2023-07-07 00:17:16)
- あとバルバトスも確か二期終了間際だった気が -- 名無しさん (2023-07-07 00:21:26)
- プラスコイン改悪がげんなりする。前作で3戦0勝あるいは4戦1勝がデフォだった人間以外損って極端な… -- 名無しさん (2023-07-07 09:25:48)
- 鉄血はフォースだけど1期放送中に来てるよ -- 名無しさん (2023-07-07 13:15:23)
- ↑(フォースの存在を完全に忘れてたとか言えない) -- 名無しさん (2023-07-07 17:37:04)
- EXVSシリーズで初めて主題歌が無いんだな。 -- 名無しさん (2023-07-08 14:07:49)
- せめてステージは増やせよ…アスティカシア学園演習場とか惑星エルドラとか -- 名無しさん (2023-07-08 15:57:00)
- ↑そもそもONからエクバ2になった時にステージ減らしたのがなぁ。 -- 名無しさん (2023-07-08 20:13:21)
- 相変わらずサイド7固定なのでスマブラみたいな「ステージのサイド7化」が望まれる そろそろ無理かなぁ… -- 名無しさん (2023-07-08 20:26:15)
- 結構混んでるから、人気なんだなあ -- 名無しさん (2023-07-09 00:04:57)
- 言うてサイド7ってスマブラで言う終点と違って坂があったりするんだよなぁ。フラットってだけなら農業プラントとかもあるんだけどね -- 名無しさん (2023-07-09 08:52:00)
- 今のところ3000コスト以外が弱く(特に1500)感じるから調整してくれたら嬉しい -- 名無しさん (2023-07-09 09:09:00)
- 全体的に強くてめっちゃ楽しいゲームになった -- (2023-07-09 22:25:18)
- 参戦機体が多すぎるから格納して、新機体、コスト変わった機体だけ表記しとくのはどうだろう? -- 名無しさん (2023-07-10 21:51:18)
- ↑9 主題歌あるぞ -- 名無しさん (2023-07-11 23:18:09)
- どうでもいいけど、OVER BOOSTってタイトルは着地硬直を取られそうで少し不吉なタイトルだなぁw -- 名無しさん (2023-07-25 21:41:34)
- ↑実際エクバが終わりそうなタイトルだしなぁ。 -- 名無し (2023-11-19 22:04:41)
- どうせもう誰もゲーセンでやってないから早く畳んでCSで出してくれ -- 名無しさん (2024-10-18 00:35:04)
- 大戦シリーズと並んでアケの対戦ゲーム最後の砦感ある -- 名無しさん (2024-12-25 01:12:42)
- これで -- 名無しさん (2024-12-26 08:16:07)
- これで、EXVSシリーズは今日のアスラン諸共、何もかもオシマイダー!助かり…ました…… -- 名無しさん (2024-12-26 08:17:02)
- ヘビアツヴァイトランジェントの流れマジで終わり散らかしてて草も生えないんだけどどうするんだろうこの先… -- 名無しさん (2025-01-03 17:48:28)
- 祝!!新作リリース決定。 -- 名無しさん (2025-02-17 12:22:30)
- 続編のタイトルは『INFINITE BOOST』 公式略称は『イニブ』 -- 名無しさん (2025-03-11 22:00:15)
- ↑マーク・カラン「で、俺の出番は?」 -- 名無しさん (2025-03-11 22:45:17)
- ↑4そこにズゴック(陰者弐式)も加わった模様… -- 名無しさん (2025-03-12 00:13:50)
- パーフェクトガンダムはいつになったら復活するのか… -- 名無しさん (2025-05-27 14:06:04)
- ↑6ヘビアツヴァイトランジェントよりキマトルズゴックの方がヤバかった(個人的には)。ちまちま削られるのもストレスたまるけどバ火力でこっちが必死で稼いだダメージレースを一瞬でひっくり返されることほど虚無いもんはない。まさに賽の河原。 -- 名無しさん (2025-05-28 08:35:18)
- 百式フォビファントムオーヴェロンあたりはついに一度も上方貰えなかったな…。過去に暴れ過ぎたとはいえ暴れたのは運営の調整不足が原因なのにお仕置き修正が常態化してるのは笑えない。フォビとかもう許してやってもいいだろ -- 名無しさん (2025-05-29 08:58:48)
最終更新:2025年05月29日 08:58